【感想・ネタバレ】死に至る病~あなたを蝕む愛着障害の脅威~のレビュー

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ネタバレ

過活動の理由

2023年08月25日

とにかくなにかをしなければならないという飢餓感から資格をとったり学校に通ったり。
メンタルを壊して離職してなお、焦りを感じて、でもいっぱいいっぱいになって、を繰り返していましたが、その理由がようやくわかりました。
ドーパミンを出すことで、なんとか幸せを感じようとしてたんだなぁって。

この本に出会っ...続きを読むたおかげで、過労死せずにすみそうです。出会えて良かった。

#タメになる

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Posted by ブクログ 2023年07月21日

名著。社会の課題、闇の問題に精神科医として言葉のメスを入れた。世話をする仕組みを維持することが、生きることに意味を持つ社会を作るのにもっとも重要であるとのお話に心から同意する。
この本に出会えてよかった。何度も読み返したい。

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Posted by ブクログ 2022年02月15日

私たちの多くが愛着障害を抱えていることがよく理解できた。そしてその要因もよく理解できた。

子育てしてきて、なんとなく勘でそうなんじゃないかと思っていたことが、ズバリと書かれていて、私自身の中にも愛着障害を感じたし、母、祖母、と時代背景と共に遡って当てはめて納得できることがたくさんあった。

そして...続きを読む、回復!薬なしで回復できる可能性があるということ。
それから予防!愛着障害の内容が明らかになれば、当然予防に向けた取り組みができる。

希望の持てる本だと思った。

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ネタバレ購入済み

解説書であって実践書ではない

2021年01月20日

私自身が冷たい義務的な養育(実母)で育てられ
さまざまな「生きやすい条件」が揃っているにも関わらず
非常に生きにくく、辛い現実の中にいます。養育すべき子供もおり、子の心を健全に育みたい一心でカウンセリング等受けています。この本はカウンセラーさんから紹介されて買いました。

共感性を育むことで...続きを読む自身の愛着問題を解決できる、とありますが…
ペットを飼う実例もありますが…
わかりやすくオキシトシン不足のストレスホルモン異常、アレルギー体質で、ペットを飼うのはとても難しいです(涙)

仕組みやパターンなどわかりやすく
自分がどのパターンなのかを考えながら読みました。
けれども実践書ではないので
非行少年の改善プログラムも紹介はありますが具体的な方法はありません。

次はその方法を探したいと思います。
とにかく今の自分の課題は
共感性を育むことだと思いました。

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Posted by ブクログ 2020年07月25日

■「数学不安」という専門用語がある。数学ができるかどうかには数量処理や作動記憶といった認知的能力のほかに問題を解く際の不安が関わっている。この不安が「数学不安」。
・数学不安が強いと解けないのではという不安や恐怖に圧倒され、肝心の問題に集中することができず実力以下の成績しか取れない
・数学不安は単に...続きを読む数学が得意か苦手かということだけでなく就職や職業における成功を左右する
・数学不安が強い人は解けないのではないかという悪い結果ばかりを考えてしまい自分の足を引っ張ってしまう
・最近の研究で、この数学不安が愛着安定性と関係していることが明らかとなった
■人を幸福にする生物学的な三つの仕組み
①おなか一杯食べたり異性的な興奮の絶頂で生じるもの。
・エンドルフィンなどの内因性麻薬(脳内麻薬)が放出されることによって生じる快感
・生理的な充足と深く関係し我々が生きることに最低限の喜びを与えてくれる
②報酬系と呼ばれる仕組みでドーパミンという神経伝達物質を介して働いている。
・ドーパミンの放出が起きるのは通常困難な目的を達成したとき
・この報酬系はしばしば悪用される。面倒な努力抜きでドーパミンの放出だけ引き起こし短絡的な満足を与えてしまえば強烈な快感を手軽に得られる。その代表が麻薬、アルコールのような嗜癖性のある物質もギャンブルのような病みつきになる行為もドーパミンの短絡的な放出を引き起こすことで依存を生じさせる
③愛着の仕組み
・オキシトシンの働きに負っている
・愛する者の顔を見たり愛するものとふれあうとき安らぎに満ちた喜びが沸き起こる
■共感性の二つの側面
①気持ちを共有し同調する「情緒的共感性」
②相手の気持ちや意図を正確に理解する「認知的共感性」
・愛着障害の克服においてより重要と考えられるのが認知的共感(メンタライゼーション〔相手の視点で相手の気持ちや意図理解する能力〕と呼ばれる)
■世話をすることによって愛着は育まれ、それは喜びになり、生きる意味になる。それが唯一この世界を意味の喪失から防ぐ方法に思える。

