岡田尊司のレビュー一覧
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「なぜ社会地位もある人が少女のスカートの中を覗いてしまうのか。」
過去の偉人と異常心理の相関を取り、日常に起こり得る精神的病と原因の解説、そしてそれらから身を護るにはどうすれば良いかまで丁寧に紐解かれています。
完璧主義、依存症、支配欲、固着、自己愛、、「病」とまでは無自覚なものの、少なからず誰もが持つこういった性質が異常心理に繋がるという、結構恐ろしい内容。
個人的に特に震えたのは4章の「両価性」について。
両価性とは相反する気持ちを同時に抱える特性だそうですが、私はこのジレンマで自他ともにストレスフルにさせることが多々有ります。
自分のことを思って言ってくれたことに何故か苛立ちを感じてしま -
Posted by ブクログ
ネタバレ最近よく耳にする「発達障害」という言葉だが、この本はタイトルが気になり読んでみた。
この本では発達障害の種類や症状などについて詳しく書かれているところが
ほとんどないので知識がない方は事前に入門書的なものを1冊読んでおいた方が
いいかもしれない。
近年、発達障害と診断される子どもや大人が増えていると言われているが
子どもが生まれてからすぐの母親の育児態度、心理状態、家庭環境、
両親の仲が悪かったりすると発達障害に似た症状や問題行動が出ることがあるという。
このことを知っただけでも読んだ価値があると思うが、筆者は安易に「障害」と
診断しすぎることに警鐘を鳴らしており、幼いうちなら親の気遣いや -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトル通りの病気? 障害について書いてある本です。
何だか、眉唾のような本もこういう本の中にはたくさんあると思っていたんですが、この作者さんについては、それなりに信用できる人だと、何かの時に教えてもらったので、物は試しで買ってみました。
というよりも、普段、新書なんてジャンルの本を読むことがあまりないので、この本がどの辺りの位置に当たるのかがイマイチよくわからない。
私の勝手な先入観では、それぞれの分野の専門家が、自分の専門のことについて自分の信条のままに書く本だって買ってながら考えているんですが、何か間違っているかしら?
なので、新書については自分の信条について、作者さんがなる -
Posted by ブクログ
近年、度々紙面などで取り扱われるアスペルガー症候群について、その特徴や付き合い方、良いところの伸ばし方などが載っている本。
この類の本はまだ読んでいなかったので詳しいことはこれから知っていこうと思っている。
とりあえず、この本で分かったことは(以下アスペルガー症候群を「症候群」とする)
・ローナ・ウィングという学者は症候群を積極奇異型・受動型・孤立型の三つに分類した。18歳移以降ではさらに7つのパーソナリティタイプに分化していくと考えられている。
・大きな症状として社会性の障害・コミュニケーションの障害・反復的行動が挙げられる。
・この症候群が増加している背景には遺伝的要因・環境的要因(胎児期 -
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双極性2型障害の存在が分かるだけでも一読の価値あり.まさに私はこの型かもしれない.治療も長引いています.鬱病に軽そうが伴っていることは以前から知識として持っていましたが,正式な診断名が与えられたのは画期的なことです.(DMS-IVで1994年)
・非定型鬱病の診断も参考になる(P93).
・トリプトファンとうつ.肉や魚,豆,乳製品,ナッツ,チョコレート,バナナに豊富.
・絶望的なあきらめ状態ー>うつに
・成功したから幸福なのではなく,幸福だから成功する.
・ストレスを減らすためには,自分の期待をコントロールする.
・カクテル療法の積極的意義 -
Posted by ブクログ
時々無性に読みたくなるメンタル系の本。
医師がこれ系の本を書くと、読む人のニーズを考えればそうならざるを得ないのだが、「症状」「対処」「療法」の話になってしまって、どの本も似たり寄ったりになってしまうのだが、この本は統合失調症の歴史や国ごとの発症率、患者のエピソードなど、ノンフィクショナルな要素も入っていて、そのあたりがとても楽しめた。
むしろ治療という観点をまったく除いた、心脳論的な本があれば是非読みたいのにと思うのだが、そのように扱うにはあまりにもナイーブな話題なのだろうなとも思った。
しかし、「統合失調症患者は綺麗な心の持ち主が多く、接していて安らぎを感じる事が多い」という著者の意