岡田尊司のレビュー一覧

  • 働き盛りがなぜ死を選ぶのか 〈デフレ自殺〉への処方箋

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     30代~50代の自殺と経済環境の因果的分析が記されている本かと思いきや,ウエートとしては,デフレの解説,金融政策,雇用問題など経済関係の内容が中心。改めて「幸福感」とは何なのかと考えさせられる。
    ■微小妄想
    ■否定的認知
    ■①健康問題 ②経済・生活問題 ③家庭問題 ④勤務問題
    ■自我収縮
    ■家計の経済状況以上に社会雇用状況に左右
    ■自己有用感
    ■労働生産性を上げるためには,①労働者の質 ②企業資本 ③技術資本 ④インフラ
    ■GDP(国民総生産)とGHP(国民総幸福量)
    ■認知とマインド

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    2012年02月25日
  • 人を動かす対話術 心の奇跡はなぜ起きるのか

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    「人を動かす対話術」というタイトルは、一見するところ世間に溢れる自己啓発本やテクニック本と勘違いされやすいと思うが、この本はそういった類の本とは別物と言えるでしょう。

    あとがきには、「単なる技術だけでなく、そこで大切にされている考え方や、通底している精神を意識すること。すぐれた対話技法というものに共通するのは人を大切にする心であり、その人に元来眠っている力を引き出そうとする姿勢のように思える。」といったことが書かれている。

    それを踏まえて改めて本書を振り返ってみても、たしかに相手を動かしてやろうなどというものは無い。相手の力を引き出すこと、相手の主体性を重んじること、相手の気持ちを同じよう

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    2012年01月30日
  • 人はなぜ眠れないのか

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    いわゆる睡眠本を数多く読んできたが、本書は量、質ともに暫定1位。最新の医学的な知見がふんだんに盛り込まれている。

    ・日の入りとともに入眠し、日の出とともに起きる実験。途中で2時間目覚めている時間が見られた。
    ・3つの体内時計(1日、半日、2時間~1時間半)
    ・体内時計は眠気だけでなく、やる気、意欲にも関係する。
    ・フロアランプだけで体内時計は大きく狂う。
    ・ノンレム睡眠を奪われると生物は死に至る。
    ・レム睡眠が長期記憶の形成に関与している。
    ・P116~睡眠障害チェックリスト
    ・睡眠制限療法
    ・睡眠儀式。寝室は眠るとき以外には使わない。
    ・牛乳は安眠効果と抗うつ作用がある。
    ・起きて2時間と

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    2012年01月16日
  • 子どもの「心の病」を知る 児童期・青年期とどう向き合うか

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    本書の目的にもあるように、多くある「心の病」についてできるだけ多く、かつわかりやすく書かれていて、入門書や、何か気になることがあるときに少し読んでみる本としてはとてもよいと思った。事例も多く、難しい言葉をできるだけ避けて書いてあるので、他人事と思わず、幅広い立場の人に読んで欲しい内容だと感じた。

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    2011年11月22日
  • 統合失調症 その新たなる真実

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    環境が治療には重要であること、
    患者のいる世界を理解することが大切であること、
    統合失調症では、感情と思考が調和しない状況であるということ、
    など、多くの学びを得られました。

    統合失調症の方に対するあたたかい視線が感じられて、
    とてもいい印象の本でした。
    繰り返し、大切に読む一冊になりそうです。

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    2011年05月06日
  • うつと気分障害

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    ネットの評判がいいので読んでみた。これは濃い。すばらしい。

    うつ病の時代との関連は、狩猟採取時代からいきなり現代を比較している。これだけはちょっと物足りない。

    多分、うつは人間が「社会」というものを作ったときから「病気」として問題になったものだと思う。いわば農耕と文明発祥以来の病。

    そして産業革命から現代社会にかけてより深刻度が増している。

    いろいろうつ病の本を読みながら、こんなことをぼんやりと考えている。

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    2010年10月25日
  • 誇大自己症候群

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    本書は、たなぞう参加者の必読書といっても過言じゃない本です。う〜ん、ほとんど全員が全員すべて当てはまる典型的な患者か確信犯だといってもいい位ですね。特に特徴ある物言いの、私を含めて、何人もの名前が、次から次へと、スグ思い浮かんで来ます。自己顕示欲丸出しの、生意気極まりない噴飯ものの破廉恥野郎諸君さま、私も貴方と同類相哀れんで、仲睦まじくけっして韜晦せず今後も傷舐め合って時には罵倒など成し喧嘩も面白い座興で欲求不満解消の一助となればこれ幸いですね。私は、けっして、このことを否定的に言っているのではありません、念のため。岡田尊司は本書で、この症状を持つ者が殺人や事件を起こす張本人だと分析してみせる

