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パーソナリティ障害(人格障害)とは、偏った考え方や行動パターンのために、家庭や社会生活に支障をきたした状態のこと。愛を貪る、賞賛だけがほしい、主人公を演じる、悪を生き甲斐にする、傷つきを恐れる……現代人が抱える生きづらさの背景には、ある共通の原因があるのだ。アメリカ人の10%がパーソナリティ障害であるという統計もある。本書は、境界性、自己愛性、演技性、反社会性、回避性など、パーソナリティ障害の10タイプそれぞれについて、(1)特徴と背景、(2)接し方のコツ、(3)克服のポイントを、具体的にわかりやすく解説してくれる。パーソナリティ障害全般に関する日本ではじめての入門解説書である。巻末に付録として「パーソナリティ自己診断シート」がついている。人間関係で悩んでいる人は、このシートを利用することによって、人間関係回復のたしかな手がかりを得ることができるだろう。
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Posted by ブクログ
パーソナリティ障害は精神病が放置された結果として現れる症状というよりも、病名のついていない心理的な傾向といった側面が強いものという印象を受けた。
本書では、子供時代の親からの愛着が発症の原因となる、といった語り口だったが、社会に出ても日常生活でのパートナーの不在やトラウマ、継続的な問題から逃げ出す気性などで発症し、そのまま悪化し続けるケースもあるのではないかと思う。
筆者の他の著作と比べ、非アカデミアの一般読者にとって読みやすい内容と感じた。「自分の周囲の人や芸能人はこのパーソナリティ障害の傾向が明らかにあるのではないか」とか「自分にどんな傾向があるか振り返るきっかけにする」とか、身近かつ顕在化している障害について語られているからこそ、色々見方が出来る本だと思いました。
Posted by ブクログ
個人的には人を見る視点が2倍3倍にも広がった1冊だった。
種々あるパーソナリティ障害の特徴として2点挙げられていた。
①自分へのこだわりが強い
②極度に傷つきやすい
この2点は自分にも当てはまると感じながら本書を読んでいたが、どのパーソナリティ障害の特徴をみても程度の差はあれ共感できることが多かった。
障害とは言わないまでも、そういう傾向は誰しも持っているもので、取り巻く環境や状況によってどの要素が前面にあわられるのかわからない。もともと持って生まれた性格のように思っていたけれど、そんなことはなく大人になってから現れることも多いことに驚いた。
もしかしたら自分もそうなっていたかもしれないと想像すると怖く感じた。
著者も言われていた通り、パーソナリティ障害は強みにもなるので、自己分析して、自分の特徴を知ることでうまく社会に馴染んでいく試行錯誤が必要なのだと改めて思った。
みんな生きづらさを抱えているが、ありのままの自分の性格を受け入れ上手にコントロールすることで生きづらさが軽くなる。だから、自分としてもそういった生きづらさを抱えた人が少しでも楽になるように頑張っていきたい。
Posted by ブクログ
パーソナリティ障害は、一言で言えば、偏った考え方や行動パターンのため、家庭生活や社会生活に支障をきたしている状態
(支障が出てなくとも特性がある場合はパーソナリティと呼ばれる)
大きな特徴は、自分に強いこだわりを持っていることと、とても傷つきやすいこと
パーソナリティ障害は本書では10に分類されており、それぞれの特徴や克服方法、また当事者との関わり方について説明している
ちなみに1つだけのパーソナリティに当てはまるケースは意外にも少なく、2.3個の特性を持つ人の方が多いそう
障害の診断まではいかずとも多くの人に特性はあって
その特性について知ることは、自分や他人との向き合い方におけるヒントを与えてくれるんじゃないかなと思う
発達障害のように一方的に広く認知されるのは問題があるだろうけど…難しいところ
Posted by ブクログ
パーソナリティ障害は10タイプもあることを初めて知りました。それぞれの特徴と対処法がとても分かりやすく書いてあり、参考になります。
「うまくいかないことがあったとき、他人のせいにするのをやめてみるといい。うまくいかないことがあったときこそ、自分を強くするチャンスなのだ。失敗と挫折のストレスに耐えることが、その人を強くする。」
「そこそこの年になれば、人は自分のパーソナリティに対して責任があると思う。その年になれば、親や不遇な環境のせいにばかりはできないのだ。いかに生きてきたかが、その人のパーソナリティには、顔に刻まれた皺のように刻まれている。」
長年、人付き合いでモヤモヤすることが多かったのですが、この本で解決しました。
手元に残しておきたい名著だと思いました。
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ビジネス・実用
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