大沢在昌のレビュー一覧

  • Kの日々

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    中盤で、あーでもないこーでもないと混乱させすぎ。
    しかも、それを引っ張りすぎ。

    結局、よくわからないまま終盤になっちゃうし。

    主人公とKの交流も、ちょっと物足りない。
    もう少し早めに思いが通じ合うようになっていればよかったのに。

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    2016年06月30日
  • 鮫島の貌(かお) 新宿鮫短編集

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    新宿鮫を読み、鮫島警部の人となりを理解していれば楽しめる短編小説だと思うが、初めての読者にはピンとこないのではと思う。

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    2016年08月16日
  • 死角形の遺産

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    JLは、ジョンレノン なんだね。
    これをネタに 物語にしてしまう。
    自然教 の信者で 賛美歌をつくるということだが。

    その賛美歌が 長老の後継者 を決める遺書が
    しまってある金庫を 開くキーワードになるとのことだが。
    電話とテープでは 声紋が変わるというのがミソだった。

    井田というオトコが どちらかと言えば
    大沢在昌のようなオトコに描かれているのが、
    興味がある。そして、仕事は 総会屋
    クルマが アメ車の リーンカーン。
    それに ヤクザとも 交友関係がある。

    人力飛行機で、友人となった 原。
    デパートの職員であるが どうも毛色が違う。
    そんなところが、物語を 拡げていくが。

    悪人役の 

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    2016年06月20日
  • やぶへび

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    ネタバレ

    女で仕事を失った元刑事の甲賀は、金の為に見知らぬ中国人女性と偽装結婚をした。数ヶ月後に警察か妻を保護していると連絡が入った。仕方無く引き取りに行くと戸籍上の妻は記憶を失っていた。
    身元を探す為に動き回るたびに、ヤクザやマフィアに付けねらわれる。果たして妻はどんな過去を持つ女なのだろうか。

    わかりやすいハードボイルドな本で意外性はありません。ある意味類型的な話です。でもこういうベタなやつ男は結構好きだと思う。助けた美人に惚れられるとかベタベタで楽しいです。

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    2016年05月02日
  • やぶへび

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    最初は丁寧に書いているのに、後になればなるほど、早く終わらせたいという気持ちがにじみ出てくる。最後は本当に急展開で幕が下りる。

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    2016年05月01日
  • 語りつづけろ、届くまで

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    ノンストップアクションノベルの決定版ともいうべき、「日本一不運なサラリーマン」坂田勇吉シリーズの3作目にして、最終作とか。
    まあ、一介のサラリーマンがそんなに何回もヤクザとの絡みがあったら、あまりにも絵空事!3回もあること自体すでにそうだが(笑)
    今回は、地元東京で巻き込まれた厄介事に、老人会の老人たちが坂田に助力する。
    現代日本の高齢化社会を反映して、今後こういった、老人が脇役あるいは主役となる作品が増えてゆくかも。

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    2016年04月29日
  • 絆回廊 新宿鮫10~新装版~

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    これまでの新宿鮫シリーズと比較すると、少々物足りない。序盤はまずまず、中盤はトピックは大きいものの起伏が小さく、終盤は尻切れ感。次作でスッキリさせてくれることに期待。

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    2016年03月01日
  • 解放者 特殊捜査班カルテット2

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    漫画的。経済やくざのやり方と、その始末のつけ方があまりに大雑派な感が違和感があるが、漫画と思えばそういうもの。

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    2016年02月28日
  • 語りつづけろ、届くまで

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    日本一不運なサラリーマン、坂田勇吉を主人公にしたシリーズ第3弾。

    前の2作に比べるとレベルダウンというか、全く面白くなかった。この落差は一体、何だろうね。

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    2016年02月21日
  • ウォームハート コールドボディ

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    ネタバレ

     この作者さんの作品を初めて読みました。
     あらすじと、始まり数ページを読んで勝手に恋愛小説だと思い、読み進めました。
     そうしたら恋愛相手はろくに出て来ないし、主人公は灰色の体液流しまくりながらの肉弾戦だし、ドン引きでした(笑)
     でも意外に読後感は明るく、たろうの生きていく先を見たいような、春が待ち遠しいような、そんな気分にさせられました。
     恋愛小説だと思って読まなければ、もっと高評価を付けれたかもしれません。私としては、彼女と生きていけなくても、せめてもう少し会ってやって欲しかったです!!