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    2011年07月19日
  • 悲しみの子どもたち ――罪と病を背負って

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    子どもにとって親というのがどれほど重要な存在なのか、改めて考えさせられる。親である前に一個人であることを求めてしまう男女には社会性のしっかりと備わった子どもを育てるのは至難の業。親の在り方が曖昧になりつつある現代、親の資格、あるいは大人の資格というものを再認識すべきだと思う。

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    2011年07月17日
  • 人格障害の時代

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    人格障害について、それぞれのタイプの解説が詳しく、また否定的な面だけでなく才能を伸ばしうる分野についても言及している点がとても興味深かった。読んでいて人間誰しもいずれかの人格障害的な側面を持ち合わせているだろうなと思った。例えば自分は軽度の回避性人格障害?と思う。そういった意味でも他人事とは言えないトピックだと思う。人格障害を生み出す原因となっている現代社会の諸特徴とそれらを是正するための方法についても書かれているが、私個人としては全面的に肯定できる内容。年少者の犯罪の凶悪化について取りざたされることが多くなっていたが、変質したのは子ども自身であるはずがなく、周囲の大人たちであるのは間違いない

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    2011年07月17日
  • 子どもの「心の病」を知る 児童期・青年期とどう向き合うか

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    新書ですが、分厚くて結構な量の「心の病」を紹介してくれています。読んでいると不安にもなりますが、知識を持っていると対応も早くなるでしょうし、ぜひ一度、今子どもがいる人も、将来欲しい人も。

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    2009年10月04日
  • ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術

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    ネタバレ

    適応障害の当事者や周囲にとって参考になる情報がたくさん書いてあり良いです。

    個人的に特に自分に必要だと思った部分の引用。
    「うまく折り合いをつけるためには、自分が何を欲しているかをよく知る必要がある。同時に、相手や周囲が何を求めているのかということについても、よく知る必要があるだろう」

    振り返ってみて、自分が現在の仕事でしたいことが一切思いつかなかったので、適応のさせようもなく、だめだこりゃと思った。
    まず、自分が何を欲しているのか、考えようと思った。

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    2026年09月02日
  • 愛着障害~子ども時代を引きずる人々~

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    愛着障害じゃない方が良いに決まってる、って思ってたけど、愛着障害だからこそ生まれた天才たちの例を読んだらそんな単純に割り切れる問題ではないと実感。。

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    2026年08月21日
  • 発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法

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    今回はお勉強本。
    診断下す程ではないんだけど、それなりに傾向のあるグレーゾーンの解説本。
    ウェクスクラー式知能検査の能力ごとの解説。発達障害とパーソナリティー障害の違いや、実際の著名人の例など大変分かりやすかったです。
    特に、WISCの能力別解説が大変ありがたかった。実際に結果だけ渡されても、なにがどうなのかさっぱり分かってたなかったので。実際に起こる症状だけじゃなくて、脳の仕組みの根本原因から解説してくれてれるので、今回の読書で息子がなにがどのように苦手なのか、だいぶ理解が進んだかも。
    しかも、苦手な能力を伸ばす方法まで書かれていて、前向きに受け取れるのがいいですね。
    息子の苦手なワーキング

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    2026年08月15日
  • 発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法

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    さまざまな症例について細かく解説されており、発達障害の診断を受けること自体が重要なのではなく、自分の持つ特性がなぜ生じているのか、また、それに対してどのように対処すればよいのかが分かるように書かれている。
    また、症例として似ているものや同じように見えるものでも、原因が異なるケースについて比較しながら紹介されているため、違いが分かりやすい。「この症状があるからこの発達障害」というように単純に結びつけるのではなく、一つひとつの症状について考えられる原因が複数示されており、発達障害という枠組みだけで一括りにしていない点も分かりやすかった。

