大江戸妖怪かわら版3 封印の娘

大江戸妖怪かわら版3 封印の娘

492円 (税込)

2pt

4.1

魔都大江戸で年を越したかわら版屋の少年記者・雀。新春早々、仕事仲間の桜丸やポーと連れ立って歌舞伎見物へ出かける。日吉座の花形役者・蘭秋(らんしゅう)の艶やかな魅力とともに、物語に惹かれた雀は、脚本を書いたのが雪消(ゆきげ)という白鬼の娘であることに驚く。美しく若い女の姿をした雪消は、ある理由で座敷牢の中にいた。シリーズ第三作。

...続きを読む

大江戸妖怪かわら版 のシリーズ作品

1~7巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~7件目 / 7件
  • 大江戸妖怪かわら版1 異界より落ち来る者あり
    492円 (税込)
    三ツ目や化け狐たちが平和に暮らす、おだやかな魔都「大江戸」。かわら版屋の少年・雀は、この町に住むたったひとりの人間だ。面白話を求めて奔り回る雀のところに「人間を拾った」との一報が。おかっぱ頭の童女が、人間の住む異界から落ちてきたというのだ――。朗らかな妖怪たちの姿を鮮やかに描いた、優しい人情噺。
  • 大江戸妖怪かわら版2 異界より落ち来る者あり 其之二
    492円 (税込)
    ヒトの目で綴った魔都見物記「大江戸紹介録」が評判を呼び、大首の親方も認めるかわら版屋の書き手となった雀。ここで生き直すんだ――元いた世界のすべてが消えた。そして憎しみも去った。いつの日か雀が、異界を、そして親を恋しく思う日は来るのか。雀の過去が明らかになる「異界より落ち来る者あり」後編。
  • 大江戸妖怪かわら版3 封印の娘
    492円 (税込)
    魔都大江戸で年を越したかわら版屋の少年記者・雀。新春早々、仕事仲間の桜丸やポーと連れ立って歌舞伎見物へ出かける。日吉座の花形役者・蘭秋(らんしゅう)の艶やかな魅力とともに、物語に惹かれた雀は、脚本を書いたのが雪消(ゆきげ)という白鬼の娘であることに驚く。美しく若い女の姿をした雪消は、ある理由で座敷牢の中にいた。シリーズ第三作。
  • 大江戸妖怪かわら版4 天空の竜宮城
    506円 (税込)
    春爛漫の大江戸で、雀はちょっとした人助けをした。花見の最中、泥酔者から女の子を守ったのだ。後日、少女と同郷だという男が現れ、礼をしたいので村に来てほしいという。その村とは―空に浮かぶ竜宮城だった。案内人「天空人魚」に導かれ、空を舞って辿り着いた先で、雀は想像だにしない不思議な体験をする。シリーズ第四作。
  • 大江戸妖怪かわら版5 雀、大浪花に行く
    506円 (税込)
    かわら版屋の記者・雀、今度の取材は西の魔都・大浪花。初めての長旅に心躍らせる雀と桜丸は、鬼火の旦那の手引きで、大浪花ただ一人の人間・修繕屋と会うことに。彼は雀をもとの世界に帰す力すらもつという。そのころ大浪花城には、雷と大波を呼ぶ神獣「雷馬」が街を襲うという報せが舞い込んだ。食い倒れの街でたらふく飯を食べ、芝居に驚き、旅を満喫する雀の運命やいかに。
  • 大江戸妖怪かわら版6 魔狼、月に吠える
    528円 (税込)
    大欧州からの渡来船を一目見に、物見高い江戸っ子はこぞって港に集まった。記者・雀は人ごみの中で可憐な少年に出会う。初花が強面の同心の妹とも知らず――。二人が食に芝居見物と、天下泰平な大江戸を楽しんでいる頃、秘かに犬族の間である奇病が広がっていた。「魔狼(フェンリル)の災厄」と呼ばれる病の正体とは。
  • 大江戸妖怪かわら版7 大江戸散歩
    528円 (税込)
    天下泰平の大江戸市中で、健気に生きる少年・雀の日常をつづった「風流大江戸雀」。人狼の魔人・百雷の同心としての活躍を描く「八丁堀同心百雷、定町廻りす」などをはじめとする、六編の短編オムニバス。読者待望の妖怪ファンタジー第7巻。これにて読み収め!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

大江戸妖怪かわら版3 封印の娘 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年04月08日

    安定の香月先生の脳裏に映像が浮かぶような江戸の美を書き表した作品。
    年の瀬の江戸の活気ある情景や行事がこと細かに華やかに、また妖しく書かれていた。
    みんな大好き鬼火の旦那が今回は割と出てくるので歓喜でした!

    0

    Posted by ブクログ 2013年10月08日

    シリーズ3作目。
    喉元すぎれば熱さを忘れてしまう。自分が何にもわかってないのが露呈する。
    それではだめと、大事なことを見失っていないかと、そういうことを思い出させてくれる貴重な作品。
    気づいたときには遅いのだから。

    0

    Posted by ブクログ 2013年09月25日

    今回の「大江戸妖怪かわら版」は、座敷牢の中に封印された白鬼の娘・雪消とお馴染み雀を中心に話が進む。
    魔都・大江戸での暮らしもすっかり慣れて、仕事でミスをしたり、美味しいものを食べたりキレイなものを見たり。
    でも「魔都」の中には、雀が知らないことも、怖気がするようなことも。
    でも雀はいつも明るく、生き...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年09月01日

    元気な雀が怖い思いをする。美しくて怖い思いを。怖いほど美しいという究極の思いを仮に味わえた気分。不思議の国の大江戸で雀がこれから出会うことが楽しみでもある。

    0

    Posted by ブクログ 2013年08月29日

    雀ちゃんかわいい!
    ようやく物語が進んだ気がする。
    しかし雀ちゃんに春が来たかと思ったんだけどな~(笑)

    0

    Posted by ブクログ 2013年08月24日

    おもしろかったです。

    大切な人を失うことの恐さ、日吉座の雪消に対する愛情。

    読みながら、ひしひしと伝わってきました。

    雀はかわいいですね。
    何歳の設定だか忘れてしまったので、
    もう一回一巻から読み直してみます。

    0

    Posted by ブクログ 2013年08月13日

    大江戸の年越しは、綺麗で楽しそうでいいなぁ。

    また新しい人(鬼)と出会って色々思ったり、鬼火の旦那の傍で生まれ直してる雀が微笑ましいです。

    大切な人がいなくなるかもしれない怖さや、痛み、苦しみを味わう事も生きていく上では大事なんだな‥。

    0

    Posted by ブクログ 2013年08月09日

    雪消との邂逅!
    雀の恋心というより魂を分け合ったものに対する親しみみたいなのが可愛かった。
    そして、雪消に対する理解と努力を惜しまないに日吉座は本当に粋だわ。
    わらびもち食べたい

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年08月01日

    読み終わりました!

    後半は、もう目がウルウルしました。:゚(。ノω\。)゚・。
    涙が止まりませんでした…

    ラスト良かった。。



    解説も読みました!
    この巻から第2ステージなのですね♪
    雀にこれからどんな出会いが待っているのか
    成長が楽しみです(〃^^〃)

    次の巻はもうすぐ発売されるので、待...続きを読む

    0

大江戸妖怪かわら版3 封印の娘 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

大江戸妖怪かわら版 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める SF・ファンタジー

SF・ファンタジー ランキング

香月日輪 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す