【感想・ネタバレ】人を動かす対話術 心の奇跡はなぜ起きるのかのレビュー

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Posted by ブクログ 2023年04月26日

自分の習慣に取り入れたい内容の本は週1回で良いので目を通す時間を持ちたいと思ってる。この本もその中の1冊に加えよう。

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Posted by ブクログ 2023年04月15日

めちゃくちゃタメになった。良書。仕事柄、メンタル的に不安定だったり、常に不調気味だったり、なかなか話が伝わらなかったりする環境にあるが、さすがに著者が精神科医ということもあり、実際に工夫して試せるような内容が多く、非常に参考になった。もちろん、日常的にも意識しておくと対人関係において有効なところも多...続きを読むい。読みやすく、具体的な方法も述べられていて、本当に買って良かった1冊。繰り返し読むであろう。

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Posted by ブクログ 2022年12月04日

読んでいて思い出したのが、学生時代に「早く○○しなさい」と言われると、全くやる気が無くなる、あの現象を思い出しました。
あれも、もしかしたら主導権を奪われた事による対立だったのでしょうか。

相手の関心を知る事。分かりやすく共感を表現する事。

何度も読み返しながら、学びを深めていきたいです。

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Posted by ブクログ 2019年11月04日

■対話をスムーズに成立させ,それが人を動かす力を持つためには,関心を共有することと本人の主体性を尊重することが重要な鍵を握る。
■対話が主体的な変化を生み出す上でもう一つ重要なことは気持ちを共有するということ,つまり共感。
・共感的な関わりが不足すると対話も対人関係もうまくいかなくなる
■共感は「頭...続きを読むでわかる」認知的共感と「気持ちで分かる」情動的共感の二つの要素から成り立つ。
・両者は頭の中で働く領域が異なることも分かっている
■変化を引き起こすうえで重要な三つの要素をロジャーズは「正確な共感性」「非支配的な温かさ」「誠実さ」だと述べている。
・三つの要素で表されるような受容的な雰囲気が人の心を解きほぐす
・「正確な共感性」とはただ同情したり相手に感情移入し過ぎるのではなくある程度客観性や中立性を保ちながら相手の立場や心情を正確に把握し気持ちを汲み取るという意味
・「非支配的な温かさ」の「非支配的」とは押し付けないということであり相手の自由な主体性を尊重するということ
・「誠実さ」とは真心からの態度ということであり,うわべだけで装ったり,相手を操作したりする態度では相手を動かす力は生まれてこないということ
・これら三つは真の共感と言い換えることも可能
・相手とすぐにぎくしゃくしたり,ぶつかったり,よくなるどころか悪化するという場合はこれら三つの要素のどれかあるいは全部が欠けているということが多い
■オープン・クエスチョンは「どのように」「どうして」「どんなふうに」といった広がりを持った質問であり,反対のクローズド・クエスチョンはイエスかノーで答える又は選択肢から選ばせる形式の質問である。
・オープン・クエスチョンが重要なのは,より豊かな情報を得られるからだけではなくより主体的な反応を引き出すことができるから
・質問は詰問調になってはいけない
・相手が主体的に語るためには安全感が保証されていることが何よりも大事
■解決志向短期療法とは問題が何であるかよりも問題がうまく解決するかどうかに中心的な関心を持つこと。つまり問題についてその嘆き悲しみを受け止めたり原因の究明に力を注ぐよりも,とにかく問題の解決を優先するもの。
■よい安全基地の条件
①安全を保障し安心感を高めるもの
②相手が感じていることや求めていることを感じ取る感受性を持つということ
③相手のアクションに対してリアクションを返すという応答性
④安定性
⑤自由な主体性を保障すること

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Posted by ブクログ 2019年07月07日

タイトル通りの本。

内容は心理学の知見に基づいおり、実例も多いので大変参考になる。手元に置いて再読したい。

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Posted by ブクログ 2018年11月04日

精神科医でもある著書が描く対話の技術。
様々なアプローチ方法について、俯瞰的な目で書かれています。
非専門家の私にもスッと頭に入ってきて、とてもわかりやすいです。
アプローチによって、得意・不得意があり使い分けるのが大事ですね。
文を読んで「両価性」という言葉が何度も登場しています。
確かに日常で片...続きを読む方に肩入れしてしまっていることは多いなと反省。

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Posted by ブクログ 2016年10月22日

題名の『人を動かす対話術』ではなく人を心にした方がより良い気がする。
相手の心を開かせ対話を進める為の具体的な方策、テクニックが分かりやすく書かれており、対人関係を構築する上ですぐに役立つ内容。皆様にお勧めします。

【両価的葛藤】
悩み迷うとき、こちらに進むべきか、あちらに進むべきかわからなくなっ...続きを読むている。どちらも、それらしくもっともなところがあり、捨てがたい。どちらを選ぶべきかというジレンマ。p114

【よくある悪いパターン】
①相手を責めたり、感情的な言葉を使ったり、相手の人格を否定したり、辱めたりすること。
②理屈や権威や力で説得しようとする、あるいは、こちらの、考えや価値観を押し付けようとすること。
③悪い情報による先入観をもって相手に向かい合う事で中立性や共感性が損なわれること。

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Posted by ブクログ 2012年01月30日

「人を動かす対話術」というタイトルは、一見するところ世間に溢れる自己啓発本やテクニック本と勘違いされやすいと思うが、この本はそういった類の本とは別物と言えるでしょう。

