大沢在昌のレビュー一覧

  • やぶへび

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    元警察官の甲賀は、借金返済のため中国人女性と偽装結婚する。ある日、顔も見たこともない妻が病院に運ばれたとの連絡を受け病院に行くと、妻は記憶を失っていた…

    スピーディーに物語が展開し、さくっと読めた。

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    2020年06月06日
  • ニッポン泥棒(下)

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    コブラが以外にいい奴なのには驚いた。

    「ヒミコ」を狙う組織の規模が大きすぎてやや現実味に欠けているのが残念に感じた。

    近い将来、「ヒミコ」のようなシミュレーションソフトが本当に開発されるかもしれない。
    シミュレーションされた自分と会話をしてみるのも結構楽しいかも。

    大沢在昌、京極夏彦、宮部みゆきは日本のミステリ界の三巨頭だと思うが、大沢さんには他の2人とはまた違った知性を感じる。
    ハイテクに関する造詣がとても深いと思った。
    『新宿鮫』も読んでみたい!

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    2020年05月30日
  • 冬の保安官 新装版

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    短編集だけど内容が濃くて読み応えあり。人物に感情移入できたころに終わってしまうので誰か一人にスピンオフしての長編を読んでみたい。個人的には殺し屋シンガーかな。

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    2020年05月20日
  • 影絵の騎士

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    恋人が眠る島で隠遁生活を送る腕利きの調査員、ヨヨギ・ケンのムービーとネットワークの利権をめぐる物語。
    恋人を亡くし抜け殻のような生活をしていたケンの元に昔馴染みのヨシオから連絡が入る。聞くともう一度調査員として依頼をしたいという。

    前作があることを知らずに読み始めましたが、違和感なく読み進められました。未来の日本を舞台にしたSFハードボイルドもの?
    巨大な利権を手にしたムービーアイランドを中心に話が進むが、話自体が映画を見ているような感じだった。銃と社会の暗部、アクションシーン、魅力的な女性アマンダ、不思議な魅力を持つかつての腕利きの主人公…どれをとっても綺麗に切り取られていて映画のワンシー

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    2020年02月12日
  • 影絵の騎士

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    大沢氏の世界観満載!最初の設定理解するまで時間がかかったなぁ~

    この本は今よりもネット&SNSが発達し全てはネット社会と断言できる島「ムービーアイランド」警察も黙らせる力がある帝王の存在、そんな社会と無縁の「ヨヨギケン」は元探偵だが依頼でムービーアイランドへ渡るも命を狙われることに・・・この島の本当の黒幕とはいったい誰なのか?島は今後どうなるのか読み応え十分でーす。

    文章に女優の一人が映画撮影をしているのにボンテージ姿・・・
    背景が合成というのはわかるが女優の衣装も合成・・演技している女優は完成映画で自分がどんな衣装を着ているのかがわかるそうなぁ~
    近い将来あってもおかしくないよね

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    2020年01月28日
  • 六本木聖者伝説〈不死王篇〉

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    魔都委員会篇の続編。六本木を手に入れようとする組織との闘い。1992年の作品で、まだ続きがありそうな終わり方だが、18年が経過している…。

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    2020年01月27日
  • 風化水脈 新宿鮫8~新装版~

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    警察機構や警察官のありようについての執拗な述懐に興醒めだが、これが書きたいことなのだろうと耐える。真壁くんという名前には違うイメージがありすぎる世代。

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    2020年01月12日
  • 生贄のマチ 特殊捜査班カルテット

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    「渋谷デッドエンド」
    タケルの存在が 光っていた。
    暴力を振るうことで、鬱憤を晴らす。
    それでも、ナイーブな存在。
    車椅子に乗った警視正のクチナワは、怒りを集めてエネルギーにするという。
    美少女 カスミは、一体何を考えているのだろうか?
    不思議な存在でもある。裕福な良家の娘という設定か?
    ホウは、残留孤児3世という出自による日本への恨み。
    渋谷のDJのコンサートでの活劇は大沢在昌らしい。

    「生贄のマチ」
    タケル、カスミ、ホウは、日本におけるクーロン城に
    潜入調査。覚醒剤の製造と少女殺しの犯人を探す。
    宗教を装いながら、覚醒剤を製造する。
    女をインランにさせる薬を開発するというのが、しょぼいな

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    2019年12月30日
  • 絆回廊 新宿鮫10~新装版~

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    12月-8。3.5点。
    続編が出たため、再読。
    刑務所を出所した男が、鮫島の上司桃井への復讐を狙う。

    前回読んだ際、新宿鮫も区切りかなと思ったが、続編が出た。期待。

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    2019年12月12日
  • 氷舞 新宿鮫6~新装版~

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    再読。ついによくありがちなアンニュイ女が現れ、鮫の心を揺らす。この女性の型にガッカリして、新宿鮫を読むのが途絶えたことを思い出した。公安とのやり取りは不気味で興味深かったが、この女性はミステリアスというより不自然で盛り過ぎ、しっくりこなかった。

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    2019年12月04日
  • ウォームハート コールドボディ

