岡田尊司のレビュー一覧

  • パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか

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    リンカーンは、こう言っていた。
    『中年を過ぎたら、人は自分の顔に責任がある』

    筆者がパーソナリティ障害に惹かれる理由は、背負わされた重荷の重さにもかかわらず、それをはねのけていく姿に、人間の強さや素晴らしさを感じるからだと述べる。
    ぼくも同感である。


    パーソナリティ障害とは、
    愛することと信じることの障害である。
    対等で信頼しあった人間関係を築くことの障害である。
    傷ついた片羽根で、
    だからといって飛ぶのをやめるわけにはいかず、
    必死になって飛び続けてきた結果、
    「変な飛び方だ」「近づくと巻き添えをくらう」
    と周囲に煙たがられるような、
    そんな飛び方が、パーソナリティ障害というものである

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    2018年05月21日
  • 人はなぜ眠れないのか

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    一時期メンタルの不調から不眠が続き、それまで気に留めてなかった「眠り」って一体なんだろうと思い手にとりました。
    多かれ少なかれ誰しも「眠り」に関して悩みがあると思いますが、この本一冊に解決の糸口がありそうです。歴史的人物のエピソードも交えながら丁寧に解説してくれます。
    眠れない眠れないとモヤモヤしてる悩むより、睡眠薬のお世話になったり(酒はNG)、いっそのこと起きてしまったり、目を瞑るだけでも脳を休める効果があるんだからそのままモヤモヤしてたり、と症状も対処も人それぞれ。
    不眠でも過眠でも深刻にならず、自分自身が一番欲している「眠り」のスタイルを探し出してみるのも面白そうですね。
    ※ちなみに私

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    2018年04月24日
  • あなたの中の異常心理

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    いつもの岡田氏のテーマ。過去の偉人を人格障害的な観点から振り返って分析するスタイルで相変わらずすごく面白くてスイスイ読める。ただ今までの本からのプラスアルファは特にないかな

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    2018年04月14日
  • 人を動かす対話術 心の奇跡はなぜ起きるのか

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    カウンセリングで使う比較的使いやすくて役立つ技法(ソリューションフォーカスどアプローチとか動機づけ面接法とか、認知療法とか)が「人を変える」とか「心を開く」と項目建てて紹介されている本で、技法の活用場面をサラリと整理できる本。でも、この著者の本、内容すごく面白いけど、ビジネス本とか、別の目的で買いそうな人が多くて勝手に心配。

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    2018年04月14日
  • アスペルガー症候群

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    日々の様々なコミュニケーションのために。
    素人が決めつけで相手を予測することは問題になりそうだが、コミュニケーションの幅、対人対応の幅は広がるだろう。

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    2018年01月31日
  • 過敏で傷つきやすい人たち

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     身体表現性障害が周囲から愛情や世話を手に入れるための手段として典型的だって記述があったけれど、そうじゃないかって診断されて、人に迷惑かけるのも世話になるのも嫌で、思うとおりに動けない自分に死ぬほど憤った経験がある身としては不快でした。
     けれど過敏さや、過敏の周囲に理解されずらい苦痛が及ぼす影響についてはわかりやすい。
     HSPについてというより、後天的に悪化したケースで、愛着障害や発達障害など、はっきりした原因がある場合の指南書という印象です。

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    2018年01月28日
  • マインド・コントロール 増補改訂版

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    ネタバレ

    マインドコントロール。
    今までにたくさんの人から怪しげなマルチ商法のビジネス話をされた経験がありますがああいう人たちを見るたびに完全に洗脳を受けてはるんやなぁと思ってました。
    その人に悪気はなく、むしろ僕のことを思って言ってるのにみたいなノリで。
    冷静に話を聞いてると話し方とかうまい人もいますしね。
    こりゃアホやったらハマってまうやろなぁみたいな。
    何言ってるかわけわからん人もいましたが。w
    で、思ったわけです。他人をマインドコントロールできればビジネスにも繋がるし自分の思うままにできると。
    この本にもありましたが主体的に考えることを許さず、絶対的な受動状態を作り出すことがマインドコントロール

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    2018年01月26日
  • 子どもの「心の病」を知る 児童期・青年期とどう向き合うか

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    心の病編家庭の医学的な本
    多くの事例がのっていて病名別症状別索引もあるが1つ1つの記述は少ない。
    家庭の愛情不足による発病が強調されていてこれを子育て中の人読んだら必要以上に不安になるのではないかと思った。

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    2017年10月25日
  • 絆の病 境界性パーソナリティ障害の克服

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    本来の医学は、病の症状の根底にある原因を突き止め、そこを改善しなければならない。ところが、昨今は原因が分からなくても、症状に対して薬を処方すれば、症状だけは改善してしまう。不眠や不安、うつといった症状は、とりあえず薬によって改善することが可能なのだ。すなわち、症状は改善しても、そもそも症状を引き起こしていた原因には手当はされていない。最終的な結果である症状だけを見て、そこだけに対症療法が施されるということが当たり前になっている。
    境界性パーソナリティ障害は、一種の愛着障害。それを改善することによって、薬ではどうにもならなかったようなケースも、改善が得られたりする。愛着障害は言い換えれば「絆の病

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    2017年10月22日
  • 愛着障害の克服~「愛着アプローチ」で、人は変われる~

