【感想・ネタバレ】生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害のレビュー

あらすじ

「恥をかくのが怖くてチャレンジできない」「人に嫌われてると思い込む」これらは回避性パーソナリティー障害の特徴である。自尊心が傷つくことへの強烈な不安・心配ゆえに「何もできない人」が、能動的な日々を過ごすためのヒントとは。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

本書にでてくる様々な回避性パーソナリティの方のエピソードはどれも痛く共感できた

自分は社会生活に支障が出るほどではないが、なんとなく生きづらさや職場での居づらさを感じることもある。

小さなことから始めてみるというのは大事だと感じた

0
2025年11月16日

Posted by ブクログ

これを読んで、私は「失敗したくないし恥をかきたくない。恥をかくくらいなら最初から挑戦しない方がいい」という考えが自分の根底にあったのだと気づいた。負けそう、傷つきそうだと少しでも感じた勝負からは逃げ、絶対に勝てると確信できるものだけを選んできた。その結果、他人からは“優秀な人”として見られるようになった。しかし、自分の一部だけを見せて他の側面を隠して生きることで、知らないうちに自分自身を欺いてきた。優秀でなければならないという自己縛りは失敗への恐れをさらに強め、人生を楽しむことを難しくしていた。
自分は承認欲求に溺れたタイプではないと思っていたが、実際には「優秀だと思われたい」という承認欲求に取り込まれていたのだと自覚できた。SNSで自撮りを上げて「ブサイクかも〜」と投稿し、「そんなことないよ、可愛いよ」という言葉を待っているような哀れな人と本質的には同じ構造を持っていたのだ。
自分の状況を言語化できたという点で、この本はとても役に立った。

現状が整理できたからこそ、ここからは解決に向けて動きたい。長年染みついた「傷つきたくない」という呪縛は一朝一夕で消えるものではない。「死ぬこと以外かすり傷」の精神は理屈では理解できるが、実践するとなるとやはり尻込んでしまう。だからまずは、小さな失敗を許容してみる。失敗してみて、それでも自分は大丈夫だと確認できたら、次はもう少し大きな挑戦と失敗を試す。その失敗すら安全だと思えるようになれば、さらに大きな挑戦にも踏み出せる。この積み重ねによって、傷つくことへの過剰な恐れから少しずつ解放されていきたい。

0
2025年10月18日

Posted by ブクログ

自分のこと書いてあるのかと思うくらいだったから読み進めるのが少し辛かったけど、頑張ろって思った!読めてよかった!

0
2025年06月08日

Posted by ブクログ

回避性パーソナリティーや回避型について、理解が深まる。人によっては、一時的にこのような状態に陥ることもあるのではないかと感じる。愛着の問題について一般的な理解や適切な対応が周知されれば、苦しむ人が減るのではと思う。

0
2025年04月30日

Posted by ブクログ

偶然何気なく手にとってみたが
回避性パーソナリティー障害の8つの判断基準のうち7つに自分が当てはまることに驚いた。
実はすでに心療内科に通院しているのだが、主治医からは、あなたは回避性ではないと言われた。
どちらが本当なのか私にはわからない。
ただ、思い当たる部分に付箋をつけていったら、買ったばかりなのに全部使い切ってしまった。^^;
しかしながら、、、回避性パーソナリティー障害だったとしても良いことは一つもないので、主治医の言葉を信じて生きていこうかと思う。

0
2025年01月17日

Posted by ブクログ

昔自分は回避型と思っていたけど回避性パーソナリティだと感じた。
仏教的な生き方に憧れてたけど、自分を押し殺していろんなものをわざと諦めようとしなくても、好きなように好きなことをやってみたらいいと自由な気持ちになる。

0
2025年01月07日

Posted by ブクログ

「自分が何をやりたいのか分からない」「特にやりたいこともない」

目先の楽しみや気晴らしに没頭してしまう状態のとき、決めることから逃げているということが多い。

自分で決められないのに誰かに頼ることもできない。

本音を言ったり、内面をさらけ出したりすることを避けようとする。
(これは日本人全般に当てはまりそうだが)

