土方奈美のレビュー一覧

  • NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

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    面白かった!!!
    スター以外は即退職の部分に勝手に緊張しちゃうけど、私にスターの素質があるならこんなに楽しい会社はないだろうなと思う。
    ジャークが一人いるだけで集団の意欲が削がれるという実験が記憶に残った。
    そりゃ。休みも決裁も個人の采配に任され、会社の業績情報や解雇の理由も包み隠さずシェアされ、上下関係なくフィードバックを送り感謝されたら、自分は信頼されている、フェアに扱われてると感じるよな〜!
    ネットフリックス高いしファミリープランを友達とシェアするとログイン解除されるから嫌だと思ってたけど、応援の気持ち。

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    2025年06月03日
  • 知ってるつもり 無知の科学

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    人間は自分の知識を過大評価する生き物である。
    人は全てのことを理解することは不可能である。
    人間は知識のコミュティーに生きている。自分の無知を自覚し、適切に周囲から正しい知識を求めることができれば、賢い判断が出来るだろう。
    個人でどれだけ賢いかはあまり意味がなく、ひとつの集団内でどれだけ賢いかどのように自分が貢献できるかが大切なのかと思った。


    最近、仕事であまりに理解力がない自分に嫌気がさしていた。また、私は理解したつもりになることが多く、何を持って理解したことになるのかというのが分からなかったので、少しでもこんな自分の自分の助けになればいいなと思い、この本を手に取った。
    結論としては、私

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    2025年05月23日
  • 失敗できる組織

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    失敗の体系化、しかも失敗自体の分類とそれが起こりやすい状況の分類があり、面白い。
    この分類によって失敗を『落ち着いて』捉えられることが大事と考えられていることも面白い。
    心理的安全性を確保してオープンな組織を作ることで失敗から有益な学びを得ることと、システム思考を理解して失敗をそこに至る構造から本質的に捉えることが重要という趣旨で、そのために失敗がどのような分類ができるかについて整理されている。
    趣旨は大いに理解できる、有意な内容。個人的な意見としても賛同したい。そのためにどうするかという話が、だんだん学術的なものではなく自己啓発というか個人のセンスに依存する表現になっていくような気がします。

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    2025年05月17日
  • The Intelligence Trap(インテリジェンス・トラップ) なぜ、賢い人ほど愚かな決断を下すのか

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    なぜ賢い人ほど愚かな決断を下すのか 
    デビットロブソン 日本経済新聞
    ひたすら愛に憧れながら
    なぜ物質次元に執着し続けるのだろうか?
    先日読んだNEXASlも同じようなことを上下巻にもわたる本で繰り返し述べているが
    なぜ競争世界を卒業して切磋琢磨による相乗効果を目指さないのか?
    この世は調和を理解するために物質と言う重力場における摩擦界を作り出して相対し合う関係から学ぶことを選んだのではないのか?
    勝ち抜くことにのみかまけて
    誤諾を並べても何も始まらない
    部分感にまみれたこの世で果てしなく堂々巡りせずに
    勇気を出して反面教師に学ぶ場なのだと気づくべきなのだ

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    2025年05月12日
  • 倫理資本主義の時代

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    「なぜ世界は存在しないのか」哲学者マルクス・ガブリエルが、
    「人新世の資本論」斎藤幸平監修のもと執筆した
    日本書下ろしの新書。

    溺れかかっている子供を助けるか、プールサイドの冷えたビールを飲むか、
    倫理的には行動は当然決まってる、
    という例を何度も出して倫理を説明してくれる。
    これはとっつきやすかった。

    が、次第にわからなくなってきた。
    著者は何をいわんとしているのか?

