岡田尊司のレビュー一覧
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はじめてオディブル(聞く読書)を利用した本。
とても興味深く面白かった。愛着障害の一端に触れることができたと思う。
ただ、歴史上の人物、特に作家を事例として取り扱うのはちょっといかがなものかと感じる。作品の内容や行動の履歴から愛着障害のこのパターンですよ。〜に違いない。とか言われてもちょっと納得ができない。
また、世の中に愛着障害があふれてると言うことはわかるのだが、そこまていくと愛着障害があるのが当たり前なのではないかとすら思えるし、愛着障害がない人はどんなに素晴らしい人物なのかと穿った目で見たくなる。
結論からの分析ではないかと邪推してしまった。
内容的には面白く愛着障害というものにも興味が持てたもう少し専門的な書籍に触れてみたい。 -
Posted by ブクログ
私には情緒的すぎた。
■境界性パーソナリティ障害の増加の社会的な要因
①密室化した家族 ②再接近期(歩行ができるようになった幼児(1歳半〜3歳)の、母親との距離感の掴み方、ジレンマ(だっこ→おろせ→だっこ の繰り返し))の母親が忙しくなったこと→愛着障害 ③アノミー(無規範、無規則状態)化する社会と父親機能の不在 ④過保護すぎる環境 ⑤趣味や仕事を優先する親
■基本障害(9項目中5項目以上)
①見捨てられることへの強い不安 ②対人関係が両極端で不安定 ③めまぐるしく気分が変わる ④怒りや感情のブレーキがきかない ⑤自殺企図や自傷行為の繰返し ⑥事故を損なう行為に耽溺する ⑦空虚感 ⑧自分が何者なのかはっきりしない(生きることへの違和感、居場所のなさ) ⑨一時的に記憶が飛んだりする
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Posted by ブクログ
《紹介と感想》
以前、ほぼ毎日入眠できない生活が続いたことがあり、睡眠は自分の中でも重要なテーマである。本書はこの睡眠について多くの話題を取り扱っている。睡眠のメカニズム、不眠症のタイプ、関連する精神病といった医学的な話題もあれば、不眠に悩んでいた歴史上の人物といった雑学的な話題もある。これ1冊でも得られる知識は多いだろう。ところで睡眠については樺沢紫苑『ストレスフリー超大全』でも触れられており、そこでは「朝散歩をせよ」とあったと記憶している。理屈は単純で、メラトニンが分泌されれば眠れる→メラトニンはセロトニンを材料に作られる→セロトニンは朝15分程度散歩するとたくさん分泌される、という話だったと思う。かくいう私も朝散歩を実践して以来眠れない日が顕著に減ったのだが、本書でこういう話題がなかったのは個人的には驚いた。
《関連する書籍》
樺沢紫苑『ストレスフリー超大全』
《メモ》
①平均的なリズムは、起床して2時間後14時間後は覚醒、8時間後16時間後は眠い。
②眠気の強さは「体内時計のタイミング」と「睡眠負債」で決まる。
③カフェインに敏感な人はカフェインの影響は半日出ると考えて飲料時間を考慮すべし。
④眠れなくても目を閉じておくだけで活動しているよりは回復が見込める(脳がα波を出す)。
⑤大脳皮質をもつ動物だけが睡眠を必要とする。 -
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ネタバレ自分は当てはまらなそうだし近くにもそれらしき人がいないのでどんなものかと思っていたけど理解が深まり興味深く読めた。少し冗長にも感じるけど…
子供は肌身離さず一緒にいるべきで現代の託児所などは回避型になる傾向がある。との話やドイツは自立を早く促すことから他と比べて倍くらい回避型の傾向にある話などは腑に落ちたものの完全な安定型になるのはほぼ無理では?とも思ったしそれがなるべき姿なのかも疑問に思った。著者はそうあるべきのようなニュアンスで書かれていた。
私は家庭に恵まれて育ったけれど娯楽が大好きで映画や読書や音楽にのめり込む。文明が発達すれば好きなものも増えるわけで人と接する時間は減るのは何をしても避けられない。それを絆が薄いから危機である。と言われても腑に落ちない。
回避型との結婚がうまくいく、いかない組み合わせの話はTwitterなどのネットでよく見る話だなと思った。 -
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ネタバレ愛着障害を抱える人にとって、人生とは苦痛が多く喜びは少ない。医療が未発達の時代なら、愛着障害から起こる免疫力の低下により早くに死んでしまった人たちが、現在では発達した医療に支えられて生き延びている。そんな時代であるから、様々な症状に苦しむ人たちや、問題行動が目立つ人たちが増えた。これらを治すには、愛し愛される。世話をすることに喜びを持てる社会にすることだと、そう書かれてるのかなと思った。
共感能力を高めて、「ほどよい距離」で人と関わるのって、凄く難しいなと思う。私は他人との「ほどよい距離」がわからないなと、この本を読んで気づいた。 -
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ネタバレ愛は、優しさや寛容さのうえに成り立つ。やさしさや寛容がなくなれば愛も死んでしまう。
オキシトシンがなくなると、イライラが続いて優しさや寛容がなくなる。
優しさの正体はオキシトシン。優しさは与え合うもの。相手を責めても手に入らない。自分から与えようとすると自然と手に入る。
キリギリスにアリの暮らしはできない。そうと気づいたらできるだけ早く見切りをつける。
同じタイプの相手を選ぶのは、砂漠を磁石なしで歩くと、元の場所に戻ることに似ている。足の長さが左右微妙に違っていて、巨大な円を描いてしまうから=自分自身の偏りに起因している。
依存性パーソナリティがDVを引き寄せる。
現実の生活は完璧はあり得ない。妥協しながらほどほどのところで折り合いをつけていくしかない。
セックスは、自分が愛されていることの証明行為になりやすい。不安定な自己愛の人にとって、安心を得るための行為として機能する。
怒りを鎮めるのは攻撃ではなく優しさ。
両価的怒り=相手を求めるがゆえに優しくされないことへの怒り。裏返った愛情。愛しているからこそ憎い。
傷つけられたことへの囚われ=長年我慢していたことが限界を超えると怒りが止まらなくなる。
相手を責めてしまう時は、このままその人を失うことを自分が望んでいるか、自分自身に問いかける。少しだけ素直な気持ち、優しい気持ちになる。意地や勝ち負けにこだわらない。自分からまける勇気を持つ。勝負に負けて人生に勝つ。
夫婦とは基本が過酷なもの。脳の構造上ありえない。
男女の脳は機能が違う。
デート中にきょろきょろして、相手をよく見ないのは、大事な人を守るため周囲に気配りをするため。
厚さに強い人と寒さに強い人が組み合わさったほうが遺伝的にいい。
神経質な人はおおらかな人に、寝つきが悪い人は寝つきが良い人に、組み合わされる。
分かり合えない、と感じるのは、惚れポイントが憎しみポイントと同じだから。
子どもを持った後に、違う遺伝子を探そうとする=男は浮気心で、女性は、この人には耐えられない、という気持ちが芽生えて。
アンジェリーナジョリーとブラビの離婚。