大沢在昌のレビュー一覧

  • 暗約領域 新宿鮫11

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    新宿鮫シリーズ11

    過去一分厚いのでは?
    もはや鈍器。
    物語の重厚感の割には続きが気になって割とスルスル読めた。
    新しい上司も一癖あって面白い。
    新しい相棒に対しての鮫島の心情もおじさん味あふれてて時の流れを感じずにはいられない。

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    2026年06月29日
  • 黒石(ヘイシ) 新宿鮫12

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    新宿鮫は1990年にシリーズが開始されているらしい。
    今作は短編集を含むと13作目。全て拝読しているがずっと魅力的で面白くあるのはとにかくすごい。新宿鮫のイメージは壊さず、でも進化してる感がすごくつたわってくる。
    今作は結構ボリュームがありましたが、それでも足りない!と思わせてくれる面白さでした。
    金石という集まりについても考えさせられるな、と。日本人で中国人でもない人たち。きっと想像もできないような苦労があるのだろうとおもう。根底はそこなのだろうか、そこからの派生がおおきな事件に。今作は独特な凶器がフューチャーされていて怪傑の切り口も面白かったです。

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    2026年06月27日
  • 黒石(ヘイシ) 新宿鮫12

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    指示を受けて働く殺し屋「黒石(ヘイシ)」
    本当に存在するのか不明のまま時は過ぎる
    彼なりの理屈でどんな指示にも従っている
    時には激情にかられて何かをしてしまうことも
    指示者は誰か?凶器は何か?
    鮫島と矢崎の捜査が続く

    読み終わった時
    カバーの中央にある言葉
    ヘイシ Oath-Bound Hero
    の意味が腑に落ちた

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    2026年06月14日
  • 炎蛹 新宿鮫5~新装版~

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    イラン人、中国人、街娼、訳アリの目撃者の関係がもつれにもつれて複雑化する事件
    ピタゴラスイッチみたいで読んでいてとても面白かった
    加えて今作で鮫島は立場の違う2人の相棒と行動していて新鮮だった

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    2026年06月11日
  • 新宿鮫 新宿鮫1~新装版~

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    プロローグ

    首都高速と蒼氓(そうぼう)

    そこは若い頃の僕の夜の摩天楼
    車という空間に閉じこもり一心不乱にひた走る
    等間隔に並ぶ街灯が幾重にも無音で通り過ぎて行く
    夜通し走り続ける
    やがて、夜が明け空が白み始めてくる

    速度を落とし、山下達郎の“蒼氓”をかける
    新宿のビル群をバックにシットリとそれは流れ
    そして家路につく

    蒼氓という言葉に宿るこの上ない響きと意味合いが
    好きで堪らない
    そしてあの頃のあの時間帯の情景にピッタリなのだ



    本章
    『新宿鮫』ノスタルジックな想いを感じさせずにはいられない★Super5
    吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞受賞作品

    “新宿鮫”余りにも有名なタイトルだが
    有名すぎるのとタイトル的に敬遠してた本作

    いゃ〰凄いな〜
    警察小説の金字塔と云われるだけありますな
    鮫島の孤軍奮闘&孤高の刑事と彼女の晶のキャラが
    最高に活かす、典型的な昭和後期の匂いをプンプン撒き散らしたハードボイルド小説

    シリーズ4が直木賞なので、それまでは必ず読もう

    そう思った!!!



    エピローグ

    で、帰りの飛行機でプチミラクルが!?
    羽田周辺の気流の関係で海側からではなく
    都心からの滑走路進入とのこと!
    これは中々のレアだ
    これで上空から新宿副都が見えたら起承転結最高だ

    中野サンプラザを通過し首都高を尻目に新宿へ
    えっ、渋谷の交差点!?
    あれーッ!
    新宿逆側だったー(TдT)

    だが、ここでミラクルが!
    羽田近くの新幹線車庫から
    関東では、廃止になったドクターイエローの雄姿が!!!

    これで少しは幸せになれるのかな!?

    最後にそう思った\(^o^)/8v♪



                         完

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    2026年05月30日
  • 屍蘭 新宿鮫3~新装版~

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    前作のドンパチも良かったけど、今作の女の愛憎劇もすごい引き込まれた
    おばちゃんの尽くし具合が怖すぎるのと、病室を埋め尽くす鉢植えの蘭の描写が狂気的

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    2026年05月10日
  • 天使の牙 下 新装版

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    アスカと明日香の生前の恋人"仁王"こと古芳の龍牙湖での潜伏と「クライン」の対峙、君国に拐われたアスカの攻防、そして古芳が旧友の金村と共にクラインとの決着に臨む。

