夜刑事

夜刑事

1,980円 (税込)

9pt

「俺は、苦しくても警察にいつづける」

警察から憎まれ、犯罪者から狙われた、かつてなく孤独な刑事。
暗闇でしか活動できない“夜刑事(ヨルデカ)”の岬田は、絶望と背中合わせの捜査に当たるーー。
「新宿鮫」シリーズ、「狩人」シリーズから連なる、新たなる傑作刑事小説の誕生。
著者史上、最も孤独で美しいヒーローをフルスロットルで描く、待望の新シリーズ!

主人公は、全く新しいキャラクターの刑事。
犯罪者だけでなく同じ警察官からも憎まれ、これまでに書いてきたどの刑事よりも孤独で、絶望と背中あわせの日々を生きている。
また書きたいと思った主人公は久しぶりです。
――大沢在昌

【あらすじ】
ヴァンパイアウイルスと呼ばれる未知のウイルスに感染し、夜しか活動できなくなった刑事の岬田は、その代償として、極端に研ぎ澄まされた五感を手に入れた。岬田は、ウイルスに感染した犯罪者たち、そして感染者を排除しようとする活動家たちの思惑に巻き込まれながらも特命任務にあたり、ウイルスを感染させた元恋人の明林を捜そうとするーー。

【著者プロフィール】大沢在昌(おおさわ・ありまさ)
1956年愛知県生まれ。1979年、『感傷の街角』で小説推理新人賞を受賞し、作家デビュー。1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門を受賞。1994年『無間人形 新宿鮫Ⅳ』で直木賞を受賞する。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年、これまでの業績に対し、日本ミステリー文学大賞が授与される。2012年『絆回廊 新宿鮫Ⅹ』にて、4度目の日本冒険小説協会大賞を受賞する。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞受賞。2022年紫綬褒章受章。著書多数。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    水鈴社
  • ページ数
    280ページ
  • 電子版発売日
    2024年10月31日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    4MB

閲覧環境

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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夜刑事 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    久しぶりに最初からヒリヒリする本に出会った。
    冒頭からハードボイルドの匂いがしてタイトルの意味を容易に想起させる描写が一気に作品にのめり込ませ、その後の目まぐるしく変わる展開も緊張感があって良き。

    コロナから着想を得たのかなと思わせるウイルスモノだが、単純な殺人ウイルスにしなかったところが肝なのか

    0
    2025年07月19日

    Posted by ブクログ

    紫外線を拒絶するヴァンパイヤウイルス。
    コロナの感染から着想したようだ。
    新宿鮫と同様に警察組織から外れた夜刑事。
    中国の諜報員と組んだ活躍。
    夜刑事はシリーズになるのだろうか。

    0
    2025年04月07日

    Posted by ブクログ

    ヴァンパイアウイルスに感染して警察内部に誰も味方のいない岬田。
    上司といい女にだけは恵まれる、ぼっちデカは新宿鮫の鮫島を彷彿させるハードボイルド。
    大沢ワールド大好きなので甘めに星4つです。

    0
    2025年03月18日

    Posted by ブクログ

    新しいタイプの刑事、バァンパイアウイルス感染者の刑事。それなりに面白かった、いつもながらの大沢先生の作品に出てくる女性はいい女でかっこいい!

    0
    2025年03月17日

    Posted by ブクログ

    ヴァンパイアウイルスに感染して、夜しか活動ができなくなった刑事が主人公。
    ストーリーの始まりは、なかなか流れがつかめなかった。SF的な世界観で覆われていて、ヴァンパイアウイルスを新型コロナウイルスに想像すればいいのか、戸惑ってしまった。
    でも読んでいくうちに、ストーリーの骨格が確かになり、楽しませて

    0
    2025年01月19日

    Posted by ブクログ

    バンパイアウイルスに感染した刑事岬田は、太陽の光にあたると皮膚を火傷をするが、暗闇で目が効き聴力が発達し外傷に強い体質を得た。
    謎の工作員のマコと疑心のなか協力しながら、感染者グリーンボマーとそれを排斥するバンヘルシングの抗争に踏み入れていく。

    吸血鬼のような体質の刑事という新たなカテゴリーの警察

    0
    2024年11月23日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの大沢在昌。大沢在昌にありがちな敵味方が複雑に絡んだややこしい関係、それを断ち切るかの様に最後はドンパチリで締める。新しい感染症や謎多き美女工作員との共闘など、バイオハザードを彷彿とさせるが、ヴァンパイア・ウィルスの存在が独特の社会情勢の形成や、その感染が利点にも欠点にもなるなど世界観が面白

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    おお?なんか急に終わって拍子抜けしたけど、キャラの設定はなかなかよかった。大沢在昌さんの作品は掛け合いが多くて、アクションシーンを自分で想像しながら楽しめる。

    0
    2025年05月31日

    Posted by ブクログ

    世界でバンパイヤ ウイルスと言われるものが蔓延した

    日光に当たると水ぶくれが出て視界がホワイトアウトするが寒さや痛みに強く夜目が利く

    ウイルスは血液感染など言われ感染したら他の人から避けられ居場所がない

    その中で犯罪者にも嫌われ警察にも嫌がられながらも警察を続ける岬田

    0
    2025年05月29日

    Posted by ブクログ

     面白い〜

    「死にたくなったら、電話する」
    「死にたいときは、ひとりで死んで、楽しくなりたいときは、電話して」

    0
    2025年04月09日

夜刑事 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    水鈴社
  • ページ数
    280ページ
  • 電子版発売日
    2024年10月31日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    4MB

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