岡田尊司のレビュー一覧

  • インターネット・ゲーム依存症 ネトゲからスマホまで

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    脳の画像診断が飛躍的に進んだせいか、こういう本を精神科医が書くとき、ファクト元として脳をひっぱってくるのが多いなあ。それはともかく。
    行動でも覚醒剤などの薬と同じように依存性になる、と。確かにギャンブルや買い物なんかもそうだし、それは納得。
    そして国内外の実例など、怖いエピソードが続き‥ちょっと食傷気味かつ個別ケースとその因果関係が本当にそうなのかあんまりよく分からんぞ、とは思うが。ただ、新しいものは何か影響がありそうだ、となっても、実際にわかるまで時間かかるので、君子危うきに近寄らずじゃないけど、慎重に取り入れていく必要はあるなと思う。結論としては予防が第一、と。なっちゃったら完全に治んない

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    2021年01月01日
  • あなたの中の異常心理

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    ネタバレ

    著者は精神科医師ということで、いろいろな症例を元に述べられていますし、また今は亡くなっている有名作家などを例にあげたりで読みやすいと思います。

    正常も異常も、養育環境の影響かわからないけど紙一重だな、と思ってしまう。
    社会から逸脱しないから正常と言えるか?と問われれば、間違いなく誰の中にも異常心理のかけらはあるわけで。
    異常性が行動・言動に出てしまうと社会生活が難しくなるだろうから、そこに至る前に手を打つことが大事なのかな。
    完璧主義思考は危ういとか、ドキッとする箇所がありました。

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    2020年12月09日
  • 死に至る病~あなたを蝕む愛着障害の脅威~

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    東京大学から、京都大学 医学部のバケモン。
    キルケゴールは、死に至る病を“絶望”としたが、著者は“愛着障害”とした。
    生物学的な幸福は、エンドルフィン系、ドーパミン系、オキシトシン系から成っており、それらの相互補完の話が面白い。
    作家等の有名人の実例(正確かどうかは定かではないが)も面白かった。
    子供がいる人、持つ予定の人には、刺激的な内容だと思った。でも、病根の疑いが分かるだけで、具体的な接し方、養育方法は教えてくれないのは、世間一般のそれと同じ。それは個別具体で、答えなんてないからなんでしょう。

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    2020年09月09日
  • 愛着障害の克服~「愛着アプローチ」で、人は変われる~

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    愛着障害という、愛着を抱くべき人に適切な愛着を抱けなかった事によって起きる様々な障害についての本。
     愛着障害に対する治療法が書かれているのかと思ったが、まず筆者は愛着障害の原因は障害を抱えた本人ではなく、親や親類、上司など周囲の人間にあるという。
     そのせいか、愛着障害を持ち、苦しむ本人が、自分から何かに働きかけて治す方法ではなく、周囲の人間から愛着障害を持つ人間への関わり方を、愛着障害のタイプ別に説明される。
     つまり、この本の大半は「愛着障害に困る人が自分ひとりで克服するための方法」ではなく、「愛着障害を抱えた人の周囲の人が、愛着障害の人を支えるための方法」なのだな、と思って読み進めてい

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    2020年08月02日
  • 人を動かす対話術 心の奇跡はなぜ起きるのか

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    対話の持つ二人の働きとして、共感的作用と弁証法的作用があること。相手の関心を受け入れること。人は往々にして両化的葛藤に悩まされていること。等々、単なる技術だけでなく、対話が持つ働きや心構えの大切さがわかった気がする。

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    2020年07月11日
  • 死に至る病~あなたを蝕む愛着障害の脅威~

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    自身をADHDやHSP、愛着障害等と決めつけて過去の失敗を肯定し安心するのではなく、今の自分を理解し受け入れてから未来の自分を変えるために何をすべきか考え、実践することが大切だと思いました。

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    2020年11月26日
  • ネオサピエンス 回避型人類の登場

