岡田尊司のレビュー一覧

  • 発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法

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    発達障害と診断されないものの、その特性を持つ生きづらさを抱える人たち…。
    発達障害の分類をしているわけではないものの、行動や情緒の特徴から、ADHD、ASDなどの特性が見られる場合はどうすればよいか、項目ごとに述べられている。

    この本を読んだときは、自分の教え子のことを考えて読んでいたのだが、読んでいるうちに自分のことも考えて読むようになった。

    たとえば本書には、「回避性パーソナリティ」というものが紹介されているのだけど、その特徴が自分にとても当てはまる。仲良くしたいのに、中が親密になると距離を置いてしまう…というのに、ものすごく共感した。自分はもしかしてこの特性があるのかも。 
    また、昔

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    2024年08月11日
  • 発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法

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    様子を見ましょうでは症状が悪化することもある。
    できるだけ早くからの療育やトレーニングが望ましい。
    自分の価値観やスタイルを周囲に求めすぎるも厄介な問題も起こる。
    執着気質、強迫性パーソナリティ障害は躁鬱の傾向があり、切り替えが苦手なことも特徴として見られる。
    回避性パーソナリティ障害は他者との関わりによる傷つきを極端に恐れるが、他者との関わりを求めるという側面もある。
    マインドフルネスは過敏さを和らげる。

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    2024年08月10日
  • ネオサピエンス 回避型人類の登場

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    ネタバレ

    愛着回避型な人が会社や組織の歯車としてピッタリ、だから今後は回避型の人が増え、社会の多数派になるかも!と言う予想。

    著者はこの予想を元に、ユヴァルノアハラリの「ホモ・デウス」を補完する形で本書を書いているようだ。サピエンスの次の種が愛着回避型を備えていると云う。

    しかし、著者の進化に関する理解には少々怪しいところがあったりするため、論理が飛躍している感がある。

    また、本書内の脱愛着を起こした回避型人類は「愛着を求めること」を辞めただけで、「愛着による報酬」を得る先天的能力は失っていないようだ。個人的にはそんな種が成功するとは思えない。

    愛着によるオキシトシン系の幸福無くしては人生を無価

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    2024年07月17日
  • 死に至る病~あなたを蝕む愛着障害の脅威~

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    境界性パーソナリティ障害、摂食障害、ADHDは不安定な愛着の場合発症リスクが上がる。虐待を受けると脳構造自体に異変をきたし、ADHDと同様の症状が出やすくなる。

    大人のADHDは遺伝的要因より養育環境によるものが大きい!片付けができないは発達障害より愛着障害を疑え!
    →これまでの定説を覆す内容。たしかに実感として親子関係が不安定な子ほどADHDの傾向がある気がする。本書にも書かれていたようにADHDだから親が育てづらく関係不調になるというのもあるだろうが、それだけではないのかも。

    14歳頃を境に同じADHDの症状でも遺伝要因の関与が低下し、環境要因の関与が強まる。
    →たしかに高学年〜中学生

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    2024年06月30日
  • 発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法

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    プライドが挑戦を抑制している。
    自分から傷ついていいと思えると、失敗してもそんな傷つかない。

    自分自身と繋がると、自分の考えに沿った行動ができる。

    心を開くのが大事。

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    2024年06月29日
  • 父という病

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    父親はなんのために必要なのか。
    子にとって父親とは「外界から子どものもとにやってくる最初の他者」だそうだ。
    それにはとても納得した。

