大沢在昌のレビュー一覧

  • 炎蛹 新宿鮫5~新装版~

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    いきなり私事ですが。
    過去2~4週間くらいか、ちょっと仕事がばたばたして、落ち着かない時期がありまして。
    合間の時間でも落ち着かないし、どこか脳みそが仕事を離れきれない。
    誰にでもそんな時期は、濃淡ともあれ、あると思うんです。
    そうなると、なんていうか...むつかしい本、読み応えのある本、を読み辛くなってしまうんですね。
    でも、一方で、そんな時期だからこそ、いつでもどこでも短時間でも、スマホさえあれば電子書籍で楽しめる「読書」というのは、大切な息抜きで、気分転換。
    「アタマ空っぽに、わくわく楽しめるような、男の子的な、娯楽小説を読みたいな」と。

    それで、
    「新宿鮫シリーズでも読むか!」。

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    2016年07月27日
  • 無間人形 新宿鮫4~新装版~

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    新宿鮫シリーズの、第4作。1994年。

    直木賞を受賞した作品で、シリーズ最高傑作、という人も多い1冊。

    今回の敵は、

    「東北の巨大財閥の兄弟が、覚せい剤の販売をしている。
    それを卸して貰って捌いている暴力団」

    という設定。

    ただ、主人公にも読者にも、「覚せい剤を作って卸している大元」はなかなか分からない仕掛け。

    だいたい、新宿鮫シリーズの特徴なのですが、読者、次いで、主人公に、仕掛けが全て分かるまで、つまり前半の方が面白い。

    後半は、もうちょっと具体的に、つまり個人個人のアクションとか死の危険といった、

    「まあまあ、そりゃさ、ゆっくりあわてなければいずれは悪者は捕まるよね」

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    2016年07月27日
  • 屍蘭 新宿鮫3~新装版~

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    新宿鮫シリーズの第3作。1994年。
    今回は、

    「不法に赤ちゃんを堕胎させ、その赤ちゃんの死体を臓器売買などで海外に不法に輸出して暴利を得ている一味」

    が、敵役です。

    その一味と言うのは、ボスが美容クリニック経営者の美女。そして、その手先である元刑事、無免許医師、そして看護師のおばちゃんです。

    魅力は、なんといっても看護師のおばちゃん。
    このおばちゃんが、地味なおばちゃんなんだけど、非情で凄腕の殺し屋、という設定。

    そしてこのおばちゃんは、私利私欲が無い。美容クリニック経営者の美女のことを、「娘」のように愛していて、そのためならなんでもする、というキャラクター。

    第1作ではヤクザや

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    2016年07月27日
  • 毒猿 新宿鮫2~新装版~

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    やっぱり読み返すと、ぶっちゃけ左より。リベラル。
    現今で言うと、読み手次第かもしれませんが、アンチ自民党。
    まあ、犯罪ミステリーの作者っていうのは、ちゃんとしてれば大抵社会派なんですけどね。

    #

    「毒猿」大沢在昌さん。再読。
    新宿を舞台に、一匹狼の刑事「鮫島さん」が活躍する「新宿鮫シリーズ」、第2作。

    鉄板保障な、男子のエンターテイメント。

    #

    第1作では、

    ●改造拳銃作りの名人・木津の工房を抑える戦い。
    ●木津の銃を使った警官殺しの犯人を検挙するための戦い。
    ●主人公鮫島さんと、インディーズロック歌手・あきらさんとの恋愛関係。
    ●主人公の初期設定説明、レギュラー陣の初期設定説明。

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    2016年07月19日
  • 絆回廊 新宿鮫10~新装版~

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    マンジュウがマンジュウに!
    金石が悪役なんだろうけど、他の連中がみんな善人だし、その金石がめちゃめちゃ強いかと思ってるとやられちゃうし。
    もう少しワルが強くないとと感じた。

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    2016年07月09日
  • 灰夜 新宿鮫7~新装版~

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    J様後追い第7弾
    ほんとにこれまた全く違うストーリーで、ほんとは5をつけようと思ったのに最後の読後感で一個落としてみました。
    でも限りなく5に近い。

    このシリーズ、悪いやつはとことん悪そうなのもいるけど、警察にも犯罪者側にもとにかく出てくる人物が魅力的。
    今回もなんだかんだ言って家族や友達を思いやる人たちであふれていた気がします。

    ちなみに、最初読み始めた時はなぜこんな状況に?!というのと、前作でのこともあり天罰だ!と思ってしまったのは女の嫌なところでしょうか。
    余分に取っていた休暇も事件ですっかり終わってしまいましたが、晶からの連絡なし。残念。ってこと気づいてるかなぁ。
    次回は復活してく

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    2016年07月06日
  • 鮫島の貌(かお) 新宿鮫短編集

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    新宿鮫は未読。しかし、面白かった。短編集なのに、ほろりとさせられる話もあり、中にはスペシャルゲストもいたりして、ニヤリとさせられた。ここ最近、悪徳刑事ものばかり続いていたせいか、正統派刑事が妙に新鮮だった!これから、本編を読みます。

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    2016年06月23日
  • 屍蘭 新宿鮫3~新装版~

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    J様追いかけ第3弾
    普通のおばちゃんがさくさく人を殺してしまう。
    大事な人のためだからまったく悪いと思っていない。
    大事な人が恋愛対象ではないところがさらにぐっとくる。
    この二人が出会ったことがほんとに運命なのかなと思う。
    で、やはり女のほうがこのくらいやってのけそうだと思えるから怖い。

    ああでもほんとに読みながら映像を見ているような感覚になりました。
    第3シリーズまで来て、また次も読みたいと思わせるのは凄いですね。

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    2016年06月22日
  • 毒猿 新宿鮫2~新装版~

