大沢在昌のレビュー一覧

  • 絆回廊 新宿鮫10~新装版~

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    桃井も晶も失って鮫島に大きな転機を迎える話だった。久しぶりに新宿鮫を読んで面白かった。本当に唯一無二の作品だ。

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    2024年09月21日
  • 語りつづけろ、届くまで

    購入済み

    坂田勇吉最終章?

    今回で、このシリーズ終了ですかね。
    前2作と比較して、少しスケールダウンしたかな。
    最近の大沢先生の文体はかなり散文的、説明的になったなと感じます。

    それはそうと、BookLive!の「続きから読む」機能。
    鬱陶しいことこの上なし!です。
    ↑これは以降、全てのレビューに記載します

    #アツい

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    2024年09月04日
  • アルバイト・アイ 命で払え

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    冴木涼介。探偵、おそらく国家の公安?上がり?息子の隆が主人公。犯罪以外は引き受けない。

    物語は短編でスッキリしている。新宿鮫読んでたらもう少し深みが欲しいと思ってしまう

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    2024年07月30日
  • 生贄のマチ 特殊捜査班カルテット

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    警官ではない、日本人の若者と中国残留孤児の三世、謎の女ミサキと警察官僚クチナワのチームが悪を倒すため、捜査を行う。

    説明文にすると陳腐だが、内容はハードボイルド

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    2024年07月30日
  • 新宿鮫 新宿鮫1~新装版~

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    ハードボイルドな刑事もの

    普通に面白いのだが、北方健三のハードボイルドな刑事ものが好みであるがゆえに、特別何か心が動かされることがなかった

    息を吞むようなシーン描写や、登場人物の葛藤の苦しさが弱いからなのだろうか

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    2024年06月06日
  • 無間人形 新宿鮫4~新装版~

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    新宿鮫シリーズ4作目。直木賞受賞作というので大いに期待して読んだ。アイスキャンディという名の新手の覚醒剤の流通ルート解明に例によって執念深く迫っていく鮫島。本作はいつもの警察内部での孤立、抗争だけでなく、麻薬取締官との確執に加え、犯罪者側でもスリリングな主導権争いが繰り広げられ序盤から中盤にかけては引き込まれるようにして読んだ。しかしながら、場面変わっての終盤は昌を鮫島が救うという劇的な展開を描くためのご都合主義的な展開で正直乗り切れなかった。
    思うに昇という人物の掘り下げが物足りなかったことで全体的に感情の盛り上りに欠けてしまったのではないか。

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    2024年05月29日
  • 予幻

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    スイスイ読める軽いタッチの作品、500ページ近くのブ厚い本でしたが、冒頭から惹き込まれ中だるみもなく読み終えました。
    (勝手に想像する)ボディガードのアクションシーンは少なく、犯人探しに終始する探偵モノという感じ。

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    2024年04月30日
  • 予幻

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    大沢在昌の ボディガードシリーズ、相変わらずさらりと 読めて 楽しい 、最後の犯人のオチはちょっとあっけなかったかな、いつものひねりが少し足りなかったような でも楽しかった。

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    2024年04月10日
  • 屍蘭 新宿鮫3~新装版~

    ネタバレ 購入済み

    《肌合い》が違う…。

    前作の『毒猿』か強烈だったせいで、何となく見劣りしてしまう残念な作品。

    ストーリーとしては決してつまらない訳では無いのだが、前作とこの後の『無間人形』がスゴ過ぎて、スーッと読み終えてしまう感じで、今ひとつ喰い足りない読後感…。

    正直『新宿鮫』シリーズで採り上げなくても、別のシリーズや単独でも良かったような気がしてしまう。

    前後作の《分かり易い狂気》ではなく、《ひたひたと迫る女性の狂気》かテーマなのでそう感じてしまうのかも…。
    従って、星3つの評価。これは人それぞれ感じ方の問題か。

    #怖い #ドキドキハラハラ #ダーク

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    2024年04月08日
  • 新宿鮫 新宿鮫1~新装版~

    購入済み

    青春の想い出…。

    2024年3月読了。33年振りの再読。
    正直1作目はそんなに好きじゃなかったのでw、こんなに間が空いたけど、これだけの時間が過ぎたのだなぁと云う感慨に包まれ、そして自分も大好きだった新宿歌舞伎町が目の前に広がって、何とも言えない気持ちで読み終えた。

    携帯電話はデッカくて、公衆電話はまだまだ何処にでもた〜くさん有った時代、留守電は着信時刻が分からなかった時代w、そして何より《歌舞伎町はヤバいけど、と〜っても刺激に満ちていた時代》だったなぁと、読んでいて泣きそうになった。