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    人が抱える内面や対人関係、社会適応に関する様々な悩みは、実はその背景に愛着障害が潜んでいることが多い。愛着障害とは、家庭環境における問題(親の離婚、過干渉、虐待等)によって愛着が不安定となり、生きるための土台となる安心感や幸福感が欠如し、社会生活や対人関係に問題を引き起こしてしまう状態のことである。程度の差はあれど、現代人の多くがこのような問題を抱えているように思える。
    不安定な愛着を抱えた人は、ストレス耐性が低く、対人関係の困難を抱えていることも多く、孤立して心身の病気に至ってしまう。そうした場合には、従来の医学モデルのように「症状だけに着目してそれを治療することをゴールにする」のではなく、

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    2017年10月14日
  • 過敏で傷つきやすい人たち

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    先日読んだHSPの本とは記載内容がかなり異なっていた。まだ成熟していないテーマであり、今後精緻に検討されていくのであろう。

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    2017年08月30日
  • 過敏で傷つきやすい人たち

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    最初は、五感に関するような感覚の過敏性。
    そこから、他者の言葉などで傷付きやすいといった精神の過敏性にも触れられていく。
    これらの過敏性が相互に作用して、幸福感や精神病に影響していくデータも。

    私にとって「気になる」という状態は、結構切実な問題を含んでいる。
    眠る時の物音が耳障りで仕方がなかったり。
    高い評価を得たいというより、落胆されたくないという不安感が強かったり。
    それって、この本でいう過敏性に当てはまるのか?と思い、まあ読んでみようか程度に思っていた。

    不安感の源には幼少期の愛着が由来しており、自分にとっての「安全地帯」を確保するといったことも書かれている。
    そして末尾、その「安全

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    2017年08月18日
  • 母という病

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    身につまされる内容で、何やかや読み切りはしたけど、結局同じ内容の繰り返しで、3分の1くらいのボリュームでよかったのでは?

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    2017年08月12日
  • 発達障害と呼ばないで

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    ネタバレ

    発達障害の本かと思ったら違った
    発達障害と診断される子ども、若者が爆発的に増えているのは愛着障害や自閉症スペクトラムをもいっしょくたにしてしまっているから
    発達障害と愛着障害では対処法がかわるから慎重さが必要
    発達障害と診断された保護者は強いショックを受けるので慎重さが必要

    学習のタイプは常々感じることだったのでまとまっててよかった
    視覚空間型、視覚言語型、聴覚言語型

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    2017年05月02日
  • 愛着障害の克服~「愛着アプローチ」で、人は変われる~

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    療育の現場にいるとよくあるケース。ただ、そこに切り込んでいってアプローチするのは大変。しかし、こういうことが1つの考え方や視点として世の中に広まることはいいことなのではないかと思う。

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    2017年03月03日
  • あなたの中の異常心理

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    なんでこの本を読もうと思ったんだったかな……。

    専門的な内容だが、分かりやすい言葉で書かれていて読みやすかった。
    様々な“異常心理”について著名人、特に「表現する職業」だった人々を中心に、生い立ちなどを説明しながら解説。
    表現芸術に身を置く人って、やっぱり“異常心理”を抱えていて、それを作品に昇華させてる人って多いんだろうな、という。

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    2017年03月01日
  • マインド・コントロール 増補改訂版

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    玉ねぎの皮むきではないが、自己決定の真芯には、何があるのだろうか。
    自己決定の基盤である価値観は、言葉すらを持たぬ時期を出発点として、言葉、この他様々な情報を受け入れ、形成されるものだろう。
    その形成過程において、情報の取捨選択が行われていない、ということはありえないとしかいえない。
    とすれば、マインドコントロールとは、一般にイメージされる、カルトの取る手段などという以上に、教育に近いものなのかもしれない。
    社会生活、家庭生活に不可欠な技術としてのマインドコントロール術と危険なマインドコントロール術、というようなものの境界線に興味があるのだが、そこが明瞭になるような印象は、この本にはなかった。

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    2017年01月17日
  • ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術

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    ネタバレ

    環境の変化や対人関係が原因で生じる心のトラブル「適応障害」は、どうすれば改善するのか? また、どうにもならない問題や悩みを抱え込んだとき、いかに対処すればいいのか? すぐに実践できる方法をわかりやすく紹介する。

    参考にはなるが,実践の方法が分かりにくい。

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    2016年11月04日
  • マンガで読む メンタルクリニック診察室 心の病の治し方

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    借りたもの。
    精神科・心療内科で行われている治療の流れを解説した漫画

    「メンタルクリニック」――精神科・心療内科とはいかなるものか、どの様な経緯を経て、何をもって「治療」とするのかを2つのケースを元に紹介する。

    挙げられている事例は主に「家族関係」に関わるものだった。
    母子関係、最近話題の毒親問題とか、通俗的な”男らしさ”の定義にがんじがらめになって、問題を抱え込んでしまう男性のケース。
    最近話題の“毒親”問題。
    原因は確かに親だが、それを親に責めても意味がなく、大切なのは、毒親に育てられた故に、束縛から逃れられない自身をどうするか、という問題解決であることを暗に仄めかしている。

    精神

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    2016年09月07日
  • 父という病

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    勧められて読んだ本。時代が父という役割を薄めたり濃くしたりするという発想はなかったです。
    実在するかは別として、肯定的な父親像が心にあるのかどうかは大事みたい。

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    2016年05月28日