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Posted by ブクログ 2021年10月16日
売れるための前提
ミステリー作家なら千冊は読んでいないといけない。あらゆるトリック、人称を知っておくべきである。
一人称は情報の入り口が一点しかない。全ての登場人物は、その生活を話の裏側に持っている。人間を観察し、キャラクターを作り、生活を作り、またいくつかのキャラクターを持った自分の劇団を持って各...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月03日
これは素晴らしかった。文筆の経験はないし、特にそれを目指している訳でもないんだけど、本書に惹かれ、手に取った一番の目的は、小説を読むに当たってのポイントを教授されたかったから。物語をより深く味わい、楽しむために、ひいては優れた読み手たらんがために。そして本書は、かなり高水準でそれが達成されるものとい...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月23日
凄く面白かった。久しぶりに続きをどんどん読みたくなる本に出会った。エンタメ小説を書きたい人は必読で、読むのが好きな人も楽しめるだろう。文庫化熱望。日本推理作家協会「ミステリーの書き方」と合わせて、何回も読みたい。
特に日本文学・海外文学の文章表現の違いなどは実に興味深かった。神視点・視点の乱れの問...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月23日
読むことによって、読者の気持ちに変化を与えることが小説の目的だと感じた。①作者が地の文で説明するのでなく、登場人物の会話から想像し感じてもらうこと。②登場人物にはインパクトのある特徴を持たせること。③主役には様々な逆境を与えること。④謎を二重に用意すること。⑤伏線を張ること。⑤誰も思いつかないような...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月29日
こんなにふせんを張りまくった本は、久しぶりだろう。
本、文章術、作家論、全てのジャンルを網羅している素晴らしい一冊。
のっけから、初版4000部、定価1700円、印税10%とした場合の
手取り額68万円という事実が出される。
いくら力作を書いてもこの程度と言う現実、そして
本書で語られているように...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月07日
中級者向けの小説作法の本。
基礎的な部分はあまり書かれていないが、それだけに実践的で参考に
なるところが多い。キャラ造形の仕方、描写のふくらまし方、デビューしてからの振舞い方など、付箋で本にたてがみが生えた。
兼業よりは専業の方がやはりいいものが書けるとしながらも、このご時世では厳しいので、10...続きを読む
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