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Posted by ブクログ 2020年03月13日

同著者『愛着障害 子ども時代を引きずる人々』同様、愛着障害の概要について具体例を挙げながら解説しており、さらに最新の知見を踏まえている。特に、近年パーソナリティ障害、摂食障害、子どもの気分障害、大人のADHDなどが急増しているが、それらの根底には愛着の問題があり、酷い場合「死に至る」ことが強調されて...続きを読むいる。
本作では、愛着障害がオキシトシンに及ぼす影響についてかなりのページが割かれている。これは、脳の視床下部から放出されるホルモンであり、「安らぎホルモン」とも呼ばれるように、痛みや傷つくことによるストレスから身を守る働きがある。愛着に問題があると、オキシトシンの機能が低下し、苦痛ばかりが感じられ、生きづらさを生む。そればかりか、免疫系にも悪影響を及ぼすため、自己免疫疾患やアレルギーなどの原因の一つにもなるという。
もちろん、何でも愛着の問題として片付けてしまうことは早計である。ただ、表面に見えている問題にばかり囚われず、その背後にある問題にも目を向けることは対人援助職にとってラポール形成から介入まで一貫して基本となる姿勢だと思う。

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Posted by ブクログ 2019年10月10日

生きづらさを抱える人が増え続ける現代社会に巣食う病理。それは「愛着障害」という新たな「死に至る病」だ。「愛着障害」とは一体どのような障害で、何が原因であるのか、またその病を治癒し、回復可能なのかを著す。とても興味深い1冊でした。この「愛着障害」とは動物であるヒトの生態と合理的な現代社会との齟齬によっ...続きを読むて引き起こされるのでは?と思いました。要するに「愛着障害」とは人が人の世話をする仕組みに何かしらのエラーが生じた状態であり、これは人との関わりの中でしか克服できないものだと云う。所謂「コミュ障」と言って対人が苦手な人が増えてるのも、「愛着障害」から派生されたものに違いない。此処に書かれてること殆どが自分に当てはまり、とても勉強になりました。

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Posted by ブクログ 2020年03月24日

 うつや発達障害など、近年増えてきた事例の原因ではないかとされる「愛着障害」の仕組みや症状などを例を交えて説明している。
 「親の愛がないと発達障害になる」のような非科学的な説明ではなく、オキシトシンというホルモンの働きによるものだと、わかりやすく伝えている。
 詳しい治療法は載っていないため、治療...続きを読む法については別の本が必要だろう。
 人を幸福にするためには3つの生物学的な作用があり、一つは満腹になったり、性的な興奮時に分泌されるエンドルフィン、二つ目は困難な目的を達成したときに出るドーパミン、三つ目は愛する者(人間やペットでもいいらしい)と触れ合う時にでるオキシトシン。愛着障害になるとオキシトシンに対する感受性が悪くなるために、他の2つで快感を得る他なくなり、例えば過食や性欲を満たしエンドルフィンで満たすか、もしくはひたすら努力してドーパミンで満たすかしかなくなるそうだ。
 この仕組みは非常にわかりやすく、納得の行くものだった。
 しかし、元にするデータが昔のもので、いわゆる「男は仕事、女は育児」が当然である時代のデータがメインのためか、愛着障害の原因の親が母親しかいないかのように書かれており、例えば母親と別れた父親が子供を一人で育てた場合、十分ケアすれば愛着障害は起こらないのか、それとも母親というものがいない限りは絶対に愛着障害は起きてしまうのか、そこには特に触れられていなかった。本書の説明からすると、男親だろうと女親だろうと関係なく、適切に養育できれば愛着障害は起きないような気はするが。