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     著者が定義されている「回避型人類」の存在と現状認識は大いに賛同できると感じた。実をいう自分自身にもいくらかあてはまる部分もあり、「回避型人類」に対する定義としてあげられている「共感型人類」との関係性などは、現実に体験していると思われる。
     しかし、著者がいわれる「回避型人類」の特性が、遺伝子に刻まれるとか人類の進化と関係するという議論には、どうも賛同できない。これらの特性は、社会構造や科学技術の発展における変化に対応する現象であり、ヒトの進化や遺伝子変異と結びつけるには、あまりに早計であろうと思われる。
     さらに両人類は、明確に区別できるものではなく、その人物が置かれている環境で様々な状況が

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    2020年06月14日
  • マンガでわかる 愛着障害~自分を知り、幸せになるためのレッスン~

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    「オレも教職のはしくれだから、わかるんだけど、亜美ちゃんは愛着障害だと思う。」って、まだ結婚していた頃、当時の夫に言われたことば。

    なんとなーく気になって、ずるずる来たけど、なかなか当てはまる。(だからと言って、自分を不幸ぶるわけじゃないから、安心してくださいね!)

    けっこう、自己肯定はできてる方だと思うんだけど、それは、育ち盛りのときに栄養が足りずに大きくなれなかった人に、背を伸ばしなさいと言っているようなものだというのを知って、人間を育てるには本当に愛情が大切なんだと思い知りました。

    こないだ息子からは「かかほど、過剰に愛情表現するお母さんいるかな」って言われたけど、それっ

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    2020年06月11日
  • マインド・コントロール 増補改訂版

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    人を自在に操るマインドコントロールというものがよく理解できた。
    テロなどの凶悪犯罪の背後にはこういったものがあるということを知っていると、解決するためにどうすればいいかが見えてくるのではないか。

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    2020年05月23日
  • マインド・コントロール 増補改訂版

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    自分には関わりのないことと思いながら読み始めたが、CMや広告もマインド・コントロールの一種だと知り、急に自分事となった。

    さらに、子育てにおいては自分が子どもに対してマインド・コントロールを行う側になり得るとは、想像してもいなかった。
    確かに親子の関係においては、親の立場が圧倒的に強く、子をマインド・コントロールすることは容易かもしれない。マインド・コントロールにより子どもの人生を狂わせることもあるが、やる気を引き出す方向に持っていければ、子の成長にプラスになることもわかった。

    自分は子どもをマインド・コントロールしようとしていないか?を確認するためにも、時間を置いて再読したい。

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    2020年02月07日
  • マンガでわかる 愛着障害~自分を知り、幸せになるためのレッスン~

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    愛着障害という言葉は知らなかったけど、ずっと私が手放せていないものみたい。私はもういい加減、愛されたいのに愛される訳がないと思っていて、人に何かを期待できない。自分の望む結果にならなかったときに、すべてを否定された気持ちになってしまうから、最初から期待をしないことで自分を守っている。その寂しさはわかるから人には与えることができるけど、自分のことがこじれていることが根深い。知識としては少し理解できたから、体系的に解き放てると良いのですが。

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    2020年01月22日
  • カサンドラ症候群 身近な人がアスペルガーだったら

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    関心の共有と共感的応答の乏しさ
    毎日毎日ちょっとしたことが、澱のように沈み、突然非難や罵声を浴びることになる。理不尽なように思えるが、それはある意味必然の結果。

    幼い時に親との愛着が形成されなかったり、生得的なもので共感性が乏しかったりすることもある
    そうでない人でも、家庭以外の場所でのストレスなどで、心の余裕が失われると、共感的応答が出来なくなる。

    一時的な非応答ではなくて、常態的な場合は、一見上手く行っていそうな関係でも、臨界に達すると、非難などでこぼれてしまう。
    今度は関係が逆転してしまう。
    不機嫌の椅子のは一脚しかない。
    顔色を伺う、ある種の安定となるが、健全とは言えない。

    解消

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    2019年12月31日
  • 過敏で傷つきやすい人たち

