岡田尊司のレビュー一覧

  • 脳内汚染からの脱出

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    ゲームやネット、映像メディアが脳の機能に及ぼす影響の恐ろしさが書かれている。怖い。小さい子はとくに気をつけてあげたい。

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    2011年02月14日
  • 子どもの「心の病」を知る 児童期・青年期とどう向き合うか

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     幼児期から青年期にかけて現れる、様々な「心の病」を網羅的に概説し、症状や症例、診断の基準、どのような人にどのくらいの割合で発症するのかといったデータ、効果的な治療法などが書かれている。一般的な索引に加えて、「症状別索引」、例えば「笑顔がなく、表情が乏しい」→「適応障害、抑うつ性障害、双極性障害、統合失調症」といった索引も用意されている。新書としては300ページを超えるやや分厚めの本。
     単に「発達障害」「LD」「ADHD」などの用語を、教育心理等で耳にはするが、具体的にどのような症状が、現実の世界でどのように現れるのか、どうすればよいのか、というところまでは、なかなか専門家でもない限り、把握

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    2011年02月04日
  • うつと気分障害

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    尊敬している新渡戸稲造もマックスウェーバーも30歳中頃で、うつ病にかかり、克服し、再び輝かしい人生を送っていたそうだ。

    かごの鳥症候群には適度な新奇の刺激が有効。今の状況・治療方針はよいのだろう。以前は一部分でも課長レベルの仕事をしていたところ、急に学生バイト以下の仕事しかあてがわれなくなれば、うつになるのは当然だ。

    人とつながりを持つ工夫が大切。本当にそう思う。1人以上そういう相談できる相手が自殺率を減らせるとのこと。

    どん底により何かが解放され、新しい刺激を得ることが唯一の治療法とウェーバーもいっている。説得力がある。

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    2010年11月28日
  • 誇大自己症候群

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    「普通」の子が犯す犯罪が増え、その「ナゼ?」に答えた仮説。しかし当たっている気がする。自分にも同様の部分があるので気をつけよう・・・。夢中で読める、読ませる本。かなり面白い。

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    2010年09月24日
  • 脳内汚染からの脱出

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    前作「脳内汚染」の反響を受けての一冊。
    今回は、脱出と銘打ってるだけあって、ゲーム・ネット依存症に対しての対処方法にも言及している。
    現代の病にメスを入れる一冊。とにかく面白い!

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    2009年11月14日
  • 脳内汚染

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    ゲームや映像メディアが子供たちに悪影響を与えると言われ続けて久しいが、では何が原因なのか?
    ということについて脳科学の観点から述べた本。

    映像メディアが作る脳、毒薬としての情報……。
    内容はシビアですが、読みやすい語り口でとても面白い。
    子供のいる親御さん、自分がゲーム・ネットに少しでも依存してると思う方はぜひ読んでみてください。

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    2009年11月01日
  • 悲しみの子どもたち ――罪と病を背負って

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    医療少年院に入る少年の姿が映し出されています。
    少年たちは罪を犯したものの、世論が考えているような「絶対悪」の存在ではないのではないかと考えさせられます。
    厳罰のみを語り、少年法を変化させようとする世論に警鐘をならす一冊だと思います。
    多角的視野を身につけたい方は是非

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    2009年10月04日
  • 悲しみの子どもたち ――罪と病を背負って

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     某所で評判がよかったので、気になってるんですが。

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     そして購入。読み口はあたりやすく、内容は深くという良い一品でした。

     学術的に成りすぎず、しかし冷静さを失わない視点とやるせなさが同居していて考えさせられます。

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    2009年10月04日
  • 子どもの「心の病」を知る 児童期・青年期とどう向き合うか

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    幼年・少年・青年期に起こりうる障害・精神的疾病を簡単に紹介している本です。
    読みやすいので、心理学を専攻していない一般の方に是非とも読んでほしい一冊です。

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    2009年10月04日
  • 人格障害の時代

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    著者は、小説家としても活躍しているそうで、どうりで、他のこういった系統の本に比べて、読みやすく且つしっかりとしていた。
    自分の性格や、障害に苦しみを見出している人には、一読することをお勧めしたい本だ。
    読んだ中で、いくつか、興味深かった部分を自分なりにまとめて、紹介させてもらってもいいかしらん。

    ・自我が未発達であると、「妄想・分裂ポジション」という幼い子どもに見られる特徴が出現する。これは、一人の人間にたいして、全く別人のような態度をとる。相手を、自分にとって都合がいいか悪いかの一部分だけで、判断し、良い悪いを含めた全体としての相手という観点を持たない。こうした一部分だけで対象と繋がる関係

