岡田尊司のレビュー一覧

  • 愛着障害~子ども時代を引きずる人々~

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    子育てをする者として、愛着とはどういう意味なのか、またそれが障害されるとはどのような事を意味するのかを知りたく購入。
    本の中では著名な作家や哲学者などの愛着障害となった背景やそれを裏付ける言動について説明がされているが、登場人物が多くエピソードもそれぞれ長いため印象に残りにくい。また、客観的データというより著者の推察と思われる箇所も多く、根拠となるものが最も読み手としてあればより納得して読めた内容であった。
    ただ、内容としては興味深く、改めて親子関係が子に及ぼす影響や、子どもとの距離感を考えさせられる内容でもあり読んで良かったとも思う。

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    2024年08月02日
  • 「愛着障害」なのに「発達障害」と診断される人たち

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    ネタバレ

    家庭環境や社会的な環境により後天的に発達障害っぽくなってしまう愛着障害のお話。
    同年代からのいじめでもなってしまうとのこと。1番大事なのは家庭がセーフティーネットになっているかどうかと、母親の存在。
    でもこれって父子家庭とかどうなるんだろ。離婚家庭や再婚家庭でも起こりうるとのこと。

    障害を抱える子どもの成長に母親の存在が大きく関わると述べているが、発達障害は母親の責任とは言っていない。子どもとの関わり方で子どもが変わりうる可能性があると述べている。

    オキシトシンはストレス耐性を支え、社会性を作る。
    社会的認知に大きく影響する。
    才能は偏りから生まれる

    障害というより、「こういう型の人間」

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    2024年07月14日
  • 発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法

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    うーん。
    ピンポイントで当てはまることなんてないんだろうけど、こちらとしては藁にもすがる思いで、その一掴みの藁も掴めなかった。

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    2024年07月08日
  • 発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法

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    ネタバレ

    発達障害、グレーゾーンについての本。
    素人の自分にもわかるように、でも詳細に書いてあって良かった。
    それでも、ちょっと複雑で、というか、思っていたより分類が細かいし、個人差あるってことが説明されていて、難しいんだなということはわかった。
    十年後には診断も変わっているかも、となっていて、なんじゃそりゃ、っていう感もあり。
    ワーキングメモリ重要なのね。
    著名人、芸能人の場合の例題が出てきて、興味深くはあった。

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    2024年06月06日
  • 親といるとなぜか苦しい―「親という呪い」から自由になる方法

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    精神的に未熟な親に育てられた子供は感受性が高く内在化タイプとなる。親との凝り固まった関係性と価値観を見直し自由を手に入れよう

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    2024年06月03日
  • アスペルガー症候群

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    大笑いしながら読みました。もちろん、そんな内容の本ではないのですが。
    義母から妻が譲り受けた本です。義母は読みながらアンダーラインを引いたりコメントを書き込む癖があるようで、新たな症例が紹介されるたびにアンダーラインを引いて、「○○さん?」とかコメントが入ってました。知ってる人も出てきます。「お父さん?」とか「私?」というのもありました。何を考えて人にあげちゃったんでしょう?

    医学的な診断は置いておいて、こう言った症例と似た行動を繰り返す人はまわりにも沢山いますね。当てはめるのは良くない考えかもしれませんが、少し気が楽になるのは確かです。

    基本、短所を無くすのではなく長所をのばしていこうと

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    2024年05月09日
  • 父という病

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    父との昔のトラウマから抜け出すきっかけが欲しく読んだが、残念ながら心理的に腑に落ちることが少なかった。だが多少なり気付きはあったので、再読した際はまた評価が変わるかもしれない。

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    2024年04月30日
  • 発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法

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    上手く生きられない人たちにそっとヒントをくれる本。
    必ずしも自分の状態に名前がつけられるわけではないけれども、それでももしかしたら、という理由が見つかることは少なからず安心をくれます。

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    2024年04月25日
  • 発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法

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    自分自身がグレーゾーンなんじゃないかとずっとモヤモヤしていたので気になっていた本。
    結果、自分がそうなのかは微妙。自分に近い事例はあったけど、「そこまで困難があるわけではないか」とか「ここは共感できるけどここは違うな」とかそんな感じでした。
    大事なのは診断名ではなくて、個々の特性を正しく知って、それに合わせた対処やトレーニング等をしていくこと。
    自分の特性について見つめる良い機会になりました。

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    2024年04月18日
  • 親といるとなぜか苦しい―「親という呪い」から自由になる方法

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    一次創作の資料として読み始めた。親子関係について知りたかったけど、読んでいるうちにモラハラの加害者と被害者がどうしてそういう思考になってしまうのかという説明がされていてそちらの方が興味深かった。モラハラの実体験からこの行動あるある〜と頷いてしまって、後半は資料というより自分のために読んでいた笑

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    2024年04月13日
  • 発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法

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    発達障害という障害が世に広く知られる事によって、「自分もそうなのでは」と思い診断を受けるも微妙なラインにいる人について。
    明確な病気では無いので中々診断は難しいという事はわかるが、このグレーという診断で逆に苦しむ人が増えているそうだ。
    周りから普通じゃないと言われ、医師からは障害じゃないと言われる。一体自分は何なんだという気持ちにもなるだろう。

