岡田尊司のレビュー一覧

  • うつと気分障害

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    予想と違ってかなり医学寄りの内容だったが、これはこれでためになった。ライフスタイル、特に睡眠不足が症状を悪化させること、同じ状況でもパーソナリティによって受け止め方が異なること、単純なうつ病でなく双極性障害も一般的に見られること、などいくつかの気づきも得られた。
    言われてみれば自分の場合も双極性2型障害かもしれない。『新型うつ』の話を聞いたときに、それって本当に病気なの?と思ったものだが、こうして医学的に説明されると自分も何だか病気のようにも思えてくる。新型うつも苦しんでいる人にとって病名が与えられる効果は大きいんだろうなということは理解できた。

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    2017年07月12日
  • 子どもが自立できる教育

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    社会の環境も、家庭が抱える問題も、必要な力も変わったのに、一向に変わらない日本の教育。制度として破綻に近い状態にもかかわらず、教育施策はいつも後手後手。
    軽井沢の風越学園や、佐久穂町のイエナプランスクールが、この本で提唱される問題に一つの答えを示せると思うけど、本書の指摘の通り、高校と大学の入試を改革しないと根本的解決にならないと思う。

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    2017年06月06日
  • 境界性パーソナリティ障害

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    わたしは実は境界性パーソナリティー障害と診断されている。
    鬱病と共にそう診断されたとき、妙に納得した。
    わたしが生きづらいと感じていた理由がわかった気がした。
    中学生の頃には既に、いつか自分は精神科に行くことになると感じていた。きっといつか心が悲鳴をあげる。
    だから、なんだか肩の荷がおりたような、やっぱりかと気が抜けたような感じがした。

    診断されるより以前に境界性パーソナリティー障害のことは他の統合失調症や鬱病と共に簡単に調べた。
    それ以来きちんと調べたことがなかったが、ふと、そういえばちゃんとは知らないと思い本書を購入した。

    境界性パーソナリティー障害は、性格上の問題や傾向で発症するので

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    2017年04月14日
  • 統合失調症 その新たなる真実

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    症状や薬物治療についてとても読みやすくまとめられている。 特に後半の「統合失調症と社会」は必読。遺伝的な側面もあるのだろうが、やはり、社会の有り様がこの病気に大きく関わっている事を示唆しており、興味深い。

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    2017年02月23日
  • アスペルガー症候群

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    アスペルガー症候群とは、ざっくりと言ってしまえば、こだわりが強く、対人関係が不器用な人のこと。

    アスペルガー症候群について、行動パターン、症状、診断方法、発祥のメカニズム、原因、付き合い方、特性の活かし方、改善方法が記載されており、アスペルガー症候群を理解するために入門書として参考になりました。

    自閉症との最も大きな違いは、言語と知能の発達に遅れがないこと。自閉症では、言語の遅れが必発なのに対して、アスペルガー症候群では、言葉の発達の遅れが見られない。
    アスペルガー症候群では知能は正常範囲で、むしろ平均以上のことが多いが、自閉症では、低下が見られる場合が多い。

    アスペルガー症候群は、社会

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    2017年02月05日
  • インターネット・ゲーム依存症 ネトゲからスマホまで

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    ネタバレ

    思ったよりシビアな内容だった。
    ちょっとトンデモ系かとうがってたので。<失礼
    ゲーム脳ってのはよく知らないんだけど、結局あたってたってことなんかね?
    ちょっと前に読んだ本ではゲームは脳をリラックス状態にさせる、みたいなこと書いてあって、割と有益よりな書き方してたけど、それって結局麻薬に近い効果をもたらしてるってことなんだなーと納得。
    最近は気になるところは引用してメモとして残そうとしてるんだけど、気になるところがありすぎて写真撮りまくってた(気になったらぱっと写メってるので)。
    世の中(特に日本においては)で危険認定されてからでは遅い、というのはほんとだなーと思う。
    タバコと一緒って書いてあっ

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    2017年01月06日
  • 絆の病 境界性パーソナリティ障害の克服

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    ネタバレ

    複数の診断名は何を意味するか、カウンセリングでどこまで治るか、避けるべき薬は何か。治療が難しいとされる境界性パーソナリティ障害を克服した当事者の体験を、実績豊富な精神科医が臨床例を織り交ぜながら読み解く。

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    2016年10月24日
  • アベンジャー型犯罪 秋葉原事件は警告する

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    単に犯罪心理学的な内容の本ではなく、病める日本社会に対しての対策を心理学や教育学、経済学など多角的な視点から考察していて面白かった。少し古い本かもしれないけどおすすめ。

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    2016年08月24日
  • マインド・コントロール 増補改訂版

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    誰かに頼らないと生きていけないのが人間。依存と自立のバランスが崩れた時にマインド・コントロールされてしまう。
    自分自身でマインド・コントロールされているということが分からないのが怖いと感じた。いつぞやの女性タレントのように、自分では大丈夫と思っていても側から見ればそうではない、ということが自分にも起きてるかもしれない。
    この分野も軍事力の発達と共に研究されてきた。驚いたのは肉体的精神的な圧力なしに、電磁波で影響を与える研究がなされているそうです。人が人をコントロールしてしまうのは、もはや神の分野で触れてはいけない気がするのですが。

    #読書 #読書記録 #読書倶楽部
    #マインドコントロール

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    2016年08月23日
  • マインド・コントロール 増補改訂版

