大沢在昌のレビュー一覧

  • 漂砂の塔 下

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    この作品好きだわ〜
    読み味スッキリ、テンポ最高、ナイスエピローグ

    戦闘シーンは少ないけど、北方領土で繰り広げられる、日本、ロシア、中国、日系人、どこまでが真実でどこからが嘘なのか、全て嘘なのか、スパイ、元KGB、FSBフィクションでもある程度は事実に基づいて描かれてるんだろうなと大沢在昌作品

    ことし1かも

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    2024年10月13日
  • 漂砂の塔 下

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    立場が異なるさまざまな陣営間の駆け引きや、職業人としての顔と個人としての顔が同じ人と異なる人、またそれも途中で印象がコロコロ変わったり、とにかく緊張感が途切れない面白い作品でした。
    無駄に犠牲を出して印象を強くする作品が結構ある中で、この締め方も良かったな。

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    2024年10月10日
  • 悪魔には悪魔を

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    なかなかの厚みのある本ですが、進行スピードが早めで文字を追うのにストレスを感じることなく読めました。オススメです!

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    2024年10月05日
  • やぶへび

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    ジェットコースター!というべき巻き込み運転型のエンタメ小説。
    大沢さんはこれで2冊目、本気でもう少しちゃんと読んでみようと思った!

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    2024年08月16日
  • 天使の牙 下 新装版

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    ネタバレ

     下巻は上巻を凌ぐ面白さだった。
     元女刑事の河野明日香は脳移植により、君国の愛人の体を持つ、「アスカ」となった。
     元恋人の「仁王」と呼ばれる大男の古芳刑事。古芳は、河野明日香の脳移植の事実を知らない。河野明日香は君国に依って殺害されたと思っている。
     麻薬組織「クライン」のボス、君国との闘いが始まる。
     そこへ仁王の、幼馴染の刑事「金村」が参戦する。
     金村の妻は妊婦であったが、クラインの非情の殺し屋「神」にナイフで殺害される。
     君国の傘下の暴力団と身辺の護衛の者、そして殺し屋「神」が、仁王達の前に立ち塞がる。
     復習の鬼と成った古芳と金村が、君国が居る傘下の暴力団の別荘(要塞)に襲撃を

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    2024年08月15日
  • 氷舞 新宿鮫6~新装版~

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    ヤクザ・公安・政治家など多岐にわたる人種の現在・過去が入り混じる複雑な事件と、鮫島が杉田江見里という舞台女優に恋惹かれる2軸が螺旋状に展開していくため疾走感があった。
    いじらしい晶もかわいく今後の恋の行方も気になる。
    これでシリーズ6作まで読み進めたが、今のところ個人的ランキング3位。

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    2024年08月11日
  • 毒猿 新宿鮫2~新装版~

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    大沢在昌さん「毒猿」、新宿鮫シリーズの第2弾。
    このシリーズ最高傑作と名高い今作品、確かに前作を大きく上回るスケール感と緊迫感が素晴らしかった。

    物語は台湾人殺し屋、台湾マフィア、台湾警察官が日本のヤクザと警察を巻き込みながらの超ド級エンターテイメント。言うまでもなく舞台は東京•新宿。
    その台湾人の殺し屋「毒猿」の殺人能力が驚異的で最終的にはこの抗争で36人もの人間を殺し、日本のヤクザ石和組を解散にまで追い込むという怪物っぷり。モンスターに違いはないのだが、彼にはかなり純度の高い人の血が通っており中盤以降は彼に肩入れしながら頁を進めていた。

    読み終わってみるとかなり喪失感漂う結末で結構な虚

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    2024年07月30日
  • ライアー

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    大沢君。最高や。
    会話回しがやっぱ秀一やね。
    時に誰の言葉やねんと繰り返して読まないかんけど、このスピード感とキレの良さは大したモンよ。立派。

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    2024年07月06日
  • ライアー

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    大沢在昌さんの作品にハズレなし。
    序盤ありきたりのスパイ映画の様な始まりだが、すぐに物語の世界に惹き込まれました。

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    2024年06月29日
  • 雪人 YUKITO 5

    ネタバレ 購入済み

    素晴らしい作品でした

    残酷なキャラが多すぎてどういう結末になるのか全く想像がつきませんでしたが、納得感のある綺麗な結末でした。新田アキラが最後人間の心を取り戻し救われて良かったです。
    実写化してほしいです!!

