岡田尊司のレビュー一覧

  • 統合失調症 その新たなる真実

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    医療の真ん中には「共感」があったのだ。そんな当たり前の著者の主張に心が震えた。私は本書で人間の心を少し取り戻すことができた。

    ・慣れ親しみ、安心を与えてくれた日常世界は崩壊し、得体の知れないものに変質している。
    ・不安障害や気分障害、強迫性障害、社会不安障害などの診断を受けている場合もある。
    ・統合失調症の症状は、時期によって見え方が違ってくる。プロセス全体を見渡して考えていく必要がある。
    ・認知機能障害は75%~85%のケースで生じる。
    ・ワーキングメモリーの低下が先行する。
    ・完全雇用型の社会では統合失調症の回復率が優れていた。
    ・土着的な治療法で、一見、非科学的にみえる対応にも、深い知

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    2012年07月09日
  • 働き盛りがなぜ死を選ぶのか 〈デフレ自殺〉への処方箋

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     30代~50代の自殺と経済環境の因果的分析が記されている本かと思いきや,ウエートとしては,デフレの解説,金融政策,雇用問題など経済関係の内容が中心。改めて「幸福感」とは何なのかと考えさせられる。
    ■微小妄想
    ■否定的認知
    ■①健康問題 ②経済・生活問題 ③家庭問題 ④勤務問題
    ■自我収縮
    ■家計の経済状況以上に社会雇用状況に左右
    ■自己有用感
    ■労働生産性を上げるためには,①労働者の質 ②企業資本 ③技術資本 ④インフラ
    ■GDP(国民総生産)とGHP(国民総幸福量)
    ■認知とマインド

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    2012年02月25日
  • 人を動かす対話術 心の奇跡はなぜ起きるのか

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    「人を動かす対話術」というタイトルは、一見するところ世間に溢れる自己啓発本やテクニック本と勘違いされやすいと思うが、この本はそういった類の本とは別物と言えるでしょう。

    あとがきには、「単なる技術だけでなく、そこで大切にされている考え方や、通底している精神を意識すること。すぐれた対話技法というものに共通するのは人を大切にする心であり、その人に元来眠っている力を引き出そうとする姿勢のように思える。」といったことが書かれている。

    それを踏まえて改めて本書を振り返ってみても、たしかに相手を動かしてやろうなどというものは無い。相手の力を引き出すこと、相手の主体性を重んじること、相手の気持ちを同じよう

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    2012年01月30日
  • 人はなぜ眠れないのか

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    いわゆる睡眠本を数多く読んできたが、本書は量、質ともに暫定1位。最新の医学的な知見がふんだんに盛り込まれている。

    ・日の入りとともに入眠し、日の出とともに起きる実験。途中で2時間目覚めている時間が見られた。
    ・3つの体内時計(1日、半日、2時間~1時間半)
    ・体内時計は眠気だけでなく、やる気、意欲にも関係する。
    ・フロアランプだけで体内時計は大きく狂う。
    ・ノンレム睡眠を奪われると生物は死に至る。
    ・レム睡眠が長期記憶の形成に関与している。
    ・P116~睡眠障害チェックリスト
    ・睡眠制限療法
    ・睡眠儀式。寝室は眠るとき以外には使わない。
    ・牛乳は安眠効果と抗うつ作用がある。
    ・起きて2時間と

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    2012年01月16日
  • 子どもの「心の病」を知る 児童期・青年期とどう向き合うか

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    本書の目的にもあるように、多くある「心の病」についてできるだけ多く、かつわかりやすく書かれていて、入門書や、何か気になることがあるときに少し読んでみる本としてはとてもよいと思った。事例も多く、難しい言葉をできるだけ避けて書いてあるので、他人事と思わず、幅広い立場の人に読んで欲しい内容だと感じた。

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    2011年11月22日
  • 統合失調症 その新たなる真実