自分をさらけ出せないのには、回避性の人に特徴的な強い恥の感情も関係しているp57

拒絶される恐れがないと確信できないと他者と関わりを持てない。
(俺自信の人間関係のデータが少なすぎて分からん。だが、実際患いがちの友しかいないし、なんというか……仲良くなれるという謎の確信を持った相手としか関わらないな。
健常者恐怖はなんとなくあるな……)

「何か困っていることや不安なことはないですか」などと尋ねても、「何もない」「ふつう」という答えが返ってくるのが関の山かもしれない。p70
(まともに考えることは諦めてるよな。不安から逃げてるんかな?)

人との関わりを自分からは求めない

今の自分からは、昔の自分が、自分でも別人のように思えるp108

応答性の原理p124(求めている者に与えないと意味がない。受け入れる準備ができていないと、心には響かない。)

高度な自己防衛の方法……視野や思考を狭窄させること。
不快な現実を忘れるために、関心や思考を狭める。
自分を夢中にさせてくれるものを求める。p129
(過去に、俺は何もするべき状態がなければ頑張れるんじゃないかと思ったが……回避性の性質をそれなりに理解してたみたいだな。逃げたくならなければいいと。)

傷ついた気持ちに恥ずかしさの気持ちが結びつくことで、厄介なコンプレックスを形成してしまう。p138

仕事のことをただ指摘されただけなのだが、全人格を否定されたような気持ちになってしまう。

回避性パーソナリティ障害の人は、親や家族から、アラさがしをされたり、からかいをうけたりして、常に否定的な評価にさらされてきたが、同時に、親や家族との間には比較的強い結びつきがあり、ある程度、心を開くことができるし、頼っている面もあるとする。p142

慢性外傷症候群としての回避性
幼い頃から受験などの強いプレッシャー下にいることが子供の頃から主体的な意欲や興味を形成せず、挑戦に対する恐怖が大きくなりチャレンジを避けようとするのではないかという指摘。

衝突し反発するよりも、諦め、従うことを選ぶ。
自己卑下と欲の乏しさ。p159

主体性に欠ける
(人生に対する当事者意識が薄い、と俺はずっと考えていた……)(何か聞かれても、「そうなんじゃない」「そうなのかな」と他人事のように話してる)

体験の画一化と失われる主体性p176

回避性の人は、念を押されると、言質をとられるのを嫌い、できるだけあいまいな言い方ですり抜けようとする。
(友人からの誘いとかこういう返ししてるな。)

回避性の人を動かしている最大のモーメントは、不安である

一度抱いた思いにしがみ続けることになるということがある。恋愛においても現状維持を好む。
片思いの方が気楽?p213(その通りなのかも)

守られているときは、その存在がなければ、一日も生きていけないというような気がするのだが、実際にその守りがなくなると、逆に元気になるということも……
(ギリギリにならないとやり始めない……窮地に陥らないとやり始めない性質はたしかに俺にある。)

〈回復への道〉

理想や期待よりも、目の前の機会に乗ってみる

身近に訪れる小さなチャレンジを、思い切ってやってみる。

小さな変化を起こしてみる
やろうかな、やらないでおこうかと、迷うことがあったとき、やる方にしてみる。
迷ったらやる。p277(迷ったらやる。そうなんだよね。いつも迷ってはいるんだけども、優柔不断で、面倒くさくなって、「やらない」選択をしてしまっていた。)

0
2024年12月14日

Posted by ブクログ

昔からネガティブな性格で、何事にも勇気がもてず、「なぜ自分はこうなんだろう?」と思い悩むことが多かったが、「回避性パーソナリティ障害」だったのか、多分。幸いにも、今まで流れでなんとかなってきたが、一つボタンを掛け違えていたら、引きこもりとか、どうなっていたか分からない。他人と比較したり、体裁ばかりこだわる自分を変え、本当に自分に合った生き方を見つけたい

0
2024年11月02日

Posted by ブクログ

この生きづらさはなんなんだろうと思って、ネットで検索しているうちに回避性パーソナリティが引っかかって、この本を読んでみようと思った。
書いてること全部為になるなと思って、マーカー引きまくった。

