岡田尊司のレビュー一覧

  • 親といるとなぜか苦しい―「親という呪い」から自由になる方法

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    知人に勧められて読んだ。この本を手に取るような経験をしてきた人には、冒頭から心にグサグサと刺さる。読み進めるにつれて、今まで自分の中でぼんやりとしていた親の像が、少しずつ形を持っていくように感じた。親への解像度が上がり、客観視できるようになったのかもしれない。もう一度読みたい。

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    2024年04月04日
  • 親といるとなぜか苦しい―「親という呪い」から自由になる方法

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    ずっと、親との折り合いが悪くどうしていいかわからなかったが疑問に思っていたことが大きな氷が溶けるように解決した本だった。
    親との関係に悩んでる人全てに読んでほしい一冊

    目次
    ・精神的に未熟な親が子どもの人生に与える影響
    ・親の心理と行動を見抜く
    ・精神的に未熟な親がとなりにいるとき
    ・精神的に未熟な親の4つのタイプ
    ・重荷を背負い、乗り越えてきた人生
    ・一人でがんばるこをやめる方法
    ・回復がスタートする小さな瞬間
    ・人に巻き込まれず、新しい関係をつくら

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    2024年04月02日
  • 生きるための哲学

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    著名人の例を挙げてくれることで、岡田先生の本はいつも読みやすいし、分かりやすい。だからこそ、さらっと読めてしまうという面もあるので、じっくり読むことを心がけている。この本もじっくり読んだ。
    本を読んで感銘を受けただけでは、私の人生は変わらない。変わるためには、何かしらの行動が必要だ。悪あがきでもいいのだと自分に言い聞かせ、年齢は関係ないのだと言い聞かせ、今やれること、やるべきことを一つずつやっていこうと改めて思った。

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    2024年03月15日
  • 生きるための哲学

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    哲学に触れるだけのよくある自己啓発的な本かと思ってしまうが、実際はフランクルやウィトゲンシュタインなどの哲学者や、ヘッセやモームなど作家の人生を例に挙げて、人間が困難な状況をどう生きたかという事例として取り上げていく内容だった。
    その他に、著者が精神科医として関わってきた人々の事例も織り交ぜられている。

    「言葉は仰々しいが空疎な哲学用語を振り回したり、こうしたら幸福になれる式のプラグマティズムに陥ることだけは避けたいと思ったが、その点は、どうにか目的を達せられたのではないかと思う。」(おわりに 312p)
    「人は、その言葉によってよりも、その行動や生き方によって真実を語る。」(「第七章 26

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    2024年02月26日
  • マンガでわかる 愛着障害~自分を知り、幸せになるためのレッスン~

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    漫画で分かりやすくなっているので、
    愛着障害を知るきっかけにとてもいいと思った。
    自分の悩みに名前がつくだけでも少し気が楽になると思うので、人間関係に悩んでいる人はぜひ一度読んで愛着障害を知ってほしいなと思う。
    もっと詳しく知りたくなったら是非岡田尊司先生の愛着障害のシリーズも読んでほしい。

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    2024年02月24日
  • 愛着障害~子ども時代を引きずる人々~

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    感想
    自分は相当な愛着障害だとわかった(わかっていたけど、確認した感じ)
    親の愛ってほんとうに必要だし、なくて育つとこじれて面倒だと思う!
    同時にそういう欠けたものからアートや文学が生まれてくる。作家で愛着障害の人が相当多いらしい


    内容

    愛着障害について
    著名人で愛着障害を持つ人
    直し方の3部仕立て
    巻末に自分分析チェックシートあり

    。。。
    まとめ

    【愛着障害】は親にうまく育ててもらえなかった人

    対策は
    誰かに育て直してもらうこと
    または自分で後輩や若い人を理想の親として育てること

    自立とは対等な人間関係をもつこと

    夏目漱石
    太宰治
    ミヒャエルエンデ
    ヘミングウェイ
    中原中也

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    2024年02月24日
  • 生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害