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    2009年10月04日
  • 脳内汚染

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    えーと、まあ、「ゲーム脳」がトンデモとかいわれて、一緒にトンデモとかいわれているようです。
    でも、あたりまえに考えて、テレビに全面的に子守を任せておけば、何が起こるかはわかるわなぁ……。

    テレビゲームや、テレビというのは、散らからないし、子どもの相手をしなくていいし、まったく「大人にとって」都合のいいおもちゃです。
    まあ、そのツケは、いずれかえってくるような気が、最近にはしている。

    子どもには、使用禁止が正しいと思います。

    まあ、ご多分に漏れず、テレビゲームは嫌いではないですよ、わたしも。
    でも、時間がかかるのと、やっぱり、脳にはなにか起きているとは思います。

    ……特にテトリス……。

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    2009年10月07日
  • 脳内汚染からの脱出

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    依存は、ゲーム、ネットだけでなく、オークションや恋愛にまで及んでいる。暴力的や無気力という影響がある事は、以前から読んで既知ではあるが、では、依存症にかかってしまった、現代の多くの人たちを、どうやったら、元どおりに治す事ができるのだろうか。こういう人たちは、どんどん増えつつあるので社会問題として、もっと、真剣に取り組んで、考えてみなければいけないのではないだろうか。

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    2009年10月07日
  • 悲しみの子どもたち ――罪と病を背負って

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    著者は精神科医として医療少年院に勤務している。本書は、そうした子どもたちの姿を伝えながら、今の子どもたちに何が必要なのかを考えさせてくれる力作。

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    2009年10月04日
  • 誇大自己症候群

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    自己愛の充足に最大の価値を置く自己愛型社会は、自己愛の充足に失敗してしまう。なぜなら、肉体的、物質的な満足とは異なり金があれば満たせず、他社の愛や関心に依存しているkら。どんなに努力しても大切に思っている人が振り向かねば、その人は不幸である。自分の力ではどうにもならない。

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    2009年10月04日
  • 誇大自己症候群

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    人のことはいえませんが、最近増えているのだそうです。身近にいるコスプレ女性などを頭に置いて読みました。

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    2009年10月04日
  • 人格障害の時代

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     私は自分の問題としてこの本を手に取った。具体例から社会論まで書ききっている、なかなかの著作だった。
     人格障害とは、ボーダーライン(境界性人格障害)に代表されるような、精神病未満、神経症以上の、自己愛や自己否定を伴うこころの障害である。うつや依存症をひきおこす根本原因である場合もあるとも説明されている。
     人格障害には10のタイプが定義されており、程度の重いものから順に、
    A群 妄想性人格障害、統合失調質人格障害、統合失調症型人格障害
    B群 境界性人格障害、反社会性人格障害、自己愛製人格障害、演技性人格障害
    C群 回避性人格障害、強迫性人格障害、依存性人格障害
    となっている。それぞれのケース

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    2009年10月04日
  • 回避性愛着障害~絆が稀薄な人たち~

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    いや最後の方自己啓発本みたいで、、偉人の伝記批評を無理くり回避性愛着障害に結びつけてるみたいだった。
    「このままでいいのか」と自分を疑い覚悟を決めたら不安もうつも神経症も治るというのが本書の主張のように思えたが、そうは問屋が下さない世の中の複雑さがあると頭に入れた上で読みました。

    巻末の診断、やってみたら不安型10点回避型9点でした

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    2025年12月10日
  • 発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法

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    知的障害IQ70未満、境界知能IQ70以上85未満

    メタ認知 瞑想 認知行動療法

    最小最悪意思決定 一番よい選択をする(時間がかる、動けなくなる)より最悪を避ける選択をする

    意思決定やプランニングが苦手な人ほどろくに考えもせず重要な決定をしてしまう
    決断を促されたときは「よく検討してみる」とか「家族と相談してみます」とか保留する

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    2025年12月08日
  • 発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法

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    決断する時は最良なものを選ぶ意識ではなく、最悪な選択肢を選ばなければ他を選べればいい、という意識で選ぶ。

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    2025年11月28日
  • 働く人のための精神医学

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    ‟働く人のための“とあるが、それに限らない。というよりもこれは良い意味ではなく、どちらかというと、もっと“働く人”に特化して欲しかったくらいだ・・と書きながら気づき、反省したが、恐らく全てが“働く人”であった。母子の愛着の話を働く人と全然関係ないじゃん!と思ってはいけない。母は働いているのだ。子供たちの症例についても、これは働きながらケアしなければいけない‟働く人目線“であって・・と、そう思って読み始めよう。

    ― たとえば、アメリカでADHD(注意欠陥/多動性障害)の診断を受けた子どもの数は、日本の児童の有病率の約二倍、児童全体の一割近くに達しようとしている。ADHDとは、落ち着きがなく、不

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    2025年11月28日