大沢在昌のレビュー一覧

  • 暗約領域 新宿鮫11

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    新しい上司と、新人と組んでの捜査。
    鮫島のとる道は今までと変わるのか?そして思わぬ伏兵はどんな立場をとっていくのか。
    それにしても900を超えるページは重かった。
    出演者が多くてこんがらかったまま読んでしまったら、結局訳が分からないで終わってしまった。読み直すには思い切りがいるようで、しばらく積んでおこうかな

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    2022年12月25日
  • 雪人 YUKITO 5

    ネタバレ 購入済み

    終盤、怒涛の如く死人が出ました。悪人どもはともかく、味方の死は悲しいです。彼らの幸せな未来が見たかった。

    #切ない #ドキドキハラハラ

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    2022年12月23日
  • 十字架の王女 特殊捜査班カルテット3

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    タケルとホウの二人とカスミの関係が物語の骨になる展開だが、制御しているのがクチナワだ.さらにグルカキラー、村雲、藤堂らが登場して、CIAのヘフナーが重要人物として現れる.話の展開が早くてやや苦労したが、「マッカーサー・プロトコル」がすべての登場人物に絡んでおり、壮絶な撃ち合いの場面も楽しめた.やくざと警察、さらにはCIAと水面下で動き回る輩がストーリーの主役かなと思った.

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    2022年12月22日
  • 雪人 YUKITO 1

    s

    無料版購入済み

    面白い

    もんでんさんのハードボイルド、初めて読みました。
    原作は全く知りませんし、こう言ったジャンル自体、普段読んだことがないのですが、読みやすくて面白かったです。


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    2022年12月22日
  • 炎蛹 新宿鮫5~新装版~

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    窃盗団を追いかけていたはずが、外国人娼婦殺害につながり、外国人娼婦殺害の目撃者は…。盛りだくさんの事件も、そこが「新宿」というだけで、そういうものかもしれないと思わせる土地の説得力が新宿にはある。防疫官に消防官、鮫島が協力をする相手は組織は違えど、プロで、互いの知恵と経験が絡み合う。そして因縁の仙田が登場する巻でもある。個人的には仙田の得体のしれなさと、警戒心の強さに惹かれる。

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    2022年12月12日
  • 新宿鮫 新宿鮫1~新装版~

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    ノスタルジックな想いが湧き上がる。
    「昭和」という時代の匂いで満たされる、学生時代ハードボイルドが大好きで大薮春彦氏の作品読み耽った。大薮氏の作品に出てくるダークヒーロー、「野獣死すべし」の伊達邦彦や「蘇る金狼」の朝倉哲也、火のうちどころの無い主人公に憧れさえ持った青春時代。しかし著書の主人公である鮫島警部は1匹狼で勇猛果敢に犯人を追い詰めていくが、非情というより甘さや激情、悪を許せないという「人間」「警官」としての魅力を強く感じる、これが現在でも人気のあるゆえんの様な気がする。
    著者が大好きな友人の推しもあり何処かで大沢氏の小説に出会いたかったが、著書を読んで改めて伏線と回収・スピード感等、

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    2022年12月06日
  • 屍蘭 新宿鮫3~新装版~

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    編み棒に猛毒、、、こわい。線路に押して人を殺す、こわい。胎児の輸出。。
    よくこんな恐ろしいストーリー思い付くね。展開気になって一気によんだ。

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    2022年11月19日
  • 【文庫版】小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない

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    小説を書く身としては、凄く為になる本だった。
    こちらはプロを目指す人向けの本だが、心構えや話の作り方、習慣付けなど参考になることが沢山だった。
    自分も多くの本を読もうと思えた一作。

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    2022年10月31日
  • 鮫島の貌(かお) 新宿鮫短編集

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    元となるエピソード、素材となる長編のキャラクターの造形がしっかりしているので、短編集はとても楽しめました。

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    2022年10月16日
  • 無間人形 新宿鮫4~新装版~

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    大沢在昌の著書はいろいろ読んでいますが、「新宿鮫」シリーズはところどころしか実は読んでいない。大沢在昌を薦めてくれた知人が「狩人」シリーズから貸してくれたのでそちらにどっぷりハマってしまい後回しになった感があります。狩人シリーズの佐江刑事とはタイプが全く違う鮫島警部のシリーズ、順不同になるだろうけどこれから10作品の未読分全部読みたいと思った。本作は直木賞受賞作とのことで楽しみにしつつ読み進めた。乱闘シーンの描写がエグい。700ページ近い長編で、前半いろんな人物のそれぞれのドラマが語られ、後半に向かって主犯格に辿りついて行く、という展開でした。ラストは犯人に手錠をかけて一件落着なのだが、鮫島警

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    2022年10月13日
  • 狼花 新宿鮫9~新装版~

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    私は男子です。その視点からの読後感は「女性は男性よりも一枚も二枚も上手だということ。隠れた主人公の女性は男に利用されているようで、結局は男をうまく利用している。恐ろしい、怖いなという気持ち。純な気持ちの男性には内心の怒りを向け、自分をオンナとしてみるオトコを自分の成り上がりの踏み台として使いこなす。この巻の登場人物であえて「トク」という表現を使えば、この女性だけがトクをして、他の男性は何かを奪われる。
    いやあ、女性はたくましい。

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    2022年10月05日
  • 天使の牙 上 新装版

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    新宿鮫シリーズでお馴染みの大沢さん

    SF警察小説

    男勝りの女刑事明日香が瀕死となり
    組織のボスの愛人であり絶世の美女のはつみが脳死となったことから・・

    こんな小説を20年以上前に書かれてことに衝撃

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    2022年09月28日
  • 新宿鮫 新宿鮫1~新装版~

