岡田尊司のレビュー一覧
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マインドコントロールは、カルト教団のように完全に洗脳されてしまうようなものから、暗示なように側から見ても分からないレベルでのものまで様々ある。
古くは古代ローマ時代から駆使されており、その発展はもともと精神病の治療目的であった。この研究が特に東西冷戦期に軍事目的で活用されることで大いに発展してまった。
以下、主な学び。
マインドコントロールされやすい人は
①依存的なパーソナリティ(愛情への飢え)
②高い被暗示性(人のことを信じやすい)
③バランスの悪い自己愛(自信過剰)
④現在及び過去のストレス、葛藤
⑤支持環境の脆弱さ(孤立)
マインドコントロールの原理は、
1、情報入力を制限する、 -
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"不安型愛着スタイル"と"回避型愛着スタイル"
私はまさに前者で、夫は後者に近いものがある。
自分のことばかりに必死で相手の傾向まで考える余裕もなかったので、今回特徴などを知れて良かった。
「心の安定基地をつくる」
本音の伝え方も聞き出し方も「回避型」向けに工夫すればいい。
できるだけ感情的にならない
✕ なんで〜!?
◎ どうして〜?(ほがらかに)
依存的に受け取られないような言葉を選ぶ
✕ なんで〇〇してくれないの!?
◎ 良かったら〇〇してほしいな〜ムリなら大丈夫!
事実に基づいて話す
✕ (どうせ〇〇なはず・・・)〇 -
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このところ、"人間"の奥深さに、興味関心が非常に傾いている。パーソナリティ障害、統合失調症、双極性障害...精神疾患のあれこれにアンテナが強く立っており、その流れで手に取った本。
本書を読み非常に興味深く勉強になったのは、境界性パーソナリティ障害は克服できる、ということ。想像を絶する生きづらさを感じる人々にこれは希望の光に違いない。
しかもその方法の第一歩が「規則正しい生活」と「適度な運動」ときた。この2つをおさえた生活は万病の予防薬となるほか、回復薬にもなるらしい。
規則正しい生活をする上で、仕事や学業は生活のリズムを整える大きな支えとなるが、もし仕事をしていない場合 -
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[この本を読むことで]
・自分を客観的に見ることができる
・自分の生きづらさの原因を知ることができる(原因を考えるきっかけになる)
・対人理解に繋がる
[感想]
対人関係やメンタル面において、自分が生きづらさを感じているのは自分のせいではないのだと許してくれる一方で、
この生きづらさは親のせいだと言っているようで、私はあまりいい気がしなかった。
私は親から沢山の愛を受けて育ってきたと思っているため少し違和感を感じたが、
人によっては、この生きづらさは自分のせいではないのだと安心することができる人も居ると思う。(親のことを恨み始める人もいそう)
ただ、自分を客観的に見ることができたおかげで -
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マンガなのでとっつきやすくて分かりやすいです。
重苦しくなく、救いもあり、心が疲れている時でも読みやすく、愛着障害の基本を知るには良い本でした。
大人の3人に1人は愛着障害を抱えていて、その原因の多くは幼少期の出来事によるという。
救いなのは、安全基地となる人との出会いを自分の感情を表現すること(アートなど)などを通じて、不安型や回避型の人でも安定型になれるということ。
取り返しがつかないということはなく、改善、修正できるという点に触れているところが良い。
「安全基地となる5つの条件」
安全感を保証…一緒に居て傷つけられない
応答性…求めてきた時に応じる
共感性…否定しない
安定性…一 -
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病気と躾の境は難しい。
女性といえども、まだ娘のうちは、子どもに無関心な人も多い。子どもは泣くので嫌いという人も少なくないだろう。しかし、一度親になると、子どもが可愛くてたまらなくなる。泣き声さえ愛おしくてたまらなくなる。
なぜ、そんなことが起きるのだろうか。
そこには、命をつなぐ営みに欠かすことのできない生物学的な仕組みがかかわっている。その仕組みが愛着システムだ。母性を育み、また母子の愛着を生み出す源は、陣痛を引き起こし、授乳のときに活発に分泌するホルモンと同じなのだ。そのホルモンを、オキシトシンという。
お腹を痛めて産んだ子だから可愛いという言い回しには、深い真実がある。陣 -
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病気と躾の境は難しい。
女性といえども、まだ娘のうちは、子どもに無関心な人も多い。子どもは泣くので嫌いという人も少なくないだろう。しかし、一度親になると、子どもが可愛くてたまらなくなる。泣き声さえ愛おしくてたまらなくなる。
なぜ、そんなことが起きるのだろうか。
そこには、命をつなぐ営みに欠かすことのできない生物学的な仕組みがかかわっている。その仕組みが愛着システムだ。母性を育み、また母子の愛着を生み出す源は、陣痛を引き起こし、授乳のときに活発に分泌するホルモンと同じなのだ。そのホルモンを、オキシトシンという。
お腹を痛めて産んだ子だから可愛いという言い回しには、深い真実がある。陣 -
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脳の画像診断が飛躍的に進んだせいか、こういう本を精神科医が書くとき、ファクト元として脳をひっぱってくるのが多いなあ。それはともかく。
行動でも覚醒剤などの薬と同じように依存性になる、と。確かにギャンブルや買い物なんかもそうだし、それは納得。
そして国内外の実例など、怖いエピソードが続き‥ちょっと食傷気味かつ個別ケースとその因果関係が本当にそうなのかあんまりよく分からんぞ、とは思うが。ただ、新しいものは何か影響がありそうだ、となっても、実際にわかるまで時間かかるので、君子危うきに近寄らずじゃないけど、慎重に取り入れていく必要はあるなと思う。結論としては予防が第一、と。なっちゃったら完全に治んない -
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愛着障害という、愛着を抱くべき人に適切な愛着を抱けなかった事によって起きる様々な障害についての本。
愛着障害に対する治療法が書かれているのかと思ったが、まず筆者は愛着障害の原因は障害を抱えた本人ではなく、親や親類、上司など周囲の人間にあるという。
そのせいか、愛着障害を持ち、苦しむ本人が、自分から何かに働きかけて治す方法ではなく、周囲の人間から愛着障害を持つ人間への関わり方を、愛着障害のタイプ別に説明される。
つまり、この本の大半は「愛着障害に困る人が自分ひとりで克服するための方法」ではなく、「愛着障害を抱えた人の周囲の人が、愛着障害の人を支えるための方法」なのだな、と思って読み進めてい