土方奈美のレビュー一覧
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『ティッピング・ポイント』とは、社会が大きく変わる転換点のこと。小さな変化の積み重ねが、突然大きな変化を引き起こす。2000年に出版された同書では、「少数者の法則」「粘りの要素」「背景の力」の三原則が働いており、複雑系の世界ではそれが重要な要素だ、という話。
2025年に出版された本書『超新版 ティッピング・ポイント』、原題は『Revenge of the Tipping Point』では、世の中を動かす裏の三原則として、「空気感」「スーパースプレッダー」「ソーシャル・エンジニアリング」が提唱されている。
それぞれの詳細について、面白エピソードと科学的エビデンスで説明される。
最後に、
「第4 -
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ネタバレ著者の『逆転』は10年くらい前に読んでいて、ダビデとゴリアテのように逆転劇はどのように成し遂げられるかについてなどあり、企画書に使わせてもらっていた。本書は、25年前に書かれてヒットした前作を同じタイトルながら、全く書き直している。いかにマイナーなことがメジャーになるかについてさまざまな事例を挙げながらそのポイントを解説しているが、25年前は「少数者の法則・粘り・背景のチカラ」だったが、本書では「空気感・集団構成・スーパースプレッダー」と説く。登場する事例が面白く、銀行強盗だったり、コロナだったり、麻薬だったりする。ちょっと馴染みがない事例も多いがデータを踏まえていて納得させられる。今の言葉で
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ネタバレこの本は
①、我々の知識の殆どは他人(環境)任せ
②、我々はその事を理解出来ていない
③、しかし①である方が効率的
④、しかし②を理解していないと問題が多発する
と言う事を、例を挙げて解説する内容が終始延々と記述されており、恐らく誰しも何となく思っていた事が殆どに感じます。
それでも良い本だと思うのは、あとがきに書いてあるとおり、『改めて考えてみるまで、こうした考えを明らかだとは思わないから』。
内容は具体的な事柄に対しての対策と言うよりも人生の各事柄(生活、勉学、人間関係)のどの事にも言える汎用的なもので、且つふわふわと思っていた事が明確化された事で各事柄に対するより良い選択や方向性の決 -
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ネタバレ1. 「知性」は必ずしも賢明な判断に結びつかない
・高いIQ、教育、専門知識を持つ人が、逆に誤った判断や愚かな決断をすることがある。
・実際に、IQ190以上の天才でも平凡な人生を歩んだり、専門家が陰謀論や非科学的な信念に陥ったりする事例が紹介されている。
2. 主な認知バイアス:「動機づけられた推論(マイサイド・バイアス)」
・知識や知性がある人ほど、自分の信念を正当化するために知能を使いがちで、都合の良い情報だけを選び取る傾向がある。
・専門家には「獲得されたドグマ主義」(acquired dogmatism)や「知識の呪い」が存在し、自分の専門分野以外を過小評価したり、新しい視 -
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ネタバレ優れた知性と優れた洞察力は同じではない。キャリー・マリス、ポール・フランプトン、アーサー・コナン・ドイルなど。
知能水準が高い人は、他人のアドバイスを受け入れず、自らの判断を正当化する主張が得意。その結果自分の見解に固執する。医療現場では深刻。
「ジャックはアンを見ており、アンはジョージを見ている。ジャックは既婚だが、ジョージは違う」一人の既婚者が一人の未婚者を見ているのか。
認知反射を測定するもの。陰謀論、フェイクニュースに騙されやすい。
大抵の人はモノを考えているつもりで、先入観を組み替えているに過ぎない。
フリン効果=年々IQが上昇し続ける問題。教育が進化して低年齢化しているから。 -
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ネタバレ本書で最後に紹介されていた投資の10カ条
1.完璧な投資家は存在しない。それでも投資をしないという選択肢はない
2.投資にタイミングはない。あるとすれば手元に資金があるときである
3.話題の投資には要注意。あくびの出る話に投資せよ
4.基本は「長期・分散」、複利効果でお金に働いてもらうこと
5.インデックスファンド・ETFに勝てるプロはまずいない
6.高い手数料は致命傷。金融機関は隠し事の天才
7.方針を決めたら変えない。ただし、年に一度はリバランス
8.市場の調整に動じない。たいていは「何もしない」が正解
9.投資は続けることが大事。上がれば万歳、下がったらより多く買えると考える
10.投資 -
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人類学で用いられるアプローチがビジネス現場でも有用であることを説く内容。
人類学というと希少部族への参与観察を通じた文化理解、というイメージが強かったが、近年ではビジネス現場(工場など)に対しても現状理解として活用されていることを知った。
ビジネス推進の当事者になると、どうしても当事者としての観点に凝り固まってしまいがちだが、人類学のように、特定集団の現状や文化を俯瞰的に、かつ、相対的に捉えるものの見方を身につけることで、より多角的な視点からビジネス推進を行える。そうすることで、様々な問題点および解決のヒントを得やすくなる、ということだと理解した。 -
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人間は自分の知識を過大評価する生き物である。
人は全てのことを理解することは不可能である。
人間は知識のコミュティーに生きている。自分の無知を自覚し、適切に周囲から正しい知識を求めることができれば、賢い判断が出来るだろう。
個人でどれだけ賢いかはあまり意味がなく、ひとつの集団内でどれだけ賢いかどのように自分が貢献できるかが大切なのかと思った。
最近、仕事であまりに理解力がない自分に嫌気がさしていた。また、私は理解したつもりになることが多く、何を持って理解したことになるのかというのが分からなかったので、少しでもこんな自分の自分の助けになればいいなと思い、この本を手に取った。
結論としては、私