岡田尊司のレビュー一覧

  • 脳内汚染からの脱出

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    脳科学がすすむにつれいろいろなことがわかってきている
    軍事研究でなぜ人を撃てないかという研究などの引用がおもしろい
    軍事目的で人を撃てるようにする技術で
    残虐なゲームをすることで人を物のように扱えるようなってしまう
    ことが説明できるのが皮肉な感じがした
    お金をはらって人間性を壊しているとはおそろしい
    外国のようにもっと規制すべきと思った
    他にも内容がいろいろあるので読み応えがあった

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    2011年10月12日
  • 人はなぜ眠れないのか

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    東日本大震災以来,寝つきは悪くないのだが,未明,明け方の変な時間に目が覚めてしまうといった症状がでるようになった。充実した睡眠というのはとっても大事だと思うので,よく眠れるようにと思い,目についたこの本を読んでみた。
    納得できるのは,体内時計を狂わさないよう,生活時間はもとより,遮光カーテンを使う/使わないということによる寝室の採光の問題,よい眠りをもたらすための工夫(自律訓練法も紹介されていた)が具体的に書いてあるので,全部とは言わないまでも,できることから実践していけば,睡眠は改善できるのでは,という期待ができる本である。

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    2011年09月30日
  • 統合失調症 その新たなる真実

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    統合失調症の症状、原因、治療法、社会的要因などについてバランス良く書かれている本。症例も豊富でイメージしやすい。
    周囲のかかわり方、とくに初期の介入の重要性をあらためて認識。
    もうちょっと社会的に認識が広まれば初期介入もしやすくなると思うところ。

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    2011年09月24日
  • 統合失調症 その新たなる真実

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    時々無性に読みたくなるメンタル系の本。

    医師がこれ系の本を書くと、読む人のニーズを考えればそうならざるを得ないのだが、「症状」「対処」「療法」の話になってしまって、どの本も似たり寄ったりになってしまうのだが、この本は統合失調症の歴史や国ごとの発症率、患者のエピソードなど、ノンフィクショナルな要素も入っていて、そのあたりがとても楽しめた。

    むしろ治療という観点をまったく除いた、心脳論的な本があれば是非読みたいのにと思うのだが、そのように扱うにはあまりにもナイーブな話題なのだろうなとも思った。

    しかし、「統合失調症患者は綺麗な心の持ち主が多く、接していて安らぎを感じる事が多い」という著者の意見は、職業人としての立場を超えた率直さが感じられて、うーむと唸ってしまった。

    そして、例えば「犬は猫です」と「前田敦子は可愛い」という2つの発言を僕がしたとして、この命題の客観的妥当性に本当に差があるのだろうか、などとも考えてしまった。

    いずれにしてもなかなか楽しめる良い本だと思いました。

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    2011年09月08日
  • 子どもの「心の病」を知る 児童期・青年期とどう向き合うか

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    様々な心の病を,平易な文章で解説してくれているところが大変よかったです。子どもが何かで困っているとき,それは,過去の生活に何らかの出来事があったから,という視点も学ぶことができました。

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    2011年08月18日
  • 統合失調症 その新たなる真実

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    統合失調症(精神分裂病)の歴史、症状などがすべてわかる本。

    文章も読みやすく1%程度の確率で発症する病気について、その特徴やメカニズムを理解することができた。

    岡田氏の著作は、どれもわかりやすく、まとめ方がうまいと思う。

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    2011年08月12日
  • 人格障害の時代

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    [ 内容 ]
    短絡的な殺人など、不可解な事件がなぜ起こるのか。
    アルコール依存や拒食症はなぜ止まらないのか。
    児童虐待、家庭内暴力がなぜ多くなっているのか。
    欲望をコントロールできない人がなぜ増えているのか…。
    これらは「人格障害」という病理から発しているのだ。
    現代人の誰もが感じ、直面している不安に、治療の最前線に立つ精神科医が答えを示す。

    [ 目次 ]
    第1章 おかしいのは、子供だけか?
    第2章 人格障害とは
    第3章 人格障害のタイプその特徴と注意点
    第4章 生きづらさを生む人格障害
    第5章 人格障害を手当てする
    第6章 社会を蝕む人格障害
    第7章 浸透する人格障害の背景
    第8章 人格障害から子供と社会を守る

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

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    2011年05月27日
  • 統合失調症 その新たなる真実

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    最初は簡単でスラスラ読める本だと思ったが、
    なかなかどうして手ごわかった。
    しかし、統合失調症について自分の知らない情報もあったので
    勉強になった。
    (例えば、世界のどこでも統合失調症に罹患する割合は
    一緒であるという旧来の知見は間違っていることなど。)
    読後感もよかったので、読んでよかったなと思う。