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    大沢在昌さんの大人気シリーズ、「新宿鮫」の第一弾。
    主人公は、新宿署の刑事・鮫島。
    舞台は新宿歌舞伎町。
    ヤクザの間で“新宿鮫”と恐れられている。

    署内では孤立した存在で、常に単独捜査。
    相棒は、いない。
    一匹狼という設定も、いかにも王道で良い。

    そして登場人物たちの描写がとても詳細で、すぐ近くに居るように感じ、ゾッとする程。
    特に魅力的なのは、鮫島の14才年下の恋人・晶。
    ロックバンドのボーカルで、メチャかっこ良いの!
    なのに、まるで母のような、包み込む愛も感じる。
    (22才だけど)

    ストーリー全体としては、刑事もの初心者の私でも分かりやすく、すいすい読める。
    クライマックスの犯人を追

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    2022年09月26日
  • 夢の島

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    面白かった~(^^♪
    500ページ越えの長編サスペンスでしたが、ダラダラした展開が無く先が気になる読み易い文章で、サクサク読み進める事が出来ました。
    少し偶然?!の展開が多い気もしますが、まぁそれが小説ですから。
    謎が解明する流れ、解明してからの流れ、それぞれ面白かったし、最後のちょっとしたどんでん返しもなかなかでした。ちょっと結末があっさりし過ぎだったので、もう少し広げて欲しい感がありました。

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    2022年09月07日
  • 炎蛹 新宿鮫5~新装版~

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    新宿鮫シリーズ第5弾。当シリーズは毎回、手を変え品を変え何かに挑戦する姿勢が楽しみ。
    本作の特徴ははいつも単独行動の鮫島にバディがいることだ(防疫官の甲屋、消防庁の吾妻)。
    玄人と素人、計画性と衝動性が入り混じった複数の事件が収斂していく展開は面白く、そういう意味でもシリーズ中もっともオーソドックスな作品といえるかもしれない(シリーズ中では異色?ややこしい)。
    ちゃんと確認してないが、たぶん本作から鮫島が携帯を所持した。

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    2022年08月15日
  • 生贄のマチ 特殊捜査班カルテット

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    大沢在昌の長篇ミステリ作品『生贄のマチ 特殊捜査班カルテット』を読みました。
    『流れ星の冬』、『亡命者 ザ・ジョーカー 新装版』に続き、大沢在昌の作品です。

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    警察小説の名手・大沢在昌の新たな挑戦! 
    異端者4人組の潜入捜査班!

    家族を何者かに惨殺された過去を持つタケルは、クチナワと名乗る車椅子の刑事からあるチームに誘われ、組織の謀略渦巻くイベントに潜入する。
    孤独な潜入捜査班の葛藤と成長を描く、エンタテインメント巨編!
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    2010年(平成22年)刊行された作品… カルテットシリーズの第1作『カル

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    2022年07月24日
  • シャドウゲーム

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    大沢在昌作品は「魔女の笑窪」に続き2作目だけど、かなり好きかもしれない……。
    自分でも知らなかったけどどうやらハードボイルド系の作品が好きみたい。今作は野崎さんのファンになりました。
    最後の優美と伊神の掛け合いシーンはややさっぱりしていて少し物足りなかったけど、それ以外はとても面白かった。
    特に優美目線の章は、得体のしれない「死に神」に徐々に追い詰められていく緊張・不安・焦りを感じられて、なかなかのめり込んだ。

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    深夜の首都高で、吉川国夫の車は大型車に引っかけられ炎上。国夫は死亡した。そして、大型車はそのまま行方を晦ました…。国夫の恋

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    2022年07月16日
  • 夢の島

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    一気読みしてしまった。大沢在昌長編小説。ハードボイルドではあるが、ミステリー要素もあり。序盤の展開から、終盤の展開になるとは想像できない作品でした。現実にも夢の島は存在してるんじゃないかとも思う。
    ストーリー的には現実性もあるんじゃないかと思わせる大沢の作風らしく、『そんなことはないだろう』と言う場面は一切無い。楽しめた作品であった。強いて言えば、ハードボイルド要素が軽めなところに物足りなさも感じた。

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    2022年06月14日
  • 灰夜 新宿鮫7~新装版~

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    ネタバレ

    鮫島のことを知らない数多くの人たちが当然のように鮫島に協力するなんてことは、本来なら現実感がなくて置いてかれそうになるけど、それをさせない鮫島のスター性。彼ならば皆が彼のために尽くしてもおかしくない。灰夜という題名はこの物語にとても合っている。

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    2022年05月28日
  • 鮫島の貌(かお) 新宿鮫短編集

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    鮫島の貌 大沢在昌 著

    1.購読動機
    初めての大沢さん作品。
    親戚からいただいた書籍集の一冊。

    2.小説より
    新宿警察署の鮫島氏。
    同窓会で、どんな日が幸せなのか?と問われ、
    「自分の目に入ってくるもの。心が痛くなることがなくなる。そんな日が、いい日だと思える。」

    3.小説と現代
    本庁勤務するも、組織と折り合えず、飛ばされ、新宿署に異動した鮫島。

    ・反社会的勢力においても不況の波。
     破門された構成員の末路。
    ・国外組織の警察への接触。公安情報を利用するための画策。
    ・まことしやかな偽情報。職なく野心ありの若者狙う詐欺集団。

    ネタ元の事件を彷彿させる構成、展開は、緊張とともに、現代社

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    2022年04月17日