大沢在昌のレビュー一覧
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ノスタルジックな想いが湧き上がる。
「昭和」という時代の匂いで満たされる、学生時代ハードボイルドが大好きで大薮春彦氏の作品読み耽った。大薮氏の作品に出てくるダークヒーロー、「野獣死すべし」の伊達邦彦や「蘇る金狼」の朝倉哲也、火のうちどころの無い主人公に憧れさえ持った青春時代。しかし著書の主人公である鮫島警部は1匹狼で勇猛果敢に犯人を追い詰めていくが、非情というより甘さや激情、悪を許せないという「人間」「警官」としての魅力を強く感じる、これが現在でも人気のあるゆえんの様な気がする。
著者が大好きな友人の推しもあり何処かで大沢氏の小説に出会いたかったが、著書を読んで改めて伏線と回収・スピード感等、 -
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大沢在昌の著書はいろいろ読んでいますが、「新宿鮫」シリーズはところどころしか実は読んでいない。大沢在昌を薦めてくれた知人が「狩人」シリーズから貸してくれたのでそちらにどっぷりハマってしまい後回しになった感があります。狩人シリーズの佐江刑事とはタイプが全く違う鮫島警部のシリーズ、順不同になるだろうけどこれから10作品の未読分全部読みたいと思った。本作は直木賞受賞作とのことで楽しみにしつつ読み進めた。乱闘シーンの描写がエグい。700ページ近い長編で、前半いろんな人物のそれぞれのドラマが語られ、後半に向かって主犯格に辿りついて行く、という展開でした。ラストは犯人に手錠をかけて一件落着なのだが、鮫島警
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大沢在昌さんの大人気シリーズ、「新宿鮫」の第一弾。
主人公は、新宿署の刑事・鮫島。
舞台は新宿歌舞伎町。
ヤクザの間で“新宿鮫”と恐れられている。
署内では孤立した存在で、常に単独捜査。
相棒は、いない。
一匹狼という設定も、いかにも王道で良い。
そして登場人物たちの描写がとても詳細で、すぐ近くに居るように感じ、ゾッとする程。
特に魅力的なのは、鮫島の14才年下の恋人・晶。
ロックバンドのボーカルで、メチャかっこ良いの!
なのに、まるで母のような、包み込む愛も感じる。
(22才だけど)
ストーリー全体としては、刑事もの初心者の私でも分かりやすく、すいすい読める。
クライマックスの犯人を追 -
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大沢在昌の長篇ミステリ作品『生贄のマチ 特殊捜査班カルテット』を読みました。
『流れ星の冬』、『亡命者 ザ・ジョーカー 新装版』に続き、大沢在昌の作品です。
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警察小説の名手・大沢在昌の新たな挑戦!
異端者4人組の潜入捜査班!
家族を何者かに惨殺された過去を持つタケルは、クチナワと名乗る車椅子の刑事からあるチームに誘われ、組織の謀略渦巻くイベントに潜入する。
孤独な潜入捜査班の葛藤と成長を描く、エンタテインメント巨編!
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2010年(平成22年)刊行された作品… カルテットシリーズの第1作『カル -
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大沢在昌作品は「魔女の笑窪」に続き2作目だけど、かなり好きかもしれない……。
自分でも知らなかったけどどうやらハードボイルド系の作品が好きみたい。今作は野崎さんのファンになりました。
最後の優美と伊神の掛け合いシーンはややさっぱりしていて少し物足りなかったけど、それ以外はとても面白かった。
特に優美目線の章は、得体のしれない「死に神」に徐々に追い詰められていく緊張・不安・焦りを感じられて、なかなかのめり込んだ。
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深夜の首都高で、吉川国夫の車は大型車に引っかけられ炎上。国夫は死亡した。そして、大型車はそのまま行方を晦ました…。国夫の恋 -
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鮫島の貌 大沢在昌 著
1.購読動機
初めての大沢さん作品。
親戚からいただいた書籍集の一冊。
2.小説より
新宿警察署の鮫島氏。
同窓会で、どんな日が幸せなのか?と問われ、
「自分の目に入ってくるもの。心が痛くなることがなくなる。そんな日が、いい日だと思える。」
3.小説と現代
本庁勤務するも、組織と折り合えず、飛ばされ、新宿署に異動した鮫島。
・反社会的勢力においても不況の波。
破門された構成員の末路。
・国外組織の警察への接触。公安情報を利用するための画策。
・まことしやかな偽情報。職なく野心ありの若者狙う詐欺集団。
ネタ元の事件を彷彿させる構成、展開は、緊張とともに、現代社 -
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大沢在昌の長篇ミステリ作品『やぶへび』を読みました。
大沢在昌の作品は初めて読みましたが面白かったですね。
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「金なし、女なし」で迎えた40歳の年末。
だが元刑事・甲賀悟郎にとっては悪いことでもない。
運命の分かれ道には、かならず最悪の選択をしてきたからだ。
そこに「奥さんを保護しました」という警察からの電話。
借金苦で戸籍を売り偽装結婚した中国人女性が、怪我をしたうえ記憶喪失の疑いがあるという……嗚呼。
初対面の“夫婦”が巻き込まれる、と、と、と、とんでもない事態。
いったいどこの誰が絵図を描いたのか。
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ミステリー小説家のアンソロジー。
長編にできそうなネタを惜しげもなく短編に仕上げている作品もあり、とても楽しめた。
特に下記三作品が面白かった。
近藤史恵「未事故物件」
乙一「沈みかけの船より、愛をこめて」
新津きよみ「女の一生」
●近藤史恵「未事故物件」
引っ越したアパートの上の部屋から午前4時に洗濯機の音が聞こえてくる。しかし部屋は空き家だという。騒音に悩まされた主人公は音の正体を探り始めるが…。
●福田和代「迷い家」
泥酔して他人の家に上がり込んだ主人公。食卓に用意された鍋を食べ、食器を1つ持ち帰る。後日、その屋敷の住人が行方不明になったと耳にする。しかも主人公が迷い込んだ日だと -
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ネタバレ近藤史恵「未事故物件」
一人暮らし始める前に読まなくてよかった。
ホントに怖いのは生きてる人間。
でも、毎日4時に洗濯機回されたら発狂しそう……
福田和代「迷い家」
舞台は現代日本だけど、導入はほんのり日本昔話テイスト。
優しいお出汁のお鍋食べくなっちゃった。笑
最後のオチはちょっと強引な気もするけど……。おちょこに指紋ついてるくらいなら、他のものにもベタベタついてるでしょって。
乙一「沈みかけの船より、愛をこめて」
自分の両親も主人公と同年代くらいの頃に離婚しているからか、感情移入がはんばない。しかも4つ下の弟がいるのも一緒!
両親のどっちについていっても良いよって、子供の気持ちを尊重し