岡田尊司のレビュー一覧
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人間の幸福とは何かについて考えさせられた。キルケゴールは絶望することが死ぬことだと言っているけど、この本は「愛着障害」が人間が絶望に至る要因の1つだとしている。
愛着障害とはオキシトシンを感じる脳内の受容体がうまく機能していない状態のことで、それによって安心感や幸福感を感じにくなる状態のことだ。
そしてオキシトシンの感じ易さには、幼少期の経験が大きく影響している。
愛情を感じて育ったか、否か。自己肯定感や自己有用感といった自信の源は幼少期の経験が大きく影響している。
オキシトシン、エンドルフィン、ドーパミンという3つの脳内伝達物質が人間に与える影響と、それぞれがどのような時に分泌されるかと -
Posted by ブクログ
今から10年以上前に出た本なので、
若干内容に「ん?」と感じる部分(やたら母親の愛情が大切だと強調している点など)はありますが、
おおよその内容は納得できるものでした。
この症状はうつ病なのか、ただの不眠症なのか、統合失調症なのか?一見同じに見える症状について、相違点が細かく説明されており、身体の不調と異なり、目に見えない精神疾患の診察がとてもややこしいことが垣間見えます。
自分にとっての「安全基地」となる人との関係をはぐくむことが、精神を壊さないようにするために、必要不可欠なことがよくわかります。
そして、その安全基地を作れないが故に壊れる人が多く、また、生まれ持った性質や生育の過程のせ -
Posted by ブクログ
ワークなども少し載っていて取り組みやすいように感じた。ただ、この本に辿り着く時点でカウンセリングは必須のような気がする。日本のカウンセラーはあまり質が良くないと経験上感じる。海外で自身もセラピーを何十時間も受けた日本人カウンセラーは確かに実力があると感じた。
かくいう私もここで語られる内在化タイプでずいぶん苦労してきた。周りには自己愛性パーソナリティ障害のような人が多く、いつも自分の感覚を疑って生きてきたからだ。
実力のあるカウンセラーとのセラピーを何百回とも受けてきて思うのは本書で語られる通りの内容だった。押し込めてしまってきた感情を、適切なサポートのもと開放していけば、ゆっくりではある -
Posted by ブクログ
一般の方向けに書かれているから分かりやすかった。
ASD、ADHDそれぞれの特性に対する理解を深めることができたし、WAISの見方、検査結果からその人が日常のどんな点に困りやすいのか想像しやすくなった。
ADHD傾向があり、意思決定やプランニングに課題がある場合、まずはすぐに決断せず、手に入れるのを焦らない習慣を身につけることが推奨されていて、特に刺さった。
重要な決定を下す際、大きな失敗を防ごうとするなら決定前に以下の2つのことを必ず行うとよいとのこと。
一つ目が、決断すべき選択肢を全て書き出し、それぞれのメリット、デメリットを現在だけでなく数年、10年先といった将来的な視点も含めて書き出 -
Posted by ブクログ
漫画で分かりやすくとても読みやすかったです。
愛着障害にも種類があってそれを治す事が出来る事を初めて知りました。
自分自身愛着障害で困ってるとかではなく子どもがもしなるならどのように対策対応すべきなのかと思い読もうと手に取った本だったのですが
原因が家庭での安全地帯の消失だったり親からの愛情不足だったりしたので杞憂でした。(でも歪んだ愛情だったり間違った愛情だったりにならないように子育てしていきたい)
愛着障害を持った子どもの場合どういった行動(または問題行動)をとるのかとかが知りたかったけど多分また分野が違うんだろうな…
とりあえず今、親の立場になっているので子どもに沢山抱っこしてあげたいと -
Posted by ブクログ
ネタバレ難しい言葉が沢山出てくるので眠くなりながら読み飛ばしながら何とか読んだ。
でも読んでよかった。
自分もASDやHSPの特性があるけど検査で診断されなかったグレーゾーンなので、グレーゾーン全体の傾向やそれぞれの特徴、事例や対処法まで知ることができて、ちょっぴりほっとした感覚。
特に事例を読んで、自分にとっては当たり前で正しいと思っている言動が、周りの人に迷惑をかけていたり支障をきたしていることがあるということに気づかされた。
私自身夫と喧嘩になった時に「どうして理解してもらえないんだろう」と悲しくなることが時々あり悩んでいたので、ヒントをもらえた。
これは特性であって自分が悪いわけじゃ