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    新宿鮫シリーズ2作目。J様オススメ。
    前作を完全に上回る怖さに面白さ。
    日本では考えられない襲撃やら戦闘シーンが、自分の知ってる土地が舞台になってると恐ろしさもひとしお。
    5付けたいけど怖くてすぐには読み返せないから4にしとく。

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    2016年06月11日
  • やぶへび

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    中国人女性と偽装結婚した元刑事が、戸籍上の妻の周辺で起こる事件に巻き込まれる。
    さすがはエンターテイメント界の大御所だけあって、テンポよく面白い作品でした。
    久しぶりに大沢作品を読みましたが、筆力は健在ですね。

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    2016年03月23日
  • やぶへび

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    書き下ろしだそうで。

    そう言われると、何となくスピード感も感じられるし、すいすい読める。

    逆に言うと、あまり重厚感がない。

    まぁ、そういう内容の話だと言えばそれまでだけど。

    ちょっと不思議なキャラクターだ。
    強いのか、強くないのかよくわからないし、義理堅いのか、いい加減なのかもよくわからない。
    そこが不思議で魅力的なところでもある。

    ギャグっぽいところも、コントっぽいところも含めて、やっぱりちょっと不思議な話だ。

    「巻き込まれ型」としては、サラリーマン坂田のシリーズ物と通じるものがある。

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    2016年03月18日
  • 十字架の王女 特殊捜査班カルテット3

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    ようやくこのシリーズの完結。
    ホウとタケルのコンビが、成長してる!
    そして、裏切り者の村雲と彼の所有する秘密を巡って怒涛の展開。
    タケルの家族を惨殺した本当の犯人も明らかになり、カスミの父親も自ら姿を現し、決してハッピーエンドでは終わらないだろうとは思いつつ、最期は一瞬ににして、でもきっと予想はしていたのだろうけど、ラストは一気に散った感じ。

    あぁ、この脱力感。
    それでも、彼らカルテットの続編を早くも期待してしまう。

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    2016年03月09日
  • 解放者 特殊捜査班カルテット2

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    この巻まで2年前に読んでたはずだけど、記憶が薄らいでいたので新鮮に読めた。
    タケルの家族を惨殺した犯人が徐々に見え始め、カスミ・タケル・ホウの感情が色濃く出てくる。
    噂のカスミの父も見え隠れし、展開が気になって読む手が止められなくなってくる。

    ・・・そしてラストのあの流れに、、はすぐさま最終巻を手に取ってしまうではないか!

    特別短編「バー『グリーン』」、普段あまり露出しないマスターの表情がみれるので、嬉しい収録。

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    2016年03月09日
  • やぶへび

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    中国人との偽装結婚。
    元警察官であった甲賀は、
    杜英淑に偽装結婚を依頼される。
    偽装結婚あいての 李青珠が 警察に保護される。
    そして、逆行性健忘症 記憶喪失になっていた。

    そのオンナは、きりりとして、背が高く、武術にも長けていた。
    記憶が徐々にもどってくる。

    しかし、李青珠は、替え玉がいた。
    一体李青珠とは、誰なのか。
    武術大会で優勝したことで、実名が分かる。
    そのオンナは、上海なまりで、
    どんなつながりがあるのか? 
    上海のボス 老大 が殺される。
    引退しようとしている老大をなぜ殺すのか?
    殺したのは、誰なのか?殺す理由は?
    そして、偽装結婚をする意味はなぜ?

    スリリングな展開。

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    2016年02月27日
  • 十字架の王女 特殊捜査班カルテット3

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    特殊捜査班カルテットの完結編。なかなかキャラ立ちの良い作品でなかなかに面白かった。
    できれば続編とかは作らずにスパっと終わって欲しいところ。ちょいとサービス気味の★4つで。

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    2016年02月19日
  • やぶへび

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    ネタバレ

    面白い、一気に読んでしまった。
    元警官ということだが、本当かと思わせるところがいくつか...
    夫婦2人の今後の活躍に期待したくなります。

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    2016年02月02日
  • 灰夜 新宿鮫7~新装版~

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    いよいよ鮫島が握る情報が明らかになるかとおもったが、事態は思わぬ展開となった。それぞれの利害、使命、友情をめぐり展開はどこに落ち着くのかと気になりながら読み進めた。悪事を働いていたほとんどの人間は最後に死んでしまったのは鮫島や須貝にとっては残念だったろう。俺としては古山が死んでしまったのが残念であり、後に残る栞やマリーのこれからが心配だ。いつものことだが、鮫島の事件解明能力は何者も及ばないだろう。改めてそう思った。

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    2016年01月08日
  • 解放者 特殊捜査班カルテット2

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    うーん、一気に読んでしまった。??が沢山あるけれど答を知りたくてウズウズしてしまう。早く3を読みたい!

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    2015年11月21日
  • 屍蘭 新宿鮫3~新装版~

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    ふみ枝はなぜあんなに綾香を愛していたのか?ふみ枝にはある種の正義感や常識がありそれを正そうというところがある。ただそれは独りよがりな部分が大きく物事を広く捉えることは出来ない。それが片寄った愛情となり、想像を越える結果をもたらした。鮫島は容疑者に鋭く食らいつき抉っていく。信念を持った正しい生き方は誤った行いでのさばって行こうとする奴等に負けないで欲しい。

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    2015年11月09日
  • 毒猿 新宿鮫2~新装版~

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    誉田哲也のブルーマーダーに近いものを感じた。それにしても毒猿恐るべし。鮫島の活躍というより完全に毒猿の脇役で終わったな。

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    2015年11月03日