大沢在昌のレビュー一覧
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ネタバレ太陽光に弱くなり、視覚や聴覚などの感覚が鋭くなる、そんなヴァンパイアウイルスが蔓延した世界(地球)を描くSFサスペンス小説。ぶっとんだ設定もさることながら、大衆的な文章がライトノベル然としていて読みやすく感じた。むしろ硬派な本ばかり読んでいる人には合わないかもしれない、そんな一冊。
主人公はヴァンパイアウイルスに感染した刑事なのだが、作中ではデコスケなどと呼ばれ、警察にも感染者にも忌み嫌われる存在。そんな彼と中国に雇われた女スパイが協力し、ヴァンパイアウイルスをばらまこうとするテロ組織を鎮圧するといったストーリー。感染者への差別、そして世界情勢はわたしたちの住む現実ともリンクする、親しみ深いテ -
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主人公・木島(38歳)は久邇子(くにこ/33歳)と出会い、二人は引かれ合うが、何者かから命を狙われはじめる。
作品が発表されたのは1985年(昭和60年)だそうだ。「おニャン子クラブ」の放送が始まり、ファミコンのスーパーマリオブラザーズが話題になった年。
舞台は東京。といってもレインボーブリッジやベイブリッジ、新都庁さえまだない。当然スマホもなければパソコン、インターネットもない。電話は公衆電話。そんな時代。
生活感のない部屋の冷蔵庫にはなぜかビールだけは入っている。タバコはメンソール。仕事はインダストリアル・デザイン。黒を基調としたオフィス。馴染のバー。友人であり話したくない過去を持つ