岡田尊司のレビュー一覧
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【308冊目】東大哲学科を卒業した後に、京大医学部を出て精神科医になった岡田さんの書。この方の著作はいつも面白い。今回も御自身が観察なさったケースや有名人・偉人のケースを、父親との関係という角度から多数紹介し、本人の人生にどう影響を与えたのか考察していく。
2014年の著作だけど、極端なフェミニストの方が読んだら怒り出しそうなことが書き連ねてある(笑)編集部は苦情対応を無事こなせたのだろうか?(笑)子育てで影響が強いのは母、特に乳幼児期は母親とのつながりがめちゃくちゃ重要、とかね。父親の役割が重要になってくるのは思春期以降とかね。いずれも参考論文は紹介されているとしても、肌に合わない読者多 -
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こういう状態から抜け出すには、誰か親レベルで無償の愛を注いでくれる人がいないと駄目だと思っていたけど、この本を読むとやっぱりそうなんだろうな。1人ではなかなか助からないのだ…。
自分はどのタイプにも少しずつ当てはまるけど、これはどうなんだろう。
というかこれって問題ある性格の人全て網羅してる気がするんだけど…。面倒くさい人は皆パーソナリティ障害?
これ結局知能指数が重要ではないだろうか。
頭がそれなりに良ければ、腕を切って得る安らぎよりも損失の方が大きいと判断できるはず。周りのせいでいつも自分が酷い目に遭うと思っている人も、確率的にそんなはずはないから自分に問題があるのでは?と気づくはず。 -
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さすが岡田先生。『愛着障害』の本の詳しいバージョン。もう少しひとつひとつの項目についてしっかり書いてほしい気もするが…
p.30 何もかも話さずにはいられない
1人が苦手なのは、不安であれば不満であれ、心の中にしまっておけない、不安型愛着スタイルの特性とも関係している。心に抱えておくと言うことが難しいのである。ストレスがあっても、何も話そうとしない回避型(親密な関係を避けてしまう愛着スタイル)とは、対照的に、不安型の人にとって、自分の身に起きたことを話す事は、不安を解消するための重要な防衛手段であり、生きているのと同じ位重要なことである。楽しいことよりも、嫌なことや不安なことが多く占めが -
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個人的に、『誰が国語力を殺すのか』(石井光太著)で書かれていた国語力の衰えと共に、現代社会の根底にある問題だと思っているのが『愛着障害』です。
本書より…
○死に至る病とは絶望のことである、と、かつて哲学者キルケゴールは書いた。絶望とは、神を信じられないことを意味した。だが今日、死に至る病の正体は、「親の愛さえも信じられない」こと、つまり「愛着障害」にほかならない。
数年前から自分の生きづらさは、「愛着障害」にあるのではないかと、岡田尊司さんの数ある著書を読んで思っていました。ただ、先日読んだ、『愛着障害は何歳からでも必ず修復できる』(米澤好史著)を読んで、岡田尊司さんとは愛着障害の -
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愛着障害には2つの種類がある。ひとつは回避型で、もうひとつは不安定型だ。どちらも養育者(母親)と安定した愛着関係を築けなかったことが要因となり、引き起こされる。昨今の恋愛指南書で、あなたは不安型?回避型?のような形で扱われているのを見かけるので、知っている人も多いはず。本書では、その愛着障害が大人のADHDや社交不安、気分障害などを引き起こす根本的な原因になっていると解説している。
特に印象的なのは、愛着障害によりアルコール依存になった方が、依存症は改善できたものの、その後自殺してしまうというケース。依存症の治療はできても、依存症を引き起こした要因と考えられる母親との愛着関係が不安定だったが -
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自分なりの解釈として
愛着スタイルとは
幼児期(0〜5歳ぐらい)までの親との関わりあいによって、安定型、不安型、回避型、混乱型のスタイルになるらしい。
ざっくり言えば、
・安定型
自分も他人も信じれる人
そのため、相手と良好な人間関係を築ける。
・不安型
自分を信じれない人
そのため、いつも自分が相手から捨てられるのではないかと、不安になっている。
・回避型
他人を信じれない人
そのため、いつも自分が相手から利用されるのではないかと、人を避ける。
・混乱型
自分も他人も信じれない人
そのため、自分の感情の制御が効かず混乱し、その時々によって、相手に対して不安になったり、回 -
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X JAPANのtoshlさんの洗脳を読み、マインドコントロールの恐ろしさを知る。より深く知りたいためにこちらを読んだ。
読んでいく中で、恐怖を感じた事は自分も経験した事があるという事実。
いや、自分だけではなくこの日本で生まれ育ったなら学校や会社で確実に日々起きている事だ。
会社や学校という小さなトンネルの中ではそのトンネルの中の人しか見えない。
その閉鎖された空間が全てだと思うのはとても危険なんだと改めて感じた。
人民寺院の集団自決の事件はこの本で初めて知った。
日本のオウム真理教もそうだったが、カルト宗教には多くのエリートがいたという理由も本書を読んでわかった。
自分で物事を決める -
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●久しぶりに読み応えのある一冊に出会えた。
●普通の人間でも陥りがちな異常心理について、具体的ケースを交えながらサクサク解説してくれるので、
非常に面白い。
●やはり、幼少時の愛に囲まれた、常に主役になれるような成育環境が一番大事なのだと思う。結局は様々な原因は幼少時にあるもんなあ…なんだか親の凄さというか、有り難さを知ったよね。自分が普通だと思っていたことはわりとレアなケースだったという…
●これからの時代、特にSNSが悪い方向に進化しているような時代は、もっと異常心理の増大に拍車がかかる気がするんだよね…見なくてもいい、交わるべきではない世界が交差してしまう難儀な世界
●ほんとに他人事じゃ -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分らしくありたいという気持ちと集団に所属してうまくやりたいという気持ちと、
その狭間で摩擦が大きくなるのが適応障害だということがわかった。
偏った認知が摩擦を生む原因になったりするので、そういった認知を修正し訓練しながら自我の強度を高めていくことが必要そうだ。
コロナ禍で人と会わず孤立した生活をしていると、自分の認知が歪んでくるような気もしているので、社会的な人とのつながりを大切に、周りの人たちに認知の修正を手伝ってもらいながら、たくさん本を読んで、心を大切にして生活していきたいと思う。
この本にも書いてあるように、環境になじむことが第一ではなく、見切りをつけて向いてないことは止めて新