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    2016年01月27日
  • 十字架の王女 特殊捜査班カルテット3

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    生贄のマチ、解放者、十字架の女王の三部作。

    藤堂とカスミの関係、クチワナとトカゲ、マスターとアバシリ。

    警察とCIAや暴力団、国際犯罪組織とが繰り広げる闘いは楽しく読めた。

    個人的には生贄のマチが一番好き。

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    2015年12月06日
  • 東京騎士団

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    ネタバレ

    面白かったと思う。前半に比べて後半の、特に敵の本部に乗り込んでから描写がどんどん雑になっていく気がする。スピード感を狙ったのだろうか。
    全体的には、初期作品とは言え、文章も安定していたし、良かったと思うけれど、ラストだけは気に入らない。それまでさんざん殺してきたのだから、無意味な優しさなど持ち出さずに、最後もちゃんと殺してほしかった。相手が子供だったからというなら、それこそ有り得ない。
    個人的には、恵理がマスターという結末を期待していたのだけれど、違う方向に進んで行ってしまって、それいる?という感じは否めない。携帯電話が登場しないという点もそうだけれど、最後に人工知能ではなく生身の人間を持って

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    2015年11月08日
  • パンドラ・アイランド(上)

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    小笠原島から さらに遠くにはなれた 島。
    青國島。に 
    警察を辞めて、のんびりして くらそうとした 高州。
    警察を辞めることと一緒に 妻とも離婚した。
    妻は おなじ 警察官であり 上司だった。

    青國村で 保安官 として 臨時職員として
    採用される。6ヶ月の任期である。
    村で任官される時に 宣誓式を行なった。
    その時に 見かけた チナミ に、気が奪われた。
    チナミが 高州のこころをうごかす オンナだった。

    チナミが どんなオンナか わからないが 
    惹き付けられる何かを持っていた。
    それは、のんびりした 生活を脅かすものだった。

    この 青國村は、不思議な雰囲気を持っていた。
    前からすんでいた

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    2015年10月31日
  • 解放者 特殊捜査班カルテット2

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    早速買いました。今回もテンポ有りで一気読み。来月に最終巻が出るらしいが、待ち遠しい。
    カスミには少しがっかり。

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    2015年10月27日
  • 生贄のマチ 特殊捜査班カルテット

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    ノンフィクションに近ければ面白いけど、実際にありそうな無さそうな。スピードありの面白い作品かと面白います。シリーズものなので次を買わないと、秘密が秘密のままじゃないか。

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    2015年10月26日
  • 六本木聖者伝説〈不死王篇〉

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    六本木を 占拠しようとする 魔都委員会。
    康ブラザーズを 受け継ぐ 不死王の組織。
    不死王が四年間は 沈黙していたのは、
    とらえられていたからだ。

    不死王は、香港から日本 六本木に進出を始める。
    それに 立ち向かう ハシヅメ海人(カイト)のグループ
    忍者の末裔で 六本木を守る使命を持っている。
    防衛庁を脱落した佐倉 という グループが サポートする。

    四将軍。その子供たち。
    ヘンリー  スンリーの姉妹。
    そして その兄が 不死王 と呼ばれるカリスマ。
    不死王に 命を捨ててしまう 若い青年たちの小鬼隊。
    その不死王が 誰なのか?

    トムラ証券の開発室 タカオ という 若いオトコの
    思いつきを

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    2015年10月17日
  • 生贄のマチ 特殊捜査班カルテット

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    警察捜査モノとして読むと駄作なのかもしれない。
    3人の若者 タケル、ホウ、カスミのキャラクターラノベ小説として解釈するなら、アリ。

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    2015年10月06日
  • シャドウゲーム

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    名古屋弁が満載。
    こうやって、文字化すると読みにくいものだ。
    名古屋出身でないと楽しめないのかな。

    シンガーソングライター 堀河優美。
    恋人だった 吉川国夫が 死んで残っていた遺品に
    シャドウゲームという 楽譜があった。

    名古屋の友人に会いにいって、
    その後なくなったので、
    その楽譜がなぜあるのかを 探す。
    胡山という推理小説家が、
    優美に手伝ってくれる。
    友人 野崎も 落ち着いたオトコで
    手伝ってくれる。

    それに絡むのが 自殺など事故死に見せて
    殺しをおこなう 伊神。
    存在感は ありますね。このひと。
    洋子という 女がターゲットなんだけど。

    楽譜 は一体どんな意味があったのか?

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    2015年09月24日
  • 獣眼

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    神眼は出てくるけれど、獣眼はなかなか出てこない。神眼についても適当に想像しながら読んだ。個人でボディガードが出来るキリのスキルの高さには感心する。

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    2015年08月09日
  • 烙印の森

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    大沢氏が送る、ノワール小説。
    最初から最後まで、暗い空気、重い雰囲気。これを日本を舞台にやれてしまうのは、さすがだな、と思う。
    その反面、やはり少し設定に無理が生じている。いや、もしかしたらわたしの知らない世界では、こういう人物が日本でも存在しているのかもしれないけれども。

    「烙印」とは、登場人物それぞれが持つ過去のこと。
    元凄腕の傭兵。今は性転換してボディガードをしている、元ムエタイのトップ選手。元海兵隊の女性兵士。謎の女殺し屋。それぞれが、現在へ持ち越している過去が刻まれている。

    それでは、主人公の烙印とは?そして、最後の最後に明かされる、影の主人公の烙印とは?


    ……大沢氏に

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    2015年07月25日