大沢在昌のレビュー一覧

  • 絆回廊 新宿鮫10~新装版~

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    マンジュウがマンジュウに!
    金石が悪役なんだろうけど、他の連中がみんな善人だし、その金石がめちゃめちゃ強いかと思ってるとやられちゃうし。
    もう少しワルが強くないとと感じた。

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    2016年07月09日
  • 灰夜 新宿鮫7~新装版~

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    J様後追い第7弾
    ほんとにこれまた全く違うストーリーで、ほんとは5をつけようと思ったのに最後の読後感で一個落としてみました。
    でも限りなく5に近い。

    このシリーズ、悪いやつはとことん悪そうなのもいるけど、警察にも犯罪者側にもとにかく出てくる人物が魅力的。
    今回もなんだかんだ言って家族や友達を思いやる人たちであふれていた気がします。

    ちなみに、最初読み始めた時はなぜこんな状況に?!というのと、前作でのこともあり天罰だ!と思ってしまったのは女の嫌なところでしょうか。
    余分に取っていた休暇も事件ですっかり終わってしまいましたが、晶からの連絡なし。残念。ってこと気づいてるかなぁ。
    次回は復活してく

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    2016年07月06日
  • 鮫島の貌(かお) 新宿鮫短編集

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    新宿鮫は未読。しかし、面白かった。短編集なのに、ほろりとさせられる話もあり、中にはスペシャルゲストもいたりして、ニヤリとさせられた。ここ最近、悪徳刑事ものばかり続いていたせいか、正統派刑事が妙に新鮮だった!これから、本編を読みます。

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    2016年06月23日
  • 屍蘭 新宿鮫3~新装版~

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    J様追いかけ第3弾
    普通のおばちゃんがさくさく人を殺してしまう。
    大事な人のためだからまったく悪いと思っていない。
    大事な人が恋愛対象ではないところがさらにぐっとくる。
    この二人が出会ったことがほんとに運命なのかなと思う。
    で、やはり女のほうがこのくらいやってのけそうだと思えるから怖い。

    ああでもほんとに読みながら映像を見ているような感覚になりました。
    第3シリーズまで来て、また次も読みたいと思わせるのは凄いですね。

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    2016年06月22日
  • 毒猿 新宿鮫2~新装版~

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    新宿鮫シリーズ2作目。J様オススメ。
    前作を完全に上回る怖さに面白さ。
    日本では考えられない襲撃やら戦闘シーンが、自分の知ってる土地が舞台になってると恐ろしさもひとしお。
    5付けたいけど怖くてすぐには読み返せないから4にしとく。

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    2016年06月11日
  • やぶへび

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    中国人女性と偽装結婚した元刑事が、戸籍上の妻の周辺で起こる事件に巻き込まれる。
    さすがはエンターテイメント界の大御所だけあって、テンポよく面白い作品でした。
    久しぶりに大沢作品を読みましたが、筆力は健在ですね。

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    2016年03月23日
  • やぶへび

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    書き下ろしだそうで。

    そう言われると、何となくスピード感も感じられるし、すいすい読める。

    逆に言うと、あまり重厚感がない。

    まぁ、そういう内容の話だと言えばそれまでだけど。

    ちょっと不思議なキャラクターだ。
    強いのか、強くないのかよくわからないし、義理堅いのか、いい加減なのかもよくわからない。
    そこが不思議で魅力的なところでもある。

    ギャグっぽいところも、コントっぽいところも含めて、やっぱりちょっと不思議な話だ。

    「巻き込まれ型」としては、サラリーマン坂田のシリーズ物と通じるものがある。

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    2016年03月18日
  • 語りつづけろ、届くまで

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    大沢在昌氏の真骨頂かな。
    読み始めはあれ?なんか軽い感じの主人公、そしてほのぼのした舞台やなぁと思いながら読み進めておりましたが途中から一気に大沢在昌ワールド全開。

    途中でかつての「走らなあかん、夜明けまで」の主人公だと思い出し、一気にクライマックスまで読み耽ってしまった。

    線の細い真面目なサラリーマン坂田勇吉。
    しかし、事件に巻き込まれた時の地力が半端ない。

    物語の前半と後半でキャラが変わってない?と思うほどの肝の据わり方がカッコいい。

    シリーズ3作目だが第1作が20年以上前!だいぶ時空を超えて来た主人公だなと。
    シリーズであってシリーズではない、そんな一冊でした。
    久々に脇目もふら

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    2016年03月09日
  • 十字架の王女 特殊捜査班カルテット3

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    ようやくこのシリーズの完結。
    ホウとタケルのコンビが、成長してる!
    そして、裏切り者の村雲と彼の所有する秘密を巡って怒涛の展開。
    タケルの家族を惨殺した本当の犯人も明らかになり、カスミの父親も自ら姿を現し、決してハッピーエンドでは終わらないだろうとは思いつつ、最期は一瞬ににして、でもきっと予想はしていたのだろうけど、ラストは一気に散った感じ。

    あぁ、この脱力感。
    それでも、彼らカルテットの続編を早くも期待してしまう。

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    2016年03月09日
  • 解放者 特殊捜査班カルテット2

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    この巻まで2年前に読んでたはずだけど、記憶が薄らいでいたので新鮮に読めた。
    タケルの家族を惨殺した犯人が徐々に見え始め、カスミ・タケル・ホウの感情が色濃く出てくる。
    噂のカスミの父も見え隠れし、展開が気になって読む手が止められなくなってくる。

    ・・・そしてラストのあの流れに、、はすぐさま最終巻を手に取ってしまうではないか!

