大沢在昌のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
直木賞・吉川英治賞作家が小説家志望者たちへ行った講義録です。
1979年当時と比べ3分の1へ縮小する出版市場。他方ベテランはリタイアせず新人がなだれ込むようにデビュー。このような厳しい環境に身を投じようとする人へのアドバイスは書き方のテクニックのみではなく心構えにも及びます。プロの作家とはどういうことか、またデビュー後にどう生き残るかは出版業界のみならず他の業界で働く方へも示唆に富んでおります。
「100%の力を出し切って書けば、次は120%のものが書けるし、限界ぎりぎりまで書いた人にしか次のドアを開けることはできません。それを超えた人間だけがプロの世界で生き残っているんです。」
プロの世界で生きることは私のような会社員であっても参考になります。
ぜひご覧ください。 -
ネタバレ 購入済み
すごかった
夢中になり一気に読んだ
素晴らしいストーリーでした!
最後の最後でそうきたかぁと、、、
新島は許せないけど切なかったなぁ
しかし一気に結婚後までとは!
おじいともみんなと暮らせて本当よかった!! -
購入済み
前二作では脇役だった佐江が遂に主人公となる。
巨大組織である警察に属しながらもほぼ徒手空拳で日本と中国、二国に渡る巨大な悪に立ち向かう。
佐江を助けるのは謎を秘めた中国人、毛と歪な価値観を持つ外務官僚、由紀。彼らを結びつけるのは信頼と正義。言葉にすると陳腐になってしまうが、この作品の底流に流れる作者の人に対する深い愛に心動かされる。
特に優しさと悲しみを纏う毛のキャラクターが素晴らしい。 -
購入済み
魂を燃やすもの
男はいくつになっても子供だと言う。そして四十歳を過ぎてそれは本当だと思う、少なくとも僕に関しては。
ヒーロー願望、ピーターパンシンドローム、そんな言葉で語られることもあるが、自分しかできない、自分の存在意義である何かに全身全霊で没頭したい、そんな黒くて熱い欲望が心の底にある。
この作品はそんな想いを束の間叶えてくれる物語だ。
自分の信じるもののために、自分の愛するもののために全てを懸ける。年齢も立場も違う仲間と魂で繋がり背中を預け支え合う。
自分には到底できやしない、現実的じゃない、理性と経験が冷たい言葉を投げかけてくるが、それに負けない炎を灯してくれる、そんな熱い物語です。
とても面白い。
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購入済み
大沢作品中最高傑作の一つ
この本は面白い。
狩人シリーズの第一作。主人公はマタギの血を引く若き狩人雪人。十二年前に殺された父の謎を解くため雪人は新宿にやって来る。そこで出会った美しい少女杏。己の信じる正義のため駆け回る佐江。正義より更に根源的な義のため命を賭す宮本。
この作品には愛も正義も友情も野望も、男の格好良さの全てが詰まっている。
個人的には狩人シリーズの第一作にして最高傑作だと思っている。面白い。 -
購入済み
カッコ良すぎーー
皆が惚れ込んでしまう雪人の魅力。秋田弁で訛ってるとこが何ともいいー。別にかたきが打ちたいのじゃなく真実が知りたいって所で、殺してやる!という気持ちがないとこが雪人の魅力かも。しかし25歳の男は18の高校生と即効結婚決めるってのにはやっぱり田舎で真っ直ぐに育ったから?とか可愛いかったー。本当全巻読んで良かったです。
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購入済み
読み出したら止まらない
一巻が無料で読めたので、何となく読み出したら…夢中になって続きを購入しました。登場人物が魅力的。ドラマ化したらこの役は誰がいいだろうと考えてしまったほど。今度は原作の小説も読んでみたいと思いました。
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購入済み
おもしろい!
主人公が最初は殺されたヤクザの息子かな⁉︎と思いながら読み始めたのですが、実は違って、背景に色んな絡み合った繋がりがあったり恋愛もありで引き込まれて行き、あっという間に読み切れました。
ヤクザならではの残酷な場面もありますが、主人公の純粋な人間性からくる人とのつながりに優しい気持ちになれる場面もあり、とても良かったです。 -
ネタバレ
ケイサツファンタジー
警察官の知人が、この作品を途中まで読み、激怒して離脱していました。
私は「ファンタジー」として、満点をつけさせていただきます。
過去の殺人事件の真実をつきとめるため!とはいえ「私怨」も絡んでの、主人公の行動の契機。
迷惑をかけてはならないと、地元の県警に「辞表」を出して、上京するが、温情ある上司がそれを「預かり」にして、休職扱いにしてあげ
る。
当然「捜査活動」などできないはずが、なぜか、警視庁の「人情刑事」の協力を得て、事実上、警察権を要所要所で使いな
がら、行動を続けていく。
序盤で登場する、ぼったくりキャッチのアルバイトの少女
この少女、別に、暴力団に監禁強迫され、嫌々やらされているわけでもなく「お小遣い稼ぎ」として、カモが百万近くの領収書を見せられ、
払えないと言うと殴られ蹴られるのを見て、それを笑いながらに後にし、遊ぶために街にきえていく…
第1話で、主人公も、このアバズレちゃんにひっかかる。が、驚異的な戦闘能力で、ヤクザを撃退する。
そのあまりの強さに、アバズレちゃんが惚れてしまい、主人公もまんざらでもなく、なんと、男女の愛撫行為ありで、行動をともにする。
通常、休暇中とはいえ、これだけの「悪行」を目の当たりにすれば、少年院送致が相当として、それこそ仲間の刑事に引き渡すべきと思う
が「いつか故郷の情景を見せたい」などと甘い言葉をささやいてからの接吻… 警察官の友人は、ここで本を引き裂いたそうです。
仮に、こんな逃避行的な捜査活動をすれば、早々に、女子を人質にとられ、二人で仲良く東京湾行き…と思いますが、
さて、ここから、どうなるか。警視総監とヤクザの大親分が、実はいとこ同士のふたりのおじさんだった、とか、ウルトラ展開があるのかも
しれません。
なお、主人公は、ある地方の出身で、この世代としてはありえないほどに方言を話しますが。
出身者によると「ほぼ9割あってる。でも、広島の若者が「わて」なんて言わないよね。」とのことでした。
怒っちゃ、負けです。ファンタジーとして、読み進めましょう。