    倫理と資本主義、、、
    プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神、、ウエーバーは全然出てこない。

    各企業、最高哲学責任者(CPO)を置いて、倫理部門が企業をリードして、
    子供たちが投票権を持ち、AIを社会的技術として

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    2025年04月25日
  • NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

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    Netflixのクリエイティビティは、その自由な文化とキーパーテストによる優秀な社員で成り立つ仕組みにある。それらの文化の醸成は簡単なものではなく、どのような方針を持たせることで維持できるかが分かる。多国籍企業であるがの困難を乗り越える方法として、異文化理解力にも触れた一冊。

    Netflixは自由な組織である。
    その自由さはcontrolではなく、contextを与えることで「上司を喜ばせようとするな、会社にとって最善の行動をとれ」とメンバーを奮い立たせる。

    「部下が同業他社に転職きたいというとき、何と知してでも引き留めたい」という人かどうかというキーパーテストを行うことで、十分な能力や人

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    2025年04月19日
  • NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

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    今更感はありますが、、読んでみた。
    ネットフリックスの「文化・流儀」についての本。その徹底度合いがすごい。能力密度×率直さ×ルールを廃する、この3つが揃って初めてネットフリックスの洗練されたカルチャーが出来上がるのだと実感。一部だけを取り組もうとしても決して上手くいかない。

    印象に残ったのは以下。
    ・コントロールではなくコンテキスト(条件)によるマネジメント
    ・パフォーマンスは伝染する:凡庸な社員がいれば優秀な社員も凡庸に染まる
    ・ブリリアントジャーク(デキるけど嫌なやつ)×
    ・傘などいらない

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    2025年03月30日
  • CLEAR THINKING(クリア・シンキング)大事なところで間違えない「決める」ための戦略的思考法

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    思考する時の方法というより、思考その前のタイミングでどうしたら、より効果的な思考できるかを教えてくれる本。人間が思考する前に、主に4つのデフォルト反応によって判断してしまう。そのデフォルトを認識して、セーフガードを作る。さらに、そのセーフガード(基準)は習慣となれば、クリアシンキングへと導く。
    自分の不安、怒りなどの感情デフォルト反応を抑え込むには、マイルールを作る。
    ①発言する前に背を伸びて姿勢を正しくする
    ②不都合なことに、深呼吸して意識的に根拠と事実に向き合う

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    2025年03月22日
  • セレンディピティ 点をつなぐ力

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    人生の目標で大切なことは常に前向きにセレンディピティにおいて取り組むこと。
    その中で自分のマインドがとても大切と学んだ。
    とても興味深く、いろいろやる気にさせてくれた一冊。

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    2025年03月17日
  • Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR

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    目標は何を達成すべきか。
    主要な結果はどのように達成するかをモニタリングする基準。
    主要な結果は3つ。
    それに対してフィードバックと承認を行う。

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    2025年02月26日
  • 知ってるつもり 無知の科学

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    脳科学や認知系の本は少し読んでいたので「そうだよね」とサクサク読めるのだけど、それも正に知識の錯覚なのでだろう。何となくは知っているけど因果関係をちゃんと説明できるかと言われると...。

    とは言え、後半は新鮮な感覚。個人として貢献度は (どんな偉人でも) 限られる。複雑な世界では 集団としてパフォーマンス、チームへの貢献度が重要。コンピュータに例えた話は分かりやすい。高性能CPU(IQ高い人)ばかり集めてもシステム全体は機能しない。単純な作業を素早くやる人も必要で大事。高いパフォーマンスを上げる集団(システム)として。第十章は良き。

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    2025年02月16日
  • Anthro Vision(アンソロ・ビジョン) 人類学的思考で視るビジネスと世界

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    「Anthro(アンソロ)」とは「Anthropology(人類学)」の略。「アンソロポロジー・インテリジェンス(人類学的知能)」、これを略して、AIなのだが、もう一つのAIという言い方で、その重要性を説く。隠れた文化的バイアスを自覚して、思考する事重要性、とも言えるだろうか。我々が属する社会を構成する人々は、必ずしも文化的に同じ文脈を持つわけではない。従い、社会的な課題についての最適解は、このもう一つのAIを勘案せずには、導けないだろうという事だ。

