大沢在昌のレビュー一覧

  • 毒猿 新宿鮫2~新装版~

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    毒猿 ★4
    面白かった。今までにない程の激しめの戦闘シーンがおおくて面白かった。毒猿こと台湾の殺し屋の無敵感が爽快だった。それが主人公でないってのがこの作品の面白いところなのかもしれない。普通やったら主人公が強くて、、、、みたいな感じになりそうやけど。
    けどなんとなく新宿鮫シリーズも狩人シリーズもラストはよく似ている。主人公の相棒的なやつが毎回いて最後暴力団の人ら巻き込んで撃ち合いみたいになって誰か死ぬ。
    やっぱ個人的には大沢先生の中やと狩人1作目の「北の狩人」が1番好きです。

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    2023年07月06日
  • 風化水脈 新宿鮫8~新装版~

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    最後の数ページのクライマックスが、
    急激に心拍数上がる‥読む場所も選びたくなる。
    新宿という街の映し出される情景に毎回圧倒される。

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    2023年06月23日
  • 解放者 特殊捜査班カルテット2

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    クチナワの指示で動くカスミ、タケルとホウだが、本書ではカスミの行動が際立っていた.カスミの知り合いの郡上をタケルとホウを伴って訪れたが、グルカキラーに遭遇し、郡上らは死んでしまう.若者たちが突然集合して踊りまくる解放区を巡り、黒幕の探索などのエピソードが出てきて、タワーホテルでのやりとりと銃撃戦.どのイベントも奇想天外のものばかりだが、要所をクチナワが統括している感じだ.若者たちの激しい動きを感じさせる物語だ.

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    2023年06月21日
  • 炎蛹 新宿鮫5~新装版~

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    ネタバレ

     3つの事件が複雑に絡み、事件を解決していく鮫島。
     他の本を平行して読んでいる為、ちょっと間を置くと、登場人物が多くて、登場人物の名が分からなくなる。
     しかし、読み始めると、ぐいぐい引き込まれる。さすが、大沢在昌だ。
     今回は防疫管とタッグを組んで事件を解決していくが、防疫管の甲屋さん、
    なかなか、良い味を出している。
     最後に、謎の不動産屋の社長?という大物らしき人物が海外へ逃げて行き、
    この人物が容易ならざる人物だという含みを残して終わり、次回作に含みを
    残している。気になるところだ。

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    2023年06月16日
  • 生贄のマチ 特殊捜査班カルテット

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    塚本を抹殺する前編のような「渋谷デッドエンド」で配役が登場し、表題作で彼らの活躍に焦点が当たる構成は、面白いと感じた.クチナワが全体をコントロールし、タケル、カスミ、ホウらが派手に動き回るが、ミドリ町へ彼らが侵入する件が楽しめた.ヤクが当然のように行きかう町、日本の中の中国と言える雑多な町.このような場面を創造する著者の発想に感心した.クチナワとうまく連携して、窮地に追い込まれたカスミを救い出し、黒幕の敦(トン)を暴き出したタケルとホウの活躍は素晴らしかった.

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    2023年06月04日
  • 新宿鮫 新宿鮫1~新装版~

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    新宿鮫★4
    大沢在昌の代表作として聞いてた新宿鮫シリーズの1。やっと読んだ。雰囲気は狩人シリーズと似てて面白い。主人公鮫島が狩人シリーズで言う佐江って感じ。この作品では暴力団はストーリーにあんまり関わってこなくて、狩人シリーズよりシンプルやった。狩人シリーズの方が僕は好きかな!けどちゃんと面白かったよ。実写してるらしいから気が向いたら見ても良いかも。多分がっかりして終わる気がするが

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    2023年05月09日
  • 罪深き海辺 下

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    文庫本の上巻は、前振りのみでつまらんと。
    一転、下巻はハラハラドキドキ、予想だにしない展開に次々と明らかになっていく真実がたまらなく良い作品に仕上がってました。

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    2023年05月04日
  • 雪人 YUKITO 2

    CAT

    ネタバレ 無料版購入済み

    原作を知らないのですが、絵が綺麗だし緻密でとても引き込まれます。
    あとがきに書かれているエピソードも興味深かったです。

    #カッコいい #アツい

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    2023年04月23日
  • 雪人 YUKITO 1

    CAT

    ネタバレ 無料版購入済み

    大沢在昌&もんでんあきこのタッグなんて想像してなかった!
    あとがきにもありますが、主人公への思い入れが強く感じられます。

    #アツい #カッコいい

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    2023年04月23日
  • 罪深き海辺 下

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    面白いんだが評価しにくい本だな。
    途中からの署長と安河内の関係はまるで新宿鮫のそれの様で...。
    干場のキャラが中盤からボケてしまうのが残念でならない。

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    2023年03月21日
  • 罪深き海辺 下

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    この先、山岬がちゃんとした町に戻ってくれるといいなぁ
    安河内さんがめっちゃ良い刑事さんだった。
    他の人たちもどうなったのか知りたい