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Posted by ブクログ 2024年03月24日

前半を読んでいるうちは、「科学的ではない」お話だなぁ、と感じるところが多かった。
母親との愛着ばかりに何故か着目し、父親、あるいはその他の周囲の人との関係に関する話、分析が全く出てこないところなどは、その姿勢の偏りだけで、この内容を読み進める価値がないのではないか、と思ったほどだった。

しかし、実...続きを読むのところ、自分自身も、直感的には著者と同種の感覚を持っていたこともあり、読み進めたところ、共感する部分が多く、読後感としては、そのとおりと腑に落ちるものだった。

P99前後の「例えば、幸福になるという一事をとってみても、生物学的な仕組みを超えることはできない。」というあたり、正にそのとおりと思う。

自然に設計された、与えられた肉体で生きていく以上、感覚、幸せの源はロジックや正義では説明できない、与えられた肉体、頭脳が勝手に感じるものでしかないはず。
だから、その法則を理解し、それを前提として、上手にコントロール可能なことがらをコントロールしていくことが、幸せにつながる、ということだと思う。
例えば、ポリコレに沿うことは、多くの人の幸せにはつながらないのではないか、と思う。
昨今、喧しいポリコレが鬱陶しいが、その鬱陶しさを中和する良著でした。

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Posted by ブクログ 2023年12月18日

一見するとADHDのようなものも、それは生来の愛着から形成されたものが理由かもしれない。
生きづらさという誰しもが抱えていることを「愛着障害」という切り口で分析するのは読んでて面白かった。
かくいう私もコミュニケーションがうまく取れないことが多く、ADHDではと勝手に思っていたが、この本を読んでから...続きを読む自分という人間が形成された過程を思い起こしていた。
ただ、もう少しこの愛着障害の克服を具体例をもって記載してほしかった。

生まれてから最も生き残りやすい方法で人格が形成されていくことは、親という安全地帯が正常に機能しているかどうかで愛着障害になるかが決まってくる。
求めにすぐに応じるのではなく、基本すぐに応じるだけで、すぐに対応できないこともあるくらいの距離感という一文が印象に残った。
そのくらいの距離感を手探りながら探したい。

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Posted by ブクログ 2022年11月26日

 個人的に、『誰が国語力を殺すのか』(石井光太著)で書かれていた国語力の衰えと共に、現代社会の根底にある問題だと思っているのが『愛着障害』です。

 本書より…
○死に至る病とは絶望のことである、と、かつて哲学者キルケゴールは書いた。絶望とは、神を信じられないことを意味した。だが今日、死に至る病の正...続きを読む体は、「親の愛さえも信じられない」こと、つまり「愛着障害」にほかならない。

 数年前から自分の生きづらさは、「愛着障害」にあるのではないかと、岡田尊司さんの数ある著書を読んで思っていました。ただ、先日読んだ、『愛着障害は何歳からでも必ず修復できる』(米澤好史著)を読んで、岡田尊司さんとは愛着障害の捉え方がかなり違うように感じ、愛着障害ではないのかな?と混乱していました。

 今回改めて岡田尊司さんのこの本を読んで、やはり岡田さんが考えている愛着障害というものだろうとは思いましたが、自分の問題としてだけではなく、社会全体の深刻な問題として、捉え直しました。

 愛着の基盤となるのが、幼い頃の(主に)母親との関わりで、その関係性が安全地帯になることで、十分な愛着が自然と養われ、その人の土台となっていくそうです。

 作者はまた、大人のADHDは子供のADHDとは違い、発達障害ではなく、愛着障害による物だと訴えています。子供のADHDの治療について気をつけるべきことも書かれているので、興味のある方は是非読んで欲しいです。

 愛着障害は次の世代へとどんどん受け継がれ、更に大きな生きづらさになって発現します。愛着障害は回避型、不安型など、色々な型があり、それぞれ性質が違うので、この本を読んで学びとなることはその人により異なると思われます。