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    ネタバレ

    何しても生きるのがめんどくさくてタイトルで読んでみた。
    知らず知らずのうちに自分も色んなところで回避しようと動いてるときが多いことに気がつけた。

    めんどくささはまだあるし人生が大きく変わることはないけど、最後の「自分の人生を生きようと決意すること。そして、一歩だけ踏み出してみること。それだけでいいのだ」という言葉はなんだか心に沁みた。

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    2024年02月20日
  • ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術

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    名著
    文章の1つ1つか、すぐに臨床に使える内容ばかりだった。
    岡田尊司先生の本を全て読破しようと考えた。
    蛍光マーカー引きながら読むのは有効。
    座右の書

    自分自身の,診療に関する意見や考え方を言語化した本。
    ノートの元ネタにすることができる。

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    2024年02月07日
  • 発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法

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    発達障害の診断には至らないものの、生きにくさを感じる白でも黒でもないグレーな人を分類した本書。

    著名人を引き合いに出してわかりやすく症状を説明している。このようなグレーゾーンと呼ばれる人の生きにくさを解決するには自らの自覚と他者の理解である。

    障害についての細かい分類はこのような見方があるかと参考になった。

    それにしても今の時代、育て方も加味されてグレーな子どもが増えているように感じるのは気のせいだろうか。

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    2023年12月31日
  • 愛着障害~子ども時代を引きずる人々~

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    小難しい話なのかと思って身構えていたけれど読み始めたら全ての人間に関わるとても大事な話で、身近に感じられるもので、今までの自分の困難な人間関係が何故あんなにも苦しかったのか、愛着障害を知った後では納得できるようになり、読んで良かったと心の底から思えた。

    その「人」の育った環境を情報として「その人」の評価に繋げるのが苦手でした。
    片親だから、とか虐待されたから、とか。
    だから、支援が必要という方向はわかるのですが、だから関わってはいけない(今はこんなこと言う人いないと思いますが一昔前は言われてきたと思います)とかネガティブな判断材料になるのはモヤっとしてきました。

    だからと言って、育った環境

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    2023年12月14日
  • 人はなぜ眠れないのか

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    睡眠について、結局思い通りにならない(天邪鬼な子どものよう)ということに帰結しているのがリアルで信用できる。睡眠チャートは、実際書いてみるとへぇ〜と思う部分もあり、ここまで突き詰めてもそれでも眠れないならしょうがないかなと思える。そばに置いておきたい本。

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    2023年12月06日
  • 働く人のための精神医学

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    人は誰しも悩みを抱えているし、社会人にしろ学生にしろ全てが順風満帆、大成功に向かって安全航行を続けているということは少ない。ちょっとした困りごとは日常茶飯事、時には頭を抱える様な困難に立ち向かわざるを得ない状況に陥る。連続して訪れる小波大波を前にして無事に乗り越えたり、時に諦めて回避したり、一旦港に戻って嵐が過ぎ去るのを待ったりと、生きる事は航海に近いとしばしば感じる。場合によっては航海中にエンジン故障や操舵不能になる事もありパニック状態を引き起こすが、そのような時ほど冷静に修理に時間をかけたり、代替手段を探すためにじっくりと考えたいものだ。だが、ビジネスパーソン、特に管理職ともなると自分ひと

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    2023年11月26日
  • 不安型愛着スタイル~他人の顔色に支配される人々~

    ネタバレ 購入済み

    よく当てはまります

    私は最後のテストで、不安型でもあり回避型でもあるとわかりました、気分によって変わるのかもしれませんが、、この本の内容はよく当てはまるところがありました。
    自分の親の感じが書かれてあるなと思い、自分の性格も見抜かれていてそこにまたドキドキしながら読んでました。
    怖い、型が当てはまりすぎて、、
    どうしようもない感覚になるとまずいので、旦那がいる時に全部読むようにしようかな。

