岡田尊司のレビュー一覧

  • 働く人のための精神医学

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    これで精神科の勉強ができた。今年は岡田尊司先生の本で精神科の勉強をしようと決めた。とても分かりやすいし、文章も読みやすい。著名人の事例が出てくるのも関心をひきやすい。うろ覚えだった知識の補強もできた。

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    2023年01月15日
  • 過敏で傷つきやすい人たち

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    岡田尊司先生の本で精神科の勉強をしようと思っています。先生の文章はとても読みやすくやす、優しさを感じて好きです。
    つい先日、適応障害と診断されてしまい、自分で解決できていない問題を抱えたままでは、これから先に進めないとの想いもあります。
    そんな中で、自分と向き合う、自分を知る作業の一環としての読書でもあります。
    この本の診断の結果では、過敏な傾向にはあるが軽度、といったところ。自分の感覚だけで物事を見ることは、物事を見ているとはいえないなと改めて思いました。そして、多かれ少なかれ、気づいていようといまいが、みんな何かしらの問題を抱えて生きているのだなぁとしみじみと思いました。

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    2023年01月10日
  • 境界性パーソナリティ障害

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    現在の仕事の知見を深めたいと思い講読しました。精神障害の中でも理解が難しかった境界性パーソナリティ障害の特徴やその背景、改善·回復までのプロセスが丁寧に解説されており、また事例も豊富に記載されており、理解を深めることができました。
    パーソナリティ障害が、自己を確立するための生みの苦しみであり、再生のための試練として、危機の時代を乗り越えれば必ず回復できるとのことですが、実際の支援に当たっては、障害の特性理解や本人の養育環境の把握など、この障害への関わりの難しさを実感しました。
    最後に、事例の一つである、ヘルマン・ヘッセの人生については、この障害を理解するための、克服するための多くのヒントが含ま

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    2023年01月08日
  • 父という病

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    【308冊目】東大哲学科を卒業した後に、京大医学部を出て精神科医になった岡田さんの書。この方の著作はいつも面白い。今回も御自身が観察なさったケースや有名人・偉人のケースを、父親との関係という角度から多数紹介し、本人の人生にどう影響を与えたのか考察していく。

     2014年の著作だけど、極端なフェミニストの方が読んだら怒り出しそうなことが書き連ねてある(笑)編集部は苦情対応を無事こなせたのだろうか?(笑)子育てで影響が強いのは母、特に乳幼児期は母親とのつながりがめちゃくちゃ重要、とかね。父親の役割が重要になってくるのは思春期以降とかね。いずれも参考論文は紹介されているとしても、肌に合わない読者多

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    2023年01月08日
  • 愛着障害の克服~「愛着アプローチ」で、人は変われる~

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    愛着障害の改善には安全基地が必要でありそうなるその為の心掛けが愛着の種類ごとにまとめられていた。
    相談者に対してはとにかく共感が大切で否定的な発言は控える。
    愛着障害のサポート役が読む本であり当事者が安全基地になる事で改善されるとも書いてある。
    ここが重要だと思った。安全基地を必要とするのではなく自分が安全基地として自立していく。これができると理想的な回復をしていくだろう。

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    2023年01月04日
  • マンガでわかるパーソナリティ障害~もっと楽に人とつながるためのヒント~

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    こういう状態から抜け出すには、誰か親レベルで無償の愛を注いでくれる人がいないと駄目だと思っていたけど、この本を読むとやっぱりそうなんだろうな。1人ではなかなか助からないのだ…。
    自分はどのタイプにも少しずつ当てはまるけど、これはどうなんだろう。
    というかこれって問題ある性格の人全て網羅してる気がするんだけど…。面倒くさい人は皆パーソナリティ障害?
    これ結局知能指数が重要ではないだろうか。
    頭がそれなりに良ければ、腕を切って得る安らぎよりも損失の方が大きいと判断できるはず。周りのせいでいつも自分が酷い目に遭うと思っている人も、確率的にそんなはずはないから自分に問題があるのでは?と気づくはず。

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    2022年12月30日
  • 不安型愛着スタイル~他人の顔色に支配される人々~

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    岡田先生の本、2冊目。
    愛着の課題の中でも不安型愛着スタイルに特化した一冊。
    概要から対応方法まで網羅されていてボリューミーな一冊だった。

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    2022年12月14日
  • 不安型愛着スタイル~他人の顔色に支配される人々~

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    さすが岡田先生。『愛着障害』の本の詳しいバージョン。もう少しひとつひとつの項目についてしっかり書いてほしい気もするが…


    p.30 何もかも話さずにはいられない
    1人が苦手なのは、不安であれば不満であれ、心の中にしまっておけない、不安型愛着スタイルの特性とも関係している。心に抱えておくと言うことが難しいのである。ストレスがあっても、何も話そうとしない回避型(親密な関係を避けてしまう愛着スタイル)とは、対照的に、不安型の人にとって、自分の身に起きたことを話す事は、不安を解消するための重要な防衛手段であり、生きているのと同じ位重要なことである。楽しいことよりも、嫌なことや不安なことが多く占めが

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    2022年12月13日
  • 死に至る病~あなたを蝕む愛着障害の脅威~

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     個人的に、『誰が国語力を殺すのか』(石井光太著)で書かれていた国語力の衰えと共に、現代社会の根底にある問題だと思っているのが『愛着障害』です。

     本書より…
    ○死に至る病とは絶望のことである、と、かつて哲学者キルケゴールは書いた。絶望とは、神を信じられないことを意味した。だが今日、死に至る病の正体は、「親の愛さえも信じられない」こと、つまり「愛着障害」にほかならない。

