大沢在昌のレビュー一覧
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購入済み
雪人の人柄
広告で見つけ、まんまとはまり(笑)その後一気読みしてしまいました。雪人の執念と人柄がスゴすぎるの一言。ただ東北人として、東北訛りがちょっと…という部分はありましたが、それをカバーする画力にも惹かれました。
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購入済み
再版希望
とにかくグイグイ引き込まれる!
電子書籍しか無いのがなんとも残念!
知るのが遅すぎた!
再版希望です!
若い時と年を経てからの顔
なんとも言えない! -
購入済み
パラレルワールド
大沢在昌さんの名作「冬の狩人」を元にした作品。原作とは結構あちこち違っていてコミカライズと言うよりは、パラレルワールド的な感じ。
絵は女性漫画家らしい透明感がある。そんで男キャラがとにかく男前。特に雪人と宮本! ほんのりBLのかほりもする気がするが。。。
あと女性キャラが原作より主張してる。原作は杏がちょっと動くくらいで他の女性キャラは影が薄かったけど(宮本の妻ですらろくに描写なかったし)、今作では結構ハキハキ動きます。
単体としてもよく出来ていて原作を先に読んでいても楽しめるし、色々どこが変わっているか比べてみるのも楽しい。
個人的には大沢作品が大好きなので、女性から見るとこう見える -
ネタバレ 購入済み
技巧をこらした構成で編み上げられた巨匠大沢在昌の底力を感じる一作。
時系列も場所も登場人物も違う、バラバラに散りばめられたストーリーが、モザイク模様のように組み上げられて最後に大きな力強い物語が出来上がる様は痛快。
悲しい物語がいくつもあるが、最後は幸せを感じる結末に、懸命に生きる人々への作者の強い愛を感じる。 -
Posted by ブクログ
「売れる作家の全技術」というタイトルですが、面白い小説を書くためのノウハウが凝縮された本であるため、小説家を目指していない方にとってもオススメの一冊です。以下、参考になったテクニックをいくつか。
・文章力を鍛えるために、一人称視点で書くこと。視点が限定されるため情報が一点からしか入らず、表現に制限がかかる。その中でどこまで読者に情報を提供し、物語を作れるかの力試しになる。
→一人称視点と三人称視点で表現の型を変える必要があるということですが、自分が文章を読む・書く上でそれらを全く意識していなかったことを痛感しました。
「私は頬を染めた」という表現は、自分の顔は自分で見ることができないため三