岡田尊司のレビュー一覧

  • 生きるための哲学

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    面白かった。
    精神科医の著者が、幼少期に親の愛情に恵まれなかった人間がどう生き抜いているかをまとめた本。
    様々な困難に直面した時に人間がどのように人格形成していくのか。科学的な目線で人間学をまなべる。

    歴史上の小説家などの生い立ちや、自身が対応した患者の具体例をあげて、ある程度類型化して紹介。

    有名な作家や哲学者が、実は不幸な生い立ちだったことを知って驚きや発見が多かった。

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    2023年01月17日
  • パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか

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    自分のことをより深く知りたいとの思い、勉強の意味合いも含めて読んだ。自分の抱えている問題が見えて、うんざりもしたけれど、対策も見えてきた。普通って何だろう。どこからが逸脱でどこまでが許容範囲なのか。どこまで突き抜ければ、逆に認められるのかとか、色々と考えながら読んだ。
    パーソナリティ障害の方々と向き合う時の助けになるのは間違いないし、これまでよりも自信を持って関わっていけるし、何度も読み返して教科書のように使っていきたいなと思う。

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    2023年01月04日
  • 回避性愛着障害~絆が稀薄な人たち~

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    飢餓ラインぎりぎりで暮らしていても、家庭を持ち、子どもをつくり続けてきたのである。
    ところが、今では、多くの人が、自分一人で過ごす時間や自分のために使うお金を削ってまで、家族をもちたいとは思わなくなっている。それは経済問題とは別のところに原因がある。
    そこには愛着が稀薄になり、回避型愛着が浸透していることが関わっている。われわれの身には、人間から別の種へと分枝していると言えるほどの、生物学的変化が生じているのである。
    回避性とは、親密な関係を避ける、責任や面倒を避ける、チャレンジを避ける、傷つくことを避ける、感じることを避ける今こんなタイプが急増している。回避性愛着障害の原因は、ネグレクトで

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    2022年12月30日
  • 回避性愛着障害~絆が稀薄な人たち~

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    巻末の診断テストの結果 恐れ回避型の愛着障害。
    回避より不安の方が傾向として強いようだ。
    確かに人を心から信用することは今までなかった。安全基地の確保は難しそうなので不安型の傾向があると自覚しながら生活していきたい。

    不安症状が強くなると人に強く当たってしまうので相手が悪いのではなく自分の特性だと認識して人と関わるようにしたい。

    回避型で一人の世界に閉じこもりがちだが勇気を持って他者との繋がりを求めていく方が幸せな人生を送ることができると本書を読んで感じた。

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    2022年12月25日
  • 社交不安障害 理解と改善のためのプログラム

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    自分にとって、ここまで自分を知ることができた本は今までにありません。
    上手くいかないことがあり、悩んでた時に読みました。今まで悩んでいたことが全て繋がっていく感覚があり、号泣してしまっていました。
    社交不安に向き合って克服できるようにがんばります。

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    2022年12月13日
  • 人を動かす対話術 心の奇跡はなぜ起きるのか

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    読んでいて思い出したのが、学生時代に「早く○○しなさい」と言われると、全くやる気が無くなる、あの現象を思い出しました。
    あれも、もしかしたら主導権を奪われた事による対立だったのでしょうか。

    相手の関心を知る事。分かりやすく共感を表現する事。

    何度も読み返しながら、学びを深めていきたいです。

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    2022年12月04日
  • 愛着障害~子ども時代を引きずる人々~

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    厳しすぎるほどに育てた父を
    嫌になるほど思い出しましたが、
    親は親、子供は子供だと、わりきるようになれた、書物

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    2022年11月26日
  • カサンドラ症候群 身近な人がアスペルガーだったら

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    パートナーではなく、上司がアスペルガー傾向があり疲弊する毎日でどうにかしたいと思って読んだ本です。
    もちろん、アスペルガー傾向の共感力の薄い相手の方に問題はあるということの解説に加えて、カサンドラ症候群になってしまう人の性質についても冷静な筆致で書かれており参考になりました。
    渦中にいると相手が全面的に悪いと責めてしまいがちですが、自分の性質の癖も影響あるとのこと。自分のことを少し振り返ってみようと思えました。
    ありがたい本でした。

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    2022年10月23日
  • 愛着障害~子ども時代を引きずる人々~

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    「死に至る病」を読んだあとにこちらを。「死に至る病」は愛着障害により人が不幸になることを説明した本だったような気がするが、本書は人は愛着障害を克服し幸福になれると信じさせてくれる一冊だと感じた。発売日は本書が2011年、「死に至る病」は2019となっており、同じ愛着障害を扱っていても、時勢の違いでこうも読後感が異なるのかと思った。

    程度の差はあれ、愛着障害を抱える現代人は多いことだろう。合理主義社会がその流れを助長させている。幼少期に養育者と密に関わる機会が減り、安全基地と呼べる場所をほとんど持たない現代人。社会が便利に、より豊かになっていくのに、私たちの心は大人になりきれず、子供時代に放置

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    2022年10月21日
  • 自閉スペクトラム症 「発達障害」最新の理解と治療革命

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    役に立つ

    仕事上、自閉の勉強をしているが、ケーススタディもあり、役に立ちました。同僚にも紹介させていただきました

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    2022年09月29日
  • パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか

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    個人的には人を見る視点が2倍3倍にも広がった1冊だった。
    種々あるパーソナリティ障害の特徴として2点挙げられていた。
    ①自分へのこだわりが強い
    ②極度に傷つきやすい

