岡田尊司のレビュー一覧

  • 過敏で傷つきやすい人たち

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    他のHSPの本を読んでもピンとこなかったり、生きづらい人におすすめしたい一冊。
    過敏性チェックリストで自分がどのタイプか分析できる。過敏性についてかなり深堀りしている。克服へのヒントも。実践できそうな事からやってみたい。

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    2024年10月11日
  • 親といるとなぜか苦しい―「親という呪い」から自由になる方法

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    人生を歩む上で親の存在は良くも悪くも大きく影響を与えてくる。
    精神的に未熟な親の元に生まれてしまった場合、死ぬまでその足かせに苦しみ重い十字架を背負わなければならない。
    そんな絶望的な現実の一助となるような本だった。
    毒親の事情、背景やうまく付き合っていく方法について分かりやすく書かれている。
    毒親もまたその親にまっとうでない扱いを受けていた場合が多いというのは何とも切ない。

    毒親や親ガチャという言葉を聞いてもあまり納得できないのはおそらく自分は親に恵まれているからだと思う。
    理不尽に叱られたり伝えたいことが伝わらなかったりして失望に似た感情を抱くことはあるが親だって人間だし過度に期待するの

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    2024年10月03日
  • パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか

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    様々なパーソナリティ障害についての知識を得ることが出来た。全体的に、小さい頃の成育環境が人格形成に影響を与える印象が強く、今、目下子育て中の身としては、子どもへの接し方を改めて考えさせられた。
    各パーソナリティ障害と思わしき人物への対処法が記されているが、どれも一筋縄ではいかなさそう。
    ただ、パーソナリティ障害によっては、逆に活かせる生き方や職業選択もあり、なるほどと思った。

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    2024年10月02日
  • 回避性愛着障害~絆が稀薄な人たち~

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    自分のこの面倒な性質を治すには、逃げずに立ち向かっていかなければいけないんだ。それ以外に近道はないのだと思った。

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    2024年09月15日
  • 回避性愛着障害~絆が稀薄な人たち~

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    5章も使ってけちょんけちょんに言われている気がしてつらかった。弱っているときにこういう本を選んではだめだね。

    乳児期での親からの扱われ方が今の愛着スタイルに影響するってすごい。それがプログラミングされデフォルトになってしまうという。人間って本当精密な機械やで。生存戦略なんだろうけど、心がこれ以上傷付くのを避けているように思える。

    結局どうすれば克服できるのかよく分からなかった。もっと具体例がほしい。

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    2024年09月13日
  • 親といるとなぜか苦しい―「親という呪い」から自由になる方法

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    正直、自分にはあまり関係がない本だろうと思っていたが、読み進めるうちに自分が未熟な大人たちにされてきたこと、そこで思い込んできたことがあったのではないかと気付かされ、苦しくなった。けれど、もう自分の人生を歩んでもいいのではないかと背中を押してくれる本だった。読み終えることができて良かったと思う。
    自分のヒーリング・ファンタジーと役割としての自己を書き出す作業で、自分の状況を客観視できた。症例がいくつも途中で出てくるので、自分と照らし合わせて考えることができた。どんなふうに実践したら良いかも書いてあるので参考になった。
    周りの未熟な大人たちに精神的な成熟や繋がりを求めることはできない、しなくて良

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    2024年09月06日
  • 愛着アプローチ 医学モデルを超える新しい回復法

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    後ろ1/5は認知改善プログラムの実際紹介してながら、専門家に任せよと。
    初学者教科書がわり?
    ただ、薬物療法一般にたいしても言及したある。大してベネフィットないのに飲まされてる薬のなんと多い事と。

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    2024年09月02日
  • ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術

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    適応障害を客観的に理解したくて手に取った。様々な要因から発症することや、それぞれに対する具体的な対応策が分かりやすく書かれており、期待通りの一冊だった。適応障害は誰がなってもおかしくない心の病気だからこそ、自分が診断された人は勿論、身近に適応障害の方がいる人にもオススメしたい。

