岡田尊司のレビュー一覧

  • 愛着障害の克服~「愛着アプローチ」で、人は変われる~

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    うつ病やパニック障害などよく聞く精神疾患の類の原因が「愛着障害」にある場合もあるというもの。
    幼少期に満足に形成されなかった「愛着」がのちに「障害」となってその人の人物像の作り上げてしまう。愛着障害によって出てきた症状(うつ病等)を薬物治療で治すことはできても、根本が治っていないから再発する。

    気分が沈んだ時に「病気」として捉える前に、自分自身がなぜそう感じるのか、という所に目線を向けられるようになりました。私にとっては障害というか「壁」です。それを乗り越えることで過剰な反応をしなくてもよくなれればいいなと思います。
    とても興味深い内容でした。

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    2025年03月19日
  • あなたの中の異常心理

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    三島由紀夫もガンジーも、ニーチェもユングも、ショーペンハウワーもオスカーワイルドも、古くはネロも。歴史に残る偉人たちは、ほとんど異常心理を抱えていた。
    ただし、振り切った才能を発揮する人は、常人と違う体験、そして心の葛藤が必要だったのかもしれない。   
     我々、社会に順応して生きている人間には、幼少期の体験がいかに大事かを、再認識させられる。ハンドルの遊びが心にも必要だと言うことだと感じた。
     変わった偉人伝としても面白かった。

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    2025年03月11日
  • マインド・コントロール 増補改訂版

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    コロナ禍を通して、「不安」「恐怖」が社会経済をコントロールする上で有意に有効であることを
    社会心理学は知ってしまった。

    さらにAIの発展に伴い、
    文章作成や要約から、プログラムそのものの記述、あるいは絵画や動画などのアートに至るまで、
    ありとあらゆる情報とシステムが、
    今や生身の人間の手を離れようとしている。
    当然ながらフェイクニュースも増え、
    情報の氾濫は指数級数的に拡大していく。
    それに伴い、
    本当に大切で必要な情報が埋もれていく。

    私は、Chat GPTが情報源とする2019年まで
    の情報のほうが、最新の情報よりも、
    上述した意味で全般的に信頼性が高いだろう、
    と考えている。
    決して

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    2025年03月08日
  • 愛着障害~子ども時代を引きずる人々~

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    お風呂用110円書籍。定価でも買おうかなと思ってた本がブクオにあってラッキー!的な。

    そして面白かったー。理論うんぬんも興味深かったけど何より読み物として良かった。

    岡田尊司氏の本は見かけたらゲットするようにしよう。軽妙で読みやすくてよし。

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    2025年02月28日
  • 社交不安障害 理解と改善のためのプログラム

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    恥という感情が自分の行動に影響していることがわかった。
    またこの感情は幼少期に母親によって強化されたように思う。
    今ニートなんだけど最後らへんに書いてあった自己確立の時期なんだと思う。
    ACT、森田療法を指針にして就活に挑んでみる。

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    2025年02月05日
  • 愛着障害~子ども時代を引きずる人々~

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    先日、愛着障害と
    診断されたことをきっかけに
    この本を読みました。
    自分自身は父子家庭からの
    18歳まで養護施設を数箇所経験し、
    勉強ができる、大人しいタイプで、
    施設にいる人たちとは違い
    いわゆる良い子だと思って育ってきました。
    社会人になり、キャリアや人間関係のことで
    上手くいかないことが多く
    クリニック受診し上記診断に至りました。

    この本の中では各偉人などを例に挙げながら、
    自身で性格悪いと思っていた点や思考の癖などが
    書いてあることに当てはまる一方で、
    自分の本来の性格とはなんなのか、
    自分らしさとは何なのか、
    そういったことをより考えさせられ、
    きっとこれからも模索していくこと、

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    2025年02月03日
  • 発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法

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    本書を読んで思うのは、「発達障害という用語自体、どうなのだろう?」ということ。
    多くの人が発達障害あるいはそのグレーゾーンに当てはまるのではないか。ジェフ・ベゾス、イーロン・マスク、ビル・ゲイツ、夏目漱石などがその例として挙げられている。更にADHDに至っては、その概念自体が無くなる可能性も指摘されている。
    『発達障害』というと「正常に発達することが出来ない/出来なかった」という意味になる。実際そうかもしれないが、この言葉が本当に適切なのか? 差別的なそして劣等感を抱かせる言葉になってないか? 少し前までは『個性』という言葉だったものではないか?
    本書の趣旨とは異なるとは思いますが、そういうこ

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    2025年01月31日
  • 「愛着障害」なのに「発達障害」と診断される人たち

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    タイトルの印象と内容が少し違った感じもしたけど、内容はとても濃い。少し充実しすぎて、読みきれない部分もあったなと思う。
    愛着障害と発達障害を行き来しながら書いてある内容は、興味深く読めた。

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    2025年01月11日
  • 親といるとなぜか苦しい―「親という呪い」から自由になる方法

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    過干渉な親に育てられました。読み終わるまでつらかったけど、読み終えたら少し心が軽くなりました。
    とにかく距離を置く
    客観的にみる
    結果に注力する

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    2024年12月29日
  • 働く人のための精神医学

