岡田尊司のレビュー一覧
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発達障害とワードばかりが先行して問題視されることに辟易して手に取った。発達障害やグレーゾーンについて、一括りにはしがたい様々な特性が複雑に隠れているのだと理解できた。
学んだこと
スクリーニングだけで発達障害の過剰診断となっているケースも多い。グレーゾーンは、発達特性+愛着障害からなることが多く、時に発達障害よりも生きづらさを抱えている。
発達障害において、特徴のこだわり症や囚われやすさ、創造性を高めることもできるが、集団生活ではハードルとなることも多い。マインドフルネスで、こだわりから一時的に離れることも効果的。
診断が大切なのではなく、それぞれの特性をきちんと理解して、必要なサポート -
Posted by ブクログ
うつ病やパニック障害などよく聞く精神疾患の類の原因が「愛着障害」にある場合もあるというもの。
幼少期に満足に形成されなかった「愛着」がのちに「障害」となってその人の人物像の作り上げてしまう。愛着障害によって出てきた症状(うつ病等)を薬物治療で治すことはできても、根本が治っていないから再発する。
気分が沈んだ時に「病気」として捉える前に、自分自身がなぜそう感じるのか、という所に目線を向けられるようになりました。私にとっては障害というか「壁」です。それを乗り越えることで過剰な反応をしなくてもよくなれればいいなと思います。
とても興味深い内容でした。 -
Posted by ブクログ
コロナ禍を通して、「不安」「恐怖」が社会経済をコントロールする上で有意に有効であることを
社会心理学は知ってしまった。
さらにAIの発展に伴い、
文章作成や要約から、プログラムそのものの記述、あるいは絵画や動画などのアートに至るまで、
ありとあらゆる情報とシステムが、
今や生身の人間の手を離れようとしている。
当然ながらフェイクニュースも増え、
情報の氾濫は指数級数的に拡大していく。
それに伴い、
本当に大切で必要な情報が埋もれていく。
私は、Chat GPTが情報源とする2019年まで
の情報のほうが、最新の情報よりも、
上述した意味で全般的に信頼性が高いだろう、
と考えている。
決して -
Posted by ブクログ
先日、愛着障害と
診断されたことをきっかけに
この本を読みました。
自分自身は父子家庭からの
18歳まで養護施設を数箇所経験し、
勉強ができる、大人しいタイプで、
施設にいる人たちとは違い
いわゆる良い子だと思って育ってきました。
社会人になり、キャリアや人間関係のことで
上手くいかないことが多く
クリニック受診し上記診断に至りました。
この本の中では各偉人などを例に挙げながら、
自身で性格悪いと思っていた点や思考の癖などが
書いてあることに当てはまる一方で、
自分の本来の性格とはなんなのか、
自分らしさとは何なのか、
そういったことをより考えさせられ、
きっとこれからも模索していくこと、
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Posted by ブクログ
本書を読んで思うのは、「発達障害という用語自体、どうなのだろう?」ということ。
多くの人が発達障害あるいはそのグレーゾーンに当てはまるのではないか。ジェフ・ベゾス、イーロン・マスク、ビル・ゲイツ、夏目漱石などがその例として挙げられている。更にADHDに至っては、その概念自体が無くなる可能性も指摘されている。
『発達障害』というと「正常に発達することが出来ない/出来なかった」という意味になる。実際そうかもしれないが、この言葉が本当に適切なのか? 差別的なそして劣等感を抱かせる言葉になってないか? 少し前までは『個性』という言葉だったものではないか?
本書の趣旨とは異なるとは思いますが、そういうこ