    思い返すと、自分の家庭は父親は仕事一辺倒だったタイプで、高校生になるくらいまで自分の人生に父の存在を感じたことはほとんど無かった。

    しかし、これを読んで自分の性格の形成には父親、そして家庭環境が大きく影響しているという事を実感した。

    ■特に印象的だった箇所

    ・父の不在によって、わがままになったり善悪の判断が曖昧になったりする。

    ・父を尊敬できるかどうかは、母が父(夫)を尊敬できているかによる

    ・子は無意識に父を男の理想像としてしまうところがある

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    2024年06月16日
  • 母という病

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    「母という病」境界パーソナリティ障害や摂食障害、うつや不安障害、さまざまな依存症に母親との不安定な愛着が関わっているという話。
    陣痛や授乳に大量に分泌されるオキシトシン。オキシトシンにより愛着やスキンシップが心地よく感じ
    、不安を鎮める。幼い頃に愛情深く世話をされた子どもはオキシトシンの受容体が多い。
    どんな母親でも子どもは愛情を求める。満たされない思いを抱えたままだと他者に癒しを求めてしまったり依存症になりやすい。
    最終章では克服する方法も書かれている。まず気がつくこと。可能なら甘え直すこと。母親と一旦離れること。等だ。
    母親に愛されたいという子どもの欲求はとても大きいのだなと感じた。生き方

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    2024年05月28日
  • 発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法

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    人間関係に不安がある人、仕事中ミスや不注意が多く不安を抱えている人に、読んでもらいたい。
    ただ、第2章以降は、発達検査の結果をもとに、その特性と対応策が書かれているため、自身で検査を受け、結果を把握した状態で読むのが好ましいと感じた。
    私は、HSPと不注意の特性が大きいため、マインドフルネスを実践したいと思う。

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    2024年05月23日
  • 愛着障害~子ども時代を引きずる人々~

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    本書の中では極端な例が多くあげられるが、子どもを育てる親として、少しでも安定型の人間にしてあげたいと思ってしまう

    発達障害と診断される方の中にも、実は愛着障害の方が多い
    子ども時代に安全基地が得られないと愛着障害となる可能性が高い
    克服の方法は、子供時代をやり直し感情を整理しなおし受け入れること

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    2024年05月19日
  • 「愛着障害」なのに「発達障害」と診断される人たち

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    発達障害を持っている偉大な人物は意外にも多い。
    大切なことは、「子どもの主体性を否定しない」「共感的な応答を心がける」こと。

    子どもだけでなく、大人に対しても、表面的な行動ではなく、気持ちに目を向けることで、その人が何を伝えたかったのか理解することができるのではないだろうか。

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    2024年05月13日
  • ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術

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     後輩が引っ越しの際にもうどうせ捨てるからと言って、いらない本をくれました。その一冊です。知識はこのように受け継がれるのだなとしみじみ。
     私自身はストレスに耐性がある方なので、自分自身に役立てるというよりは、周囲の人に役立てる際に使えるなと思うことや、人を見立てる時に勉強になる内容が多かったように思います。勉強させていただきました。

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    2024年05月12日
  • カサンドラ症候群 身近な人がアスペルガーだったら

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    夫が発達障害だから妻がカサンドラになるという単純な話ではなかった。発達障害よりむしろ愛着障害のほうが一緒に暮らさなければわからず、暮らして初めてわかるという点では難しい気がする。コミュニケーションができていない夫婦が多いとの指摘が刺さった。

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    2024年05月05日
  • 愛着障害~子ども時代を引きずる人々~

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    対人関係のトラブルを引き起こす人は、根っこに愛着の問題がある可能性が高い。とすると、古今東西、対人関係のトラブルを起こさずにいられる人、「安定型」の人はどれくらいの割合なのだろうかと考えてしまう。皆が安定型になることを目指せば、社会は、世界は、もっと平和になるのだろうか。巻末の診断テストで、自己理解が進む。

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    2024年04月30日
  • 境界性パーソナリティ障害

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    「愛するがゆえに、その愛が裏切られたり拒否されたりすると、それが憎さに変わるという心理メカニズムは、誰にでも見られるものである。」

