大沢在昌のレビュー一覧
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蘇る昭和の世界、味わいある七編
東京オリンピックを背景に、著名なミステリー作家七人によるアンソロジー。あの頃は今よりもみんなが前向きで、街にも活気があふれていたような気がする。初めて読む作家もいて、それぞれの持ち味が楽しめてよかった。個人的には月村さんが面白かったかな。
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Posted by ブクログ
大沢在昌、藤田宜永、堂場瞬一、井上夢人 今野敏、月村了衛、東山彰良『激動 東京五輪 1964』講談社文庫。
昭和39年。東京オリンピック開催に沸く東京を舞台にした7人の作家によるミステリー・アンソロジー。古き善き時代の香りの中に描かれる様々な形のミステリーとピカレスクはいずれも秀逸。
2020年の東京オリンピック開催を記念しての刊行かと思うが、新型コロナウイルス感染拡大の非常事態により東京オリンピックは2021年に延期されてしまった。延期ならまだしも、2021年に開催できるかどうかすら怪しい状況である。自分は中止になると見ているが……『アンダーコントロール』『復興五輪』という日本の総理大臣 -
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スリリングかつ、スピーディー!
最後の最後まで気が抜けない展開で、手に汗握る面白さでした。登場人物それぞれのスピンオフも読みたいと思うほど、キャラクターに惚れ込む作品です。
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Posted by ブクログ
ネタバレ物を書くということは「出す」行為です。出し続ければ、自分の中がすぐに空っぽになってしまいます。必ず「入れる」ことをしてください。小説でも、漫画でも、映画でも、芝居でも、音楽でも、何でもいい、自分を刺激し続けることを忘れないでください。
すぐれた音楽を聴いて、「この音楽を小説にするとしたら、どういう小説になるだろう」と考える。映画を観て、「自分ならこのネタをどうアレンジするか」と考える。あるいは、「この感動をどう小説に活かすか」、そういう気持ちを常に持って、他の人の創作物に触れる習慣をつけてください。誰も指摘する人はいませんでしたが、私はロマン・ポランスキー監督の『フランティック』という映画 -
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いよいよ三角関係
カルテットの1が気に入り2を購入し読んだのですが、これ3人の恋愛要素必要ですか??と思いながらも先が気になり一気に読んでしまいました。
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どんどんハマる
最初はためし読みの無料で読んでみたけど、気がついたら続きが気になって購入してしまいました!
雪人の実直な性格に周りの人が惹かれていき、自分もハマってました。 -
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読了即傑作!
狩人シリーズ3作目まで電子で読んだので、配信されるまで首を長くして待ってました。
もしかしたら、新宿鮫・鮫島刑事より狩人・佐江刑事の方が好きかもしれません。鮫島刑事が館ひろしなら佐江刑事は・・・香川照之でしょうか?映画化して力のある脚本家に台本書いてもらって是非とも観たいものです。
ラストバトルのシーンは、他の展開が無かったのか!?読了後に散々アナザーストーリーを考えましたが、結果、あれ以外にあり得ないと思いました。佐江、神谷、延井、佐藤、善悪捨てて良い男たちです。