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    2024年08月30日
  • 生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害

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    生きづらいと感じる人の特徴、そうなった原因などについて医学的にどのように分析されているかを解説したうえで、そこから脱却して少しでも生きやすくなるための方法を提案する。

    本書はタイトルの通り「回避性パーソナリティ障害」として医学的に分類される症状について主に扱っているが、実は同じように「生きるのが面倒くさい」と感じる人の中には、他に「恐れ・回避型愛着スタイル」「シゾイドパーソナリティ障害」というものがあるらしい。ちょっとややこしい。
    「回避性パーソナリティ」とは人の世の煩わしさから逃れたいという願望を持ち、現実の課題を避けようとする傾向のことで、人とのかかわり自体は楽しい面もあるが気後れや不安

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    2024年08月28日
  • 死に至る病~あなたを蝕む愛着障害の脅威~

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    個人主義の風潮が広まりつつあるなかで、特に愛着のことについて論じられていた。
    愛着を得られないまま大人になった親たちが子どもと適切に接することができない→子どもも愛着に問題を抱えそれが精神疾患として扱われている
    それの解決方法は子どもだけでなく親のケアや関わり方を変えること、子が諦めがつくこと
    子どもはどこまでも親の愛情を求めてしまい、身体や精神に異常を来たしてしまう。
    親が子に与える影響というものはあまりにも大きい。

    人のために、人の世話をするということができなくなってきている人が多くなっている。そういう人が親になると接し方、愛し方がわからない。
    親子の絆関係という重要性がよくわかった。

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    2024年08月19日
  • 「愛着障害」なのに「発達障害」と診断される人たち

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    愛着障害なのに発達障害と診断されるケースが多いとのこと。また、世界的にADHDは増加傾向にある。
    正岡子規、ザッカーバーグ、ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズ、イーロン・マスクなど幼少期は何らかの発達障害を持っていた。遺伝的な要素、養育環境的要素など複雑に絡む。愛着障害は、母親との関係や幸せホルモンであるオキシトシンとも関係している。特徴を理解すれば、障害ではなく、性格として上手に付き合っていける気がした。

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    2024年08月15日
  • 発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法

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    発達障害と診断されないものの、その特性を持つ生きづらさを抱える人たち…。
    発達障害の分類をしているわけではないものの、行動や情緒の特徴から、ADHD、ASDなどの特性が見られる場合はどうすればよいか、項目ごとに述べられている。

    この本を読んだときは、自分の教え子のことを考えて読んでいたのだが、読んでいるうちに自分のことも考えて読むようになった。

    たとえば本書には、「回避性パーソナリティ」というものが紹介されているのだけど、その特徴が自分にとても当てはまる。仲良くしたいのに、中が親密になると距離を置いてしまう…というのに、ものすごく共感した。自分はもしかしてこの特性があるのかも。 
    また、昔

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    2024年08月11日
  • 発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法

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    様子を見ましょうでは症状が悪化することもある。
    できるだけ早くからの療育やトレーニングが望ましい。
    自分の価値観やスタイルを周囲に求めすぎるも厄介な問題も起こる。
    執着気質、強迫性パーソナリティ障害は躁鬱の傾向があり、切り替えが苦手なことも特徴として見られる。
    回避性パーソナリティ障害は他者との関わりによる傷つきを極端に恐れるが、他者との関わりを求めるという側面もある。
    マインドフルネスは過敏さを和らげる。

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    2024年08月10日
  • ネオサピエンス 回避型人類の登場

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    愛着回避型な人が会社や組織の歯車としてピッタリ、だから今後は回避型の人が増え、社会の多数派になるかも!と言う予想。

