大沢在昌のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
作家に成りたい人は直ぐ読め、皆読め、読んで大作家になれ。
安倍蚤糞がどう奇怪な幻想を振り撒こうと相変わらず不景気が進行しているけたくそ悪い状況にめげず、初志貫徹をめざすえりすぐりの作家志望者を集めてかの「新宿鮫」の流行作家が角川書店で敢行した即席作家養成指南講座がこれであるぞよ。
作家に成りたい人は直ぐ読め、皆読め、読んで大作家になれ。
しかしながら、晴れて新人作家になったとしても想像を超える冷徹な現実が諸君を待ち構えている。超ラッキーな君が1年掛けて書きおろした1冊1800円初版4000部の本の収入は印税10%でたったの72万円。よほどの幸運が訪れない限りこれっきりでジ・エンド。コンビ -
Posted by ブクログ
もうね、これ映像化に向いてる、と思ったら既に映画化されているのね。
大沢在昌のハードボイルドってリラックスして読めるから好き。もちろん「ジョーカー」シリーズみたいにハードなハードボイルドもあるけれど。
このシリーズでは情けないサラリーマンが主人公で、自己完結してないからもう読みやすくて。主人公には一匹狼で以下にかっこよく死ぬか、なんてものはないけれど、芯はしっかりしていてというかまっとうで、好感が持てる。肩の力を抜いて、エンターテイメントとして楽しめるのが本当にいいなあ。ユーモアも交えてあって、一気に読めるの。
いろんなことが起こりすぎて、「これ本当に一日の出来事なの」と思ってしまう。それも贅 -
Posted by ブクログ
大沢作品にしてはだらだらしている
・大沢さんの本にはいろいろなバリーションがあり
ハードボイルドだけではない作品の広がりを持っている。
(悪夢狩りのような設定を思い出させる作品でした)
・それを認めたうえで、楽な気持ちで読める作品ではあります。
・少し残念はのは、他の作品のように、緊迫感をもって、かつ
引き込まれるように読めるというよりは、少し無用な描写の部分もあり
大沢作品にしては、だらだらと長びかせている感がある点です。
(だらだら感は未来少年Jに似た感覚)
・長いわりに、後半の詰めの描き方があっけない気がするのも
読後感が若干、薄くなる原因だと思われます。