    本書にあった、幼少期からの対応策については大変興味深かった。
    発達障害やそれに近しい状況に対して、幼少期から正しく教育と対策ができていれば成人になる頃には状態は良くなる例も多くあるそうだ。
    トム・クルーズの例など、親の理解に少し感動した。

    誰もが生

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    2024年04月07日
  • 親といるとなぜか苦しい―「親という呪い」から自由になる方法

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    近年毒親という言葉が話題になったけど、それよりは成熟してるけどどこか未熟な親について書かれた本という感じ(大枠では毒親だけど)。感情のままに子供に接して子供を困惑させる、とか、こういう親のほうが多いのでは?と思ったけど、でも子供からしたら些細なことが大きな傷になったりするんだよなあ。特にHSP気質の子は辛いかも。
    大部分が親のタイプについて書かれている。あるある、という感じで、これに自分は傷ついていたんだ、、という癒しになる本。でもどうすれば?ということについては、「親は変わらないので気づいて距離をとる」という一点ぽかった。
    自分も親なので、自分がいかにして成熟すれば良いのかということが気にな

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    2024年11月21日
  • 生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害

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    当てはまりそうで、そうでないようで、といった気持ちで読んでいたので、ぼんやりとした気持ちで着地してしまった。ただやはり何事も「自分で決める」ということが肝心だと再認識出来た。

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    2024年02月06日
  • 死に至る病~あなたを蝕む愛着障害の脅威~

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    後半の愛着障害を克服するために必要な「認知的共感性(メンタライゼーション)」の記述が興味深かった。
    安全基地の記述に関して、自分の言動にも重なる点がありもっと認知的共感性を身につけていきたいと考えた。

    ただ愛着障害の原因が母親の方に偏った記述だったのが気になった。母親を両親と置き換えた方が良いのでは?

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    2024年01月13日
  • 愛着障害の克服~「愛着アプローチ」で、人は変われる~

    ネタバレ 購入済み

    とても勉強になるけど

    自分が不安定だと
    読んでてますます不安になってしまった
    安全基地に親がなってくれなかったら
    カウンセラーに頼むって
    誰を信用したらいいかわからないし
    自分がいきなり安全基地になることは難しいし
    いろいろ考えてたら寝れなくなってしまった、、
    くるしい
    参考になることは書いてあるけど
    具体的に自分はどうしたらいいのかって
    わかんなくて
    焦ってしまって
    困惑してます、、

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    2023年11月28日
  • 発達障害「グレーゾーン」生き方レッスン

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    1 どんな本?
    発達障害未満の生きづらさを抱えるグレーゾー
    ンの人達が人生を切り開いていける要素と必要な
    支援を説き、生きづらさを乗り越えて自分らしい
    人生を手に入れる知恵が詰まった本。

    2 なんで読んだの?
    (1) 発達障害絡みで高レビューだから。
    (2) 自他の生きづらさを緩和する知恵が欲しい。
    (3) 育児等に役立てる事ができる状態。

    3 構 成
    全10章275頁
    「同じ特性を抱えて居ても上手く行く人と行かな
    い人が居る。その違いは〜」から始まり、「失敗
    を恐れずに行動を続ける事が大事。行動はいつか
    恵みとな

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    2023年11月03日
  • 発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法

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    病院向け?? 本人当てとはちょっと思えない書き出しで、当てはまらない場合読む気になれない書き出しがちょっと残念。困りに対する具体的な対応はないので、期待を持って読まない方がいいかもしれない。

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    2025年12月02日
  • 発達障害「グレーゾーン」生き方レッスン

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    グレーゾーンに見える人に向けて
    どうアドバイスをすべきなのかを知るために読む。
    当人がどう意識してるかがわからないと
    やはりどうしたらいいかわからないが、独断で診断せずに様子を見てこの本で読んだことを知らせていこうと思う。

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    2023年09月24日
  • 愛着障害~子ども時代を引きずる人々~

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    はじめてオディブル(聞く読書)を利用した本。
    とても興味深く面白かった。愛着障害の一端に触れることができたと思う。
    ただ、歴史上の人物、特に作家を事例として取り扱うのはちょっといかがなものかと感じる。作品の内容や行動の履歴から愛着障害のこのパターンですよ。〜に違いない。とか言われてもちょっと納得ができない。
    また、世の中に愛着障害があふれてると言うことはわかるのだが、そこまていくと愛着障害があるのが当たり前なのではないかとすら思えるし、愛着障害がない人はどんなに素晴らしい人物なのかと穿った目で見たくなる。
    結論からの分析ではないかと邪推してしまった。
    内容的には面白く愛着障害というものにも興味

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    2023年06月22日
  • 発達障害「グレーゾーン」生き方レッスン

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    発達障害=脳の特性である。ADHDやASDなど、現在では理解度が深まっている分類含め、8つの脳の特性を解説。
    エビデンスが豊富であり、納得できる。
    多くのひとが当初を読み、生きづらさを感じる人をカバーできるような世界を願う。

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    2023年06月14日