    まだまだ生意気な大学生が、噴水広場で歌ったり騒いだり。たまに本職の方々が通る時はス〜っと除けてたあの頃。渋谷や池袋なんか目

    #ドキドキハラハラ #ダーク #アガる

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    2024年04月03日
  • 爆身

    購入済み

    若干《御都合主義》臭が…。

    2024年3月読了。

    前作『獣眼』に続きイッキ読み。
    トンデモ設定な《殺人》の真相を追う主人公の活躍ですが、今回は「ボディガード」と云うより「探偵」のノリが強いのですが、核心部分が途中で透けて見えてしまい、結末も『だよね〜!』って感じで読めてしまったので、《シリーズ化》への下地固めも匂わせての終わり方もちょっとマイナスでした。

    決してつまらないと云う事では無いんですよ!!!! 大沢センセイへの期待度が高過ぎるが故のマイナスですから、今後も期待しています!

    #カッコいい #スカッとする #ドキドキハラハラ

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    2024年03月24日
  • ライアー

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    久しぶりに読んだ大沢在昌。相変わらず面白い。読みたい本が見当たらないなぁ、と困った時には"鉄板"です。

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    2024年03月24日
  • 新宿鮫 新宿鮫1~新装版~

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    小学館のポッドキャストで月村了衛先生が警察小説のエポックメイキング的な一冊として挙げていたのでこの機に読んだ。なるほどこれはハードボイルドを地で行く主人公鮫島筆頭にキャラクター造形がピカイチ。とはいえ展開、特に後半はご都合主義が過ぎるという印象が拭えない。もう少し必然性があるような描きかたができたのではと思うし、「エド」に関しては本筋に対して弱いし、あまりここまで描く意義を感じなかった。それよりも晶や桃井、木津の内面描写をしてくれた方が盛り上がったのでは、とも。

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    2024年03月19日
  • 新宿鮫 新宿鮫1~新装版~

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     ハードボイルドは初めてかもしれない。この文体がハードボイルドの王道なのかもしれないが、とても読みにくく感じた。句点の多さ、会話文の長さ、隠語の多用は時代のせい?一匹狼と言えば聞こえはいいが、犯人検挙できなければお荷物以外の何物でもない上、単独捜査なんて許されないだろう。ハードボイルドには野暮なツッコミか。好きな人には堪らないのかな。個人的には中高生くらいで読んでいれば、まだ楽しめたような気がする。

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    2024年02月29日
  • 獣眼

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    『ボディーガードキリ』シリーズ第1巻。何年振りかの大沢 在昌作品。

    600ページ以上の長さがあるけれども、センテンスが短くテンポがイイので、余り長さを感じさせることなく読むことが出来ます❗

    オカルトチェックな展開は大沢さんの得意(?)なジャンルなので、色々あちこち振り回されながら、楽しむことが出来ました♫

    キリの人間性も、変にアウトローっぽくなく、余り大沢作品には見られない、キャラクターで新鮮な感じがします✨

    途中若干の中弛み感はありますが、難しいことを考えずに純粋にエンターテインメントを楽しむなら結構オススメの作品です❗キリのその後が気になるので、次の『爆身』も追いかけます。

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    2024年02月24日
  • 予幻

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    ボディーガードのキリのシリーズ。
    今回はボディーガードの仕事の筈が、早々に対象者を拉致され、そこから、ボディーガードというより、秘密文書の行方を追う事に。
    次々に情報得て追う先々には死者がいたりと、犯人は誰か一緒に追う気持ちに。
    結末には何かモヤモヤするも、楽しんだ。

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    2024年02月19日
  • 涙はふくな、凍るまで

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    今回は北海道でロシアのマフィアと日本のヤクザ、
    そして不幸なサラリーマンのお話でした。

    前作が開始早々バタバタと不運に見舞われて
    こっちまで「どうしよう」という気分になったけど
    今回はスローな感じで始まるので
    よく言うと安心
    悪く言うと物足りない感じではあった。。

    ストーリー上仕方ないんだけど、前回の教訓を活かして格闘技くらい習っててほしかったと思ってしまった

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    2024年02月01日
  • 予幻

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    国際政治を予見する「ホワイトペーパー」。その存在を引き継いだ紅火のボディーガードのキリが右往左往する、ハードボイルド、予測不能、なんでもあり、思わぬ結末まで、とにかく疲れ知らずに働く大活劇小説だ。

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    2024年01月19日
  • 黄龍の耳

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    なんとなく懐かしい昭和の匂いがする作品だった。
    力を持つ一族の後継者、後継者を先代から支える弁護士、闇の一族との争いなど、読みながら昭和の映像が浮かんできました。

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    2024年01月02日
  • 迷 まよう

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    迷う、短編集。

    不思議な話かと思ったらミステリーだった1話目に
    今度こそ! と思ったら2話目もミステリー。
    確かに、人生に迷いがある短編でしたが
    しっかりと道を決めるのが物語だな、と。

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    2023年12月15日