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    2011年03月14日
  • 悲しみの子どもたち ――罪と病を背負って

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     再読した。
     この手の専門家には、必要以上に情に流されないようトレーニングが課せられていると思うが、そもそも情をわけることなど、機械じゃあないんだから、無理だよね。所詮、にんげんだもん。

     著者が別名で小説を書く気持ちがわかる。

     でも、小説よりも、もっともっと現場ならではの、迷いや立ち止まりをそのままに、教えて欲しいと思うのはわたしだけかなあ。

     

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    2011年02月15日
  • 脳内汚染からの脱出

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    ゲームやネット、映像メディアが脳の機能に及ぼす影響の恐ろしさが書かれている。怖い。小さい子はとくに気をつけてあげたい。

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    2011年02月14日
  • 子どもの「心の病」を知る 児童期・青年期とどう向き合うか

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     幼児期から青年期にかけて現れる、様々な「心の病」を網羅的に概説し、症状や症例、診断の基準、どのような人にどのくらいの割合で発症するのかといったデータ、効果的な治療法などが書かれている。一般的な索引に加えて、「症状別索引」、例えば「笑顔がなく、表情が乏しい」→「適応障害、抑うつ性障害、双極性障害、統合失調症」といった索引も用意されている。新書としては300ページを超えるやや分厚めの本。
     単に「発達障害」「LD」「ADHD」などの用語を、教育心理等で耳にはするが、具体的にどのような症状が、現実の世界でどのように現れるのか、どうすればよいのか、というところまでは、なかなか専門家でもない限り、把握するのは難しいと思うが、「ケース」として、症例が紹介されている点で、良い意味でとっつきやすい。さらに、ピカソや坂本龍馬、『禁じられた遊び』など、有名人や有名な文芸作品において現れている「心の病」も紹介されており、とても興味深く感じられる。症状別索引など、もちろん素人判断で病を診断することはできないが、専門家に相談する前の予備知識や参考には充分なりうる。こういった良心的な構成もとても良いと思った。
     様々な「病」が紹介されているが、特に「幼い子どもにとって、親がどれほど大切なものかを改めて考えさせられる。だが、肝心な親の方は、そのことを忘れてしまうことも少なくない」(p.86)の部分は、全くその通りだと思った。そして本書に書かれているような、科学的な知識が、教育や育児に関わる全ての人に必要なものであることを痛感した。(11/02/03)

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    2011年02月04日
  • うつと気分障害

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    尊敬している新渡戸稲造もマックスウェーバーも30歳中頃で、うつ病にかかり、克服し、再び輝かしい人生を送っていたそうだ。

    かごの鳥症候群には適度な新奇の刺激が有効。今の状況・治療方針はよいのだろう。以前は一部分でも課長レベルの仕事をしていたところ、急に学生バイト以下の仕事しかあてがわれなくなれば、うつになるのは当然だ。

    人とつながりを持つ工夫が大切。本当にそう思う。1人以上そういう相談できる相手が自殺率を減らせるとのこと。

    どん底により何かが解放され、新しい刺激を得ることが唯一の治療法とウェーバーもいっている。説得力がある。

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    2010年11月28日
  • 誇大自己症候群

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    「普通」の子が犯す犯罪が増え、その「ナゼ?」に答えた仮説。しかし当たっている気がする。自分にも同様の部分があるので気をつけよう・・・。夢中で読める、読ませる本。かなり面白い。

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    2010年09月24日
  • 脳内汚染からの脱出

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    前作「脳内汚染」の反響を受けての一冊。
    今回は、脱出と銘打ってるだけあって、ゲーム・ネット依存症に対しての対処方法にも言及している。
    現代の病にメスを入れる一冊。とにかく面白い!

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    2009年11月14日
  • 脳内汚染

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    ゲームや映像メディアが子供たちに悪影響を与えると言われ続けて久しいが、では何が原因なのか?
    ということについて脳科学の観点から述べた本。

    映像メディアが作る脳、毒薬としての情報……。
    内容はシビアですが、読みやすい語り口でとても面白い。
    子供のいる親御さん、自分がゲーム・ネットに少しでも依存してると思う方はぜひ読んでみてください。

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    2009年11月01日
  • 悲しみの子どもたち ――罪と病を背負って

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    医療少年院に入る少年の姿が映し出されています。
    少年たちは罪を犯したものの、世論が考えているような「絶対悪」の存在ではないのではないかと考えさせられます。
    厳罰のみを語り、少年法を変化させようとする世論に警鐘をならす一冊だと思います。
    多角的視野を身につけたい方は是非

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    2009年10月04日
  • 悲しみの子どもたち ――罪と病を背負って

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     某所で評判がよかったので、気になってるんですが。