     数年前から自分の生きづらさは、「愛着障害」にあるのではないかと、岡田尊司さんの数ある著書を読んで思っていました。ただ、先日読んだ、『愛着障害は何歳からでも必ず修復できる』(米澤好史著)を読んで、岡田尊司さんとは愛着障害の

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    2022年11月26日
  • 死に至る病~あなたを蝕む愛着障害の脅威~

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    なんだろう。頭では理解できても感情的に受け入れられないでいる。喪の作業とか、執着しないとか、そういう話かと思ったら真逆で、この世界に生きる意味を見出していくような話。難しいけど大切なことだ、と頭では理解できるんだけど。

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    2022年11月11日
  • 自閉スペクトラム症 「発達障害」最新の理解と治療革命

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    自閉スペクトラムの最大の問題は他者の心情に立つことができないことである。
    知らぬ間に相手を怒らせてしまうことが自分にとっての1番の課題である。改善策としては怒らせてしまった場合は自分に非があることを認めること。それがなかなかできずに感情的になってしまうので意識して自分をなだめていきたい。
    大人のASDには愛着障害の改善が社会性を取り戻すのに有用らしい。回避型の愛着スタイルから安定型の愛着スタイルへの変換が重要である。

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    2022年11月06日
  • 死に至る病~あなたを蝕む愛着障害の脅威~

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    愛着障害には2つの種類がある。ひとつは回避型で、もうひとつは不安定型だ。どちらも養育者(母親)と安定した愛着関係を築けなかったことが要因となり、引き起こされる。昨今の恋愛指南書で、あなたは不安型?回避型?のような形で扱われているのを見かけるので、知っている人も多いはず。本書では、その愛着障害が大人のADHDや社交不安、気分障害などを引き起こす根本的な原因になっていると解説している。

    特に印象的なのは、愛着障害によりアルコール依存になった方が、依存症は改善できたものの、その後自殺してしまうというケース。依存症の治療はできても、依存症を引き起こした要因と考えられる母親との愛着関係が不安定だったが

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    2022年10月11日
  • 社交不安障害 理解と改善のためのプログラム

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    自己判断ではあるけれど、自分は「社会不安障害」である可能性が高く、病院に行くことも躊躇しています。
    そんな私が、改善方法を求めて手に取ったのがこの本でした。
    まだ、実践してはいないが、プログラムに取り組むことさえドキドキしてしまいました。
    それでも読んでるうちに実践したら、少しは変われそうだと感じたので、エクスポージャーを作って苦手なことを少しずつ克服したいと思いました。

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    2022年10月06日
  • マンガでわかる 愛着障害~自分を知り、幸せになるためのレッスン~

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    愛着障害って何。
    愛着障害はじめて聞いた。
    ことばとしては聞いた事あるけど説明は出来ないよ。
    くらいで読むには取っ掛かりとして、漫画でもあるし良いと思います。
    求めてた内容でした。

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    2022年09月18日
  • 愛着障害~子ども時代を引きずる人々~

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    自分なりの解釈として


    愛着スタイルとは

    幼児期(0〜5歳ぐらい)までの親との関わりあいによって、安定型、不安型、回避型、混乱型のスタイルになるらしい。

    ざっくり言えば、
    ・安定型 
    自分も他人も信じれる人
    そのため、相手と良好な人間関係を築ける。

    ・不安型 
    自分を信じれない人
    そのため、いつも自分が相手から捨てられるのではないかと、不安になっている。

    ・回避型 
    他人を信じれない人
    そのため、いつも自分が相手から利用されるのではないかと、人を避ける。

    ・混乱型 
    自分も他人も信じれない人
    そのため、自分の感情の制御が効かず混乱し、その時々によって、相手に対して不安になったり、回

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    2022年09月08日
  • 愛着障害~子ども時代を引きずる人々~

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    あぁ、これって愛着障害だったのか。。。って、自分の考え方が腑に落ちた。改善方法?対処法?はしっかりとカウンセリングが必要なんだと思うけど、意識出来ただけでも多少は生きやすくなる気がする。

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    2022年09月02日
  • 境界性パーソナリティ障害

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    境界性パーソナリティ障害は治らないものだと思っていたけれど、ベースにある性格が大人になるにつれて統合されていく過程で、うまく適応できないために起こるのだと知った。

    その他数あるパーソナリティ障害が複雑に絡み合って、どのパーソナリティ障害もが境界性になりうる。
    つまり、個々の性格に基づいて環境に適応できなければ発症してしまうため、一人一人に合った対応が必要なのだと感じた。

    まさにダイバーシティが大事なのだろう。

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    2022年07月29日
  • マインド・コントロール 増補改訂版

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    洗脳についてよくまとめられている。洗脳先進国の冷戦時代のアメリカ、ロシアについての情報がまとめられているのは、非常に有益。

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    2022年07月17日
  • 母という病

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    愛着障害の方の様々な事例があげられており、どのような生い立ちが、どのように人生に影響するかということが、想像しやすかった。簡潔に書かれていれば、尚読みやすい。

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    2022年07月08日
  • マインド・コントロール 増補改訂版

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    X JAPANのtoshlさんの洗脳を読み、マインドコントロールの恐ろしさを知る。より深く知りたいためにこちらを読んだ。

    読んでいく中で、恐怖を感じた事は自分も経験した事があるという事実。
    いや、自分だけではなくこの日本で生まれ育ったなら学校や会社で確実に日々起きている事だ。

    会社や学校という小さなトンネルの中ではそのトンネルの中の人しか見えない。
    その閉鎖された空間が全てだと思うのはとても危険なんだと改めて感じた。

    人民寺院の集団自決の事件はこの本で初めて知った。
    日本のオウム真理教もそうだったが、カルト宗教には多くのエリートがいたという理由も本書を読んでわかった。
    自分で物事を決める

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    2022年07月03日