岡田尊司のレビュー一覧
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ネタバレ発達障害と比較しながら、愛着障害についてまとめられている。障害の遺伝率や愛着スタイルの臨界期など具体的な数値とともに載せられており、分かりやすい。親と教師の子どもに対する関わり方について、大切にすべきことは共通する部分が多いと感じた。
・発達障害が短期間に増えている理由は、定義の拡張+環境変化によるもの。
・双生児研究による遺伝率
自閉症9割 スペクトラム7〜8割 IQ7割弱
読字2〜5割強(飲酒や喫煙でリスク1.6倍増)
ADHD6〜7割 *体重の遺伝率も同様
愛着障害2.5割程度
・親のうつ→2次的に愛着障害につながる。
・愛着の臨界期は1歳半頃
・1歳未満で預ける→愛着や発達面で影響大 -
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●適応障害はうつと間違われやすいが、原因が除かれたときに速やかに回復するかで見分けられる。(適応紹介は非常に多い症例とある。)
●自分自身も心当たりがある部分があり、これらの症状を和らげていくのに非常に有用な部分もある。(認知の仕方)。またゴールや目標を決めていくなど、適応障害に陥れば厳しい乗り越え方も有り、それぞれの人に合ったやり方を模索していく必要があると考える。
内容:
1ストレスに負けない生き方
ストレスに負けないためには負荷>対処+支え とならないようにすることが重要。環境を変えること、支えてくれる人を持つこと、負荷を減らすこと(休むも有り)が必要。ストレスはあくまでも外部からの -
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ネタバレ愛着の話は、夫婦(男女関係?)を分析するのにすごい分かりやすかった!安定型と不安定型、不安型と回避型。上手くいかない夫婦はだいたいはどちらか(もしくはどちらも)が不安定型で、さらにそれぞれが不安型と回避型だから気持ちが離れていってしまうケースが多い....。でも、カウンセリング受けたり自分たちを見つめ直したりして変化していって関係が修復された夫婦もおる。そもそも従来の「夫婦」という形が現代やそれぞれの人々に合うかは分からんし、それは二人の形を見つけていけば良いものだけど、結局思いやりというか優しさなしではうまくいかんな〜と思った。それは無難な解釈とかではなく、安心できる相手と話したり触れ合った
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自分用メモ
自分が何者か分からず、生きることに常に迷いや違和感を抱え、本当はどうすればいいのか、どうしたいのかと揺らぎ続けている。
正解のない問いを問うこと、それこそが哲学するという営みである。
人はパンや水を求めるのと同じように、誰であれ活きるための哲学を必要とする。
生きる意味とは何か?そこに合理的な正解や科学的な答えなど無い。
死にたいと言っている人間に、生きなさいと合理的な理由を挙げて説得することなどできない。
「人生の問題は語ることが不可能な問題であり、言葉を並べることは論理的には無意味なのである。」
ニヒリズムのように、生きることには何の意味もないと悟ることで、むしろ -
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人間誰しもが何らかの形で抱えている異常心理(精神病ではない)について。多くは幼少期にその萌芽があるという。有名な人たちを実例として取り上げており面白い。
完璧主義者の三島由紀夫やガンジー、東電OL殺人事件、それとは反対に泥と垢にまみれても生きる強さを発揮した水木しげる。
いじめが持つ麻薬のようにクセになる快感。過食や万引きも幼い頃に刻まれた飢餓感を代償しようとする衝動に基づく。
ひがみが度が過ぎて異常になってしまうこと。人間の脳は仲間はずれに敏感に作られている。
精神的な逃げ場として現れる多人格。
曖昧なアイデンティティしか持たないドールハウスの住人。これに取り組んだのがショーペンハウアーの意 -
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ネタバレ精神科医によって書かれた本書。適応障害を中心に、ストレスについてや対処法・考え方のアドバイスなど分かりやすく書かれています。
葛藤は生きている限り消え去らないけれど、うまく試練を乗り越えていくためのヒントが書かれていて人生・生き方指南書としても読めます。
他書にはあまり書かれていない「適応能力が高すぎる人も症状が出るまで気がつかず適応障害になる場合がある」ということが書かれており、「まさか自分が(あの人が)メンタルやられるわけがない」と思ってしまう人にも読んでいただきたい書です。
適応障害は、『病気として治療して完治』というものでなく、その人の特性と環境がうまく調和するように、スキルトレーニ -
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HSPという概念に興味があり、読んだ。
HSPが精神医学史において取り入れられなかった理由から始まり、広い概念である"HSP"、いうなれば「過敏性」に関して、とても深く掘り下げられた本。
まず、過敏性を「神経学的過敏性」「心理社会的過敏性」「病理的過敏性」の3つに分類し、各過敏性の「社会的適応度」「生きづらさ」「幸福度」を具体的な数値で示すなど、研究結果が詳細に示されている。
さらに、過敏性に関連がある精神疾患の中で、特に「発達障害」「愛着傷害」を重点的に取り上げている。それぞれの疾患との関係性について、十分に考察されており、面白い。
この本を読むと、世間で流行して