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    過敏や生きづらさの原因を、科学的に説明。ただ途中から、なんとなく子供の生育には母親の役割が大事だから完璧な親になれって言われてる気がして、憂鬱になった。安全基地は父親だっていいし、ネグレクトの原因が母親が「働いてること」みたいに書かなくてもよくない?って本質と違うところが気になってしまった。ただ認知の歪みを認識するとか原因を把握するに良い本だったと思う。この分野はそろそろもう一歩踏み込んで学びたいなぁ。

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    2019年11月24日
  • 話を聞きたがらない夫 悩みを聞いてほしい妻 精神科医が教えるコミュニケーションのコツ

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    子どもにとっても夫にとっても自分が安全基地になる。
    相手の安全基地になれば、愛着は相互的な仕組みなので、いつのまにか自分にとっても相手が安全基地になっている。

    自分に安全基地ができれば、生きやすくなる。
    相手の安全基地になれば、生きやすくしてあげられる。

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    2019年07月19日
  • あなたの中の異常心理

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    この著者の本はこれまでに『マインドコントロール』、『母という病』、『父という病』を読んだ。文体というか、展開がどれも似ている。「異常心理」という言葉を軸に、色んな事例を、自身の臨床経験や有名人の半生を交えて語っていく。

    ・この類の本を読んでよく思うことは、他者の例を知ることで自分を省みることができるということだ。自分の特徴や普段無意識に捉えている漠然としたものを言語化することができる。言語化しないと、考えることすらできない。自分のことを自分だけで気付くのは、とても難しい。

    ・前半は三島由紀夫、東電OL殺人事件、ガンジー、水木しげるといった人物・事件を交えて話が展開していく。この辺りは自分も

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    2019年04月07日
  • 夫婦という病

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    結婚していて夫婦間に諍いがある身としては、様々なケーススタディより、多くのことを学ぶことができた一冊だった。
    愛着形成から始まり、ホルモンやライフバランスを経て、現代の家族関係や近い将来の変遷まで考察していて、面白い一冊だった。

    内容が夫婦ということもあり、自身の環境と照らし合わせたりしてしまい、「あいつがーっ」と相手に粗を求めてしまう事も多かったが、本書では根本的な問題に対してのアプローチが重要だと書かれていたように思える。
    結果が全てではなく、そこに至るまでプロセスにおいて、両者の求めていたものを理解することだ。
    それは本人も意識していないこともあるので、難しいが。

    さらに、これからの

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    2019年02月13日
  • うつと気分障害

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    新書をたくさん書いているイメージのある岡田尊司先生の本。
    うつ病や躁うつ病に関するベーシックな説明が中心。
    著者の他の本でもあったが、本書でも著名人(開高健、マックス・ウェーバー等)の名前を出して説明しているところがあり、読み物として興味深いエピソードも多い。

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    2018年11月28日
  • ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術

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    適応という概念を学ぶによし。けどその概念そのものが、疾患のひとつを学ぶというようなパキッとしたことではないので、理解した! とはなかなかいかないなと。
    遺伝特性はさまざまな場面における種の保存というか生存戦略としてあり、現代社会の仕組みとのあいだに相容れてないという構図をおさえておくのは有用。いまの社会では多様な遺伝特性を活かす合理性を確保できてないということ
    思考法のあたりからが対応や解決手法について書かれているということになると思うけど、あまりにふわっとしててぜんぜん足りないなと。で、どうしたら……という気持ちのまま。しかしこの紙幅で理解することがおよそ無理なのはわかるので不満はなし

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    2018年09月21日
  • ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術

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    ストレスを成長の糧にする。自分が納得できる仕事をしていれば、他人の言うことなどは気にしない。失敗はチャンスと捉え、乗り越えれば自分の為になる。これらの気持ちを持って仕事に取り組む。

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    2018年09月08日
  • 過敏で傷つきやすい人たち

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    過敏性な人について、愛着障害がキーワードになるのかな。小さい頃の体験というのは思っていた以上に今の自分に影響を及ぼしていることに驚いた。認知の三角形(認知⇄行動⇄感情)、メタ認知、3分間呼吸空間法が気になる。

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    2018年07月22日