岡田尊司のレビュー一覧
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【要約】
生きるのがめんどくさいの正体が「回避性パーソナリティ」であること。回避性パーソナリティは幼少期の親に関わり方によって形成される。
また親の育て方のみならず環境によっても形成される。近年は人々が個人主義化されたことによって回避型が増加した。
回避性パーソナリティをもし治すのであれば「人に自分のことを自己開示する」「誘われたら応じてみる」などのアクションで少しずつ改善することができる。
【感想】
自分は自分から人を誘えず、友人も少なく、一時期人付き合いを避けるために自営業をしていた。なので著書に書かれていることがとてもしっくりきた。
個人主義社会がオキシトシン受容体に減少が起こり回 -
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飢餓ラインぎりぎりで暮らしていても、家庭を持ち、子どもをつくり続けてきたのである。
ところが、今では、多くの人が、自分一人で過ごす時間や自分のために使うお金を削ってまで、家族をもちたいとは思わなくなっている。それは経済問題とは別のところに原因がある。
そこには愛着が稀薄になり、回避型愛着が浸透していることが関わっている。われわれの身には、人間から別の種へと分枝していると言えるほどの、生物学的変化が生じているのである。
回避性とは、親密な関係を避ける、責任や面倒を避ける、チャレンジを避ける、傷つくことを避ける、感じることを避ける今こんなタイプが急増している。回避性愛着障害の原因は、ネグレクトで -
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「死に至る病」を読んだあとにこちらを。「死に至る病」は愛着障害により人が不幸になることを説明した本だったような気がするが、本書は人は愛着障害を克服し幸福になれると信じさせてくれる一冊だと感じた。発売日は本書が2011年、「死に至る病」は2019となっており、同じ愛着障害を扱っていても、時勢の違いでこうも読後感が異なるのかと思った。
程度の差はあれ、愛着障害を抱える現代人は多いことだろう。合理主義社会がその流れを助長させている。幼少期に養育者と密に関わる機会が減り、安全基地と呼べる場所をほとんど持たない現代人。社会が便利に、より豊かになっていくのに、私たちの心は大人になりきれず、子供時代に放置 -
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個人的には人を見る視点が2倍3倍にも広がった1冊だった。
種々あるパーソナリティ障害の特徴として2点挙げられていた。
①自分へのこだわりが強い
②極度に傷つきやすい
この2点は自分にも当てはまると感じながら本書を読んでいたが、どのパーソナリティ障害の特徴をみても程度の差はあれ共感できることが多かった。
障害とは言わないまでも、そういう傾向は誰しも持っているもので、取り巻く環境や状況によってどの要素が前面にあわられるのかわからない。もともと持って生まれた性格のように思っていたけれど、そんなことはなく大人になってから現れることも多いことに驚いた。
もしかしたら自分もそうなっていたかもしれないと -
購入済み
適応障害はつらいですよ
私自身、適応障害で10年以上、治療していますが、どうすれば治るのかもわかりません。
仕事量・質は減りませんが、仕事の評価はマイナスに傾斜しますし、しんどい時は仕事にも行けないレベルです。
軽く見られているのか、鬱の方の方が手厚くケアもしてもらえます。
納得いく記載ですが、終わりが見えないのが、現実です。 -
購入済み
身近な人のために
身近な人が回避性愛着障害のようだったので、参考に購入しました。とても為になりました。この本を繰り返し読んで、ちょっとずつその人の力になれたらなと思っています。
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私は不安型の愛着障害みたい。
両親からたくさん愛されて育ってきたと思ってたし、それは揺らがないけど、両親が不仲でいつも喧嘩してて、びくびくしてた。どうしたら喧嘩しないでいてもらえるか考えてた。母の不倫にも気づいてたけど、父に決してバレちゃいけない、と気を張ってた。
結構両親の顔色を見て育ってきたんだなあ。
めちゃくちゃ周囲の評価を気にしちゃうもんなあ。
今の自分の恋愛に、この私の愛着障害が結構影響してる。前回の恋愛は相手が私を上回るほど不安が強かったから、私が相手の愛情を疑って不安になることはなかった。
今の恋人は「安定してる」から、とっても不安になる。もっともっと愛情表現してほしい、と恋人