回避性パーソナリティっぽい偉人の話や、岡田先生の元にきた患者さんの話を通して、前向きな気持ちになることが出来た。

仕事仲間や家族、恋人が回避性パーソナリティだと思われる方に向けての項目もあるので、気になった方は読んでみてほしい。

0
2024年05月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

何しても生きるのがめんどくさくてタイトルで読んでみた。
知らず知らずのうちに自分も色んなところで回避しようと動いてるときが多いことに気がつけた。

めんどくささはまだあるし人生が大きく変わることはないけど、最後の「自分の人生を生きようと決意すること。そして、一歩だけ踏み出してみること。それだけでいいのだ」という言葉はなんだか心に沁みた。

0
2024年02月20日

Posted by ブクログ

各云う私は軽度の回避性パーソナリティ障害である。
自分と同じ様に生きるのがめんどくさいと考える人達がいると知って驚いた。自分をいつもどのように表現すればよいかと考えていだが、この本に解があった。

0
2023年10月27日

Posted by ブクログ

【要約】
生きるのがめんどくさいの正体が「回避性パーソナリティ」であること。回避性パーソナリティは幼少期の親に関わり方によって形成される。
また親の育て方のみならず環境によっても形成される。近年は人々が個人主義化されたことによって回避型が増加した。

回避性パーソナリティをもし治すのであれば「人に自分のことを自己開示する」「誘われたら応じてみる」などのアクションで少しずつ改善することができる。

【感想】
自分は自分から人を誘えず、友人も少なく、一時期人付き合いを避けるために自営業をしていた。なので著書に書かれていることがとてもしっくりきた。

個人主義社会がオキシトシン受容体に減少が起こり回避性が強まっているというのがとても印象的。自分の時間を大切にすることが幸せに繋がると思っていたが、実際のところそんなことはなく、もう少し人の誘いに乗ってみるなどしてみた方が幸福に近づくのかもしれない。

また親の「そんな職業稼げないから辞めろ」というセリフで主体性が奪われた結果、回避性が強まった事例が載っているがこれと同じことが実際にも自分に合った。


自分が子供を持った時は、気をつける必要性を感じた。

0
2023年01月30日

購入済み

タメになった

自分の説明書のようで少し自分の理解が深まったのと同じような人がいる事に安心した。
少しずつ自分を変えていきたい

0
2022年01月20日

Posted by ブクログ

2025/08/23

たぶん自分も回避性パーソナリティ障害。
その自覚があるからどうにかしたいと思って読んだ。

まずはとにかく小さなことでもいい。自分で決めて自分の好きなことをする。
そしてメンタルクリニックにも行ってみたいなって思った。
誰かに自分の話しをして受け入れてもらいたい。

0
2025年08月23日

Posted by ブクログ

京大医学部卒の精神科医 共感できる部分とか金言みたいな部分とかそこそこあった 概ねいい本 みんなどこかしら病んでる

0
2025年05月14日

Posted by ブクログ

回避性パーソナリティ障害ついて。

障害というと特殊に見えるが、実際には全ての人に可能性があるもので、当てはまる人は著者も含めて多数いることがよくわかった。

0
2025年05月03日

Posted by ブクログ

自分が嫌い、恥をかくのが怖い、本音が言えない。回避性パーソナリティの性質を持った生きづらい人たちへの1冊。どのようにその人達と関わっていけば良いかも参考になる。

0
2025年03月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

生きづらいと感じる人の特徴、そうなった原因などについて医学的にどのように分析されているかを解説したうえで、そこから脱却して少しでも生きやすくなるための方法を提案する。