    特別短編「バー『グリーン』」、普段あまり露出しないマスターの表情がみれるので、嬉しい収録。

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    2016年03月09日
  • やぶへび

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    中国人との偽装結婚。
    元警察官であった甲賀は、
    杜英淑に偽装結婚を依頼される。
    偽装結婚あいての 李青珠が 警察に保護される。
    そして、逆行性健忘症 記憶喪失になっていた。

    そのオンナは、きりりとして、背が高く、武術にも長けていた。
    記憶が徐々にもどってくる。

    しかし、李青珠は、替え玉がいた。
    一体李青珠とは、誰なのか。
    武術大会で優勝したことで、実名が分かる。
    そのオンナは、上海なまりで、
    どんなつながりがあるのか? 
    上海のボス 老大 が殺される。
    引退しようとしている老大をなぜ殺すのか?
    殺したのは、誰なのか?殺す理由は?
    そして、偽装結婚をする意味はなぜ?

    スリリングな展開。

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    2016年02月27日
  • 十字架の王女 特殊捜査班カルテット3

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    特殊捜査班カルテットの完結編。なかなかキャラ立ちの良い作品でなかなかに面白かった。
    できれば続編とかは作らずにスパっと終わって欲しいところ。ちょいとサービス気味の★4つで。

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    2016年02月19日
  • 走らなあかん、夜明けまで

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    東京の大手製菓会社に勤めている勇吉は、変哲もない普通の男。その勇吉が新製品のプレゼンの為大阪を訪れた。新製品のチップスの入った銀のアタッシュケースが、ひょんな事でヤクザの取引用のアタッシュケースと取り違えられてしまった。翌朝の会議開始迄になんとしても取り返さなければならないのだが、取り違えたチンピラを追ううちに、ヤクザ同士の一触即発状態の只中に巻き込まれてしまうので有りました。

    この本は大好きなので売る度に買戻しかれこれ3冊目です。新装版の方がかっこよくていいですね。
    さてこの勇吉ですが、女性から詰まらないと思われてしまう位普通で、到底ヤクザに対抗なんてできません。殴られて蹴られてプライドず

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    2016年02月12日
  • やぶへび

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    ネタバレ

    面白い、一気に読んでしまった。
    元警官ということだが、本当かと思わせるところがいくつか...
    夫婦2人の今後の活躍に期待したくなります。

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    2016年02月02日
  • 灰夜 新宿鮫7~新装版~

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    いよいよ鮫島が握る情報が明らかになるかとおもったが、事態は思わぬ展開となった。それぞれの利害、使命、友情をめぐり展開はどこに落ち着くのかと気になりながら読み進めた。悪事を働いていたほとんどの人間は最後に死んでしまったのは鮫島や須貝にとっては残念だったろう。俺としては古山が死んでしまったのが残念であり、後に残る栞やマリーのこれからが心配だ。いつものことだが、鮫島の事件解明能力は何者も及ばないだろう。改めてそう思った。

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    2016年01月08日
  • 解放者 特殊捜査班カルテット2

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    うーん、一気に読んでしまった。??が沢山あるけれど答を知りたくてウズウズしてしまう。早く3を読みたい!

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    2015年11月21日
  • 屍蘭 新宿鮫3~新装版~

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    ふみ枝はなぜあんなに綾香を愛していたのか?ふみ枝にはある種の正義感や常識がありそれを正そうというところがある。ただそれは独りよがりな部分が大きく物事を広く捉えることは出来ない。それが片寄った愛情となり、想像を越える結果をもたらした。鮫島は容疑者に鋭く食らいつき抉っていく。信念を持った正しい生き方は誤った行いでのさばって行こうとする奴等に負けないで欲しい。

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    2015年11月09日
  • 毒猿 新宿鮫2~新装版~

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    誉田哲也のブルーマーダーに近いものを感じた。それにしても毒猿恐るべし。鮫島の活躍というより完全に毒猿の脇役で終わったな。

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    2015年11月03日
  • 生贄のマチ 特殊捜査班カルテット

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    怒りをその身に纏って自分の正義を貫こうとしているタケルたち。ヤッパリ、クチナワの指示に無条件に従っていてはいけない気がする。流されずに、自分たちの目と耳で状況を捕まえていないといけないと思う。

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    2015年10月29日
  • 生贄のマチ 特殊捜査班カルテット

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    読みやすさにも配慮したのかな。その方が広く受け入れられるのかもしれないけど、個人的にはもう少しドロッとしててもいいかな。何はともあれ謎をいくつもはらみつつ、今後の展開は楽しみである

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    2015年09月29日