大沢在昌のレビュー一覧
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恋人が眠る島で隠遁生活を送る腕利きの調査員、ヨヨギ・ケンのムービーとネットワークの利権をめぐる物語。
恋人を亡くし抜け殻のような生活をしていたケンの元に昔馴染みのヨシオから連絡が入る。聞くともう一度調査員として依頼をしたいという。
前作があることを知らずに読み始めましたが、違和感なく読み進められました。未来の日本を舞台にしたSFハードボイルドもの?
巨大な利権を手にしたムービーアイランドを中心に話が進むが、話自体が映画を見ているような感じだった。銃と社会の暗部、アクションシーン、魅力的な女性アマンダ、不思議な魅力を持つかつての腕利きの主人公…どれをとっても綺麗に切り取られていて映画のワンシー -
Posted by ブクログ
大沢氏の世界観満載!最初の設定理解するまで時間がかかったなぁ~
この本は今よりもネット&SNSが発達し全てはネット社会と断言できる島「ムービーアイランド」警察も黙らせる力がある帝王の存在、そんな社会と無縁の「ヨヨギケン」は元探偵だが依頼でムービーアイランドへ渡るも命を狙われることに・・・この島の本当の黒幕とはいったい誰なのか?島は今後どうなるのか読み応え十分でーす。
文章に女優の一人が映画撮影をしているのにボンテージ姿・・・
背景が合成というのはわかるが女優の衣装も合成・・演技している女優は完成映画で自分がどんな衣装を着ているのかがわかるそうなぁ~
近い将来あってもおかしくないよね -
Posted by ブクログ
「渋谷デッドエンド」
タケルの存在が 光っていた。
暴力を振るうことで、鬱憤を晴らす。
それでも、ナイーブな存在。
車椅子に乗った警視正のクチナワは、怒りを集めてエネルギーにするという。
美少女 カスミは、一体何を考えているのだろうか?
不思議な存在でもある。裕福な良家の娘という設定か?
ホウは、残留孤児3世という出自による日本への恨み。
渋谷のDJのコンサートでの活劇は大沢在昌らしい。
「生贄のマチ」
タケル、カスミ、ホウは、日本におけるクーロン城に
潜入調査。覚醒剤の製造と少女殺しの犯人を探す。
宗教を装いながら、覚醒剤を製造する。
女をインランにさせる薬を開発するというのが、しょぼいな -
Posted by ブクログ
引き込まれる。グイグイと。時代背景はかなり古いからちょっとギャップがあるものの、面白い。
ひねりが絶妙。配役とそれぞれが作品に織りなすなんとも言えないさじ加減がものすごい。キャラもさりげないながら、殺し方の一つをとっても斬新で食えないキャラばかりです。
大沢在昌の作品あんまり読んでないけど、短編でこんだけ引き込むんだもんほかの作品も俄然気になってきた!!!!
しかも。この著者、作家になる前年間百冊くらいのミステリ小説を読み漁っていたらしい!!!!!
すご!って思ったけど、ミステリだけじゃないけど、私も月二十冊くらいか。本好き度は負けてないな。 -
Posted by ブクログ
『十字架の王女 特殊捜査班カルテット 』/大沢在昌
こちらはシリーズものですね。3巻構成で3巻目の本書が最終巻となります。
幼いころ、家族を皆殺しにされ一人生き残ったタケル、中国残留孤児のホウ、謎多き少女のカスミ、彼らを指揮するのが警察官のクチナワと呼ばれる人物。
それぞれ、特殊な事情を抱えながら生きる若者たちが、特異な環境の中で密命チームを組み、事件に挑む。
国内、国外を問わず、表の人間も裏の人間も次々とクロスしながら進む物語のスピード感はたまりません!
各々、謎のベールに包まれていた部分が、最終巻で明かされることに。点と点が繋がっていく瞬間のワクワク感、線となって目に見えた時、彼らの