本書はタイトルの通り「回避性パーソナリティ障害」として医学的に分類される症状について主に扱っているが、実は同じように「生きるのが面倒くさい」と感じる人の中には、他に「恐れ・回避型愛着スタイル」「シゾイドパーソナリティ障害」というものがあるらしい。ちょっとややこしい。
「回避性パーソナリティ」とは人の世の煩わしさから逃れたいという願望を持ち、現実の課題を避けようとする傾向のことで、人とのかかわり自体は楽しい面もあるが気後れや不安の方を強く感じてしまう。レベルは人それぞれで障害とまでは言えず、何とか日常生活を送れる人もいる。
「恐れ・回避型愛着スタイル」は別の分類軸で、親密な関係を求めず、人と気持ちを共有することに関心が乏しい人のことである。愛情不足の生育環境に起因することが多い。
「シゾイドパーソナリティ障害」は、対人関係をもつことに喜びや関心が少なく、孤独なライフスタイルを好むタイプのことである。
それぞれ特徴や原因が詳細に記載されているので自分がどれに当てはまるのか見当がつけやすいと思う。

そんな感じで、あるあるー、分かるー、という感じで読み進められる。文章が論理的で誠実で、しかも難解ではないので、とても理解しやすい。

回避性パーソナリティも含めて世の中にはいろんな人がいるわけで、みんながそのまま自然に生きやすくなるといいんですけどね。

0
2024年08月28日

Posted by ブクログ

自分と他人は違う。自分の考えが相手にとって最良だとは限らない。自分の基準や考え方で相手を評価したり批判したりしても、それはあくまでも自分にしか通用しない。何故なら人は一人一人育った環境も違えば、見てきたもの聞いてきたもの触れてきたもの全てが自分(あなた)とは異なるからだ。
それは自分の子供に対しても勿論当てはまる。自分の親と、自分の子供にとっての親は違う。だから自分を育てた親が言ったことが自分の子供に通用するかと言えば、そんな事は無いはずである。それを理解せずに、自分がこうした方が良いという考えを子供や他人に押し付ければ当然違和感が生まれるはずだ。まず理解しなければならないのは、当たり前だが、自分の考えや基準は自分にしか通用しないという事だ。
近年増加傾向にある引きこもりやニートが社会問題化し、私の身近にもその様な状況に苦しむ人々がいる。どうにかして状況を打破しようと、時には厳しく指摘したり、好きな事をやらせてみたり凡ゆる手を尽くしてみるが、それでも状況は中々改善されない。最近私もそういった相談を受け、本人を目の前にどの様に対応すべきか悩んだ経験を持つ。特に悪いことに手を染める事もなく、幼い頃はよく話し、よく遊びどこにでも居る普通の子だった。勿論今でも街でばったり会ったなら何処にでも居る普通の子だし、寧ろ容姿もよく背も高く俗に言うモテるタイプだ。だがとうに20歳を過ぎ、学校に行くでもなく、また働きにも出れず母親の元で暮らしている。私には正直どの様に対応してあげたら良いかがわからなかった。じきに自分から何かするまで待ってあげるのが正解なのか、それとも現状を厳しく指摘して無理にでも尻を叩くのか分からない。そんな状況でも暫く一緒に過ごし話をする事で少しずつ当人の事を理解できる様になった。きっと恐らく、本書に記載される様に自分への諦めや、失敗への恐怖、期待に添えなかった時の更なる失望が本人の動きを止めてしまっているのでは無いかと感じる。それすらも当たっているかは分からない。ただ一緒に過ごし当人にしっかり向き合えばやがては答えが見つかるかもしれないという期待は膨らんだ。話せば普通の子であり、きっと第一歩が踏み出せないだけだと思う。ならこのまま向き合いながら、いろいろ話をして(聞いてみて)本人の中に何かきっかけが出来れば良いのでは無いかと思う。考えすぎだよ、誰でも失敗ばかりだし、恥ずかしいことなど何も無い。本当はそう言ってあげたいが、私は待つことにした。
世の中には多くこうした状況があるのは、私のごく身近にも、会社でする会話の中からも感じ取れる。皆悩んでいるだけで、はじめの一歩が怖いだけ。人それぞれきっかけは違えど立ち上がる日は来る。自分たちが彼ら彼女らを動かそうとするなら、自分から気づける様に優しく近くで見守る必要があると感じる。理解せずに自分を押し付けても恐らくは変えられない変わらない。そして我々が個々に持っている考え方や物差しでは他人は評価出来ない事を十分理解して相対する事が必要だと感じる。
間違いないのは、親が子を心配する気持ちだけだ。いつかは親もいなくなる。大半は親が先だろう。だから子供に1人でも生きていける力を持ってほしいと願う気持ちはどの様な親でも必ず持っている。いつか親の気持ちに応えたいと自らが動き出せるタイミングが来るに違いない。親が子を思う気持ちと子が生きたいと願いその為に動き出した時に本当の親子になれる気がしてならない。