 ここでは、私自身が子育てをする上で、自分にとって大切と思った所を抜粋します。

○親としては一生懸命育ててきたつもりなのに、しばしば共通する課題として浮かび上がるのは、共感性の問題である。

 その最大の原因は、子供が何を感じ、何を求め、何を嫌がっているのか、という本人の視点ではなく、将来のために、あるいは本人のために、あるいは、世間体のために、これをすることが必要であり、正しいことであるという親が抱いた基準や期待に沿って、本人を動かそうとしているということである。

 そこでは、本人の気持ちよりも、親側の思いが優先されている。そして、親は子供よりも、賢明な方法や正しいことを知っているのだから、それを子供に求めるのは当然だと思っている。ここで欠如しているのは、共感性なのである。子供のために有利だと思って、いつの間にか自分の判断をしつけてしまう親に共通するのは、共感性がとても弱いということである。


 障害と聞くと、そんなものは自分や子供には関係ないと思われる方も多数いらっしゃると思います。しかし、この本を読むと、決して特別なことではなく、時代と共に愛着障害を起こしやすい社会になり、おこるべきしておきた弊害である事に気づくと思います。そして、社会の流れを修正していく助けになるのではと思います。これから親になる世代の方にも是非読んで欲しいと思いました。

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Posted by ブクログ 2022年11月11日

なんだろう。頭では理解できても感情的に受け入れられないでいる。喪の作業とか、執着しないとか、そういう話かと思ったら真逆で、この世界に生きる意味を見出していくような話。難しいけど大切なことだ、と頭では理解できるんだけど。

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Posted by ブクログ 2022年10月11日

愛着障害には2つの種類がある。ひとつは回避型で、もうひとつは不安定型だ。どちらも養育者(母親)と安定した愛着関係を築けなかったことが要因となり、引き起こされる。昨今の恋愛指南書で、あなたは不安型?回避型?のような形で扱われているのを見かけるので、知っている人も多いはず。本書では、その愛着障害が大人の...続きを読むADHDや社交不安、気分障害などを引き起こす根本的な原因になっていると解説している。

特に印象的なのは、愛着障害によりアルコール依存になった方が、依存症は改善できたものの、その後自殺してしまうというケース。依存症の治療はできても、依存症を引き起こした要因と考えられる母親との愛着関係が不安定だったがために、死を選んでしまったのだという。

愛着障害は、親子で治療していくことが最も重要なことだ。子が大人になってからでも、治療は十分に行える、そのことに希望を抱いた。

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Posted by ブクログ 2021年08月18日

「愛着障害」という言葉を聞いたことはありますか?
乳幼児期や学齢期に十分な愛情を注がれなかった子どもに発現します。
過度な触れ合いを求めたり、人や自分の痛みに無頓着だったり、過度に反抗したり…

いかに愛されるということが大切か。
そして愛に飢えた人たちが、どうして死に向かってしまうのか。
科学的に...続きを読む事例も踏まえて記載されています。
教育関係者の方や、子育てに悩んでいる人はぜひ読んでみてください。

おすすめです!

「その根本的な不幸を、太宰は克服することなく、自分の人生に終止符を打つことになる。」

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Posted by ブクログ 2020年03月14日

新しい知見もデータとともに盛り込まれており、習ったことを書き換えていく必要性を感じる。もちろん、賛否両論あるだろうし、まだまだ教科書的な内容にまで反映されるのかは不明。でも、この視点を持って関わることは大事だと思う。

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Posted by ブクログ 2019年12月23日

愛着障害を考えるにあたっては、個々の親、家庭のみならず、社会全体のあり方についても真剣に議論していかないとまずいと思う。今時、女性は子供の幼少期だけでも子育てに専念しましょう、などと言うことは口が裂けてもいえない風潮があるが、そういう風潮自体がおかしい。戦時中に戦争止めろと言えない風潮と同じである。...続きを読む子供から見たら、どう考えても信頼できる一人の養育者(母親)がいてくれることは、最善であるのだから。