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    環境が治療には重要であること、
    患者のいる世界を理解することが大切であること、
    統合失調症では、感情と思考が調和しない状況であるということ、
    など、多くの学びを得られました。

    統合失調症の方に対するあたたかい視線が感じられて、
    とてもいい印象の本でした。
    繰り返し、大切に読む一冊になりそうです。

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    2011年05月06日
  • うつと気分障害

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    ネットの評判がいいので読んでみた。これは濃い。すばらしい。

    うつ病の時代との関連は、狩猟採取時代からいきなり現代を比較している。これだけはちょっと物足りない。

    多分、うつは人間が「社会」というものを作ったときから「病気」として問題になったものだと思う。いわば農耕と文明発祥以来の病。

    そして産業革命から現代社会にかけてより深刻度が増している。

    いろいろうつ病の本を読みながら、こんなことをぼんやりと考えている。

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    2010年10月25日
  • 誇大自己症候群

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    本書は、たなぞう参加者の必読書といっても過言じゃない本です。う〜ん、ほとんど全員が全員すべて当てはまる典型的な患者か確信犯だといってもいい位ですね。特に特徴ある物言いの、私を含めて、何人もの名前が、次から次へと、スグ思い浮かんで来ます。自己顕示欲丸出しの、生意気極まりない噴飯ものの破廉恥野郎諸君さま、私も貴方と同類相哀れんで、仲睦まじくけっして韜晦せず今後も傷舐め合って時には罵倒など成し喧嘩も面白い座興で欲求不満解消の一助となればこれ幸いですね。私は、けっして、このことを否定的に言っているのではありません、念のため。岡田尊司は本書で、この症状を持つ者が殺人や事件を起こす張本人だと分析してみせる

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    2011年07月19日
  • 悲しみの子どもたち ――罪と病を背負って

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    子どもにとって親というのがどれほど重要な存在なのか、改めて考えさせられる。親である前に一個人であることを求めてしまう男女には社会性のしっかりと備わった子どもを育てるのは至難の業。親の在り方が曖昧になりつつある現代、親の資格、あるいは大人の資格というものを再認識すべきだと思う。

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    2011年07月17日
  • 人格障害の時代

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    人格障害について、それぞれのタイプの解説が詳しく、また否定的な面だけでなく才能を伸ばしうる分野についても言及している点がとても興味深かった。読んでいて人間誰しもいずれかの人格障害的な側面を持ち合わせているだろうなと思った。例えば自分は軽度の回避性人格障害?と思う。そういった意味でも他人事とは言えないトピックだと思う。人格障害を生み出す原因となっている現代社会の諸特徴とそれらを是正するための方法についても書かれているが、私個人としては全面的に肯定できる内容。年少者の犯罪の凶悪化について取りざたされることが多くなっていたが、変質したのは子ども自身であるはずがなく、周囲の大人たちであるのは間違いない

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    2011年07月17日
  • 子どもの「心の病」を知る 児童期・青年期とどう向き合うか

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    新書ですが、分厚くて結構な量の「心の病」を紹介してくれています。読んでいると不安にもなりますが、知識を持っていると対応も早くなるでしょうし、ぜひ一度、今子どもがいる人も、将来欲しい人も。

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    2009年10月04日
  • 回避性愛着障害~絆が稀薄な人たち~

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    親しい人を自ら遠ざけて、自分のことが理解不能だった。安全基地になってくれる人がいたのに、その人さえも遠ざけてしまった。
    私は完全に愛着障害だなと。
    その気質が知れた点はよかった。
    この愛着障害と上手く付き合っていく努力をしていきたい。

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    2026年01月12日
  • 親といるとなぜか苦しい―「親という呪い」から自由になる方法

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    結婚を機に実家を出たけれど、自分の行動範囲、思考は親に影響されてたんだと気づかされた。