そしてその様な状況を生み出す1つの要因として、情報過多な時代にも問題はあると感じる。大量に入ってくる情報には過剰に人を恐怖に怯えさえ、踏み出す事を躊躇させる様な話に溢れている。その逆にどう頑張っても到達が容易ではない、半ば運任せの成功体験も多い。簡単に堕ちるどん底から、天国まで見せられて夢に溺れてしまう人もいるだろう。現実世界は誰もが人間関係に悩み、恥をかき、無駄とも思える程の汗をかき、頭痛に苛まれ、落ち込む。それが普通だし逃れられない現実世界だ。そしていつでもリセットできやり直しもきく。失敗は進歩の母だから何度でも失敗すればいい。リアルな自分でリアルに味わってみる事が自分を確立する糧となる。スマートに行き交うサラリーマン達も家では1人で悩んでいる。酒を飲んで忘れようとする。現実は泥臭いものだという事を教えてあげたい。
本書は様々なパターンを例示し、それ毎に適切な対応に近づくヒントをくれる。参考にしながら、苦しい状況に悩む人たちに少しでも救いになればと思う。

0
2024年03月27日

Posted by ブクログ

押さえつけられて育ち、自分が出せなくなってしまった人の分析。著者は医師でそんな人たちの人生が変わっていく様子を描いているのだが、本来の自分を取り戻して戸惑いつつも生き直す人たちのレポは読んでいてさわやかにな気持ちになる。

回避性の人が性的なものが苦手なのは、自分の存在を恥ずかしいものと思っていてさらけ出せないためだという。面倒くささもあるらしい。

星新一も回避性の人で、星製薬の重役を受け継いだときは苦しみでしかなかったが、のちの作家生活で開花した話は興味深かった。

0
2024年03月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

求めてもどうにもならないと悟ったがゆえに求めるのをあきらめることが執着を立つこと。本当に悲しい選択。求めないことを満たされていると勘違いすることはやめてもらいたい。好きで求めなくなったのではない。求めても答えてくれないから求めるのをあきらめただけ。>とても的確だと思う。西行はいい。家族はかなわん。ほんとに。こういういうのあるよねえ。いや、回避性の話じゃないんだけど。
安全基地になれというが、親のほうも定型発達とは限らなくてそれでも何とかやっていたりするからねえ。
困った。

0
2023年10月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読めば読むほど妻のことを書いてると感じる。ちゃんと名前がある症状だとわかってちょっと嬉しくなった。この本で書かれてあるような回避性パーソナリティの特徴について、本人も自覚はあるようなのだが、わかっていてもどうしようもないらしい。本人がこの人格とうまく付き合っていくためには、また配偶者としてそんな妻とうまく向き合っていくためには、といったことが知りたかったのだが、その辺は薄かったかな。著者の他の本も読んでまた勉強したい。

0
2023年09月24日

Posted by ブクログ

回避型愛着スタイルと回避性パーソナリティ障害は別物であることを知れたのが一番よかった。どちらかと言えば、恐れ・回避型が該当するようで、スキゾイドの方が回避型に近いらしい。

パーソナリティ障害は、個人的に境界例や自己愛などB群のイメージが強いが、A群やC群も見落とさないようにしなければならない。自閉症や社交不安症にも本文中で言及されていたが、見誤ると対応も変わってくるので、それら複数の可能性を頭の片隅に置いておきたい。

