香月日輪のレビュー一覧
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購入済み
一気読み
10巻の合本でボリュームすごいけど、一気読みできる読みやすさ。キャラクターが良いですね。
主人公の夕士くんの考え方や、彼の回りはすごくマトモだなーと思いつつ、彼らと敵対する人達(青木先生も含む)の残念さはやや強調され過ぎな感はあり、ちょっと一方的な残念さが惜しかったです💦 -
Posted by ブクログ
ネタバレ一度妖怪アパートを出て高校の寮に入った夕士だけど、上っ面だけの人間関係よりも、もっと深く自分や世の中のことを考えたくて、再び妖怪アパートに戻ってきた。
…はずなんだけど、春休みということもあり、るり子さんの作るおいしいご飯を食べ、詩人や画家とくだらない話をして過ごし、クリやシロと遊んでいるだけではないか?
と思ったら、このアパートに一年半ぶりに帰ってきた、ということは夕士とは初対面の古本屋が、夕士の運命を狂わせる。
古本屋が仕入れてきた魔導書が本物で、勝手に夕士を主(あるじ)として認めてしまったからさあ大変。
二十二匹の妖魔(精霊)の主となっても、使いこなす力がない。
妖魔を使うと体力が相当失われてしまうので、春休みは秋音の指導の下、霊力及び体力アップのための修業をするはめに。
妖魔の力もまだまだポンコツで、「日本で使える現金を出してくれ~!」と願ったところで、ぽとんと落ちてくるのは500円玉一枚。
地獄の人喰い狼・ケルベロスはまだ仔犬で、育つまでにはあと200年を要する。
千里を一瞬で駆け抜ける神の戦馬・ヒポグリフは、一瞬で目の前を走り抜けるだけ。乗せてくれない。
夕士の霊力がアップしなければ、妖魔の霊力もアップしないのだ。
そんな中、夕士のたった一人の親友長谷が妖怪アパートに遊びに来る。
ドン引きされたらどうしようと心配する夕士を尻目に、すんなりアパートに溶け込む長谷。
だけど、リアリストの長谷が、「現実がこんなにとんでもないなら、俺だってもっと夢を見てもいいよな」って夕士に言うことで、ふたりの仲は一層強まる。
さて、夕士の修行が今後ストーリーにどう絡んでくるのか。
物語のゴールはクリの成仏だと思うんだけどなあ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ青い鳥文庫にも入っているようなので児童文学なのでしょうが、大人が読んでも面白かったです。
中一の時に事故で両親を失った夕士は、親戚の家に引き取られたものの居場所はなく、寮のある高校に進学し、早く社会に出たいと思っていた。
ところがせっかく合格した高校の寮は、入寮する前に火事で焼けてしまった。
ひょんなことから格安アパートを紹介され、入居することになったが、そこは幽霊や妖怪がうろうろしている、”妖怪アパート”だった。
とはいえ、人に害を与えるようなものはおらず、とてつもなくうまいご飯を作ってくれる霊、一日中どこかここかを掃除している霊、人に紛れて会社員をしている妖怪、幼い子供や犬の霊など。
その中で夕士は、コミュニケ―ションの大切さ、安心感などを知る。
今まで頑なに殻を作って寂しさから目を逸らしていた夕士が、妖怪たちの善意に慣れてきた時、事件が起こった。
子どもを虐待死させた母親の霊が、自分の人生を台無しにした恨みを晴らしに、また子どもの霊の元にやってきた。
親がいたいけな子どもを殺すほどに憎むこと。死んでもなお。
人としての形を失いながら、恨みだけは忘れない。
そんな母親の霊を見ながら、自分の両親を思い出す夕士。
普通の家族だったけど、全身全霊で自分を受け入れてくれた両親。
夕士は両親を喪って初めて泣いた。
”悲しいことは、悲しんでいいんだ。
腹が立ったら、怒っていいんだ。
それが、そうしたところでどうにもならなくても。
そうすることによって、それは自分の世界の一部となって「生きる」んだ。その分だけ、確実に自分の世界は広がるんだ。”
寮が再建して一度はアパートを退去した夕士だったが、上っ面だけの付き合いではなく、なりたい自分になるために深く考えたり、話をしたりするために、もう一度アパートに戻るところで今作は終わり。
だけど、きっといつかクリのお母さんは成仏するんじゃないかと思う。
死んでも残ったのは恨みだけ?
何度も何度もクリに会いに出てくるのは、クリに会いたいからなんじゃないかな。
そうであってほしいと強く願う。
夕士は大丈夫。
妖怪アパートの人たちがいるし、親友の長谷もついている。
心配なのは、今のところクリの母親だ。 -
食べたい~!
妖怪アパートの賄いが、本当に美味しそう!
主人公が学校に持って行くお弁当も美味しそうで、食事の場面では私も食べたい~!といつも思っていました。妖怪のお話しなんだけど、ほのぼのしているところとか、世界観が気に入っています。 -
購入済み
原作が好きなので読んでみました。絵が綺麗で、漫画版も良いですね^^♪。妖怪たちの棲む『大江戸』で唯一の人間である"雀"くんの物語。原作者がお亡くなりになっているので原作の方は区切りはついるものの完結していない感があり、漫画版でその後も描いて欲しいなぁと思っていましたが、流石に無理そうで残念です。