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    職場に潜んでいるいろんなパーソナリティの人、精神病未満の人を思い浮かべながら読みました。
    精神病が増えてるのは、核家族化、夫婦共働きによる、母親と乳児の仕事での一時的な離別が多いに関係してる可能性があるというのが興味深い。子供の安全基地を幼少期から与えておかないと不安定な子供になる。自分の辛い幼少期を思い出した。

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    2024年12月07日
  • 「愛着障害」なのに「発達障害」と診断される人たち

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    我が子が家庭でも学校でも対人トラブルを起こしたり奇行が目立ってきたりしてきたこと、「愛着障害」について知る機会があったので詳しく知りたいと思ったことから、この本を読むことにしました。
    軽率に判断を下すわけにはいきませんが、実際に目にしている子どもの様子はまさに「愛着障害」そのものであり、親である私たち夫婦の養育態度や環境に反省すべき点があるように思いました。子どもに対する関わりを客観的に見直し、安全基地の構築からやり直したいと思います。

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    2024年12月04日
  • ADHDの正体―その診断は正しいのか―

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    発達障害の増加が他の障害に比べて近年急増している理由が明確に記されていた。
    過剰診断と愛着障害の2点が疑似的な発達障害を増加させている。
    安易な服薬治療に流されず自分を見つめる内省力が問われるのではないか、しかしこれは一筋縄では行かない。これから日本は加速度的に障害者と呼ばれる人が増えていくだろう。
    本書を読んであまり前向きな未来を描く事ができなかったが内省力自分を見つめる力を養いたいと強く感じた。

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    2024年11月30日
  • 愛着障害~子ども時代を引きずる人々~

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    集中力がやや足りなかったけど、愛着障害があるとそういうことが出てくるのね〜というのと、長らく自分がやってきた精神分析の軌跡みたいなものが簡単にのってた、なるほど自分は今このへんをやってるのかと思った。何かが手に入らないと復活できないという感覚をどう乗り越えていくか。他人ありきではない、実感を得ていけるか。

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    2024年11月27日
  • 回避性愛着障害~絆が稀薄な人たち~

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    経験と今のつながりを考えさせられてとても興味深かった。自分自身と向き合って前に進んでいきたいと思えた。

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    2024年11月24日
  • 発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法

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    鉄板の岡田尊司さんの発達に関する本。

    発達障がいという言葉が広まりつつある中にグレーゾーンという新たな気付かれにくい生きづらさも注目されつつある。

    様々な生きづらさがある中で、どんな生きづらさがあるのか、なぜ生まれるのか等詳しく書いており折を見て読み返したくなる本。

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    2024年11月17日
  • 父という病

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    とりたたてて父親との幼少期の関係は悪くなかった、むしろ影が薄かったと感じていた。
    けれど、その存在感の薄さ、父親の不在が母親との関係に密着させるような影響を与えていたということが初めて理解できました。

    また、私は父親のことが好きだった(両親は父親が原因で離婚しています)気持ちをないものとしてきていたことに気づいたことが最近ありました。
    その思いに対しても、どんな父親でも子どもは肯定的に受け入れたいし、愛したいものだということを読んで、私が抱いた感情は悪くないんだ、どんな父親でもいて欲しいと思う気持ちはあって良かったと、救われました。

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    2024年11月09日
  • 過敏で傷つきやすい人たち

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    HSP.HSCの理解に有益な書。医者&作家の岡田さんだからこその表現もある。岡田さんの著書を一通り読めば、愛着障害・発達障害・パーソナリティ障害等あらゆる事象や原因を理解できる。本書も学びが多かった。

    p.98 音に対する過敏性のような感覚的過敏性でさえ、その遺伝率は36%にすぎなかったという報告を思い出してください。音への過敏性でさえ、三分の二近くは環境要因によって決まるのです。
    幼い頃、家庭が安心できる場所ではなく、怒鳴り声に堪えて育ったりした場合も、音に対する過敏性は悪化するに違いありません。実際そういうケースにはたくさん出会います。
    そうした人が音に過敏であるだけでなく、人の顔色に

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    2024年11月07日
  • 発達障害「グレーゾーン」生き方レッスン

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    なんとなく自覚はあるが、言葉にはできなかったことが多かった。
    本書と実体験を比べながら読み進めることができて、普段よりも深く理解ができた。
    とても楽しい体験をすることができ、爽快な気持ちになった。

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    2024年11月04日
  • 親といるとなぜか苦しい―「親という呪い」から自由になる方法

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    表紙のイラストからして、苦しい。
    よく分かる気がする。
    母が大好きで、母にくっつきたいけど、母は私を見ていない。

    私はかつて子どもだったと同時に、今は母だから、子どもたちにも苦しい思いをさせているのかもしれないと思って、それも苦しい。

    完全に分かったわけじゃないけど、今の自分の状況を紐解くヒントにはなった。
    おそらく私の母は「がむしゃらな親」だ。
    母もまた、自分の父のために自分の役割を演じてきたし、結婚してからも義父母との暮らしの中で苦しかっただろう。

    母と心が触れ合う交流をしたくても、難しいんだなと理解した。
    私も、誰かが私の心に近づきすぎるのを恐れてる。

    私にできることは、自分の心

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    2024年11月02日
  • ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術

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    適応障害になって仕事を辞めたので、この本を購入してみた。
    自分の適応力をチェックできる章がある。メンタルの強さをはかる事で改善点が分かる。自分をことって知っているようで知らないものだなーと思う。

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    2024年10月20日