【感想・ネタバレ】罪深き海辺 下のレビュー

あらすじ

大地主の遺産相続人、干場(ほしば)を懐柔しようとする者や、排除しようとする者があとを絶たない。様々な思惑が交錯するなか、悪徳警官や大物弁護士らの不審な死が立て続けに起こる。暴力団の抗争は激化し、進出企業の陰謀が露見。干場の存在を巡って、潜んでいた毒虫たちが動き出す。本当の悪は一体誰なのか。定年間際の刑事、安河内は命を懸けて真相解明に挑む。緊迫の長編サスペンス。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

下巻に入り、事態は悪化の一途をたどる。

マリーナは誰の手に落ちるのかに目が向く頃に、まさか更に真逆の新事実が続々とあらわになってくる。
最後は、サラッと根底から事をひっくり返すような種明かしで終わるがもうちょっと先の展開が見たかったかも。

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2024年02月27日

Posted by ブクログ

文庫本の上巻は、前振りのみでつまらんと。
一転、下巻はハラハラドキドキ、予想だにしない展開に次々と明らかになっていく真実がたまらなく良い作品に仕上がってました。

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2023年05月04日

Posted by ブクログ

面白いんだが評価しにくい本だな。
途中からの署長と安河内の関係はまるで新宿鮫のそれの様で...。
干場のキャラが中盤からボケてしまうのが残念でならない。

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2023年03月21日

Posted by ブクログ

この先、山岬がちゃんとした町に戻ってくれるといいなぁ
安河内さんがめっちゃ良い刑事さんだった。
他の人たちもどうなったのか知りたい

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2023年02月23日

Posted by ブクログ

サスペンスがミステリになり、ミステリがアクションになる。大沢在昌は悔しいかなページを操る手を止められない。寝る前に手を出しちゃいけないとわかっていて、なんど夜更かしをしてしまったことやら。罪深き海辺は、まず、主人公の干場がいい。権力や暴力に屈しないタフさと、懐にするりと入る人懐こさがある。次に刑事の安河内さんが渋い。暴力団をいなすスマートさ、虎視眈々と機会を狙うしぶとさ。そして令子ママがチャーミング。過疎が進む港町が狙われたのにはそれなりの理由があって、そこに利権が絡んで、もつれて、はじけたら…。

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2023年08月19日

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