    君国に捕らわれたアスカがはつみの肉体の履歴とは関係なく彼女自身の尊厳を守るための攻防にハラハラする。その前にも龍牙湖で古芳と一夜を共にしていた時に気が付いた自分の心とは違う身体の要求に恐怖していたアスカ。高度な頭脳を持ってしても解決が難しい心と身体のジレンマが物語の緊張感を高めている。

    戦闘の局面は古芳と金村がメイン。立て続けに大切な人を失った二人の壮絶な復讐心が傲慢なクラインの構成員達を一掃する展開は血みどろだけど爽快。

    最後まで気が抜けない大長編。読む手が止まらなかった。読書生活を続けてきて他の作品を知ってもアスカは特に好きなキャラクターの一人。最強ヒロイン。

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    2026年04月05日
  • 天使の牙 上 新装版

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    誰もが振り返る絶世の美女の肉体に勇敢さと高度な頭脳を持つ刑事の心が宿る。手段は、脳移植。

    この作品が世に出て30年ほど経った現代でも様々なタブーから現実的ではない手段で2人が1人に成って麻薬組織の壊滅と警察組織の闇を明かしていくエンターテインメント小説。

    1995年あたりが舞台と思われるのでポケベルやアベックといった単語が出てくるけど、前提が分かっていればむしろ高度なスマートフォンのような機器が登場しないので頭脳戦の描写が映える。

    脳移植後の肉体に関しての疑問も丁寧に説明されていて半端なご都合主義になっていないのも物語に入り込みやすい設計。
    上巻ではアスカ自身の頭脳が活きた逃走劇と明日香からアスカに生き直すことになり心境が変化していく様子がメインとなっている。

    レビューのために掻い摘んで再読するつもりが2時間くらい読みたいところをじっくり読んでた。
    一度読んでいてもまたハマる面白さがある。

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    2026年04月05日
  • 黒石(ヘイシ) 新宿鮫12

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    大沢在昌『黒石 新宿鮫12』光文社文庫。

    久し振りのシリーズ第12弾。600ページを超える大ボリュームの長編ハードボイルド警察小説である。

    今となっては、日本のハードボイルド作家は絶滅危惧種となり、大変貴重な存在になった。かつては北方謙三や大藪春彦、船戸与一、原尞、生島治郎などの多くの優れた作家がハードボイルド小説を上梓していたのだ。

    そんな中、30年以上も続くハードボイルド警察小説シリーズがこの『新宿鮫』である。決して公には出来ない警察組織の秘密を握ったことから飼い殺し状態となり、単独行動を常とする鮫島刑事はずば抜けた腕力があるわけでも、格闘技に秀でているわけでもなく、己の信念のもと、地を這うような捜査により巨悪を炙り出すのだ。

    今回は、かつて鮫島を裏切った公安警察の矢崎がスポット的に鮫島の相棒となり、中国系犯罪ネットワークを我が物にしようと殺し屋『黒石』を操る『徐福』の正体を突き止め、『黒石』の凶行を食い止めようとする。

    面白い。600ページ超えるボリュームも全く苦にならず、ほぼ一気読みであった。


    公安警察の矢崎から新宿署刑事の鮫島に『金石』に関する新たな動向が伝えられる。中国系犯罪ネットワーク『金石』の8人の幹部である八石の1人『徐福』という人物が『黒石』という名の殺し屋を使い、『金石』をネットワーク組織からピラミッド型の犯罪組織に作り変え、自分の意のままに操ろうとしているらしいのだ。

    鮫島は再び矢崎とコンビを組み、『金石』の動向を捜査すると、過去に『黒石』による手口と思われる複数の殺人が浮かび上がる。さらには『黒石』は既に八石のうちの2人を殺害していたことが明らかになる。八石たちに迫る『黒石』の魔の手。鮫島は『黒石』の凶行を食い止め、『徐福』の正体を明らかにすることが出来るのか。

    本体価格1,260円
    ★★★★★

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    2026年03月25日
  • 雪人 YUKITO 2

    無料版購入済み

    梶さんの父親の死にはヤクザだけでなく、警察官とヤクザの癒着が
    絡んで起きた事件なのですね。
    これから梶さんにもっと危険な事が起こるのでしょうか?

    #深い #ドキドキハラハラ #ダーク

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    2026年03月22日
  • 黒石(ヘイシ) 新宿鮫12

    ネタバレ 購入済み

    面白い

    久々の新宿鮫。内容量ありますが一気に読んでしまうぐらい引き込まれました(読後に一緒に買った別の作家さんのノワール作品読んだのですが数十ページで飽きてしまいました、、、)
    犯罪グループ「金石」内の集団指導者となる八人の「八石」の内部抗争、そのうちのリーダー格1人だけが使える殺し屋「黒石」が暗躍する、、ってこれだけでも既に面白そうですよね。実際面白いので是非。

    #ドキドキハラハラ #アツい

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    2026年03月16日
  • 炎蛹 新宿鮫5~新装版~

