土方奈美のレビュー一覧
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組織に所属するメンバー全員が、目標に向かって前進するために有効な手法の一つであるOKRを紹介している書籍。
Objectives Key Results 目標と主要な結果 を意味する頭文字がOKRだ。
目標管理制度と似たものだが、人事処遇とは切り離して運用する点が大きく違う。とはいえ、目標管理制度のまま本書の手法を活用することもできると感じた。
もう一つの特徴は、全従業員のOKRは公開されており、従業員であれば誰のOKRでも見ることができること。
企業での導入実績が紹介され、後半でOKR活用時の留意事項や陥りやすい失敗事例が学べる。
このOKRを運用する上で、車の両輪ともいえるものがCFRだ。 -
Posted by ブクログ
ドラッカーの「現代の経営」、ゴールドラットの「ザ・ゴール」と同じように何度も読み返し、使いこなすべきマネジメント本を読んでしまった!
重要なことにフォーカスして成果を上げ続ける仕組みを具体的に例示した本としては、最強かもしれない。
スタンフォード大学の学生だったラリーペイジとセルゲイブリンがGoogleを立ち上げたばかりの頃に、1千万ドルの小切手を切った伝説のベンチャーキャピタリスト、ジョンドーア。彼が彼らに指南したマネジメント手法こそ、本書で解説されるOKRだ。
著者は、テクノロジービジネスの実務に詳しく、金だけでなく、人的にも投資先をサポートしている。それだけに投資先のOKRの実例を -
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異なる民族や文化のことを深く理解する人類学の手法が、今日の企業の商品開発や社会問題の解決にも活かせることを、著者自身の経験や多くの実証的な事例を元に明らかにした一冊。
人類学者が異なる文化を持つ民族が暮らす実生活の場に身を置き、その文化に自ら「浸る」ことで本質を理解しようとする「エスノグラフィー」という研究手法は、企業の顧客ニーズの分析や、エボラ対策といった医療現場でも成果を上げている。著者はこのような人類学者の思考法は、文化の多様性を偏見なく受容することにつながるとともに、翻って自らの特異性に気づく機会にもなり、そのためには集団において誰もが当たり前すぎて口にしないこと(社会的沈黙)に気づ -
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Posted by ブクログ
興味深い未来像やその材料となる現在の技術開発の状況がわかった。
ナノテクノロジーとバイオテクノロジーにおける革新が重要な影響を生む。脳とデジタルデバイスの直接接続により人の感覚と経験は理論上は宇宙空間にまで拡大し、食糧問題は人造肉と野菜工場で解決し、医療はカスタマイズされた幹細胞による治療とスマートデバイスとスマートホームによる健康管理が行き渡り、エネルギー問題には衣服やカーテンに実装可能な太陽電池の開発や家庭に分散配置される蓄電池によって再生可能エネルギーの不安定性を吸収する解決策が示され、軍事では曲がる弾丸や昆虫型スパイロボットや犬型攻撃ロボット(落ち葉や木材を燃料とする)の開発と兵器の無 -
購入済み
簡潔でいい
ビジョナリー・カンパニーのシリーズは全冊持っているが、この本が一番簡潔で読みやすいかもしれない。なので、これからこのシリーズを読もうとする人には一番先に読むことをお勧めしたい。
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Posted by ブクログ
ネタバレ業務をシンプルにして効率的に運用するためや、専門性を高めるためには、サイロ化は必要だけれど、それだけだと上手く機能しなくなる。“細分化されたスペシャリスト的行動パターンが支配する世界では、往々にしてリスクやチャンスが見逃される“。
サイロを打破するための教訓。
1. 部門の境界を柔軟で流動的にしておく
2. 組織は報酬制度やインセンティブについて熟慮する
3. 情報を共有するとともに、自分なりに情報を解釈する余地を与え、その解釈に組織が耳を傾けるようにする
4. 組織が世界を整理するのに使っている分類法を定期的に見直す
5. ハイテクを利用する:“プログラムを変更すればそれまでと違った方法で