あらすじ
薬物の取引現場を張り込んでいた新宿署生活安全課の刑事・鮫島は、男の銃殺死体を発見した。新上司・阿坂景子は鮫島に、新人の矢崎隆男と組んでの捜査を命じる。男は何者で、なぜ殺されたのか!? 一方で、鮫島と因縁のある国際的犯罪者・陸永昌や元公安刑事・香田に不審な動きが――。シリーズ最大のボリュームと壮大なスケール! ラストまで一気読みの傑作長編!
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新宿鮫シリーズ11
過去一分厚いのでは?
もはや鈍器。
物語の重厚感の割には続きが気になって割とスルスル読めた。
新しい上司も一癖あって面白い。
新しい相棒に対しての鮫島の心情もおじさん味あふれてて時の流れを感じずにはいられない。
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新宿鮫シリーズは全作読んでいて前作の10作目で終わりかと思っていたが、いつの間にか続いていた事を知り慌てて読んだ。
いやぁ、最初この文庫版の厚みを見たらちょっとビビったが、読み始めるとあっという間に読み切ってしまった。
それだけ面白かった。事件の展開から山場の持っていき方までさすが大御所作家の本領発揮といった所だった。
まだ最新刊もあるらしいので、また読むのが楽しみだ。
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2023/1/29 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2023/2/6〜2/17
6年ぶりに読む新宿鮫シリーズ。
相変わらずの面白さ。900ページの長さを感じさせないのは流石。ただ引っ張った割には最後が少しあっさりしていたか。正反対の気質の新しい上司の阿坂景子との関係がどうなるのか。後半あまり出て来なかったのでそこも次回作に期待か。
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大沢在昌『暗約領域 新宿鮫 11』光文社文庫。
第1作が1990年の刊行で、スローペースながら30年以上続く傑作ハードボイルド警察小説。
第11弾はシリーズ最長の900ページ超え。これだけのボリュームでストーリーも面白いとなると、非常に読み応えがあるものだ。ボリュームがあり過ぎて、読み終えるのに足掛け4日間を要した。
公安、北朝鮮や中国の工作員、犯罪者、殺し屋、暴力団と役者は揃い、その中で主役を努める鮫島という図式。元暴力団の男の違法民泊経営、謎の男性の射殺事件、公安の暗躍、かつて鮫島を殺害しようと殺し屋を差し向けた中国人犯罪者とミステリーとサスペンス、ハードボイルドの要素は満載であるが、仕掛けはこれだけではない。
前作で上司の桃井課長が殉職し、恋人の晶とも別れて独りきりになった鮫島は不眠に悩みながらも、単独で捜査を続けていた。
協力者からの情報で薬物取引の現場である違法な闇民泊を張り込んでいた鮫島は鑑識の藪と監視カメラを調整しているうちに監視対象の民泊で謎の男性の射殺体を発見する。射殺された男性は何者なのか。犯人の正体は、目的は何なのか。
そんな時、新宿署にノンキャリアの星と呼ばれる阿坂景子が鮫島の上司として赴任して来る。彼女は警察の規則とルールを重んじる考えを前面に出し、鮫島に新人の矢崎隆男とコンビを組んでの捜査を命じる。
一方で、鮫島と因縁のある国際的犯罪者の陸永昌と元公安刑事の香田に不審な動きが確認される。
相棒の矢崎の立場を気遣いながら捜査にあたる鮫島は少しずつ事件の真相に近付いていく。やがて、射殺された男性が中国人で、民泊に滞在していた目的、事件の背後に公安と北朝鮮の高官、元暴力団、金石という非合法グループの関与が明かになる。
久し振りに『新宿鮫』シリーズの作品を読んだが、設定が人気テレビドラマの『相棒』に酷似していることに気付いた。『新宿鮫』の刊行が1990年で、『相棒』の放送開始が2000年であることを考えると『相棒』が『新宿鮫』をパクったのだろう。ある秘密を握ったことから警察組織から疎まれ、それでも抜群の推理力と行動力で事件を解決する警察キャリア・鮫島の姿は杉下右京と重なる。今回、鮫島がコンビを組んだ矢崎隆男は杉下の相棒の亀山薫だろう。また、鮫島が鑑識の藪と懇意にしているところなどは『相棒』でもお馴染みの光景だ。
本体価格1,260円
★★★★★
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去年から1作目を読み始めて11作目。とうとう、読んでいない作品は、最近文庫化されたばかりの黒石のみになりました。だいぶゆっくりと新宿鮫を堪能してきましたが、どんどん読んでいきたいのを我慢して、このペースで進めてきました。それは、刊行された作品がまだ何冊もある状態なら、読んでいくスピードは、自分でコントロールできますが、最新刊まで読んでしまうと、作品が出来上がるまで待たなきゃならないからなのです。この作品を読み終わった瞬間に、黒石をいつ読むのか、少しワクワクする悩みを抱えて、全く違う積読してある作品の山を崩していきたいと思います。