    縛られるのが嫌だからスケジュールを入れない、その日やることを思いつきで行動する、などは親の癖だった。

    両親は外在化タイプそのもので、その日がただ過ぎることを待ってる感覚。この状況から幸せになろうと行動しない。

    家を離れて自分で何もかもやらないといけない状況になったとき、自分で行動すればいくらでも幸せは掴めると気付いた。

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    2026年01月10日
  • 社交不安障害 理解と改善のためのプログラム

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    「不安を超越する思考」というのがあることを知った。

    「不安があるにせよないにせよ、自分は〜をしよう」みたいな、自分に引きつけた考えのことだ。

    高みから教えるより、著者自身も社会不安の気があったそうで、読んでてなんか説得力があった。

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    2025年12月02日
  • 社交不安障害 理解と改善のためのプログラム

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    薬. 認知. 行動の三本柱で治していくイメージかな。
    ssriで脳内のセロトニンを増やし不安の総量を減らす。
    予期不安はマインドフルネス思考で感情に飲まれずラベリングし認知を整えていく。
    100行動するのではなく細分化していく、暴露療法。

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    2025年11月21日
  • 境界性パーソナリティ障害

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    自分ってもしかして境界性パーソナリティ障害?
    と思った一冊

    日頃、なかなか周囲と溶け込めなかったりしてたのは自分の行動が原因なのかもしれないと感じることができた。
    また、自分がやってきたことと一致することが多く、これは障害なのかもしれないとひとまず障害のせいにできたので自分の中で整理がついた。
    行動の原因がわかったのでとても安心した。

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    2025年11月11日
  • 発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法

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    ネタバレ

    難しい言葉が沢山出てくるので眠くなりながら読み飛ばしながら何とか読んだ。

    でも読んでよかった。

    自分もASDやHSPの特性があるけど検査で診断されなかったグレーゾーンなので、グレーゾーン全体の傾向やそれぞれの特徴、事例や対処法まで知ることができて、ちょっぴりほっとした感覚。

    特に事例を読んで、自分にとっては当たり前で正しいと思っている言動が、周りの人に迷惑をかけていたり支障をきたしていることがあるということに気づかされた。

    私自身夫と喧嘩になった時に「どうして理解してもらえないんだろう」と悲しくなることが時々あり悩んでいたので、ヒントをもらえた。

    これは特性であって自分が悪いわけじゃ

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    2025年11月07日
  • パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか

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    いろんなタイプのパーソナリティが説明されて、対応方法も書かれています。
    私はもしかしたら演技性パーソナリティかな?と思って、最後のチェックリストしたら、自己愛性パーソナリティでした…
    このチェックリストは信用性どれぐらいなんだろうか…

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    2025年11月02日
  • 愛着障害~子ども時代を引きずる人々~

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    私の大好き治ちゃんがでてきて心踊ったよ♩

    あの文豪も!?この文豪も!?愛着障害だったんだね、それが作風に出ているというのが非常に面白い、読んだことない作家たちの作品を読みたくなった

    真剣に読んだはずなのに!内容が詰まっていてあまり覚えてなくて悔しい、ポイントポイントでいいから自分の愛着障害の壁にぶち当たる機会があったら読み返したい

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    2025年10月28日
  • ADHDの正体―その診断は正しいのか―

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    近年増えているADHD診断。でも、それって本当にADHD?違う何かが隠れているのでは?と論文などから著者が考える原因が書かれている。

    私自身も、自分はADHDなのでは?と思ったことがあるし、今でも思う。診断を受けた訳ではないけど、家族や友だちと比べて何か抜けている。片付けられない、計画できない、忘れ物、時間計算の見誤り…自分ってなんてできない人間なんだろう!

    でも、自分と母親の関係、症状が強く出る時の状況、気にしいで自分の感情よりも周りを優先するような性格…などなど考えてみると、確かに、この方の言うことわかる気がする!と思った。そもそもADHDなんて幻の障害なんじゃないか、みんな別のメンタ

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    2025年10月26日