大沢在昌のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
662ページの長編。
新宿という街の由来に立ち返り、作者は新宿に関わる膨大な文献を読み調査した。
2,000年に出版されたものだが、その内容は現在の2026年に比べても、色あせない。
警察関係、暴力団、水商売、不法就労外国人など、新宿歌舞伎町に展開する人々の想いが登場人物に依って語られて行く。
鮫島は高級車窃盗団を追っていた。
そのアジト(ガレージ)のある古家の井戸から死蝋となった遺体を発見する。
遺体の弾痕から警察で使われている拳銃ということが判明するが、既に時効と成っている為、警察の上層部は不起訴で処理した。
納得がいかない鮫島は単独で調査を続けると、その遺体に関わる思わぬ因縁に直面する。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ思いのほか読後感の良い作品。
ライターのミヤビとイラストレーターの想一のバディがある死体の身元を明らかにして欲しいという依頼を受け奔走するのだが、危険なシーンはあまりないので緊迫感はない。
ヒリヒリ感がない代わりに2人の性格に帰するとこが多いのだろうが人の良さというか真摯な態度に惹かれるというか良くも悪くも「普通」なところが良いのかなという感じ。
あと、ほぼ記憶はないのだが、途中ふと『アルバイト探偵』シリーズに近い臭いを感じた。
謎についてはこれを解くのはタイトルを良く理解してないと無理だよ〜って思ったり、ミヤビ達が驚くことなく受け入れているのも不自然に思わなくもないが、爽やかな終わりだったの -