あとがきには、「単なる技術だけでなく、そこで大切にされている考え方や、通底している精神を意識すること。すぐれた対話技法というものに...続きを読む共通するのは人を大切にする心であり、その人に元来眠っている力を引き出そうとする姿勢のように思える。」といったことが書かれている。

それを踏まえて改めて本書を振り返ってみても、たしかに相手を動かしてやろうなどというものは無い。相手の力を引き出すこと、相手の主体性を重んじること、相手の気持ちを同じように分かることは出来ないが、できるかぎり相手に寄り添おうとすることなどが常に前提となっているように見えた。
著者の、クライエントへの暖かい眼差しと、読み手への配慮がよく伝わってくる1冊です。

また、そういった技法のみを重視した本でないが故に、一度読んだだけでは本書の内容を身につけるのは困難だと思います。新たな視点を取り入れちょっとずつ自分のものにしていこうと思いました。

内容としては、
・共感的アプローチ
・解決志向アプローチ
・動機づけ面接法
・認知へのアプローチ
・認証戦略
・愛着へのアプローチ
・行動・環境へのアプローチ

などです。幅広く、かなり要点を絞ってあります。
相手を大切にした対話術に興味のある方には読んでみるのをオススメします!

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Posted by ブクログ 2023年05月29日

職場で対応に困っている人がいるのだが、自己愛的な人なのだと分かるだけでもだいぶ気持ちが楽になる。私は何時読んでも不安型の愛着障害だなぁと思うし、そんな自分の取り扱い方についても学べた。自分が普段、看護の場でやっている対話に不安になることがある。この本を読んでいると、根拠が見えてくる。自分のやっている...続きを読むことに対して論理的に説明がつくことの大切さもいつも先生の本を読むと感じる。

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Posted by ブクログ 2022年04月16日

可愛がってた後輩が心の病になり、部下として引き取りました。先輩として、上司として接するためにこの本を手に取りました。
この手の本が初めての人には少し難しいかなとは思いましたが、言っていることは頭では理解できました。
他の本を読んでみてから、二度三度と再度読んだ時に本当の意味で理解できる本だと感じまし...続きを読むた。

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Posted by ブクログ 2021年09月24日

相談場面から対話とアプローチが整理されていて、講習や学びの場面で活用しやすい本と思いました。カウンセリングは技能なのでこの本を読んだからと身につくものではないと思いますが、ある程度経験した人が実践知を整理するにも役立ちそうです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年05月12日

・リフレクティブリスニング
おうむ返し、~ということですね?と言い換えたり、要約する、どういうことですか?どんな気持ちでしたか?とより詳しく話してもらう、もしかして~ではありませんか?と推測を話す
・オープンクエスチョン
・肯定的に反応する
・スケーリングクエスチョン
今、0~100でどの程度ですか...続きを読む
・中立的な立場にたつ。
どちらかに誘導しようとすると、逆に振れることも。
・メリット、デメリットについて型ってもらう。
・人生で大切にしていること、嫌いなことについて型ってもらう。
・なりたい自分と現実の今の自分とのギャップに自ら気づいてもらう。

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Posted by ブクログ 2013年04月27日

相手に受け入れられ、その心を動かし、意思決定や行動を望ましい方向に変化させるには、どういう対話の仕方が効率的なのか。困難な状態にある人を効果的に支えるには、どういう対話を心掛ければよいのか、また、どんなに心を砕いても、うまく相手に通じないときには、どうすればいいのか、そうした我々の要望に応えるべく、...続きを読む対話技術の枠を伝えることを目的とした本です。
対話の技術や、カウンセリング用語がたくさん出てきます。心理学、カウンセリングを少しかじった私には、とても興味深いのですが、仕事として実践しているわけではないので、この本は、職業とされている方のための実践書と思いました。
自分の知識をもっと奥深く探求し、しごととして携わった時に、もう一度手に取って読みたいと思いました。

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Posted by ブクログ 2012年01月26日

普段の対話に活かせる部分はあまり多くない印象。
しかし、実際に悩んでる友人等からの相談にのる際に知っていると活かせそうなことはいくつかあったように思う。

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Posted by ブクログ 2011年12月06日

■対話術
1.人間は「理性の動物」であると同時に「感情の動物」でもある。説得されるためには、理屈で納得するだけでなく、その前に、それらを受け容れる気持ちになっている必要がある。
2.問題行動は結果であって、原因ではない。
3.問題を解決する一番の近道は、問題が解決したらどうなるかを思い描き、その状態...続きを読むのときと何が変わっているかを明確にすることだ。
4.使う言葉をかえると人は変わる。

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Posted by ブクログ 2020年07月11日

対話の持つ二人の働きとして、共感的作用と弁証法的作用があること。相手の関心を受け入れること。人は往々にして両化的葛藤に悩まされていること。等々、単なる技術だけでなく、対話が持つ働きや心構えの大切さがわかった気がする。

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Posted by ブクログ 2018年04月14日

カウンセリングで使う比較的使いやすくて役立つ技法(ソリューションフォーカスどアプローチとか動機づけ面接法とか、認知療法とか)が「人を変える」とか「心を開く」と項目建てて紹介されている本で、技法の活用場面をサラリと整理できる本。でも、この著者の本、内容すごく面白いけど、ビジネス本とか、別の目的で買いそ...続きを読むうな人が多くて勝手に心配。

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