あらすじ
巨悪に挑戦する男の闘いを描くハードボイルド。記憶喪失になり組織から放り出された殺し屋の周囲で謎の殺人が起きて緊迫の世界へ引き込まれて行く表題作はじめ、TV局、情報員など現代の見えざる大きな力と個人の葛藤をテーマに、大沢節が輝く! 注目の作家の才能が端々しい文体で現れた“男たちの物語”。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
引き込まれる。グイグイと。時代背景はかなり古いからちょっとギャップがあるものの、面白い。
ひねりが絶妙。配役とそれぞれが作品に織りなすなんとも言えないさじ加減がものすごい。キャラもさりげないながら、殺し方の一つをとっても斬新で食えないキャラばかりです。
大沢在昌の作品あんまり読んでないけど、短編でこんだけ引き込むんだもんほかの作品も俄然気になってきた!!!!
しかも。この著者、作家になる前年間百冊くらいのミステリ小説を読み漁っていたらしい!!!!!
すご!って思ったけど、ミステリだけじゃないけど、私も月二十冊くらいか。本好き度は負けてないな。
Posted by ブクログ
記憶喪失になって組織から放り出された殺し屋の回りで謎の殺人が起き、新たな戦いへ巻き込まれる表題作はじめ、錯綜した謎に挑む男たちを簡潔な文体で描く小説集