岡田尊司のレビュー一覧
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人格障害について、それぞれのタイプの解説が詳しく、また否定的な面だけでなく才能を伸ばしうる分野についても言及している点がとても興味深かった。読んでいて人間誰しもいずれかの人格障害的な側面を持ち合わせているだろうなと思った。例えば自分は軽度の回避性人格障害?と思う。そういった意味でも他人事とは言えないトピックだと思う。人格障害を生み出す原因となっている現代社会の諸特徴とそれらを是正するための方法についても書かれているが、私個人としては全面的に肯定できる内容。年少者の犯罪の凶悪化について取りざたされることが多くなっていたが、変質したのは子ども自身であるはずがなく、周囲の大人たちであるのは間違いない
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愛着について詳しく学べた。
よく、男は外でマンモスを狩り、女は家で子を育て採集などをしていたのだから女は子育てに専念しろという男がいるが、そもそもマンモス狩りも子育ても昔は男女共に協力し合っていた。
他にも婿が女側の家に入ったほうが女親は姑に気を遣ってストレスを溜めることもなく気兼ねなく自分の親に子育ての協力を得られるため良いとも書かれており、女は子育て専念!嫁に入れ!姑に文句を言って核家族を望むのはわがままだ!と言っている男たちも的外れだ。
子育てというのは1人でするのに向いていない。
仕事と子育てどちらも大変で甲乙がつけられるものではないが、子育ては常に終わりがないものである分、厄介だ。 -
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私は以前、病院の検査でIQが70台であることを知らされ、「グレーゾーン」だと言われた。当時はあまりピンとこず、自分が特別何かに困っているという実感も薄かった。
しかし、この本をきっかけに自分の特性を調べてみると、口頭での説明を理解するのに時間がかかることや、周囲が気になって集中できないこと、急な予定変更に弱いことなど、思い当たる節がいくつもあった。みんなと同じようにやっているつもりなのに、テスト勉強の時期になるといつも泣きながら取り組んでいたあの辛さは、この特性が理由だったのだと腑に落ちた。
これからは自分の苦手な部分をカバーするための工夫を、個性として前向きに考えていきたい。
また、本書 -
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愛着障害の中でも、「愛着トラウマ(未解決型愛着スタイル)」とそのより深刻な状態である「複雑性PTSD」について、愛着とトラウマという両方の観点から考察している1冊。これまで曖昧だった両者の違いや関係性を理解する助けになった。
C-PTSDは、不安定な愛着を基盤として形成されることが多いが、それは必須条件ではない。長期にわたるDV、いじめ、戦争体験などの持続的かつ逃れられないトラウマ状況によっても発症しうる。また、不安定な愛着を有する人の中でも、C-PTSDの診断基準を満たすのは一部に限られる。
不安定な環境の中で生き延びるために身につけた処世術はその後生きづらさを生むことがある。しかし、症 -
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障害という単語に“害”がなぜ使われているのか。確かに、その症状があることで、社会的にも、対人関係においてもぎこちなさや、生きづらさは感じる。しかし、あくまでもそれは“害”というよりその人がもつ“個性”なのではないか。一人ひとり凹凸があり、ぴったりとハマり合うわけではない。色々な凹凸があり、それがうまく組み合わ去ることで、社会が成り立っている。それは文化や人種、国柄、歴史などでも言えることだと感じる。
私自身、なぜ“他と比べてできないんだ?”と悩み自己嫌悪に陥ってしまうが、できるできない、持っている持っていない、含め私自身なのだと考える。自分の得意・不得意がしっかり反映、うまく噛み合う場所に身を -
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人間の幸福とは何かについて考えさせられた。キルケゴールは絶望することが死ぬことだと言っているけど、この本は「愛着障害」が人間が絶望に至る要因の1つだとしている。
愛着障害とはオキシトシンを感じる脳内の受容体がうまく機能していない状態のことで、それによって安心感や幸福感を感じにくなる状態のことだ。
そしてオキシトシンの感じ易さには、幼少期の経験が大きく影響している。
愛情を感じて育ったか、否か。自己肯定感や自己有用感といった自信の源は幼少期の経験が大きく影響している。
オキシトシン、エンドルフィン、ドーパミンという3つの脳内伝達物質が人間に与える影響と、それぞれがどのような時に分泌されるかと -
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今から10年以上前に出た本なので、
若干内容に「ん?」と感じる部分(やたら母親の愛情が大切だと強調している点など)はありますが、
おおよその内容は納得できるものでした。
この症状はうつ病なのか、ただの不眠症なのか、統合失調症なのか?一見同じに見える症状について、相違点が細かく説明されており、身体の不調と異なり、目に見えない精神疾患の診察がとてもややこしいことが垣間見えます。
自分にとっての「安全基地」となる人との関係をはぐくむことが、精神を壊さないようにするために、必要不可欠なことがよくわかります。
そして、その安全基地を作れないが故に壊れる人が多く、また、生まれ持った性質や生育の過程のせ -
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ワークなども少し載っていて取り組みやすいように感じた。ただ、この本に辿り着く時点でカウンセリングは必須のような気がする。日本のカウンセラーはあまり質が良くないと経験上感じる。海外で自身もセラピーを何十時間も受けた日本人カウンセラーは確かに実力があると感じた。
かくいう私もここで語られる内在化タイプでずいぶん苦労してきた。周りには自己愛性パーソナリティ障害のような人が多く、いつも自分の感覚を疑って生きてきたからだ。
実力のあるカウンセラーとのセラピーを何百回とも受けてきて思うのは本書で語られる通りの内容だった。押し込めてしまってきた感情を、適切なサポートのもと開放していけば、ゆっくりではある -
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一般の方向けに書かれているから分かりやすかった。
ASD、ADHDそれぞれの特性に対する理解を深めることができたし、WAISの見方、検査結果からその人が日常のどんな点に困りやすいのか想像しやすくなった。
ADHD傾向があり、意思決定やプランニングに課題がある場合、まずはすぐに決断せず、手に入れるのを焦らない習慣を身につけることが推奨されていて、特に刺さった。
重要な決定を下す際、大きな失敗を防ごうとするなら決定前に以下の2つのことを必ず行うとよいとのこと。
一つ目が、決断すべき選択肢を全て書き出し、それぞれのメリット、デメリットを現在だけでなく数年、10年先といった将来的な視点も含めて書き出 -
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漫画で分かりやすくとても読みやすかったです。
愛着障害にも種類があってそれを治す事が出来る事を初めて知りました。
自分自身愛着障害で困ってるとかではなく子どもがもしなるならどのように対策対応すべきなのかと思い読もうと手に取った本だったのですが
原因が家庭での安全地帯の消失だったり親からの愛情不足だったりしたので杞憂でした。(でも歪んだ愛情だったり間違った愛情だったりにならないように子育てしていきたい)
愛着障害を持った子どもの場合どういった行動(または問題行動)をとるのかとかが知りたかったけど多分また分野が違うんだろうな…
とりあえず今、親の立場になっているので子どもに沢山抱っこしてあげたいと