    では、どうすればアンソロ・ビジョンを身につけられるのか。本書で提案される内容は、①自らの生態学的、社会的、そして文化的な環境の産物であることを

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    2025年01月23日
  • 知ってるつもり 無知の科学

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    非常に自分にとって耳が痛い本でした。

    ・人は無知を自覚しておらず、自分と他人との知識に境界線を持っていない
    ・個人の知識はあまりにもごく僅かで、知識はコミュニティに依存している
    ・自分の無知を自覚するためには、因果的説明が適している

    これらは特に意識しなければいけないと実感した。

    なまじ本を読み、知識を持っている「つもり」なだけで、実際には説明することも難しい。
    知識がどこにあるという理解だけであったと思いしらされた。
    だからこそ、もっとアウトプットするべきだ。

    また自分の知識はコミュニティに依存しているという部分で、知識のコミュニティは良い点も悪い点もあることを知り、まずは自分がどの

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    2025年01月21日
  • AIと人類

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    過去から未来に向けた流れにおけるAIの課題と対応やアイデンティティーはどうなるかについて書いた本になります。
    AIの開発をどう進めていくのか、カオスなヤフコメやらX上の不適切なものの削除とかをどうするかとかも課題になってくのかなと思います。

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    2025年01月19日
  • Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR

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    目標、主要な成果。
    貴重な時間と注意を最も大事なこと、目的を達成するために使え。
    フォーカス。4つ以上は覚えられない。
    納得、自信と信頼、巻き込む、野心的、透明性、検査、振り返り、見直し

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    2025年01月13日
  • 超一流になるのは才能か努力か?

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    ネットで紹介されていて気になって購入しました。日本語に翻訳された本ですが、すごい読みやすかったです。自分の仕事や、仕事以外の勉強でいまいち成長が止まっていた実感があったのでこの本を読んだあと、やってやると意欲がわいてきました。お勧めです。

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    2024年11月17日
  • 年1時間で億になる投資の正解(新潮新書)

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    手軽に儲けるための指南書ではなく、長期分散を念頭に置いた投資の考え方を、分かりやすく解説している。これまでにも他の類書で指摘されてきていることもあるが、自分の経験なども踏まえながら、分かりやすく解説していると思う。
    引用されているマンガーの言葉が印象的だったー人生で起こるすべての不幸は何かを学ぶ機会である

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    2024年11月08日
  • 倫理資本主義の時代

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    日本向けに書かれたという本書は「倫理資本主義」というコンセプトについてガブリエル氏が安易な言葉で解説しています。倫理資本主義とは、一言でいえば経済的価値と道徳的価値のリカップリング、ということです。まず「リ(再)」とついていることからわかるように、近代になってデカップリングされていた2つの価値を再びつなげよう、というメッセージがあります。また経済学的に言えば、公害などの外部不経済と呼ばれるものをいかに減らすか、またプラスの外部経済(例:教育や研究開発など社会全体に染み出る効果)をいかに増やすか、も倫理資本主義のエッセンスと理解しました。

    また生活の質と経済学をリカップリングすることも可能だ、

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    2024年11月07日
  • Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR

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    転職先の課題図書だったので読んだ。
    前職でもOKRは導入されていたので、OKRの威力はわかっていたつもりだったが、正しく導入はされていなかったと思った。
    本書を読むと、OKRの威力が改めてわかり、これはキャリア形成や人生を豊かにするツールとも言えると思う。やるべきことが多い時、やりたいことがわからない時、自分の人生レベルのOKRを期間を決めて設定してみる。そんなことをしてみよう。
    OKRが運用されていない組織にいる方だと懐疑的になるかもしれないが、良い本でした。

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    2024年10月31日
  • 知ってるつもり 無知の科学

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    ・人間は自分が知らないということを知らない
    ・理解してると思ったことは実は理解してない
    ・説明は詳細に読みたくない人がほとんど
    ・集団としての知識がある

    読むのに時間がかかったけど、専門的ではあるけど読みやすくて良い本

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    2024年10月25日