岡田尊司のレビュー一覧
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少し前話題になってた新書。けっこう前に買ってたけど手をつけないまま数ヶ月置いてて、いろんな意味で落ち着いたのでようやく読みました。
母親との関係に苦しむ人たちの実例(虐待、ネグレクト、離婚、支配、兄弟・姉妹との愛情の格差etc)と、それによって出た症状や影響(精神的な病、薬物中毒、恋愛における過剰な偏りetc)を紹介するとともに、そういう苦しみから脱け出していく過程、考え方の変換の仕方などが書かれている本。
読むのけっこう辛かったけど、読んでよかったと思った。
自分の親はやや偏ってるけれど、十分幸せな環境に育ってきたんだな、と思えた。
深すぎる感想は他の某所に書いたのでこの辺でやめておきま -
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<目次>
はじめに
第1章 アスペルがー症候群とはどんなものか
第2章 アスペルがー症候群の症状はどのようなものか
第3章 アスペルがー症候群を診断する
第4章 アスペルがー症候群の脳で何が起きているのか
第5章 アスペルがー症候群が飢えている原因は何か
第6章 アスペルがー症候群と七つのパーソナリティ・タ イプ
第7章 アスペルがー症候群とうまく付き合う
第8章 学校や家庭で、学力と自立能力を伸ばすには
第9章 進路や職業、恋愛でどのように特性を活かせるの か
第10章 アスペルがー症候群を改善する
おわりに
<内容>
かなり丁寧に説明をしてくれている。が、対策などの具体性は表 -
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ネタバレ本書の著者である岡田尊司氏は、パーソナリティー障害や発達障害に関する多数の著作がある精神科医です。
本書の著者である岡田尊司氏は、パーソナリティー障害や発達障害に関する多数の著作がある精神科医です。
本書で述べられているのは大きく分けると3点です。
その第一点目は、発達障害というもの、より丁寧に言えば、個々人の持つ「特性」というものが、ちゃんと理解されていないこと、であり、以下は述べられていることのポイントです。
・人には程度の差こそあれ誰しも能力の偏りを抱えているのに、子どもを、人を、定形発達と非定型発達(要は発達障害か否か)に二分しがちなこと。言葉を変えれば、社会も教育も、個々の子ど -
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ネタバレ私が眠れないのは夜9時以降に晩御飯を食べるからだったのか!遅くまでPCや携帯を開いてたりするし、休日には「寝溜め」と称して遅くまで寝たりするし……部屋のカーテンをちょっと開けて寝るようにしよう、積読してる古典を読もう。。。というように、自分の不眠症の原因と解消策がわかります。人間の体には体内時計が三つあって、それぞれ周期が異なるその三つの体内時計と「睡眠負債」を上手にコントロールすることで、布団に入ってからの眠れなくてイライラ鬱々に対処できるかもしれません。睡眠チャートで自分の眠たくなるリズムを把握できるのも特典です。歴史上のあの偉大な人々も不眠症に悩まされたのか…!と、偉人たちと不眠の悩みを
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ネタバレレジリアンス(心のバネ、メンタルの強さ)を左右する要素は、否定的認知、完璧主義、固執性、過敏性、共感性、情動制御、安全基地の七項目の要素が相互に絡まり合っている。まずは自覚し、どこを修正するか。具体例と共に適応障害とは何であるかについて理解し、症状の根底にある課題としての障害について理解する。そして人間が何かの障壁にぶつかった時、いかにしてその試練を乗り越えていくかについての極意書として精神医学の立場からエッセンスを練りこんだ作品。
・ピカソも埋もれたまま劣等感にまみれ落後者か犯罪者となって人生を終えていたかもしれない。
・適応障害は合わない環境、その子が活かされない環境に無理やり居続けさせれ -
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「適応障害」とそれによって生じる「ストレス」、そしてそれを乗り越えるための「技術」について、けっこう網羅的に書かれています。
冒頭では、脳内でストレスが発生する仕組みが書かれているんですが、この辺は専門家で無ければ、すっとばしてもいいかもしれません。あんまり「乗り越える」という点では役に立たないと思います。(私はこの辺を読み進めるのに苦労しました…)
その次に「発達障害」「適応障害」と話が進んできて、「パーソナリティ・タイプ」のあたりから、自らの特性を知るのに役立つ部分が出てきます。
そして後半では、適応障害が発生するケーススタディと、それを「受動的に」乗り越える技術、「能動的に」乗り越 -
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人口の100人にひとりが罹患するという統合失調症。
世界的に地域差がないため、遺伝性が疑われていたが、最近の研究では、発展途上国のうちでも、裕福な家庭に罹患率が高いことがわかっている。
それだけではなく、発展途上国のほうが先進国よりも入院率が低く、社会復帰も早い。
抗精神病薬が開発は統合失調症の治療において革命を起こしたが、退院を促進しているとまでは言えない。
統合失調症からの回復には社会的資源が必要不可欠なのだ。
発展途上国では、人のつながりが強く、患者を包括的に支えてくれる。
また、発展途上国で行われている祈祷も、科学的根拠はなくても、病気を本人のせいにしないという面では大きな