岡田尊司のレビュー一覧
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小難しい話なのかと思って身構えていたけれど読み始めたら全ての人間に関わるとても大事な話で、身近に感じられるもので、今までの自分の困難な人間関係が何故あんなにも苦しかったのか、愛着障害を知った後では納得できるようになり、読んで良かったと心の底から思えた。
その「人」の育った環境を情報として「その人」の評価に繋げるのが苦手でした。
片親だから、とか虐待されたから、とか。
だから、支援が必要という方向はわかるのですが、だから関わってはいけない(今はこんなこと言う人いないと思いますが一昔前は言われてきたと思います)とかネガティブな判断材料になるのはモヤっとしてきました。
だからと言って、育った環境 -
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人は誰しも悩みを抱えているし、社会人にしろ学生にしろ全てが順風満帆、大成功に向かって安全航行を続けているということは少ない。ちょっとした困りごとは日常茶飯事、時には頭を抱える様な困難に立ち向かわざるを得ない状況に陥る。連続して訪れる小波大波を前にして無事に乗り越えたり、時に諦めて回避したり、一旦港に戻って嵐が過ぎ去るのを待ったりと、生きる事は航海に近いとしばしば感じる。場合によっては航海中にエンジン故障や操舵不能になる事もありパニック状態を引き起こすが、そのような時ほど冷静に修理に時間をかけたり、代替手段を探すためにじっくりと考えたいものだ。だが、ビジネスパーソン、特に管理職ともなると自分ひと
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ネタバレ 購入済み
よく当てはまります
私は最後のテストで、不安型でもあり回避型でもあるとわかりました、気分によって変わるのかもしれませんが、、この本の内容はよく当てはまるところがありました。
自分の親の感じが書かれてあるなと思い、自分の性格も見抜かれていてそこにまたドキドキしながら読んでました。
怖い、型が当てはまりすぎて、、
どうしようもない感覚になるとまずいので、旦那がいる時に全部読むようにしようかな。
私自身、パニック障害になったことをきっかけに
自分を根本的になんとかしたくて、それで手に取りました。
難しいことだけど親の愛情不足だったり、
いろんな要因で今の自分がいる。
なんでか自己肯定感は低いし、自信はないし
親に虐待 -
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動物、人は、母から産まれてくる。
母が子を育てることは、当然、本能とされている。
「母だから」「母なのに」・・・
その言葉に傷つく女性=母たちが大勢いる。
母なる大地、母は太陽、母なる海・・・などと、
母は偉大な存在なんかではない。
土砂崩れを起こしたり、雲に隠れたり、津波になったり、決して平穏な存在ではない。
なぜなら、母も一人の人間。
完璧な人間がいないように、完璧な母はいない。
「母という病」によって、
ヘッセのような文学がうまれたり、
ジョン・レノンのように素晴らしい音楽がうまれたり、
岡本太郎のように、芸術品ができたり、
全てがマイナスばかりではなく、
本人の資質が大きくかかわ -
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マインドコントロールとは、宗教団体や会社のような組織化された集団が、個人ないしは複数人に対して心理状態をコントロールして思うように操ることだ。
自分自身上記のような定義付けをしているが、キチンとした洗脳やマインドコントロールの仕組みについて考えたことはなかった。なんとなく心が弱ってるなと思うとき、自分の行動に確信がいまいち持てなかったり、自信がないといった心持ちのとき、普段なら絶対引っかからないことにも飛びついてしまったり、飛びつきそうになった経験が何回かある。このような脆弱性をついてくる詐欺行為が日常に溢れているにも関わらず、マインドコントロールに無関心なのはよろしくないと思ったため、この -
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人との関わり方の傾向を表す愛着スタイルは安定型と不安定型(不安型/回避型/恐れ回避型/未解決型)に分けられる。後者であると人間関係の問題を抱えやすい。乳児期に養育者から充分な反応が得られず適切な愛着が形成されていないと、精神的な安全地帯がないため他者を信頼できず上手く人と関われなくなる。常に不安があるために被害妄想的に過剰反応したり、自分を守るためにそもそも関わりを避けてしまう。
この回避型の分かりやすい例が引きこもりである。こうなると人生そのものを放棄してしまう。また、一見普通の暮らしができていても家族と心の交流がなかったり、自信満々で傲慢そうでも、家族や子供を持とうとしなかったり、重要な -
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不安型愛着スタイルというものがあまりにも自分に当てはまり、びんびん響いた。同時に、自分はそれを克服している最中又はほとんど克服し終わったな、と感じた。「心的外傷後成長」というのをしたと思う。とはいえ、まだまだ不安型の特性は大いに持っているので、自分を客観視するためにこの本で不安型の特性を詳細に書いてくれてるのはすごく参考になる。ところでこの本、不安型から抜けるための方法は専門家とともに行う方法のさらっとした紹介と精神論が書いてあるのみで、そんなに参考にならなかったかな。そりゃ専門的に行うものだろうから、そうだよね〜。自分は、本を読んだり自分の分析を書いて自分なりに克服してきたので、そこの情報は
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どういう人が、どういうプロセスを経てテロリストになるのか、それはもう少し踏み込んだ姿を教えてくれる。 一つは、理想主義的で、純粋な傾向を備えていたことである。また、もう一つは、彼らは社会でうまくやっているように見えていても、実際には、社会で生きることに苦痛や困難を感じており、あるいは、社会に対して不信感を抱いていたということだ。不適応が顕在化して、すでにドロップアウトしている場合もあるが、潜在的な不適応を抱えているものの、周囲は問題に気づいていないという場合も
ところが、純粋な理想主義者が抱えやすい一つの危うさは、潔癖になり過ぎて、全か無かの二分法的な思考に陥りやすいということ