大沢在昌のレビュー一覧

  • 暗約領域 新宿鮫11

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    北の闇は深すぎていつも絶望感に苛まれる。しかも時間が解決しそうにない。今後もこの繋がりで進むのだろうか。

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    2022年12月14日
  • 暗約領域 新宿鮫11

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    前作からどう続くかという心配は無用だった。面白さ変わらぬ「新宿鮫」第11作。頁をめくる手がどんどん加速し、止まらない。

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    2022年12月08日
  • 暗約領域 新宿鮫11

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    いやー面白い、ブラボーブラボー。
    一気に引き込まれて読み切ってしまった。
    曲げない男。
    カッコ良すぎる。

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    2022年11月29日
  • 毒猿 新宿鮫2~新装版~

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    新宿鮫2
    台湾の殺し屋・毒猿。
    強すぎです!!
    背後から水中から、目で追うことができないスピード。
    あれ?小説読んでるのに変な表現かな?
    新宿鮫1の時もそうだけど、完全に脳内で映像化されてます。
    描写がリアルすぎて、緊張感と恐怖がハンパない。

    今回の鮫島さんはちょっと脇役かなと思う。
    それがまた良いのだけど。
    毒猿を裏切った台湾マフィアのボス・葉威。
    葉威を追う毒猿。
    その毒猿を追う台湾の刑事・郭。
    郭と共に毒猿を追う鮫島。
    新宿御苑でのラストシーンは一気読み。

    そして、毒猿に惹かれて手助けをする奈美。
    この奈美の存在がまた哀しさを誘うのです。

    そしてそして桃井さん。
    鮫島の上司、桃井さ

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    2022年11月20日
  • 暗約領域 新宿鮫11

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    大沢在昌『暗約領域 新宿鮫 11』光文社文庫。

    第1作が1990年の刊行で、スローペースながら30年以上続く傑作ハードボイルド警察小説。

    第11弾はシリーズ最長の900ページ超え。これだけのボリュームでストーリーも面白いとなると、非常に読み応えがあるものだ。ボリュームがあり過ぎて、読み終えるのに足掛け4日間を要した。

    公安、北朝鮮や中国の工作員、犯罪者、殺し屋、暴力団と役者は揃い、その中で主役を努める鮫島という図式。元暴力団の男の違法民泊経営、謎の男性の射殺事件、公安の暗躍、かつて鮫島を殺害しようと殺し屋を差し向けた中国人犯罪者とミステリーとサスペンス、ハードボイルドの要素は満載であるが

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    2022年11月16日
  • 漂砂の塔 上

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    ネタバレ

    主人公が、バイリンガルでヤワい割に、よくわからない勇気と正義感があって、前半感情移入出来なかったけど、だんだんそれが純日本人的にも思えてしまって、最後の方はかっこよく見えてきた。特殊な環境の割に舞台はイメージしやすく、エンタメ感もちゃんとあって、中盤からは一気に。下巻合わせて満足度高し。ただどうか映画化はしないで下さい。どうせ陳腐になってしまうから。

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    2022年11月05日
  • 黄龍の耳

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    ハードボイルドとはほど遠い作品だが、やはり面白い。最初のカジノでの登場人物があとから出てくるのかと思いきや、何もない。
    そして、刺客以外はどうなったのか。
    全く謎がおおい。

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    2022年08月31日
  • 漂砂の塔 下

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    寝不足気味になるほど面白かった。
    犯人探しの他にマフィアに追われ、抗争に巻き込まれ。架空の世界観でも日、中、露の三国が国家機密をめぐる孤島の舞台設定も自然と受け入れ楽しめました。優秀なようでどこか頼りない主人公も共感できた。

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    2022年08月21日
  • 漂砂の塔 上

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    去年のナツイチフェアの際に購入し、約1年積読してしまったのを読み始めたが、面白くて寝不足気味です。これから下巻を読むので今後の展開、島の歴史の真実、犯人について楽しみです。

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    2022年08月06日
  • 無間人形 新宿鮫4~新装版~

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    ようやくにしてこの一冊で直木賞を受賞し、既に超売れっ子だった大沢氏も、堂々たるメジャー作家達の仲間入りとなった。
    主人公の「新宿鮫」こと鮫島刑事の活躍を愛する読者は多いと思うが、相変わらずの渋くて寡黙な男は健在だった。
    700ページ近くに及ぶ長編物語で、序盤はゆったりとしたペースで進み、中盤から終盤にかけては一挙にペースアップして読み進むようになる。
    もしも翌朝からハードな予定を組んでおられる御仁は、一挙に中盤から終盤を読み進むのは我慢して、翌日の予定がスカスカの前日に読み進むことをお勧めする。
    それほどに結末に向かってのストーリーの展開テンポが激しく且つ軽快で面白い。