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    2026年08月10日
  • 愛着障害~子ども時代を引きずる人々~

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    不安定型愛着スタイルは3種類あり、
    回避型…川端康成
    不安型…太宰治
    恐れ・回避型…夏目漱石
    と、作家に愛着障害を抱えている人が多い事実に妙に納得した。
    幼少期の愛着不全による虚無感が、創作意欲につながったのだろう。



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    2026年08月09日
  • アスペルガー症候群

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    岡田尊司先生の本には、色んな有名人や偉人の話が出てくるから読んでいてとても面白い。
    「親がその子のために与えることのできる最上の贈り物は、安心感と自己肯定感」という言葉が心に残った。

    以下はメモ
    ・社会性の問題の根底に相互応答性の障害
    ・心の理論 注意の共有→ごっこ遊びや想像遊び→相手の立場に立って考える
    ・共感性の乏しさ 心の理論(認知的共感)➕相互応答性の障害(情動的共感)
    ・アスペルガー:言葉の遅れなし 高機能自閉症:言語の発達に遅れあり(2歳までに単語、3歳までに2語文)
    ・ASD:注意の転導性低い→一つのことに囚われ、切り替わりにくい
      ↔︎ADHD:注意の転導性高い
    ・常同行動

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    2026年08月07日
  • 愛着障害と複雑性PTSD 生きづらさと心の傷をのりこえる

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    愛着障害は、その傷を持つ人と持たない人との間にとても高い壁があるなぁ…と、その言葉を知ってからずっと感じていました。親に愛されなかった人の気持ちは、そうではない人に想像するのはとても難しい。他者に分かってもらえないのは、とても孤独でつらいです。
    過去を変えたり消したりすることはできない。トラウマを無かったことにはできない。トラウマを克服するということは、負った傷に正しい手当を施し、痛みを軽くして、生きやすい未来を得ることだと、一冊を読み通して、読んだページを積み重ねるようにじわじわと実感することができました。奥付けを含めて392ページあるんです、この本。厚みで言うと23mm。少しずつ時間をかけ

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    2026年08月05日
  • 愛着障害の克服~「愛着アプローチ」で、人は変われる~

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    解決に向かった臨床ケースの紹介と、愛着を安定させるための具体的なアドバイスはものすごく勉強になった。
    本人の気づきを大切にする、話を聞く、すぐ説教したり助言しない、過剰反応しない、親にも課題があることが多い、家庭機能の回復、橋渡し役の大切さ

    そもそも自分は面倒臭がりで、友達の話を聞くことはするが、病んだ友達の話を聞いて自分もしんどくなった経験もあるから、距離感の大切さは学んだ。

    せめて我が子は安定したメンタルに育ってくれたらいいと思った。自分は「ねばならない」価値観が強めで、見栄っ張りだからテストの点も高くないと我慢できない性格で、かつ他人からの評価をかなり気にするので、良く言えば勤勉で真

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    2026年07月31日
  • 愛着崩壊 子どもを愛せない大人たち

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    愛着について詳しく学べた。
    よく、男は外でマンモスを狩り、女は家で子を育て採集などをしていたのだから女は子育てに専念しろという男がいるが、そもそもマンモス狩りも子育ても昔は男女共に協力し合っていた。
    他にも婿が女側の家に入ったほうが女親は姑に気を遣ってストレスを溜めることもなく気兼ねなく自分の親に子育ての協力を得られるため良いとも書かれており、女は子育て専念!嫁に入れ!姑に文句を言って核家族を望むのはわがままだ!と言っている男たちも的外れだ。
    子育てというのは1人でするのに向いていない。
    仕事と子育てどちらも大変で甲乙がつけられるものではないが、子育ては常に終わりがないものである分、厄介だ。

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    2026年07月14日
  • ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術

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    どんな特性の人が適応障害になりやすいかどう考えるようにしたらストレスが減るかなど分かりやすく書いてあった。

    有名人の例が書いてあり、昔の人も適応障害になっていたのかとちょっと元気になった

    反芻思考をしないようにとスケーリングクエスチョンを通して自分がどうなりたいかをもっと考えていきたい。

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    2026年07月13日