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    ☆マインドコントロールの原理
    ・情報入力を制限する、または過剰にする。
    ・脳を慢性疲労状態におき、考える余力を奪う
    ・確信をもって救済や不朽の意味を約束する。
    ・人は愛されることを望み、裏切られることを恐れる。
    ・自己判断を許さず、依存状態に置き続ける

    〇ミルトンエリクソン

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    2016年08月02日
  • きょうだいコンプレックス

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    きょうだい仲の悪さについて、親の不徳を子どもたちに背負わせているためであるというのは、一理あると思いました。

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    2016年06月19日
  • アスペルガー症候群

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    いろんな有名人のケースが取り上げられており、社会的な才能を開花させる環境や教育について興味深かったです。

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    2016年05月26日
  • アスペルガー症候群

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    読んでいて、そうそうそうそう!!

    ってなるくらい、きれいな言葉でアスペルガー症候群の方がとる行動について書かれている。

    アスペルガー症候群のひとってどんな感じ?と言われても、ぽやーっとしか説明できないから、この本をかって、これを読め!と言ってやりたくなる感じ。

    対応の仕方とかをタイプ分けしてかいているけど、そこについては、やや疑問が残る。有名人を引き合いに出して、説明する感じは、岡田さんらしい書き方です。

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    2016年02月16日
  • 統合失調症 その新たなる真実

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    私の母が統合失調症であることから手に取った。本著では、概要はもちろんのこと、歴史、医学や社会などの幅広い観点から統合失調症について書かれており、非常に参考になった。
     また、何と言っても著者が小説家ということもあり文が冗長でなく、内容がスッと頭に入ってきた。だが、新書ゆえなのか、疫学研究などの出典が明記されていなかった。そこが唯一不満を覚えた点である。
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    内容:★★★☆☆
    平易性:★★★★★
    簡潔性:★★★★★

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    2016年06月19日
  • うつと気分障害

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    気分障害の症例、歴史、症状と診断、気分障害のタイプを前半とするならば、後半は、脳内物質の原因仮説の説明、生活変化がもたらす気分障害の増大、治療方法についてと全八章で新書にしてはかなり盛り込んでいる。

    脳内物質等の説明は非常にわかりやすかったが、新書で図が少なかったので、個人的にはもったいないなと思った。

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    2015年08月18日
  • あなたの中の異常心理

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    コンプレックスは、その人の意識的人格に統合しきれてい合い、感情に彩られた記憶の複合体で、その成立には強烈な過去の体験が関わっている。統合しきれていないのには、そうすることを困難にする理由があり、多くの場合には何らかの外傷体験が関わって居ると解するべきだろう。誰もが心の中にとらわれを持ち、知らず知らずにそれに操られている。厄介なのは、多くの場合、本人はそれを自覚しておらず、無意識的に行動を支配されているということである。

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    2015年08月11日
  • 母という病

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    毒親の片側、母親のみに焦点をあてて書かれた本。
    確かに母親だけに責任を求めるのは酷だと思う。何故なら母親もまた高確率で彼女の母親の被害者だったのだから。しかしまず外部に責任を求めることで被害者が自身の内罰的な言動を改めることが出来るなら、それが回復への第一歩になり得るのではないだろうか?その意味で母親に責任を求めるという行為は必要な過程だと思う。
    ただしそれは、もし遠い未来に自分の子供にその子の生きづらさの責任を求められたならばその責任は親である自分が果たさなければならない、ということでもあるが。

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    2016年03月24日
  • 母という病

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    なんでこの世の中がこんなにも生きづらく、逃げ場がないのだろうと分からずに苦しんでいる若者が読めば、なにかそこから抜け出すきっかけになるのかもしれない。すべてが母親のせいではないが、何かのヒントを得られるかもしれないとおもった。

    父という病、家族という病を読もうと思う。

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    2015年06月12日
  • 発達障害と呼ばないで

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    オキシトシンは女性、バソプレシンは男性。
    それぞれの発達特性のタイプによっての関わり方が具体的に記述されているのでわかりやすい。
    共感性が高い人は感受性が高い。低い人は相手の気持ちを理解しにくいし、自分を省みる能力が弱い傾向が見られる。両者は結びついた能力であり、リフレクティブ.ファンクションと呼ばれる。
    リフレクティブ.ファンクションを高めるには、心に関心を向けられる時、心を探すが、心に関心が向けられないと、心は育たないと言うことである。相手の行動から気持ちをくみとっており、する言葉にするのが上手な人マインド.マインディドと呼ぶ。例えば感触を起こして泣き叫んでいる子供に、「うまくできなくて悔

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    2015年04月26日
  • インターネット・ゲーム依存症 ネトゲからスマホまで

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    ネットゲームやスマホへの依存症について書かれた本です。著者は精神科医でゲーム依存の子どもの治療を行っている方。2歳の子どもがiPadを使いこなしているのを見て、このままでよいのか迷ってこの本を読みました。
    ゲームでは現実世界よりも少ない努力で楽しさや達成感を得ることができる。さらに家族の不仲など現実世界の問題が重なると、ゲームで得られる楽しさに依存してしまう。「デジタル・ヘロイン」「現代の阿片」という表現が直感的でした。
    ゲームなどに依存する原因は現実世界の問題であるため、ゲームやスマホを取り上げればよいというものではないということが強調されていました。まずは親がスマホをいじる時間を減らし、子

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    2015年04月14日