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Posted by ブクログ 2019年11月17日

うーん。全部を鵜呑みにするのは怖い。けど、こういう研究がなされていることを知っておくのは、生きやすさの追究につながる。

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Posted by ブクログ 2019年11月03日

岡田尊司さんの他の愛着障害についての本を読み、ほんの少しだがこころが休まった。本書は書店でたまたま目についたのだが、2019年に出た愛着障害の本として興味があったので読んでみることにした。どのような背景があり、どのような扱いを受けてきたかにページが割かれており、愛着障害から脱したいというかたに向けて...続きを読むではなく、副題にあるようにこの障害が持つ「脅威」が詳しく書かれている。よって苦しんでいる当事者として読むのであれば別の本を進めるが、研究によってわかったおとなのADHDの正体など、一冊通してとても興味深かった。

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Posted by ブクログ 2024年01月13日

後半の愛着障害を克服するために必要な「認知的共感性(メンタライゼーション)」の記述が興味深かった。
安全基地の記述に関して、自分の言動にも重なる点がありもっと認知的共感性を身につけていきたいと考えた。

ただ愛着障害の原因が母親の方に偏った記述だったのが気になった。母親を両親と置き換えた方が良いので...続きを読むは?

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Posted by ブクログ 2023年05月28日

愛着の問題が色々な精神障害に起因する事が実例から学べて良かった。
独身者の増加は人との関わりが消極的になったことからで愛着の問題でもあるいう推測は面白い。
愛着障害は発達障害A.D.HDとの誤診されやすいようだがASDに関する情報はなかった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年09月24日

愛着障害を抱える人にとって、人生とは苦痛が多く喜びは少ない。医療が未発達の時代なら、愛着障害から起こる免疫力の低下により早くに死んでしまった人たちが、現在では発達した医療に支えられて生き延びている。そんな時代であるから、様々な症状に苦しむ人たちや、問題行動が目立つ人たちが増えた。これらを治すには、愛...続きを読むし愛される。世話をすることに喜びを持てる社会にすることだと、そう書かれてるのかなと思った。
 共感能力を高めて、「ほどよい距離」で人と関わるのって、凄く難しいなと思う。私は他人との「ほどよい距離」がわからないなと、この本を読んで気づいた。

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Posted by ブクログ 2022年08月28日

愛着障害により、生きづらさを抱える人が増え続ける社会。愛着障害とは一体なんなのか。歴史上の著名人たちのエピソードを前じえてそれらの課題と問題点を探る一冊。

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Posted by ブクログ 2022年04月12日

死に至る病とは絶望=神を信じられないことだとキルケゴールは言ったがそれだけではない、愛着障害が原因である

で始まり4巻にあたるこちらでは子供の鬱、ADHD、オキシトシンの効果をメインに過去や著名人を例に進む。

1,2巻が愛着障害の説明、3巻が実践編、漫画はその簡略化したまとめ、ときて4巻目はより...続きを読む壮大な感じだった。これから子育てをする又はしているならここまで読むのもおすすめだが、私は3巻が一番よかったのであまり響かず……。

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Posted by ブクログ 2020年09月09日

東京大学から、京都大学 医学部のバケモン。
キルケゴールは、死に至る病を“絶望”としたが、著者は“愛着障害”とした。
生物学的な幸福は、エンドルフィン系、ドーパミン系、オキシトシン系から成っており、それらの相互補完の話が面白い。
作家等の有名人の実例(正確かどうかは定かではないが)も面白かった。
...続きを読む供がいる人、持つ予定の人には、刺激的な内容だと思った。でも、病根の疑いが分かるだけで、具体的な接し方、養育方法は教えてくれないのは、世間一般のそれと同じ。それは個別具体で、答えなんてないからなんでしょう。

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Posted by ブクログ 2020年11月26日

自身をADHDやHSP、愛着障害等と決めつけて過去の失敗を肯定し安心するのではなく、今の自分を理解し受け入れてから未来の自分を変えるために何をすべきか考え、実践することが大切だと思いました。

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