土方奈美のレビュー一覧

  • ブラックストーン

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    アメリカ経済強いては世界経済をけん引してきたPE業界の雄、ブラックストーンの栄枯盛衰のノンフィクション。元リーマンブラザーズのピーターソンとスティーブシュワルツマンが1985年10月1日に設立した。ドイツ語で「黒」を意味するシュワルツとギリシャ語で「石」を意味するピーターをとって社名が作られた。プルデンシャルが創業から2年くらいで100億円を拠出、そこから資金集めの快進撃が始まる。今でこそファンド業界では当たり前になってきたが、この時初めてハードルレートという概念が考え出されたらしい。成るほど!

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    2013年05月22日
  • ブラックストーン

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    PEファームの雄「ブラックストーン」の設立から現在までを、
    プライベート・エクイティ業界およびLBOの歴史とともに、
    ブラックストーンと創業者のシュワルツマンを軸に描いている。

    バブル~リーマンショックまでの約30年間を、
    金融を絶対悪のように描くルポや小説も多い(ほぼ100%)中で、
    PEファームを軸とした本書は、非常に新鮮な感じを受けました。

    本書にも度々登場する「野蛮な来訪者-RJRナビスコの陥落」の
    プロローグでもあり、その後日談として読むこともできるかな…。
    金融の知識がある方であれば、非常に興味深く読めると思います。

    1つのディールに群がった様々な人々の泥臭い駆け引きが描かれ

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    2012年04月11日
  • ブラックストーン

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    世界最大の投資ファンド運用会社の設立から現在いたるまでの記録。
    投資ファンドというあまりいいイメージがないが、経済にダイナミズムを与えているさまが描かれていた。訳者のあとがきにもあったが、日本でこのようなプレーヤーが活躍できている土壌があったなら、失われた20年はちがっていたものとなっていたかもしれない。

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    2012年03月23日
  • ブラックストーン

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    恥ずかしながら、プライベートエクイティって何?というレベルで読んだけど、むしろ非常に興味深く読めました。

    どうもイメージで「乗っ取り屋」とか、「短期的利ざや稼ぎ」のように勝手に決めつけがちだけど、実際に投資先のうち2年以内に売却されるケースは全体の12%しかないことや、58%のケースでは保有は5年以上に及ぶというから驚きました。

    確かにIPOや売却によって利益を得ることが目的ですが、企業の抜本的改革に取り組んだり困難な戦略を実行し体質改善する等、PEが買収することによって企業価値を高めたケースが色々と紹介されていた点も非常に勉強になりました。

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    2012年02月12日
  • 〔エッセンシャル版〕行動経済学

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    ダニエル・カーネマンの『ファスト&スロー』を読んで、行動経済学に興味を持ったので、手に取った一冊。
    内容は、行動経済学のいろんな理論を紹介するような基礎の入門書で、非常に読みやすかったが、『ファスト&スロー』などを読んでいたから、スラスラと読めただけかもしれない。
    行動経済学で紹介される効果や理論は、さまざまな実験のエビデンスに基づくものなので、どのような実験から導き出されたかを知ると面白い。
    個人的に行動経済学がどういうものかを楽しく読み始めるならアン・ダリエリー『予想どおりに不条理』などから入るといいのではないかと思った。

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    2026年09月13日
  • The Intelligence Trap(インテリジェンス・トラップ) なぜ、賢い人ほど愚かな決断を下すのか

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    ネタバレ

    参考になった。

    IQよりも長期持続する努力や相手に寄り添える力が大事。

    知識があっても知的好奇心が低い人もいる。

    頭が良すぎると傲慢になって失敗する。

    様々な研究を引用しているが、サンプルが少ないものもある。

    著者の主張ですらまだ研究途中で覆る可能性もある。

    それでも色々な事例を見て傾向を知ることで参考にはなった。

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    2026年07月19日
  • BUILD 真に価値あるものをつくる型破りなガイドブック