0
2023年04月27日

Posted by ブクログ

このけがある人はビンビン響くと思います。
周りを気にしすぎて自分のしたい事をしないのは勿体し、生きづらさを呼び込む。それに気付くのは周りからの指摘でなく本人で、周りはいかにサポートするか。

0
2023年03月17日

匿名

購入済み

ほぼ合ってる

何事にも面倒くさく、やる気がない。物心がついた頃からそうで、感情表現も乏しく、対人関係は見るも無惨。学生時代はまだ良かったが、社会に出るとともに良くなるどころかひどくなり、会社も飛び出すようにやめてしまった。

外に出るのも億劫になり引きこもるようになってこの本を読んだ。
社会に出たら良くなるってこと以外は、ほぼ当たってて自分はそういう障害を持っているんだと納得できる内容だった。

納得はしても、今まで蓄積された劣等感やゴミクズのような自尊心を、どうにかできるものでもないのだけれど。
ただ、生まれ育った環境によるものもあるらしく、自分だけの責任で生きずらいわけじゃないのだと分かっただけでもいいか。
親にも責任があるんだと思えるだけ、周りからダメ人間だと責められているような思いも多少は薄くなる気がする。

#タメになる

0
2023年03月05日

Posted by ブクログ

タイトルに惹かれて手に取った一冊。 本書では「面倒に感じること」を回避性パーソナリティ障害と位置づけ、作家の星新一やビアトリクス・ポターといった過去の人物の事例、さらに著者自身が関わった患者のケースを通して、その解決法をまとめている。 星新一のエピソードがやや長く感じられたものの、全体的にはわかりやすい内容だった。ただし提示される解決法は、「最初の一歩を踏み出すこと」「安心できる人間関係を確保すること」「完璧を求めすぎず適度に力を抜くこと」など、すでに他の書籍でも目にするような一般的な方法が多く、新鮮味に欠ける印象もあった。 とはいえ、事例を交えて整理されているため理解しやすく、改めて「回避傾向」と向き合うきっかけになる一冊だと感じた

0
2025年09月05日

Posted by ブクログ

回避性パーソナリティ障害の背景とその性質についてわかりやすく解説してくれている本
幼少期の愛着形成だけでなく時代背景なども影響するという点に納得ができた
一方で回避性のめんどくさく思う気持ち、虚無感を改善していくことについてはケースバイケースで、こうしたら自分の回避性も改善される!と強く思えるような内容ではなかった
まあ、本読んで直せたら精神科いらないってことですよね

0
2025年07月26日

Posted by ブクログ

回避性パーソナリティ障害の傾向に当てはまる為、読んでみた。

これがわかったところで、結局やらざるを得ない場面になったら、つべこべ言わずにやるだけだと思って、そこまで示唆を得るものはなかった。つまるところ、自分は勝手にこの傾向を自覚して、克服していたのだと思う。

0
2025年05月30日

Posted by ブクログ

一番最後の行にある言葉。

“自分が決めた自分の人生を生きようと決意すること。そして、一歩だけ踏み出してみること。それだけでいいのだ。”

幾つになっても、この言葉に尽きると思う。
さて、明日も生きていこうか。

0
2025年04月24日

Posted by ブクログ

読みながら何度も頷きかける。
学生時代までの自分が思い出される。

変に完璧主義だけど器用にこなせるわけではなく
傷つくのが怖いくせにプライドが高く
失敗して恥をかきたくない。

個人的には一人暮らしや仕事という
どうしようもない状態に持っていけたことが
抜け出せつつあるきっかけだなと思う。

愛着は乳児期や子ども時代の土台が大事。

0
2024年10月06日

Posted by ブクログ

回避性パーソナリティと特徴について詳細が書かれていた。
自分にも当てはまる部分があったため、納得しながら読み進めていたが、解決策としては結局行動し、自信をつけるしかないと感じた。

0
2024年10月05日

Posted by ブクログ

当てはまりそうで、そうでないようで、といった気持ちで読んでいたので、ぼんやりとした気持ちで着地してしまった。ただやはり何事も「自分で決める」ということが肝心だと再認識出来た。

0
2024年02月06日

「学術・語学」ランキング