    ***

     そして購入。読み口はあたりやすく、内容は深くという良い一品でした。

     学術的に成りすぎず、しかし冷静さを失わない視点とやるせなさが同居していて考えさせられます。

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    2009年10月04日
  • 子どもの「心の病」を知る 児童期・青年期とどう向き合うか

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    幼年・少年・青年期に起こりうる障害・精神的疾病を簡単に紹介している本です。
    読みやすいので、心理学を専攻していない一般の方に是非とも読んでほしい一冊です。

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    2009年10月04日
  • 人格障害の時代

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    著者は、小説家としても活躍しているそうで、どうりで、他のこういった系統の本に比べて、読みやすく且つしっかりとしていた。
    自分の性格や、障害に苦しみを見出している人には、一読することをお勧めしたい本だ。
    読んだ中で、いくつか、興味深かった部分を自分なりにまとめて、紹介させてもらってもいいかしらん。

    ・自我が未発達であると、「妄想・分裂ポジション」という幼い子どもに見られる特徴が出現する。これは、一人の人間にたいして、全く別人のような態度をとる。相手を、自分にとって都合がいいか悪いかの一部分だけで、判断し、良い悪いを含めた全体としての相手という観点を持たない。こうした一部分だけで対象と繋がる関係を「部分対象関係」と呼び、人格障害の特徴でもある、1か10か、全か無か、という二分法的な思考ともつながっている。
    自我が強化され、自分の都合の悪い部分も受け入れられるようになるという、よい対象への同一化が進むと、より統合された「全体対象関係」へと移行する。

    ・障害へ立ち向かう者に援助しようと思うものがとるべき態度は、相手の都合や要求に対して、ある枠組みを超えることには、はっきりと「ノー」と言える、そうしたびくともしない一貫性である。「ノー」の領域、枠組みを持たずに、ただ、要求を次々と受け入れている状態では、人格障害の人は、どんどん不安定になっていくことが多い。明確な枠組み、頑丈でしっかりとした存在が、人格障害の人を落ち着かせ、信頼関係を築き上げていく。

    ・援助者は、受容と枠組みの中で、障害者が自分の内面や過去を紐解き、自分の問題に向かい合い、ごまかしや責任転化によってではなく、より適応的な生き方を手伝うことになる。
    その作業は、最初は、根気強く、同じことの繰り返しであっても、何度も話し、輪郭をなぞっていく。そうした中で、障害者は徐々にその堂堂巡りから脱してくる。だんだんと、過去の自分の過去が断片的に明らかになっていき、断片的であったものが、繋がっていき、ついには、過去と現在が繋がり、自分のこれまでの人生を俯瞰できるようになっていく。自分の人生を外から見る客観性を身につけるわけである。
    すると、現在抱える諸所の問題と、自分の過去の人生体験が、密接に絡みあったものであることに気づいていく。たとえば、親が原因だとわかった場合、そこで始めて親への反撥、憎しみといったものが芽生えてくる(これがいわば反抗期で多くの人が経験する自我の発露)。たとえば依存性障害者は始めて自分の意思で親の頼みごとを拒んだりする。だから、この反発という経緯は自我を形成する重要な要素である。

    ・人格障害を克服する最後の段階は、最終段階は、親を求めたり、誰かのせいにする気持ちから脱し、諦めと悟りの中で、自分自身で責任を引き受けることである。過去との和解。本来の自分との再会。

    「十代の間に、こうした問題に向かい合う人もいれば、五十を過ぎてから、ようやく自分に向かい合える人もいる。それは早いとか遅いとかの問題ではない。人それぞれの人生があり、人それぞれの時期があるのだと思う。その人が変われるかどうかは、その人自身が自分に向かい合えるかどうかなのである。」

    ・・・最後にあげた括弧の言葉に、痛く感銘した僕であった。

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    2009年10月04日
  • 脳内汚染

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    えーと、まあ、「ゲーム脳」がトンデモとかいわれて、一緒にトンデモとかいわれているようです。
    でも、あたりまえに考えて、テレビに全面的に子守を任せておけば、何が起こるかはわかるわなぁ……。

    テレビゲームや、テレビというのは、散らからないし、子どもの相手をしなくていいし、まったく「大人にとって」都合のいいおもちゃです。
    まあ、そのツケは、いずれかえってくるような気が、最近にはしている。

    子どもには、使用禁止が正しいと思います。

    まあ、ご多分に漏れず、テレビゲームは嫌いではないですよ、わたしも。
    でも、時間がかかるのと、やっぱり、脳にはなにか起きているとは思います。

    ……特にテトリス……。

    やり続けると、すべてがテトリスに見えてきます……。

    古!

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    2009年10月07日