    この2点は自分にも当てはまると感じながら本書を読んでいたが、どのパーソナリティ障害の特徴をみても程度の差はあれ共感できることが多かった。

    障害とは言わないまでも、そういう傾向は誰しも持っているもので、取り巻く環境や状況によってどの要素が前面にあわられるのかわからない。もともと持って生まれた性格のように思っていたけれど、そんなことはなく大人になってから現れることも多いことに驚いた。
    もしかしたら自分もそうなっていたかもしれないと

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    2022年07月27日
  • 愛着障害~子ども時代を引きずる人々~

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    愛着の克服は自立の過程と似ていると実感。自分自身が不安定型だと思っていたら今は安定型であることがわかった。
    親への憎しみは、親に対する気持ちがあるからということも納得。親元を離れてから親のことを許せたし、安定したと思う。
    愛着スタイルを意識して子どもと関わると、その子の良さを引き出せる気がする。

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    2022年07月26日
  • ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術

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    適応障害はつらいですよ

    私自身、適応障害で10年以上、治療していますが、どうすれば治るのかもわかりません。
    仕事量・質は減りませんが、仕事の評価はマイナスに傾斜しますし、しんどい時は仕事にも行けないレベルです。
    軽く見られているのか、鬱の方の方が手厚くケアもしてもらえます。
    納得いく記載ですが、終わりが見えないのが、現実です。

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    2022年06月12日
  • インターネット・ゲーム依存症 ネトゲからスマホまで

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    インターネット依存症は現代の“感染症“と言っても
    いい位になっている.
    この本では、依存症の症状、依存の理由、予防や
    克服の仕方まである.
    ぜひ見てほしい

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    2022年06月10日
  • 回避性愛着障害~絆が稀薄な人たち~

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    身近な人のために

    身近な人が回避性愛着障害のようだったので、参考に購入しました。とても為になりました。この本を繰り返し読んで、ちょっとずつその人の力になれたらなと思っています。

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    2022年05月13日
  • マンガでわかる 愛着障害~自分を知り、幸せになるためのレッスン~

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    私は不安型の愛着障害みたい。
    両親からたくさん愛されて育ってきたと思ってたし、それは揺らがないけど、両親が不仲でいつも喧嘩してて、びくびくしてた。どうしたら喧嘩しないでいてもらえるか考えてた。母の不倫にも気づいてたけど、父に決してバレちゃいけない、と気を張ってた。
    結構両親の顔色を見て育ってきたんだなあ。
    めちゃくちゃ周囲の評価を気にしちゃうもんなあ。

    今の自分の恋愛に、この私の愛着障害が結構影響してる。前回の恋愛は相手が私を上回るほど不安が強かったから、私が相手の愛情を疑って不安になることはなかった。
    今の恋人は「安定してる」から、とっても不安になる。もっともっと愛情表現してほしい、と恋人

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    2022年04月29日
  • 愛着障害の克服~「愛着アプローチ」で、人は変われる~

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    愛着障害について理解が深まる良書。
    具体的にどのような対応をしていけば良いのかが記されているのも良い。

    また、最近、このような本を立て続けに読んで感じたことは、人との関わりに置いて起こるさまざまな問題には、発達障害と愛着障害が絡んでいることが多いのではないかということ。例えば毒親と呼ばれる人たち。

    知らない間に「無理解からくる暴力」の加害者にならないためにも、知識を得ていくことは大切だと思いました。

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    2022年04月15日
  • 愛着障害の克服~「愛着アプローチ」で、人は変われる~

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    実践編とあるだけあって、克服するには今後どうするかがタイプ別にあってとても良かった。

    克服していくにあたりこんな傾向がある、安全基地となるまでこんな思いをするだろうという周りの人目線も書かれていてまさに実践編。

    巻末テストで私自身は安定型6割回避と不安が2割ずつほど、パートナーは割合は聞いていないが本文の回避型にばっちり当てはまっていたのでこれから応用していきたい。
    この2年間、傷ついたりしんどいと思った相手の言動が、回避型によるものが大きいようでなんだか腑に落ちたし今後どうしたら良いかも見えてきて少し安心した。

    パートナーに自分も読むから読んでほしいと勧められた三部作だったが、お互いが

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    2022年04月12日
  • マインド・コントロール 増補改訂版

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    とても怪しげで現実には無さそうなタイトルではあるが、日常的にありふれた問題が描かれている。
    マインドコントロール、洗脳に関する研究や実験を丁寧に挙げ、それらが現在でもあり得るもの、してしまいがちなもの等に繋げて話をしている。
    分かり難いものや、縁遠い話かと思われる話題ではあるが、何のことはなく、とても身近に溢れた問題であると気づく事があった。
    自分がこの本を呼んで、“洗脳”されないようにと同時に、自身がそのような言動をしないように意識しようとも思えた本であった。
    知識の整理の為に再び読み返したいと思えた本であり、色んな方に呼んでほしい本である。

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    2022年03月23日
  • マンガでわかる 愛着障害~自分を知り、幸せになるためのレッスン~

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    1、漫画でわかる愛着障害
    •まず俺は恐れ、回避型の愛着障害だということ。

    p.136
    •人と親しくなりたい面と人嫌いで近づくとストレスになることがそう反するところがある。
    すごくわかるなと思った。
    •安全基地の五か条p150
    ①安全を保証する
    一緒にいて傷つけられることがない
    ②応答性
    求めてる時に応じて貰える。
    相談できる、守ってもらえる、と言う安心感につながる。また、相手が求めてない時に余計なことをしない。主体性と責任を侵害しないこと。
    ③共感性
    ④安定性
    ⑤誠実さ
    •メンタライゼーション

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    2022年03月17日