岡田尊司のレビュー一覧
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書店でよく見かける「発達障害グレーゾーン」の著者と知って気になり購入。愛着とは何か、どれほど人生に影響を及ぼしているのかが語られている。個人的に信奉するアドラーの考え方と似ているようで違う気がする。有名人の逸話をもとにこの人は不安型だ、回避型だ、などと分類しているが、あとづけの説明に感じられて納得感は薄い。自分は愛着障害かもしれないなどと思って読んでみたが、不安型や回避型に当てはまる部分もあれば安定型に当てはまる部分も多く、細かいところはあまりしっくりこなかった。
愛着とは、ある特定の存在に対する特別の結びつきのこと。その存在は多くの場合、母親である。愛着形成に重要な時期は生後六ヶ月から一歳 -
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前著『発達障害「グレーゾーン」その正しい理解と克服法』とは異なり、特性ごとの具体的な対策方法が述べられている。
・うまくいくための土台は、良い睡眠と安定した生活リズムから。
・朝起きたらストレッチをする
・大事なのは、自分の身体が感じている感覚に注意を向け、それをゆっくり味わいながら、身体とやり取りすること。
・怠け者の脳を働かせるには、逃げ場がないように、明確な指示を出しておく。何日何曜日の何時から、何に取り掛かるということを決めておく。
→あらかじめ明確に開始日時を指定する。
・愛想の良さは、「応答性」が重要
→相手が笑えば一緒に笑顔になり、相手がつらそうにすれば、同じようにつらそうな表 -
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〈回避型の人は、感情の渦に巻きこまれないために、距離をとるという戦略に頼っている。積極的に探索したり、自分をありのままに表現したり、相手を受け入れる間口を広げるよりも、関わりを制御し、外界への窓口を小さくすることで自分の身を守っているのである。〉
自分が愛着障害であるということはうっすらとずっと感じ続けてきたことだけれど、それがはっきりとした確信に変わるほど気づきの多い一冊だった。
あれも、それも、これも、自分でも理解不能だったあらゆる行動の謎が解けた気がして爽快感さえある。回避性愛着障害特有のムーブだったというわけだ。この厄介な挙動のせいで、せっかく親しみを持って近づこうとしてくれていた人 -
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母の存在、そして愛の関係性がどんなに重要かということを改めて思い巡らしながら読み進めた。紹介されるケースに自分自身の身を置きながら、私と母との関わり、私と娘との関わりを考察してみるきっかけとなった。
そもそも、「完璧な自分」「理想の自分」って、そんなに良いものだろうか?それは、本当に自分が望むものだろうか。(p278)
「悪い子」の自分も、また大切な自分だということ。「悪い子」の自分を受け入れたとき、人は一人前に一歩近づく。(p279)
失敗をし、迷いながらでも、なんとか毎日過ごしている自分に、それでいいんだよと言ってもらえてる気がした。 -
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程度があるかはわからないが、周囲から完璧主義と言われる自分は読みながら少し恐怖を覚えた。こうでなければいけない、こうあるべきだという自分の中のレベル感が、周囲の行動が許せず、なぜ出来ないのか、何故手を抜くのかと強いフラストレーションの感情を生み出すことが多くある。一年で360日程度は頭痛にも悩まされ、年に数回は吐き気がする程の痛みが襲う。それも朝からずっと痛いと言うより、ある極度の緊張状態や緊迫した状況に陥った直後に現れる。その様な状況ではしばしばこめかみ辺りを強く押しすぎて場合によっては出血してる。恐らくは、いやほぼ間違いなく精神的な不調から来ている事は自分でも理解している。
人には二面性が -
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ネタバレ現時点で診断されているわけではないが、社交に不安を感じやすいため拝読。
かつては当事者であった精神科医により書かれた本書は、社交不安障害を様々な角度から解説することで本質的な理解が得られ、具体的な改善策についても複数述べられており自己理解が深まったと思う。(一部、?な改善策もあったが)
また、141ページなのでさくっと読めるのも良い。
他者に良く思われるように完璧にふるまわなければならないという基準にとらわれるほど失敗したらどうしようと不安を強めてしまうとか、他者が自分の不完全さを暴くかもしれない存在として感じられるとか、まさに思ってるなあ。
本書の核となる主張は「不安になろうがなるまいが、そ -
Posted by ブクログ
自分が愛着障害だとは薄々感じていましたが、この症状も愛着障害の現れだったのか、と知ることが出来ました。(おわりに の友人が自分の子供を異常に持ちたがらない発言をすることが私の日々の言動と一致していました、)
入門的な本なのかもしれませんが、私のように鬱で文章を読むことが苦しい人には、マンガなのでピッタリだと思います。
これを読んだ限り、私は不安定型愛着スタイルの中の、特に「恐れ・回避型」の可能性が強いなと感じました。
巻末のテストは、「どちらとも言えない」が不安定型として加算される設問が多かったため、あまりあてにならないなと感じました。
本全体を通して、自分がしっくりくる型を探して目星を