    著者はこの予想を元に、ユヴァルノアハラリの「ホモ・デウス」を補完する形で本書を書いているようだ。サピエンスの次の種が愛着回避型を備えていると云う。

    しかし、著者の進化に関する理解には少々怪しいところがあったりするため、論理が飛躍している感がある。

    また、本書内の脱愛着を起こした回避型人類は「愛着を求めること」を辞めただけで、「愛着による報酬」を得る先天的能力は失っていないようだ。個人的にはそんな種が成功するとは思えない。

    愛着によるオキシトシン系の幸福無くしては人生を無価

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    2024年07月17日
  • 死に至る病~あなたを蝕む愛着障害の脅威~

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    境界性パーソナリティ障害、摂食障害、ADHDは不安定な愛着の場合発症リスクが上がる。虐待を受けると脳構造自体に異変をきたし、ADHDと同様の症状が出やすくなる。

    大人のADHDは遺伝的要因より養育環境によるものが大きい!片付けができないは発達障害より愛着障害を疑え!
    →これまでの定説を覆す内容。たしかに実感として親子関係が不安定な子ほどADHDの傾向がある気がする。本書にも書かれていたようにADHDだから親が育てづらく関係不調になるというのもあるだろうが、それだけではないのかも。

    14歳頃を境に同じADHDの症状でも遺伝要因の関与が低下し、環境要因の関与が強まる。
    →たしかに高学年〜中学生

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    2024年06月30日
  • 発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法

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    プライドが挑戦を抑制している。
    自分から傷ついていいと思えると、失敗してもそんな傷つかない。

    自分自身と繋がると、自分の考えに沿った行動ができる。

    心を開くのが大事。

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    2024年06月29日
  • 父という病

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    父親はなんのために必要なのか。
    子にとって父親とは「外界から子どものもとにやってくる最初の他者」だそうだ。
    それにはとても納得した。

    思い返すと、自分の家庭は父親は仕事一辺倒だったタイプで、高校生になるくらいまで自分の人生に父の存在を感じたことはほとんど無かった。

    しかし、これを読んで自分の性格の形成には父親、そして家庭環境が大きく影響しているという事を実感した。

    ■特に印象的だった箇所

    ・父の不在によって、わがままになったり善悪の判断が曖昧になったりする。

    ・父を尊敬できるかどうかは、母が父(夫)を尊敬できているかによる

    ・子は無意識に父を男の理想像としてしまうところがある

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    2024年06月16日
  • 親といるとなぜか苦しい―「親という呪い」から自由になる方法

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    本書に挙げられるストーリーほど極端(『呪い』というレベル)でないにしろ、自分自身の人格は多分に親からの影響を受けている。
    子育てをしていると、否応無し自分自身と向き合う場面が出てくる。特に、自分が子ども時代に親からどのように扱われてきたか、親がどのように接してきたか。
    子育てをする前は特に、自分はそこから逃れられないような気がしていたのだが。

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    2024年06月09日
  • 母という病

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    「母という病」境界パーソナリティ障害や摂食障害、うつや不安障害、さまざまな依存症に母親との不安定な愛着が関わっているという話。
    陣痛や授乳に大量に分泌されるオキシトシン。オキシトシンにより愛着やスキンシップが心地よく感じ
    、不安を鎮める。幼い頃に愛情深く世話をされた子どもはオキシトシンの受容体が多い。
    どんな母親でも子どもは愛情を求める。満たされない思いを抱えたままだと他者に癒しを求めてしまったり依存症になりやすい。
    最終章では克服する方法も書かれている。まず気がつくこと。可能なら甘え直すこと。母親と一旦離れること。等だ。
    母親に愛されたいという子どもの欲求はとても大きいのだなと感じた。生き方

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    2024年05月28日
  • 親といるとなぜか苦しい―「親という呪い」から自由になる方法

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    参考になりました。
    イロイロな親がいるのだということ。
    一見、問題なさそうな人でも問題を抱えている。
    早くこの呪いから解き放たれたい。

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    2024年05月26日