語りつづけろ、届くまで

語りつづけろ、届くまで

902円 (税込)

4pt

3.6

「日本一不幸なサラリーマン」が奮闘する『走らなあかん、夜明けまで』『涙はふくな、凍るまで』人気シリーズ最新作。食品会社のサラリーマン・坂田勇吉は新商品を宣伝するため、東京下町の老人会に通っていた。老人たちやボランティアの咲子の心もつかんでいた彼に、健康枕のセールス指導のバイトが持ちかけられる。打合せ会場に着いた坂田の目の前には、刺殺体が。ヤクザがらみの厄介な事態に巻きこまれた坂田に危険が迫る!

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語りつづけろ、届くまで のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年12月18日

    男気のある草食系サリーマン坂田勇吉が主人公の第三弾。黒社会の気配と会社員の良心とのせめぎ合いがノワールとはまた違う面白さのある作品。

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    Posted by ブクログ 2016年09月03日

    「日本一不運なサラリーマン」坂田勇吉のシリーズ第3弾。

    さすがに新鮮味はないけど、相変わらず巻き込まれ型の小説としては面白い。

    ただ、大沢作品で思うことだけど、ちょっと気になるのは、誰が何をどうした、という根幹となる主題を、わざとややこしくしてわかりづらくしているように思えてならない。
    もっとシ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年03月09日

    大沢在昌氏の真骨頂かな。
    読み始めはあれ?なんか軽い感じの主人公、そしてほのぼのした舞台やなぁと思いながら読み進めておりましたが途中から一気に大沢在昌ワールド全開。

    途中でかつての「走らなあかん、夜明けまで」の主人公だと思い出し、一気にクライマックスまで読み耽ってしまった。

    線の細い真面目なサラ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月07日

    本当に久しぶりにこのシリーズを読んだ。
    主人公が普通のサラリーマンなので大沢作品としてはかなりライトな印象ですが、ここ一番では本職の反社会的勢力を凌ぐ気合いを見せます。
    内容の割にちょっと長くて緊張感が持続しないかも。

    0

    Posted by ブクログ 2022年04月14日

    坂田勇吉シリーズ第三弾。詐欺、殺人…、老人会、ボランティアの女性、詐欺師、ヤクザがらみの東京の下町を舞台に、日本一不運なサラリーマン坂田勇吉が走り回る。

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    Posted by ブクログ 2016年04月29日

    ノンストップアクションノベルの決定版ともいうべき、「日本一不運なサラリーマン」坂田勇吉シリーズの3作目にして、最終作とか。
    まあ、一介のサラリーマンがそんなに何回もヤクザとの絡みがあったら、あまりにも絵空事!3回もあること自体すでにそうだが(笑)
    今回は、地元東京で巻き込まれた厄介事に、老人会の老人...続きを読む

    0

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