    「深刻な愛情飢餓を抱えた人では、愛情や関心が少しでも脅かされることに敏感で、親しい間柄になるほど、二面性のある行動に出てしまいやすい」

    自傷行為
    「自分を罰し、痛めつけたから、もう少し生きていてもいい」

    過食「食べるという行為は、母乳を貪り吸った乳児の時代においては単なる摂食行動ではなく、愛情と安心を与えられる行為でもあった。」
    万引き 浪費「そうした直接的に愛情をもらう行為の代替行為として大きな位置を占めるようになるのが、物を与えられたり、買ってもらったり

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    2024年04月23日
  • 発達障害「グレーゾーン」生き方レッスン

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    障害とは診断されないが生きづらさを感じているグレーゾーンの苦悩が理解できた。
    本音を曝け出せる安全基地の重要性と自分の得意を活かせる環境を探し出す事の重要性を再認識出来て良かった。

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    2024年04月20日
  • 愛着障害~子ども時代を引きずる人々~

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    愛着障害について精神科医の岡田尊司が分析した一冊。

    単なる家族や恋愛などの人間関係のみならず、大人になってからの仕事面も含めた広範囲に影響を及ぼすことがよくわかった。

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    2024年03月31日
  • 生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害

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    自分と他人は違う。自分の考えが相手にとって最良だとは限らない。自分の基準や考え方で相手を評価したり批判したりしても、それはあくまでも自分にしか通用しない。何故なら人は一人一人育った環境も違えば、見てきたもの聞いてきたもの触れてきたもの全てが自分(あなた)とは異なるからだ。
    それは自分の子供に対しても勿論当てはまる。自分の親と、自分の子供にとっての親は違う。だから自分を育てた親が言ったことが自分の子供に通用するかと言えば、そんな事は無いはずである。それを理解せずに、自分がこうした方が良いという考えを子供や他人に押し付ければ当然違和感が生まれるはずだ。まず理解しなければならないのは、当たり前だが、

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    2024年03月27日
  • 死に至る病~あなたを蝕む愛着障害の脅威~

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    前半を読んでいるうちは、「科学的ではない」お話だなぁ、と感じるところが多かった。
    母親との愛着ばかりに何故か着目し、父親、あるいはその他の周囲の人との関係に関する話、分析が全く出てこないところなどは、その姿勢の偏りだけで、この内容を読み進める価値がないのではないか、と思ったほどだった。

    しかし、実のところ、自分自身も、直感的には著者と同種の感覚を持っていたこともあり、読み進めたところ、共感する部分が多く、読後感としては、そのとおりと腑に落ちるものだった。

    P99前後の「例えば、幸福になるという一事をとってみても、生物学的な仕組みを超えることはできない。」というあたり、正にそのとおりと思う。

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    2024年03月24日
  • アスペルガー症候群

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    もともとアスペルガーっぽいねとは言われていたけれど、先日、妻の働く保育園での自閉症の子の花椅子を聞き、あまりに自分の小さい頃と同じで驚き、この本を手に取りました。
    生きづらさは常に感じているので、薄々わかってはいましたが、かなり自分に当てはまるところが多い。特に人間関係の部分や、同じことをずっとやってられるところは全くそのもの。
    人には、「この前言ってたことと違いますよ」とか、「ルール決めたのはそっちなのになぜ守らないんですか」とかすぐ言ってしまうのだけど、すぐ偉そうだとかうるさいとか言われてしまう。純粋に疑問に感じたから聞いているだけなのに、どっちがおかしいんでしょう?いつもミッシェルの「世

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    2024年03月20日
  • 生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害

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    押さえつけられて育ち、自分が出せなくなってしまった人の分析。著者は医師でそんな人たちの人生が変わっていく様子を描いているのだが、本来の自分を取り戻して戸惑いつつも生き直す人たちのレポは読んでいてさわやかにな気持ちになる。

    回避性の人が性的なものが苦手なのは、自分の存在を恥ずかしいものと思っていてさらけ出せないためだという。面倒くささもあるらしい。

    星新一も回避性の人で、星製薬の重役を受け継いだときは苦しみでしかなかったが、のちの作家生活で開花した話は興味深かった。

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    2024年03月16日