    私自身、パニック障害になったことをきっかけに
    自分を根本的になんとかしたくて、それで手に取りました。
    難しいことだけど親の愛情不足だったり、
    いろんな要因で今の自分がいる。
    なんでか自己肯定感は低いし、自信はないし
    親に虐待

    #共感する #深い

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    2023年11月18日
  • 母という病

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    動物、人は、母から産まれてくる。
    母が子を育てることは、当然、本能とされている。
    「母だから」「母なのに」・・・
    その言葉に傷つく女性=母たちが大勢いる。

    母なる大地、母は太陽、母なる海・・・などと、
    母は偉大な存在なんかではない。
    土砂崩れを起こしたり、雲に隠れたり、津波になったり、決して平穏な存在ではない。

    なぜなら、母も一人の人間。
    完璧な人間がいないように、完璧な母はいない。

    「母という病」によって、
    ヘッセのような文学がうまれたり、
    ジョン・レノンのように素晴らしい音楽がうまれたり、
    岡本太郎のように、芸術品ができたり、
    全てがマイナスばかりではなく、
    本人の資質が大きくかかわ

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    2023年11月17日
  • マインド・コントロール 増補改訂版

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    マインドコントロールとは、宗教団体や会社のような組織化された集団が、個人ないしは複数人に対して心理状態をコントロールして思うように操ることだ。

    自分自身上記のような定義付けをしているが、キチンとした洗脳やマインドコントロールの仕組みについて考えたことはなかった。なんとなく心が弱ってるなと思うとき、自分の行動に確信がいまいち持てなかったり、自信がないといった心持ちのとき、普段なら絶対引っかからないことにも飛びついてしまったり、飛びつきそうになった経験が何回かある。このような脆弱性をついてくる詐欺行為が日常に溢れているにも関わらず、マインドコントロールに無関心なのはよろしくないと思ったため、この

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    2023年10月28日
  • 生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害

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    各云う私は軽度の回避性パーソナリティ障害である。
    自分と同じ様に生きるのがめんどくさいと考える人達がいると知って驚いた。自分をいつもどのように表現すればよいかと考えていだが、この本に解があった。

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    2023年10月27日
  • ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術

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    今の自分を客観視できるような本であった。まさにこれ!っていうのがたくさんあった。こうなりたい、あーなりたい。でもそれが困難。じゃあどうしようか、たくさんアプローチの仕方があるんだなと思う。がむしゃらにやっても限界が来る。だったら希望をもって、何のためにやってるのかを考え、書き出して、働いたり生きたりするのも良いんだなと思う。それができるようになりそうだと感じた一冊であった。

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    2023年10月20日
  • マインド・コントロール 増補改訂版

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    何度でも読もう。騙す方が悪いが、騙される方も原因があることが科学的に分析されており、刺さる。奪回の鍵は調査と行動で、予防には考えること、自由に考えをしゃべれる環境、鵜呑みにしないこと、忖度は楽だけど、危険。戦前、敗戦を通じた反省がいきていない。そういう土壌を狙われた。猛省した。

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    2023年10月11日
  • あなたの中の異常心理

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    誰にでも異常心理の萌芽はあり、
    どんなにメンタルが絡まっても、根本を辿れば解せるのだということが分かった。
    過去の、苦しんだ&苦しませた人々に思いを馳せると共に、
    現代の人々が、苦しみから逃れる所に辿り着けるようにと、願ってやまない。
     題名に惹かれて読み始めたのだが、あなたの=私達自身の事だと気づいた。

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    2023年10月09日
  • カサンドラ症候群 身近な人がアスペルガーだったら

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    カサンドラの仕組みが分かりやすく書かれています。
    パートナーがASDであっても、上手くいく夫婦と上手くいかない夫婦がある理由をよく理解できました。
    具体的にどうすれば良いか書かれていますので参考になります。夫婦がお互いの特性を理解し努力し合うまでが、とても困難なので、そこに至るまでのアプローチの仕方を、もっと詳しく知りたいと思いました。

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    2023年10月02日