    #感動する #深い #泣ける

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    2024年05月17日
  • 悪魔には悪魔を

    購入済み

    最高傑作

    大沢作品のほとんどを読んだが、今までの中でも最高傑作だと思う。読み始めからもう既に大沢ワールド。一気に読んでしまいました。可能であればシリーズ化して欲しい作品

    #スカッとする #カッコいい #ドキドキハラハラ

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    2024年05月02日
  • 暗約領域 新宿鮫11

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    新宿鮫シリーズは全作読んでいて前作の10作目で終わりかと思っていたが、いつの間にか続いていた事を知り慌てて読んだ。
    いやぁ、最初この文庫版の厚みを見たらちょっとビビったが、読み始めるとあっという間に読み切ってしまった。
    それだけ面白かった。事件の展開から山場の持っていき方までさすが大御所作家の本領発揮といった所だった。
    まだ最新刊もあるらしいので、また読むのが楽しみだ。

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    2024年05月01日
  • 無間人形 新宿鮫4~新装版~

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    ヤクザ、麻取、財閥か、麻薬を巡って交錯する。手に汗握る展開で、最後まで一気に読める。緊張感走りました。

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    2024年04月21日
  • 屍蘭 新宿鮫3~新装版~

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    新宿鮫、第三弾。今回の容疑者はサイコな中年女性。鮫島大ピンチの局面をどう潜り抜けるか。犯人の大胆な殺人。読み応えがあり、面白かった。

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    2024年04月07日
  • 罪深き海辺 上

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    思いがけ図再読。
    タイトルでは呼んだことを思い出せないのに、一行目読み始めただけで再読だと思い出す不思議。

    でも、矢っ張り面白くて一気読み。
    主人子・干場のとぼけているのが緻密な計算のうえなのかの発言が周りを振り回しそれぞれの思惑が動き出す上巻。
    加速していく事態がたのしみ。

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    2024年02月24日
  • 予幻

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    大沢在昌氏はファンの一人だ。本書も夢中になって読み終わった。最後の1行では声を出して笑ってしまった。テンポ良く最後まで読み進めることが出来謎解きも良かった。

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    2024年01月28日
  • 獣眼

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     期限は一週間、運命を見通す少女を警護する、ボディガード・キリの闘いを描く、アクション・エンターテイメント。

     600ページを超える厚さに、始めは躊躇しましたが、読み出したらページをめくる手が止まらず、一気に主人公キリの活躍に引き込まれてしまいました。

     少女の特殊な能力の謎と敵の解明、その敵から守るキリの闘いが同時に進行し、ミステリーとアクションの二つの味を堪能することができました。

     また、宗教団体から命を狙われるという展開は、あの事件を彷彿とさせる真実味を感じました。(ちなみに、本作品はあの事件より前に書かれています)

     主人公のボディガードとしての生き方は、スマートで自分はとて

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    2024年01月04日
  • 天使の爪 下 新装版

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    ネタバレ

    アスカを狙ってロシア、アメリカ、そして日本の激しい駆け引きが始まる!

    最重要軍事機密である、脳移植の稀有な成功例、アスカ。彼女の前に突如現れた、脳移植が生んだロシアの怪物との戦いの行方は!?

    一作目が面白かっただけに、今作は長くした感がある印象。設定がいいだけに少し残念だった。あと、簡単にしかも大量に人を殺しすぎな感じがした。ハンをモンスターに見せるための演出とはいえ、他に描写の仕方があると思えた。

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    2023年12月08日
  • 天使の牙 下 新装版

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    ネタバレ

    犯罪組織「クライン」の独裁者・君国の愛人はつみの身体と、女性刑事明日香の精神を持つ「アスカ」。決死の囮を演じる彼女に対し、組織は警察内部の通報者を使い、次々と殺戮の罠を仕掛けてくる。アスカを守るのは、明日香の元恋人・仁王こと古芳ただひとり。だが、古芳ははつみの体に宿るのが明日香であることを知らない。一方、アスカは古芳が組織の内通者である疑いを捨てきれない。不協和音が生じた二人にさらなる刺客が……。
    感動と興奮を呼ぶエンターテインメントの真髄。

    疾走感のある物語の展開で読み抜ける楽しみがあった。アクション映画の小説版という感じだった。

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    2023年11月07日
  • 天使の牙 上 新装版

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    ネタバレ

    覚醒剤に替わり、日本全土を脅かすようになった新型麻薬「アフター・バーナー」。その元締である「クライン」を牛耳る君国辰郎の愛人・神崎はつみが逃亡した。組織内部のことを知りつくしたはつみが、警察に保護を求めたのだ。極秘指令を受けた女性刑事・明日香は、はつみとホテルで接触するが、ヘリからの銃撃を受け、はつみもろとも瀕死の重体に。だが、奇跡は起こった。脳移植により、脳死したはつみの体に明日香の精神が宿ったのだ――。

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    2023年11月03日