【感想・ネタバレ】誇大自己症候群のレビュー

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Posted by ブクログ

誇大自己症候群。岡田尊司先生の著書。自己評価やプライドが異常に高い自分第一主義、自分優先主義の人が増えている現代社会。自分に自信を持つことは大切だけれど、誇大自己症候群で世間に迷惑をかけてしまっては本末転倒。適度な自己肯定感を身に着けるための教育制度が不可欠です。

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2018年10月06日

Posted by ブクログ

本書は、たなぞう参加者の必読書といっても過言じゃない本です。う〜ん、ほとんど全員が全員すべて当てはまる典型的な患者か確信犯だといってもいい位ですね。特に特徴ある物言いの、私を含めて、何人もの名前が、次から次へと、スグ思い浮かんで来ます。自己顕示欲丸出しの、生意気極まりない噴飯ものの破廉恥野郎諸君さま、私も貴方と同類相哀れんで、仲睦まじくけっして韜晦せず今後も傷舐め合って時には罵倒など成し喧嘩も面白い座興で欲求不満解消の一助となればこれ幸いですね。私は、けっして、このことを否定的に言っているのではありません、念のため。岡田尊司は本書で、この症状を持つ者が殺人や事件を起こす張本人だと分析してみせるのですが、この症候群を多いに患っている私たちとしては、りっぱに社会人として生を全うしてみせようではありませんか。よく、犯罪を犯した彼らは私たちと紙一重なのだとか、もっともらしいことを評論家や心理学者とかが、したり顔で発言しますが、とんでもないことです。私だって、殺してやりたいくらい憎いと思う時がないわけではありませんが、殺そうと実行に起こしたことは一度もありません。何故なら、私たちには、良識とか判断力、良心とか抑制力など、読書によって培われた教養や人格形成への蓄積がある訳ですから・・・。ただ、自戒を込めて言いますが、きわめて普通に真面目な問題意識を持って読書に対する真摯な態度を貫こうとしている大半の人を除いて、一部の何人かの方は、本人はいくら簡単な単なる読書メモですといっても、ここに出すということは不特定多数の方が刺激しあいながら読む訳ですから、あまりにも簡単すぎる単なるメモや「おもしろかった」だけのコメントで、はたして貴方はよろしいとお思いでしょうか?私たちは、もっと貴方の熱い思いを知りたいし、その本との繋がりの妙とでもいうのでしょうか、えにし、というか、とにかく、もっと読書の醍醐味を語るあなたがみせてもらえたら、って思っているのです。

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2011年07月19日

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「普通」の子が犯す犯罪が増え、その「ナゼ?」に答えた仮説。しかし当たっている気がする。自分にも同様の部分があるので気をつけよう・・・。夢中で読める、読ませる本。かなり面白い。

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2010年09月24日

Posted by ブクログ

自己愛の充足に最大の価値を置く自己愛型社会は、自己愛の充足に失敗してしまう。なぜなら、肉体的、物質的な満足とは異なり金があれば満たせず、他社の愛や関心に依存しているkら。どんなに努力しても大切に思っている人が振り向かねば、その人は不幸である。自分の力ではどうにもならない。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

人のことはいえませんが、最近増えているのだそうです。身近にいるコスプレ女性などを頭に置いて読みました。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

[ 内容 ]
「普通の子」が、些細なことから突発的に凶悪な事件を起こす。
彼らはなぜ、世間を震撼させる犯罪者になったのか?
従来の精神医学ではとらえきれない病理を、「誇大自己症候群」という切り口から探る。
そこに共通するのは、幼児的な万能感やヒーロー願望、現実感に乏しいファンタジー傾向、他者への共感性の欠如や自己正当化などである。
そしてそれらは、とりもなおさず、現代の大人たち、ひいては社会全体に見られる心的傾向なのだ。
本書では、この病理を徹底分析、自己の呪縛が肥大化した現代を検証しつつ、その超克を見据えた画期的論考。

[ 目次 ]
第1章 異常事態の根底にあるもの
第2章 誇大自己症候群とは何か
第3章 誇大自己症候群の悲劇
第4章 誇大自己症候群を生む現代社会
第5章 身近にひそむ誇大自己症候群
第6章 誇大自己症候群の克服

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

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[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2010年05月25日

Posted by ブクログ

「他者と向き合う中で、絶対的なものに思えていた自分というものを、相対的な視点で眺められるようになっていく。/さらにそれを助けるのは、対話である。対話には二つある。書くここと、語り合うことである。書くことは自分自身と対話することであり、語ることは他者と対話することである。対話によって人は自分をさらに客観的な目で振り返りやすくなる。」

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2009年10月04日

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