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    外国人の売春婦が殺されると同時に、ホテルの放火事件も発生し、外国から稲を食いつくす害虫まで出てくるという。

    害虫の専門家と鮫島で害虫を追いかけつつ、事件を解決していくという。

    もう、色々な事件が一緒におこり、なおかつ、ごちゃごちゃにならなず、次が気になって、最後はイッキ読みでした。

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    2026年02月08日
  • 無間人形 新宿鮫4~新装版~

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    新宿鮫シリーズは以前から読んだり止まったりを繰り返している。
    この巻も、もしかしたら何年も前に読んでいたものかも。

    ぶつ切りに読んでいたんですよ。なんとなくスムースに読み進められなくて。

    でも今回読んでみて、自分が変わったのかな。
    すっかり引き込まれました。それこそページをめくるのももどかしいほど。
    どの人も闇を抱えて、とんでもなく暴力的で。
    後の馳星周さんも、影響受けたんじゃないかな。

    でも、馳さんと違って、新宿鮫には、真っ直ぐな心を持った
    人がかならず出てくるんですよね。ヒロインの晶を始めとして。

    改めて、全巻読みたくなったなあ。
    何巻あるんだろう。 
    え、12巻?

    先は長いなあ…。楽しみだけど…。

    ※光文社文庫 587ページ。
    どの巻もこのくらい分量あるんだろうなあ…。

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    2026年01月31日
  • 雪人 YUKITO 1

    匿名

    無料版購入済み

    おじさんが良い

    もんでんさんといえばおじさん
    主人公じゃないけれどおじさんが最後までかっこいい
    ずっとハラハラしっぱなしで面白かった

    #ドキドキハラハラ #切ない #カッコいい

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    2025年12月29日
  • 相続人TOMOKO

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    ネタバレ

    元CIA工作員の日本人女性・トモコ(超絶美人)。彼女は米国で同じくCIAに関わっていた夫を暗殺された。米国籍を剥奪され、世界のどこにも属さない亡命者となる。夫を奪った者たちへの復讐劇が始まり、執念を胸に、トモコは日本へ潜入。トモコ1人では生きていかれず、もう一人のTOMOKO=原田智子と生活を共にする。智子は風俗嬢として新宿の底辺で生きてきた。この二人の“対照的なTOMOKO”が、やがて協力関係を結び、米軍・警察・ヤクザを巻き込む国家レベルの陰謀へと挑んでいく。スリリングでかつ復讐と再生の物語だった。⑤

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    2025年11月03日
  • 小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない

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    新宿鮫で直木賞を受賞した大沢在昌氏が、プロを目指す受講生に1年間の講座を開いた講義録。
    実践的でかなり参考になった。

    少なくとも400字詰め原稿用紙30枚以上の作品を書いたことがある人向け。構成の作り方とかは書かれてないから、全く執筆経験なしの人が読んでも、明日から書き始められるかと言えば微妙。

    受講生への実際の指摘がリアルで参考になる。
    他の人はこんなこと考えてるんだとか、こんなクセやミスが起こるんだとか、身に沁みて理解できた。

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    2025年09月27日
  • 相続人TOMOKO

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    新宿鮫以降久しぶりに読んだ大沢在昌さんの作品ですが、その世界観に圧倒的されました。特に主人公がカッコ良すぎる。また、彼女に関わった人が成長して行く姿もとても眩しく感じた。ハードボイルド作品はあまり読まないけど、設定、登場人物、背景の面白さに加えスピード感もありとても面白かった。解説の湊かなえさんの解説も読者視点で書かれており共感出来る場面も多く感じた。

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    2025年08月20日
  • 晩秋行

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    面白かったよ!
    主人公は六十過ぎてて歳だけどそれを感じさせない。
    大人の純愛ハードボイルドと帯にあるけどまさにそういう感じかな!

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    2025年08月17日
  • 鮫島の貌(かお) 新宿鮫短編集

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    以下、ただのファンの感想。
    鮫島の新人時代や高校時代のエピソードが読めて楽しかった。
    シティハンターの冴羽やこち亀の両さん出てきたり、バリエーションに富んだ短編集。
    いいもん読めた。

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    2025年08月12日
  • 相続人TOMOKO

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    1993年に発刊された小説の復刻版。
    日米両国にまたがる黒組織に夫を殺され、国籍や戸籍のないまま戦うトモコと、相棒となった“へっぽこ智子“の奮闘がスリリングに描かれたハードボイルド小説!
    ハードボイルドでありながら主人公が女性のバディもので、さまざまな危機を乗り越えて復讐を果たすのですが、トモコの奮闘もさることながら、“へっぽこ智子“の変貌にもホロリとさせられた小説でした。
    機会があれば再読したい一作です。

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    2025年06月05日