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    2022年07月08日
  • 天使の牙 下 新装版

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    ネタバレ

    めっちゃくちゃ面白かった!!大好きな格闘シーンもたくさんある中で、最後はきちんと締めくくる。スカッとした。

    続編は結構分厚いらしいけど、そんなの知らん。絶対読むぞ、待ってなさい。

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    2022年04月12日
  • 無間人形 新宿鮫4~新装版~

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    面白かった~。いろんな要素が入りまくっててその全てが面白い!キャラクターも一人一人めちゃくちゃよい!このあとの鮫島と晶の関係性がどうなるのかも気になる。

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    2022年03月27日
  • 夢の島

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    書店に平積みにしてあったので手に取りましたが、20年以上も前の作品なのですね。古い感じはまったくしません。展開はスリリングで手に汗握る。ラストでのどんでん返しはミステリーではお約束ですが、そう来たか!!という感じでまさに予想外。たっぷり楽しめます。

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    2022年03月06日
  • 毒猿 新宿鮫2~新装版~

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    学生時代に出会った台湾の友人、
    職場で助け合った中国から来た同僚、
    みんな底抜けに優しくて真面目で勤勉で
    美味しいものをよく知っていて
    大切にしてもらった。

    大沢作品の中に出てくる中国や台湾の
    登場人物はそんな友人をじわっと思い出させてくれる。

    台湾からきた殺し屋"毒猿"…
    ほんとぉーにサイコーに格好良かった‼︎

    台湾の殺し屋"毒猿"は自分を裏切り、恋人を殺した台湾マフィアの頭"葉威"を追って日本に潜入する。そして毒猿を追って新宿に来た台湾警察の"郭"

    毒猿が"葉威"を追い詰めて行く中で

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    2021年11月28日
  • 小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない

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    売れるための前提
    ミステリー作家なら千冊は読んでいないといけない。あらゆるトリック、人称を知っておくべきである。
    一人称は情報の入り口が一点しかない。全ての登場人物は、その生活を話の裏側に持っている。人間を観察し、キャラクターを作り、生活を作り、またいくつかのキャラクターを持った自分の劇団を持って各小説の登場人物に当てはめていくのが良い。推敲は重要、冷静さを持った正確な文章を書かないといけない。起承転結は必要だが、時系列にする必要はなく、イベントを入れ、回想をうまく使うことでだるい部分を回す事ができる。

    大沢さんは、キャラクターがストーリーを動かすタイプのため、強いキャラクター特に主人公を支

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    2021年10月16日
  • 漂砂の塔 上

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    久しぶりに大沢節を堪能したで。
    ええよ。大沢君。
    こんなんもっと書いてんか。
    出版社変えて新装版で誤魔化したらあかんで。

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    2021年09月26日
  • 漂砂の塔 下

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    久しぶりに大沢節を堪能したで。
    ええよ。大沢君。
    こんなんもっと書いてんか。
    出版社変えて新装版で誤魔化したらあかんで。

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    2021年09月26日
  • 【文庫版】小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない

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    直木賞・吉川英治賞作家が小説家志望者たちへ行った講義録です。

    1979年当時と比べ3分の1へ縮小する出版市場。他方ベテランはリタイアせず新人がなだれ込むようにデビュー。このような厳しい環境に身を投じようとする人へのアドバイスは書き方のテクニックのみではなく心構えにも及びます。プロの作家とはどういうことか、またデビュー後にどう生き残るかは出版業界のみならず他の業界で働く方へも示唆に富んでおります。

    「100%の力を出し切って書けば、次は120%のものが書けるし、限界ぎりぎりまで書いた人にしか次のドアを開けることはできません。それを超えた人間だけがプロの世界で生き残っているんです。」

    プロの

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    2021年07月25日
  • 毒猿 新宿鮫2~新装版~

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    新宿御苑がえらいことに…ハードボイルド…怖いから。

    今回は鮫島以上に毒猿のかっこよさと奈美の恋心が切なかった。
    各々刑事たちの言葉の端々にお互いを認め合う、思いやるとこも、しみじみ良かった。
    やっぱり面白いわ。

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    2021年06月19日
  • 無間人形 新宿鮫4~新装版~

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    今回の敵は「アイスキャンディ」というシャブと、とある地方を牛耳る香川財閥。
    鮫島の恋人・晶の身に危険がおよぶ。
    藤野組の角、元極道の平瀬のなんともいえない嫌悪感。
    麻取との対立と共闘も燃える。
    疾走感と牽引力という点では今まで読んだシリーズのなかで一番だった。
    携帯電話が普及する前の時代の話だが、語尾に「〜ざんす」をつける若者がいたのがじわじわきた。

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    2021年05月09日