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    2023年02月23日
  • 罪深き海辺 上

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    面白い。
    干場さんは怪しい…出来ない人のフリがうますぎる。
    安河内さんは信用していい人なのか?
    続きを早く読みたい。

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    2023年02月21日
  • 新宿鮫 新宿鮫1~新装版~

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    ネタバレ

    元キャリア警察官の鮫島が、一匹狼の所轄の刑事として改造拳銃の製作者を追うストーリーが主軸。そこに歌舞伎町で起きる連続警官殺しが交わり、複数の事件が一つに集約されていく。
    初めて読んだが、踊る大捜査線と似た印象を受けた。当時のミステリー界の状況はよく知らないが、作者はかなり警察組織を調査したのだろう。主人公が警察組織で冷遇されるプロセスや、単独行動せざるを得ない背景に説得力があった。
    謎解きはメインではなく、物語を推進するエンジンみたいな役割のようだ。映画を見た後のような読後感だった。

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    2023年01月31日
  • 暗約領域 新宿鮫11

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    文庫本にして918頁の、シリーズ最長篇。
    これだけの長編を一気に読ませる著者の凄技に敬意を。
    前作で、桃井課長を喪い、晶とも別れた鮫島には新しい局面が。
    桃井の後釜にノンキャリアの女性課長阿坂景子が赴任し、同時に配属になった矢崎隆雄と組んでの捜査を、鮫島は命じられ、今までの一匹狼から中間管理職的立場となる。
    薬物捜査に殺人事件も絡まり、暴力団の元幹部が行方不明になり監禁の疑いが。
    事件の裏には、密輸が絡み、公安部の関与も。
    中国残留孤児や在留邦人の二世三世で構成される「金石」のメンバーや、北朝鮮の工作員の影もちらつき、さらに殺し屋に正体不明の女性も。
    公安刑事の香田や因縁のある国際的犯罪者・陸

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    2023年01月25日
  • 灰夜 新宿鮫7~新装版~

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    新宿鮫シリーズを読み終えると、当たり前なんだけど「あー、終わっちゃった。」という感じが残ってしまう。終わりは付き物なのだけど、まだ続いてて欲しい気持ちがいつも漂う。

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    2023年01月19日
  • 暗約領域 新宿鮫11

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    桃井課長と晶を失い、新たな環境で捜査を展開する最初の刊。文庫本で読むのは辛いくらい分厚く、力作になっている。

    昔から変わらないのは鑑識の藪、それが唯一の支えにも見える。その藪とタレコミのあった管区内の民泊を監視中、殺人事件にいきあうところから物語が始まっていく。

    いつのまにか対峙する敵が国際的になり、その代わり過去に追い詰めてきた暴力団の人間と捜査をする上で協力する事にもなる。

    新たな環境の始まりであるのは間違いないが、ヤクザのトルエン、シャブのシノギを追っかけていた主人公が、時折桃井の存在を思い出す描写で、過去の刊を読み返してみたくもなる。

    解決した後、最後に協力しあった暴力団幹部が

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    2023年01月15日
  • 標的はひとり 新装版

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    大沢在昌の長篇ミステリ作品『標的はひとり』を読みました。
    『悪人海岸探偵局』に続き、大沢在昌の作品です。

    -----story-------------
    狙う側と狙われる側――命を懸けたゲームが始まる。長編ハードボイルド!

    標的は一級のテロリスト。報酬は「自由」。
    殺人に苦悩する男は、殺人を楽しむ男を追う――傑作ハードボイルド新装版!

    かつて極秘機関に属し、国家の指令で人間を“消して”いた加瀬。
    ある任務が原因で組織を離脱し、監視を受けながら暮らしている。
    そこに、強大な権力をもつ大富豪、出雲グループ会長から私的な依頼が来た。
    標的は会長の孫を殺した冷酷非情なテロリスト、成毛泰男。
    報酬

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    2023年01月10日
  • 暗約領域 新宿鮫11

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    いつも中国人の名前を覚えるのに苦労するが、今回も同様であった。
    殺人や北朝鮮など暗い物語ではあるが、いつも思うのは少しの品の良さである。鮫島という主人公が醸し出す品の良さがわたしは大好きなのだと思う。

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    2023年01月09日
  • 暗約領域 新宿鮫11

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    上司の桃井を亡くした鮫島に、新しい上司と相棒がやって来た。鮫島は、これまでの捜査方法の変更を要求される。
    今後、新しい新宿鮫が見られるのだろうか?
    文字の細かさと分厚さに、読み終えるのに時間がかかると思ったが、一気に読み終えてしまった。

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    2023年01月03日
  • 新宿鮫 新宿鮫1~新装版~

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    スピード感があって一気に読めた。

    主人公がヤクザから恐れられる一匹狼の警官ってのもカッコいい。

    年下の彼女とイチャイチャする描写はちょっとハードボイルドじゃないので気に入らないけど。

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    2022年12月28日