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    すべての職業人に関係する、プロダクト作りのすべて。
    LLMやエージェントが普及する世界でも、変わらない本質。
    プロダクトをつくり、売り、育てるために必要なことが、恐らく全て書かれている。
    プロダクトと言うと、SaaSや実体のある製品を思い浮かべるかもしれないが、それはサービスも含まれる。
    その意味で、全ての職業人に関係する。
    この本は自己啓発書ではない。
    かといって、ノウハウが書かれたビジネス書でもない。
    経験を踏まえた反省からなるティップスとその心構えについて書かれている。
    これを私が読んですぐに使えるか?と言われれば、そうではない。
    経営陣でも創業者でもマネージャーでもないから。
    その意味

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    2026年06月28日
  • ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる

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    読書感想文:ビジョナリー・カンパニーZERO から得た、共同体と成果のつながり

    本書『ビジョナリー・カンパニーZERO』をひととおり読んだ後、私は一つの大きな気づきを得た。それは、共同体感覚を持つ私たちが会社やその内部組織で仕事をするとき、時には侃々諤々、喧々囂々となりながらも、大きな成果を出すことができるという、 nouvellesな組織の姿である。そして、そのために内発的な動機付けとして、ミッション、ビジョン、バリュー、パーパスで整えることが必要だと感じた。

    組織は戦略以前に設計で決まる

    これまで私は、組織の成功は戦略や成果の積み重ねだと考えることが多かった。しかし本書は、偉大で永続

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    2026年06月06日
  • NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

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    優秀な社員を採用して、ルールよりコンテキスト(条件)を設定して、責任と自由を持たせる会社。
    というようなケーススタディが大量に書いてある本。
    行き過ぎじゃね?と思うような社員に対しての情報公開とか、優秀な社員だからこそ適用されるような気もした。
    ※ただ不正や悪意ある利用はやはりあって、訴訟もされるらしいけど。

    プロフェッショナルマネージャーと真逆の本をGeminiに頼んで提案してもらったけど、
    確かにトップダウン(だけじゃないけど)と、自由と責任を謳歌する会社は真逆とも言えなくはないかもしれない。

    まぁ、暇なら読んでもいいかも。

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    2026年06月02日
  • CLEAR THINKING(クリア・シンキング)大事なところで間違えない「決める」ための戦略的思考法

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    自分の決断を見える化してレビューすることを取り入れたい。自分の価値観を立てて、他人の価値観に支配されないようにすることの大切さを学んだ。

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    2026年05月29日
  • TED 驚異のプレゼン 人を惹きつけ、心を動かす9つの法則

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    魅力的なプレゼンに必要な3要素
    - 感情に訴える: ハートに触れる
    - 目新しさを出す: 新しいことを教える
    - 記憶に残す: 聴衆が絶対忘れない形で

    なるほどなと思った。
    自分もTEDみたいなプレゼンをやる時に意識したい。

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    2026年05月24日
  • サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠

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    ネタバレ

    以前読んだ「Anthro Vision」「多様性の科学」が組み合わさったような内容で、新たな気づきという観点では学びが少なかった。

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    2026年05月22日
  • サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠

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    ブルデュー
    レヴィストロース
    アウトサイダーからの視点

    人類学はインサイダー兼アウトサイダーの視点を身につけるもの
    身の回りの文化的パターンに疑問を持つことができる
    自分たちの文化というサイロのパターンや分類システムを自覚する必要がある

    ソニーのサイロ化
    同時に音楽プレーヤーを3つ発表する

    ダンバー数150
    社会的グルーミング

    自ら破壊しなければ他の誰かに破壊されてしまう

    世の中の分類システムを変える
    分類は人為的なものなのに、一度されると盲目的になってしまう
    分類(サイロ、バケツ)を壊す

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    2026年06月07日
  • 超新版ティッピング・ポイント 世の中を動かす「裏の三原則」