今回の作品は、過去の作品に登場した人物の思惑や因縁が絡み合って、かなり厚みを増した作品になっています。これは、長いシリーズがないとなかなか成立しないことで、まさに作家と読者が作り上げた世界観だと思います。
この新宿鮫を読み続けている理由は、生死をかけた銃撃戦が、死ぬかもしれないという恐怖を主軸にリアルさを追求しているところです。
国際情勢が刻々と変化していく中、鮫島はどんな事件に巻き込まれ、そしてどんな選択をしていくのか、是非読んで楽しんでみてください。
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晶も桃井もいない新宿鮫。新たな局面を迎えているが、やはり物足りなさを感じてしまう。内容も腑に落ちない部分もあったが、力技で一気読みさせるのは、さすが「新宿鮫」。
11までの面白さをランキング
1.新宿鮫
2.毒猿
3.無間人形
4.絆回廊
5.風化水脈
6.狼花
7.屍蘭
8.氷舞
9.暗約領域
10.灰夜
11.炎蛹
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長かった。けど、先が気になって一気に読んでしまった。裏の裏の世界まで、どんな取材をしたらわかるのだろう。あるいは、相当な想像力か。気づいたら最後は没頭してしまった。
浜川がとても気になる。
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フー。やっと読み終えた。
相変わらず登場人物多いし、名前覚えられんし、セリフ短いんで誰の言葉かわからんし、、、。文句言ったらあかんな。久しぶりの大沢君の新作やし。
でも、やっぱオモロいわ。もっと頑張って書いてや。
最近、本屋で大沢君の本が新刊の所に置いてるんで、サッと手に取って後ろのト書きをよく読むと「新装版」の文字が。アー、またかいなとガッカリする事多いねん。他の作家でもそうや。何とかしてーな。ほんまにもう。
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文庫本にして918頁の、シリーズ最長篇。
これだけの長編を一気に読ませる著者の凄技に敬意を。
前作で、桃井課長を喪い、晶とも別れた鮫島には新しい局面が。
桃井の後釜にノンキャリアの女性課長阿坂景子が赴任し、同時に配属になった矢崎隆雄と組んでの捜査を、鮫島は命じられ、今までの一匹狼から中間管理職的立場となる。
薬物捜査に殺人事件も絡まり、暴力団の元幹部が行方不明になり監禁の疑いが。
事件の裏には、密輸が絡み、公安部の関与も。
中国残留孤児や在留邦人の二世三世で構成される「金石」のメンバーや、北朝鮮の工作員の影もちらつき、さらに殺し屋に正体不明の女性も。
公安刑事の香田や因縁のある国際的犯罪者・陸永晶も登場し、人間関係や事件の真相は、より一層混迷を深める。
「基本を守る、ルールを曲げない」という信念を持ち、警視庁を立派な組織だと公言する女性課長が、今後どういう役割を果たすのか。
すでに発売されている次回作も期待される。
Posted by ブクログ
桃井課長と晶を失い、新たな環境で捜査を展開する最初の刊。文庫本で読むのは辛いくらい分厚く、力作になっている。
昔から変わらないのは鑑識の藪、それが唯一の支えにも見える。その藪とタレコミのあった管区内の民泊を監視中、殺人事件にいきあうところから物語が始まっていく。
いつのまにか対峙する敵が国際的になり、その代わり過去に追い詰めてきた暴力団の人間と捜査をする上で協力する事にもなる。
新たな環境の始まりであるのは間違いないが、ヤクザのトルエン、シャブのシノギを追っかけていた主人公が、時折桃井の存在を思い出す描写で、過去の刊を読み返してみたくもなる。
解決した後、最後に協力しあった暴力団幹部が礼を言いにわざわざくる。そんな小さい描写も、昨今無くなりつつある漢臭い関係を何処か懐かしく、少しだけ羨ましく感じる自分を再認識させられた。
大沢在昌万歳!
Posted by ブクログ
いつも中国人の名前を覚えるのに苦労するが、今回も同様であった。
殺人や北朝鮮など暗い物語ではあるが、いつも思うのは少しの品の良さである。鮫島という主人公が醸し出す品の良さがわたしは大好きなのだと思う。
Posted by ブクログ
上司の桃井を亡くした鮫島に、新しい上司と相棒がやって来た。鮫島は、これまでの捜査方法の変更を要求される。
今後、新しい新宿鮫が見られるのだろうか?
文字の細かさと分厚さに、読み終えるのに時間がかかると思ったが、一気に読み終えてしまった。
Posted by ブクログ
新しい上司と、新人と組んでの捜査。
鮫島のとる道は今までと変わるのか?そして思わぬ伏兵はどんな立場をとっていくのか。
それにしても900を超えるページは重かった。
出演者が多くてこんがらかったまま読んでしまったら、結局訳が分からないで終わってしまった。読み直すには思い切りがいるようで、しばらく積んでおこうかな