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    内容(「BOOK」データベースより)
    ひき逃げに遭って病院に運ばれたオークラ製薬の青年営業マン長生太郎は、強烈な違和感に目を覚ます。自社の研究室で全身の血液を新開発の薬品に置き換えられ、痛みを感じない「生きている死体」として蘇ったのだった。新薬を開発した大学教授の失踪に危険を察したオークラ製薬は、太郎を東京に逃がす。平凡な毎日から一転、危険のただ中に放り出された太郎だったが、恋人の麻美を思う気持ちがさらなる危険に向かわせる…。

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    2019年11月05日
  • 【文庫版】小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない

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    一人称の情報の入口は一点しかない
    一人称というのは視点がひとつしかない。情報が一点からしか入らないということは物語を動かす上でかなり足枷になる

    プロットの作り方
    「変化を読ませる小説」
    「謎を解き明かす小説」
    理想とするのは、変化を読ませていって最後に謎が解ける
    「謎」というものをどういうふうに物語の中に置いていくのかが、プロット作りの大きなカギになる
    自分の書く謎は何なのかをはっきり自覚する

    冒頭で主人公を印象づけろ

    描写は、天地人動植

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    2019年10月14日
  • 獣眼

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    かなりの長編にもかかわらず、終わり方が釈然としない。
    伏線っぽいのも含めていろんな事柄が中途半端なままなので不完全燃焼です。
    でもキリのキャラクターは魅力いっぱいなので、続編も読んでみようと思う。

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    2019年09月07日
  • 獣眼

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    「神眼」と呼ばれる、いわゆる予知能力(のようなもの)を巡る争いの話。
    ファンタジックな(オカルトなというか)モチーフと大沢在昌の組み合わせは、「魔物」で私としてはがっかりしたところなので今回はどうかと不安だったけど(スミマセン)、今回は「神眼」そのものではなく、その能力を巡る人間たちの物語だったのですんなり読めた。
    キリから人間性的なものを徹底的に排除したおかげで、主人公であるキリではなく依頼主が生き生きと描かれる物語になっている。

    安定した面白さ。昔のワクワク感みたいなものは流石になくなっているけど、やっぱり面白い。

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    2019年06月29日
  • 小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない

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    別に作家になりたいわけではないが、作家の書き方のコツがわかる。こういうことを知りながら読むのは面白いと思う。

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    2019年06月12日
  • 死ぬより簡単

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    引き込まれる。グイグイと。時代背景はかなり古いからちょっとギャップがあるものの、面白い。

    ひねりが絶妙。配役とそれぞれが作品に織りなすなんとも言えないさじ加減がものすごい。キャラもさりげないながら、殺し方の一つをとっても斬新で食えないキャラばかりです。

    大沢在昌の作品あんまり読んでないけど、短編でこんだけ引き込むんだもんほかの作品も俄然気になってきた!!!!

    しかも。この著者、作家になる前年間百冊くらいのミステリ小説を読み漁っていたらしい!!!!!

    すご!って思ったけど、ミステリだけじゃないけど、私も月二十冊くらいか。本好き度は負けてないな。

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    2019年05月22日
  • 十字架の王女 特殊捜査班カルテット3

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    『十字架の王女 特殊捜査班カルテット 』/大沢在昌

    こちらはシリーズものですね。3巻構成で3巻目の本書が最終巻となります。

    幼いころ、家族を皆殺しにされ一人生き残ったタケル、中国残留孤児のホウ、謎多き少女のカスミ、彼らを指揮するのが警察官のクチナワと呼ばれる人物。
    それぞれ、特殊な事情を抱えながら生きる若者たちが、特異な環境の中で密命チームを組み、事件に挑む。
    国内、国外を問わず、表の人間も裏の人間も次々とクロスしながら進む物語のスピード感はたまりません!

    各々、謎のベールに包まれていた部分が、最終巻で明かされることに。点と点が繋がっていく瞬間のワクワク感、線となって目に見えた時、彼らの

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    2020年05月21日
  • 生贄のマチ 特殊捜査班カルテット

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    家族を惨殺され、一人生き残ったタケルは、法的に裁かれない人間に私的制裁を加える日々を送っていた。
    そんなタケルは謎の人物クチナワに出会い、極秘潜入捜査に加わることに。最初に潜入先で他のメンバー、カスミ、アツトと出会い、チームとして警察では捜査出来ない特命の潜入捜査を行っていくシリーズ。
    久しぶりの大沢作品。チームを組む3人の年齢が若いので、最初は物語に入り込みにくかったが、敵との対峙シーンなどはさすがに大沢在昌。読み応えあり。
    中途半端な警察小説ではなく、あくまでもエンターテイメント作品として楽しめる。
    タケル、カスミ、アツトのそれぞれの成長と、過去の謎がこれから描かれると思うと、今後も楽しみ

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    2019年04月06日
  • 【文庫版】小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない

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    正直なところ、小説を書く予定もないので、実用性としては評価のしようはないのだけど、小説の作りという事に興味があれば面白いかも。

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    2019年03月09日
  • ニッポン泥棒(下)

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    最後まで頭脳戦を楽しませてくれると思ったが結局力技で終わってしまい残念。ただこういう最後にならざるを得ないかなとも思うので理解はできる。価値観を180度変えざるを得ない出来事や今に続く世相に対して読者に問い掛けているのかなと感じる点もあり興味深く読み進められた。エピローグがあっても良かったかな。

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    2018年10月20日