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    「なんでこれが流行るの?」と感じたことがある人に、この本は刺さります。

    25年前に“流行の爆発点”を解き明かしたグラッドウェルが、現代のルールで書き直したのが本書。大きな変化はひとつ、マスから精度の時代へ。かつては広く届けることが鍵でしたが、今は「誰に、どう届けるか」で結果が決まる。特定のコミュニティや影響力の強い個人を起点に、一気に広がる構造が描かれます。

    特に印象に残ったのは、「空気感(オーバーストーリー)」という視点。人は自分の意思で選んでいるようで、実は“みんなが信じている物語”に強く引っ張られている。この前提に気づくと、SNSのトレンドやニュースの広がり方が、少し違って見えてきま

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    2026年05月03日
  • 倫理資本主義の時代

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    「いまや資本主義は行き詰まり、世界は『入れ子構造の危機』に瀕している。だが停滞と貧困をもたらす『脱成長』に活路はない。目指すべきは道徳的価値と経済的価値の再統合、すなわち『倫理資本主義』だ」 というのが本書の核心です。
    本書の骨子は「世界を束ねることができる唯一の判断軸は、人間の『道徳的信念』である」ことと、「今後は道徳的に優れたビジネスが経済的利益も得られる世界になる」という二点にある。

    内容は興味深いが、とにかく言い回しがわかりにくく、読みにくい!
    他の方も同じ感想を抱かれていて安心しました。

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    2026年04月24日
  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    2026-04-13
    えらく頭のキレるバカ、と言うのは世の中に蔓延している。そのカラクリを暴いた本。
    引用文献(論文)がかなり新しいのに驚く。知られてはいても研究されていなかったのだなあ。
    特に集団的愚鈍に関しては色々考えさせられた。集合知とはあくまで集合知能であって、ちょっと間違えると集合愚に陥る。確かに世の中の動きを見ると納得出来る。
    さて、この本では扱われていない、日明治集団(SNSとか)での知性をどう高めていくか。難しいが重要なテーマ。

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    2026年04月13日
  • Why We Die(ホワイ・ウィ・ダイ) 老化と不死の謎に迫る

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    ミクロとマクロの両面で色々書かれているが、ミクロの分子生命科学の内容で、専門性が高いため、なかなか頭に入らなかった。でも、結論としては最後に簡潔にまとめたので、なんとか理解できた。不老不死はミクロとマクロのどっちをみても複雑で、かつ倫理的な障壁があるので、しばらく人間の寿命は長く突破できないことだろう。

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    2026年03月31日
  • アバンダンス:「豊かな時代」を呼びさませ

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    保守とリベラル両方が、素晴らしい未来予想図を描けていない。
    そんな中で、リベラルは豊かな未来を提示するために政府に何を求めるのが良いのだろう。

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    2026年03月15日
  • ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる

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    副業でも何時からでも、何かを「成し遂げたい」「事業として成功させる」等、規模問わず、一貫してその「やりたいこと」に全力集中出来るかを問い、思索させ、会社組織という生き物を扱う人へ向けた理念の書である。
    さて、起業することは世間が考えている程、リスクが高いものではない。その日、その瞬間に成りたい、実現したい、成し遂げたい等の意識が芽生えた瞬間に人は起業出来る。無論、個人事業か法人等で手続きはあるがそれも意外にハードルは低い。本著ではビジョンを一貫して持ち、その事業に集中することだ。古今東西、起業し立ての時期は極めて多忙になる。ワーク・ライフ・バランスという概念はない。公私共に仕事だ。だが、本人は

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    2026年02月28日
  • アバンダンス:「豊かな時代」を呼びさませ

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    発明と進歩を妨げる煩雑なルール
    どう立ち向かうかという問題意識の本
    それはそうだがどうやってと思うがファストトラックを提示している

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    2026年02月19日